前回記事 ではプライベートなことで取り乱してしまい、
それでもみなさんから予想以上の温かい反響をたくさん頂けて嬉しかったです。
自分はメンタルがとても強いと自負して生きてきたけど、
そんな俺でも精神的なことで心が折れるという貴重な体験をしてしまった。
しかしそれで精神にまつわる面白い軍事ネタを思い出したので、
今日は銃で撃たれた時の精神的な死の反応について。
誰でもご存知のように、銃で撃たれることによる被害は甚大である。
手の平や耳にかすった程度ならともかく、
胴体部などに命中させられた場合、
だいたいは致命傷となってしまう。
というのは銃に詳しくない人でもイメージできること。
しかし実際に警察や軍に所属する医者などからすると、そうとも限らないらしい。
というのも銃は強力な武器には違いないが、
拳銃程度なら吐き出す弾の質量や運動エネルギーは
人体の質量と比べると実際にはさほどでもない。
もちろん重要器官が破壊されてしまえばそれまでだが・・・。
アメリカの警察関係者が何千件もの銃撃戦ケースを調査したところ、
撃たれた部位が致命傷には程遠いのにもかかわらず、
一発で行動停止に至るケースが50%にものぼることがわかった。
それは撃たれた側の人間が銃という武器を過大評価しているため、
銃で撃たれると問答無用で致命的であるとか、即座に行動不能に陥るものだと、
誤解していることから起こるのだという。
「俺は撃たれた!もうだめだ!バタン!!」
とすぐに倒れてしまうのだ。
そして極めつけには、そのまま死に至ってしまうケースもあるという。
撃たれた部位が致命傷には程遠いのにもかかわらず!
映画のイメージで銃で撃たれると即死するものと思い込んでいると、
本当にそうなってしまうということだ。
人間は精神的な作用によって実際に死ぬということである。
しかしもちろんこれの逆パターンもある。
戦場に於いて戦闘意欲旺盛な者や、興奮してアドレナリンが大量に分泌されている者は、
たとえ交戦中に被弾したとしても気づかないまま、戦闘を継続してしまっていたという報告が実際にある。
つまり撃たれたことに気づいていないので、実際に気づくまでまったく戦闘行動に支障がなかったというのだ。
また戦場でなくても異常犯罪者などでは、警察官から4,5発の弾丸を食らったにもかかわらず暴れ続けた者もいる。
これは銃という武器の威力を刷り込まれていない人たちにも当てはまる。
1899年の米比戦争ではアメリカ軍と現地民族のモロ族が交戦したが、
モロ族はアメリカ軍の銃弾を受けても構わず戦い続けた。
彼らは小さな弾が当たったぐらいで致命的とは考えず、その後も突進を継続することができた。
また戦闘前に麻薬を使ってトランス状態になってたのも影響していただろう。
このことはアメリカ軍では銃弾の威力不足と認識されて後にアメリカ特有の45口径神話につながる。
つまり銃に対する認識や精神的な状況によって、
銃弾を受けることによる被害には大きく開きがあるということである。
みなさんも銃弾を食らう機会があっても「こんなの大したことない!」とか
「たかがメインカメラがやられただけだ!」とか思っとけば大した被害とはならないかもしれない。
なお高速ライフル弾とかになると空洞現象といって、
体内の水分に衝撃が伝播して一種の破裂を起こすことがあり、
この場合は銃弾のサイズよりも何倍も大きな風穴が生じることがあるので、
重要器官を破壊されたりして物理的に行動不能に陥った場合は、
また話が違ってくるだろう。
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催眠状態の人に「これは焼けた鉄の棒です」って割り箸を腕に押し付けたら本当に水ぶくれするってやつ
これから先まじめに付き合うことを少しでも望むなら失恋の原因を克服してやってけばいずれ実を結ぶ。かもw
遊びすぎだからそういう経験するのが遅すぎなんだよw
一般人は二十歳前後で経験することだぜwww
とすぐに倒れてしまうのだ。
そして極めつけには、そのまま死に至ってしまうケースもあるという。
・・これってショック死と言う事なんですかね?
yukkyはこうでなくちゃ!
いや違うか!
Civ更新よろしく
一眼っぽい感じの写りですごい綺麗ですね