HoI3AAR、前回分からの続き。
前回分 → ドイツプレイ(14) - バルバロッサ作戦
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「戦友は皆死んだ。ドイツ兵は城門を突破した。手榴弾は、あと一発。だが決して降伏はしないぞ!」 「情勢は不利だが、我々は勇気を失わずに死ぬ。1941年7月。」 「俺は死ぬ。降伏などするものか。許せ、祖国よ。」 ──玉砕したブレスト要塞の壁面に書かれたソ連兵の遺言 |
9月も後半に入ると、もはや北方軍集団の行く手を阻むものはなかった。
北方では大突破を敢行し、ソ連軍の大部分は撃滅され、
中央でも似たような情勢の下にモスクワへの道が開かれていた。
敵の主力は南方ウクライナ地方に集中するのみとなっていた。
このような情勢に入ると、もはやこの大戦線は安定したといって良い。
ゲーム開始当初からずっと手動操作でやってきたのだけど、
さすがにプレイ時間的に優しくないので、この時点からロシア戦線は全て将軍たちに一任して、
俺自身は大西洋からの脅威・・・西部戦線の守備に注力するとする。
ロシア戦線のそれぞれの軍集団に遂行すべき目標を与え、
その進捗に対する報告を受け取れば良いだけになったので、
戦争指導がだいぶラクになった。
北方でレニングラードが陥落。
レープ将軍がフィンランド軍と連絡をつけ、そのまま軍港都市アルハンゲリスクも手中に収める。
またバルト海にて、北方軍集団の支援の任に当たっていた我が海軍の重巡「プリンツ・オイゲン」がソ連軍の戦艦「マラト」を撃沈する。
しかしこの戦いで傷付いたプリンツ・オイゲンも、ソ連海軍の潜水艦の追撃を受け撃沈される悲運を遂げた。
中央からはスモレンスク・ミンスク・オリョールなどの都市を順次占領成功の報告。
また、11月6日にはとうとうモスクワにも第216歩兵師団が入城したとのことで、決定的勝利を得たといえる。
マンシュタインもグデーリアンもよくやってくれているようだ。
南方はまだ残敵が多く苦境を強いられていたが、余裕の出た北方や中央から戦力を抽出したことにより、
ウクライナ地方でロンメルの麾下部隊が突破作戦を成功させた。
キエフを攻略し、クルスクを突破し、ハリコフも陥落した。
また、セヴァストポリ及びクリミア半島はルーマニア軍が攻略に成功し、なかなか頑張ってくれているようである。
新たに南方軍集団にはスターリングラード及びバクー油田への進撃を命じる。
ここまでは想定していたよりも順調な進捗だが、しかし一つ問題が発生していた。
それはとうとう本格的なロシアの冬が到来したことにより、進撃速度の遅滞はもちろん、
それよりも補給物資の消耗の増大が目立ち始めていたことである。
1日に物資が-1,000以上減少する日が続き、また消耗量も加速度的に増大していたので、本国での備蓄物資も40,000を切った以上、
物資的にあと一ヶ月もすれば戦線全体で作戦行動の停止を余儀なくされるものと予想されていた。
しかし、モスクワ・キエフ・ハリコフなどの重要都市を陥落させたことにより、
それらの都市に備蓄されていた大量の軍需物資の鹵獲に成功。
備蓄物資が90,000まで回復したので、このまま全力で行動しても2ヶ月半ほどは問題なさそうである。
しかしいずれ補給の破綻が生じるものとして、鹵獲物資で得たこの猶予期間を利用し、
補給路の効率化及び物資生産量の増大などの対策をとっていくことにする。
1941年12月30日の戦線状況。
7月22日からこの4ヶ月半で、ここまで進出した。
距離にして800km以上の進出で、電撃的速度である。
もはやソ連軍の抵抗は続かないのか、この戦争は終わりなのか?
ヒトラーの言ったとおり、ソ連とは腐った納屋だったのか。
ドイツ軍圧倒的優勢のまま、戦争は1942年に入っていく。
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更新頑張ってくれよ!
しかし、ソ連はモスクワはじめ大都市ほぼすべて落とされて抵抗できるんだろうか?
久しぶりにこういう更新はわくわくするね
ちなみに俺自身はこういう更新よりケーキ食べてるほうが似合ってると思います。
スイーツ系男子です。
というかうちのブログの軍事系にコメント少ないのは定説!
イギリスを降伏させると、PC性能限界で強制終了。
でも、ソビエトはなぜか大丈夫。