徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和２年４月２９日、水曜日、晴れ、昭和の日）

　　　今日は４月２９日で「祝日」だ。
　　　何の日か、カレンダーを見たら「昭和の日」だった。
　　　ワタシは。毎日が日曜日だから、特別に「休みだ～～～」という気持ちもない。
　　　新型コロナ感染防止で自宅待機やテレワークや勤め先の休業でやむなく休職を
　　　している人にとっては大変な「ゴールデン・ウィーク」だ。
　　　熱海市役所は東京方面から熱海に入ってくる国道１３５号線に
　　　「Uターン」を促す立て看板を設置し、「熱海に来ないで」のお願いをしているという。
　　　午前中、バイクで隣町の伊豆多賀まで行ってみた。
　　　伊豆方面から北上する国道１３５号線にはそんな立て看板はなかった。
　　　上下線に、「お願い看板」を立てているわけではなかった、ということが分かった。
　　　だから、県内の他の町から熱海に来るには来放題なのだ。
　　　高速道路を通って御殿場あたりから熱海に降りて来るの道路はどうなっているんだろうね～？
　　　確かめたくなってきた。（笑）
　　　スーパーのイオンに行ったら、「駅弁」を売っていたので、今日はお昼ご飯の製作は
　　　勘弁してもらって「駅弁」にした。（「弁」と「弁」ネ。笑い）
　　　　　　　
　　　　　　　「おたのし弁当」と「シュウマイ弁当」　どちらも千円しなかった。
　　　　　　　「おたのしみ弁当」は種類が多いように見えるが、シュウマイやシュウマイの
　　　　　　　皮がない「中身」だけのものもある。
　　　　　　　なんだか「シュウマイ弁当」と似ているな～～と弁当会社の名前を見たら
　　　　　　　どちらも同じ会社が作ったものだった。（笑）

　　午後から風が強くなって、「徘徊」は中止した。
　　夜はタケノコご飯とマーボナスにした。

　　寝る前にスマホをチェックしたら熱海市から広報メールが入っていた。
　　熱海市で２例目の新型コロナ感染者が指定利用期間に入院したとの「お知らせ」だった。
　　２０日に発熱し２７日に検査の結果陽性と判定されたとのことだ。
　　男性で家族がおり、家族は濃厚接触者にあたるのでPCR検査を実施したとのことだ。
　　熱海市には大型スーパーは１軒しかない。
　　感染が広がらなければいいが・・・・。
　　　

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和2年4月27日、月曜日、晴れ）

　　朝、「庭」に自生しているフキを採った。
　　　　　　
　　　　　　今日食べる分だけ。
　　　　　　
　　　　　あさイチ塩モミし、茹でてあく抜きをした。
　
　　朝食後、タケノコの在庫がなくなったで午前中にタケノコ採りに出かけた。
　　　　　　
　　　　　　もうタケノコも大きくなりすぎて、食用には適さないので、小さい出始めのタケノコを
　　　　　　探して3本採って、2本は管理人さんにあげた。

　　「コロナ疎開」の長期滞在の客（カミサン）がいるので毎日が忙しい。（笑）
　　三食の食事の準備、食後の食器洗い、後片づけ、ごみ出し、リビングの清掃、エトセトラ、エトセトラ。
　　ひとりで生活している時も同じ仕事をしているので、変わりない生活のようだが、
　　「客」という人間がいるのだ。
　　ワタシの「ひとりごと」は心の中でつぶやくひとりごとなのだが、
　　この「客」の「ひとりごと」は口に出して言うだけではなく、
　　空耳もするらしく、「なんか言った？」と口走ったりする。
　　「客」の不平不満にも耐えて
　　ホテルの従業員なみの忙しさだ。

　　客は、朝起きると風呂に行き、朝食後に風呂に行き、朝寝をし、昼飯を食べ、
　　昼寝をし、夕方散歩に行き、夕方の風呂に行き、夕飯を食べ、寝る前に風呂に行きと
　　最低一日４回は温泉に浸かっている。
　　（漬かっている。笑）
　　客はこの間にも寝ながら読書をし、スマホでラインだかなんだかし、ゲームをし、
　　深夜までテレビを観、「忙しい」と言っている。
　
　　「お客様は神様」だからしょうがない。
　　
　　ステイ・ホームが解除されるまで、耐えるしかない。（笑）

　　　　　　
　　　　　　で、今夜はタケノコを使って「お煮しめ」もどき。

　　「アベノマスク」は今日も届かなかった。

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和2年4月26日、日曜日、晴れ）

　午後、徘徊に行った。
　金曜日は某リゾートホテルの駐車場には宿泊客の車が少なかった。
　昨日、カミサンが徘徊していたら駐車場に結構車が止まっていたという情報だったので
　行ってみた。
　　　　　
　　　　　宿泊客の車がたくさん。品川、練馬、名古屋、水戸ナンバーの車だ。
　　　　　「あんたら何考えているんだ！」

　　「熱海に来ないでください」と市長が要請しても来ちゃうんだね～～～。
　　ホテル側も要請に応えないんだね～～～。

　徘徊して、最近道端に放棄された「炊飯器」があるのだが、よくよく見たら「時計」が動いていた。
　　　　　
　　　　　炊飯器が壊れたから捨てたのかどうかわからないが、デジタル時計は確実に動いている。
　　道に捨てるという公衆道徳をわきまえていないヤカラが普通にいるのだから、
　　「要請」などに従わないヤカラがいても異常ではない。
　　大阪府では休業要請に応じないパチンコ屋を公表したら、逆に営業している店に
　　押し寄せる客。
　　「要請」に従わない者を罰則する規則はないからな～～～。
　　インドでは外出している者を警察官がこん棒で叩いたり、
　　罰としてヒンドゥー・スクワットや、両手で耳たぶを掴んで「うさぎ跳び」１０回など、
　　まあ、笑っちゃうけどね。
　　罰則のない「要請」なんて意味ないじゃん。

　　数日前、カミサンのスマホに＋８８１からの着信記録があったという。
　　電話番号の前に「＋」（プラス）が付くのは海外からの電話なのに、
　　軽率に「折り返し」の電話をしてしまったようだ。
　　幸いにも繋がらなかったようなので、安心なのだが、
　　ワタシに「こんなところから電話があった」と見せてくれたので、
　　「まさか出なかっただろうね！」というと上記の説明なのだ。
　　「お前に海外に住んでいる友達がいるのかっ！？　＋８８１は多分中国の電話番号だぞ！
　　詐欺電話や通話料詐欺電話だったらどうするんだ」と怒った。
　　「わからないときは電話番号を検索してみろっ！」
　　しょうがないので、ワタシが検索してみると中国からの通話料金詐欺のようだ。
　　電話を取ると中国語で一方的に話して（テープのようだ）、最後に日本語で中国大使館が
　　なんたらかんたらと言うらしい。それまでの通話時間が通話料金としてだまし取られる
　　方法のようだ。
　　電話による詐欺は「おれおれ詐欺」だけではない。
　　いろいろな電話詐欺があるから、電話なんかに出ない方がいい。

　　なんだかイライラするね～～～。
　

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和2年4月25日、土曜日、晴れ）

　　午前中はマンション前の「石垣ガーデン」の雑草取りと歩道の掃き掃除。
　　車の往来は少なくなったが、某リゾート・ホテルの送迎バスが運行されていた。
　　熱海市はホテルや旅館に営業自粛を要請し、要請に応じたホテルや旅館には10万円を
　　支給との声明を出したが、大きなホテルでは10万円もらったって何の役にも立たない。
　　だから営業を続けるところもあるのだ。
　　ホテルや旅館に食材や酒やリネン類を納入している業者も連鎖で打撃を受けている。
　　ある市会議員の言うこのにゃ「バブル崩壊後の熱海の状況に似ている」とまで。
　　熱海だけではなく、観光収入で成り立っている町や市は大変な状況なんだろうな～～～。
　　道を掃き掃除していると
　　多摩ナンバーのハイクのツーリング集団が通り過ぎて行った。
　　バイク（チャリ）の女性が自転車から降りて歩いて石垣の芝桜を見て行った。
　　心和ませることができてよかったよ。

　　　　　　
　　　　　　ご近所さんから「メロン」1個もらってしまった。ありがたやありがたや。

　　午後、イオンが混雑しないうちにと思い買い出しに行った。
　　ついでに岸壁に行ってみた。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　岸壁一帯は駐車場、有料釣り施設も含めて「釣り全面禁止」だ。
　　　　　　　　県外から来る観光釣り客だけではなく地元民も対象だから、
　　　　　　　　それに従おう。
　　　　　　　　しばらくは草むしりなどして静かにしていよう。
　コロナ感染の影響でいろいろな職業の人が大変苦しい状況になっている。
　航空業界も便数の減便によって大打撃を受けているようだが旅客機の搭乗記などを
　Youtubeで配信しているユーチューバーも打撃を受けているようだ。
　そりゃ～～あもっともだ。
　減便だし入国規制で入れない国はあるし、この「搭乗記」のYoutubeで年収１千万稼ぐ
　「おのだ」と言うYoutuberがいるのだが、コロナウイルス感染の影響で航空会社のスポンサーや
　カード会社の広告が広告を降りてしまって、収入が激減し大打撃だと。
　世界中を毎週のように各航空会社のビジネスクラスやファーストクラスのレポートを
　発表しているので大変参考になるのだが、ただこの人の一つ困った点というのは
　この人、体質的にアルコールを受付ない人のようなのだ。
　だから、ウエルカム・ドリンクもジュースだし、食事の時に注文するのもジュースで
　「む～～～、うまい！」など言う。
　「バカ言ってんじゃないよ！ジュースなんか飲むなよ！シャンペンだろうが！ワインだろうが！」と
　突っ込むが
　体質だからしょうがないよな～～。
　この不要不急の外出要請のなか、テレビでホテル仲介業（？）の『トリバゴ』がCMを続けている。
　誰がこの時節に旅行するかね～～？
　CM代金の無駄使いじゃないの～～？
　いつから自由に旅ができるようになるのかね～～～？
　その前にコロナに感染してしまったら旅どころではないしな～～～。
　まだ「アベノマスク」は届かない。

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和2年4月24日、金曜日、晴れ）

　　晴れだが風が冷たい。
　　ホームセンターに野菜の肥料を買いに行った。
　　町は静かだった。
　　確かに観光客が激減している。
　　ホームセンターで野菜の肥料を買ったついでに「メロン」と「カボチャ」の苗を買った。
　　　　　　
　　　　　　羽衣ジャスミンも9分咲きでよい香りが風に乗って流れてくる。

　　夕方、「徘徊」に出かけた。
　　途中で山を崩している現場で
　　　　　　
　　　　　　フォークリフトの運転手さんの技術がすごい！
　　　　　　アームを本当に自分の手のように操作する。
　　　　　　大きな木の根っこもあっと言う間に掘り起こし、待っているトラックの荷台に
　　　　　　そ～～～っと積み込む。
　　　　　　興味津々な子供のように立ちつくしてじ～～っと見てしまった。
　　　夜、風呂で千葉から「コロナ疎開」してきた人から、千葉の銚子のアサリがあるから
　　　もらってくださいと言われたので、素直にもらった。
　　　　　　
　　　　　　酒蒸しにした。
　　　　　　ありがたいことだ。
　　　　「酒」も今日引っ越して行ったU君からのもらい物だ。
　　　　U君は奥さんと離婚するにあたって「離婚届」の「保証人」になってほしいと
　　　　頼まれたので保証人になったお礼に飲みかけの「焼酎」を持ってきてくれたのだ。
　　　　いただけるものなら何でももらうワタシだ。
　　　　「保証人」だって金銭授受が伴わない保証人には簡単になる。
　　　　でも、「離婚届」に「保証人」が必要だとは知らなかった。
　　　　U君と元奥さんはそれぞれの引っ越し業者のトラックに荷物を積んで去って行った。
　　　　これからの人生に幸あれ！
　　　　人生、いろいろあら～～な！