西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

工場視察

2011-09-15 16:12:25 | 日記
昨日ご報告致しましたように、株式会社ジェイエイフーズみやざきの工場視察を行いました。
昨年9月に西都市は誘致企業として承認をしました、本年2月に着工をし8月完成で、同月より稼働を始めています。

概要をお話しすると、総事業費21億3千万で床面積は6,122.51m2です。
会社の基本理念は
「活力ある農業・農村を創造し安全な食を通して国民の健康と祖あわせを願い自然と調和のとれた元気な宮崎づくりを目指す」というものです。

ところで現在食糧自給率は40%弱で、冷凍野菜は9割が外国からの輸入らしいです。
また農家の高齢化・担い手不足の進行による生産面積の減少が問題されています。

この辺りを踏まえて、設置の目的は
1)我が国の食糧供給基地として自給率向上
2)畑作振興と農家所得の確保
3)口蹄疫復興対策の推進
4)6次産業化の推進
となっているそうです。

さてということで、私の目で見た印象です。
新しい建物はそれはすてきなものでした、また地元の方を雇用しているみたいでその点からもうれしく思いました。

この工場の主な製品はほうれん草と里芋でした。
なぜこの2品目が、と思ったので質問すると
両方とも需要量が多い(ほうれん草は32000トン内国産9600トン、里芋38000トン内国産830トン)割りに国産の比率が少ないし、両方とも宮崎が国内生産の上位になっています。
つまりニーズがあり、供給があるからと言うことです。

売値はどの位か聞くと、ほうれん草はキロ当たり600円、さといもは700円ぐらいを考えているそうです(まだ未定の部分有り)

実際行程(里芋)を見ましたが、正直稼働を始めたばかりなので、スピードに欠ける部分が見受けられました(人間の目でチェックし、はじかれる部分が多かった)。
皮むきの精度や作業員の習熟度が上がってくれる事を願っています。

兎に角安全な国産野菜を生産時期に関係なく供給できるこの工場の意義は大きいと考えています。
併せて、西都市の農家のためにも職員の皆さんの奮闘を願っています。

(作業工程を説明して頂きました)

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