IKIsメンとは既にもう相当に親密な仲で、相性もバツグンであり、
あるメンバーとは「だんちゃん」「みりたん」と呼び合うほどの仲にまでなっている。
しかし、ギルマスが心を閉ざしたまま一向に開こうとしない。
このギルマスを落とさねばIKIs入りはできないのだが、どうにも情勢は好転しないのである。
このままではどうにもだめだ。
戦場では常に柔軟な判断と決断に迫られる。
IKIs侵攻だけに固執していては勝利は望めない。
つまり孤独からの脱出は果たせない。
ということで、PKギルドLastに対しての攻勢準備を整え始める。
Last内部には実は既に知り合いが3,4名ほど潜伏しており、これにより強力なバックアップが得られるだろう。
もう、既にそのレジスタンス組織によりLast内部の情報の提供を受け、橋頭堡も確保している。
作戦準備は着々と進行中。
Last侵攻作戦により、IKIs戦線との二正面作戦を強いられるが、決して分は悪くないと確信している。
クリスマスまでに孤独脱出を果たし早期終戦を狙う。
2005年10月9日…この日、俺のマーケット・ガーデン作戦が始動された。
とヘイブンにて脳内作戦会議を繰り広げていると、
元KDKメンバーのJokerに久しぶりに会い、挨拶される。
KDK解散後に彼と会うのはこれが初めてだ。
他愛もないMLの世間話を交わした後、彼もこのブログを読んでくれているらしくギルドのことについて尋ねられる。
今そのことについて思案を巡らせてたとこなんだよ。
俺「前(KDK)とは違う志向のギルドを立てようかと思ってる」
俺「最終的には。」
まぁ、最終手段としてはやはりこれしかないだろう。
今色々なギルドに掛け合っているといっても、やはり俺なんかを拾ってくれるギルドは少ないし、
せっかく拾われても何かのトラブルを起こして抜ける可能性が高いと自分でも理解している。
WCのときみたいな。
どうやら、元KDKの彼は、俺が新ギルドを立てたらまたついてきてくれるらしい。
これは非常にありがたいことで、忠誠深い元部下に感謝すべきことだ。
この言葉を受け、仕様への不満と現在考えている新ギルドの構想について少しだけ漏らす。
と、ここまで語ったところで、彼の口から出た言葉は・・・
・・・・・・・・・・・
彼だけは信じられる、背中を預けられるKDKメンだと思っていた。
彼だけは俺にまだついてきてくれる、真の仲間だと思っていた。
彼だけは、解散した今も尚KDKメンだと思っていた・・・。
が、全てが脆くも崩れ去った瞬間だった・・・。
俺の御付きの、ドクターNaomiと共にその場を跡にする。
Jokerには別れの挨拶の代わりに唾を吐きかけ、走り出す。
後ろを振り返ることはできなかった、眼から流れるものを見られたくなかったから。
うつむいたまま、ヘイブンの街を駆け出した。
普段は気丈に振る舞い、決して人に見せることのなかった弱い部分。
孤独ながらも孤軍奮闘しているふりをして、悟らせまいと必死になっていた自分の限界。
秘書だけの前で、弱音を壁に投げつけ、弱みを曝け出した。
そんな俺を、戸惑いつつも彼女は優しく受け止めてくれ、慰めてくれた。
案はたんすだったが。
あ、PITでしか戦わないとか言いましたが、対人ギルドに入ることになったらちゃんと圏外戦もしますよ。
だから拾っても良いというギルドの人がいたらよろしく~。
駄目って言われちゃったけどね(´▽`*)アハハ