のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

とめはねっ! 鈴里高校書道部

2010年03月22日 10時28分19秒 | テレビ鑑賞
■とめはねっ! 鈴里高校書道部
■のりぞう的2009年度冬クール3位
■木曜20時NHK総合テレビ放送
■出演
 朝倉あき、池松壮亮、亜希子、赤井沙希、浅野かや、中村倫也
 奈津子、八嶋智人、葉月里緒奈、ダンカン 山本陽子、高橋英樹

■ストーリ
 部員5名を切ると、廃部になってしまう中、半ば無理やり部員と
 されてしまった、カナダ帰りの帰国子女、大江縁と体育会系女子で
 柔道部員の望月結希。
 なりゆきで部員になった二人だが、次第に書の奥深さに触れ、
 のめり込んでいき、やがて廃部の危機にあったはずの書道部は
 全国を目指し始める。

■感想
 木8ドラマ大好きです。なかなか外れがないような。
 いや、NHKさんのドラマに外れがないような気がするのです。
 と思ってしまうのは、単にワタクシの好みですが。
 唯一の例外が朝ドラ。朝ドラに関しては好きなのもうーん・・・
 と首を傾げたくなるのも五分五分・・いえ3分6分ぐらいです。
 
 閑話休題。
 木8ドラマ。このドラマ、漫画が原作のようです。
 その原作の力によるところも大きいと思うのですが、書道の魅力を
 分かりやすく、丁寧に描いていました。
 「お習字」は知っていても「書道」については、ほとんど知らなかった
 ため、毎回、ドラマで取り上げられる題材がとても魅力的でした。
 書道、特にパフォーマンス書道は全国的に盛り上がっているようですが
 盛り上がるのも分かるなぁ、となんとなく納得。
 見て楽しいし、やっている人も楽しい。書道の魅力が存分に引き出され
 更に「個人競技」だった書道を「グループ競技」にでき、連帯感、一体感を
 以前より感じられるようになった。なおかつ、書道未経験者への間口が
 どどーんと広がった。そういった魅力があったからこそ、近年、
 パフォーマンス書道が盛り上がっているんだろうなと思いました。
 何より、とてもとても楽しそうでした。
 墨の香りや半紙の上に筆を落とす感覚をちょっぴり懐かしく思い返しました。 

まっすぐな男

2010年03月22日 10時27分28秒 | テレビ鑑賞
■まっすぐな男
■のりぞう的2009年度冬クール4位
■火曜22時フジテレビ放送
■出演
 佐藤隆太、深田恭子、貫地谷しほり、田中圭、遠藤雄弥
 渡部篤郎、滝沢沙織、三浦理恵子、佐々木希

■ストーリ

■感想
 深田さん大好きです。近年、どんどんどんどん美しくなっていて
 もう見ているだけで幸せな気持ちになれます。
 一時期、天然お嬢さん系のワンパターンな役柄しかまわって
 きていなかったのですが、ワタクシ、深田さんの演じる悪女が
 とても好きなのです。
 美しい人の演じる悪女は凄みがあって魅力的。
 ですので、「天地人」でも深田さん演じるわがままいっぱいの
 淀君も大好きでした。

 そんなこんなで「まっすぐな男」。
 深田さん演じるヒロインはわがまま放題、やりたい放題だけど
 自分なりに「ルール」があるらしく、そのルールを聞くと
 なんとなく憎めない。ある日、いきなり部屋にいついた彼女を
 後輩が追い出そうとしなかったのも、そんなルールを持つ彼女が
 決して「悪い人」ではないと思ったからなのだと思うのです。

 で、一方の佐藤さん演じる主役さん。
 ダメでした・・・。主役なのに、とてもとても苦手でした。
 彼の熱さとおしつけがまさにどうにもこうにも閉口してしまって
 彼の「まっとうな」意見さえ、なんとなくまっすぐ聞くことが
 できませんでした。なんでこんなに苦手だったのか、未だに
 よく分かりませんが、なんとなく「勘にさわる」としか
 言いようのない感覚。
 そのため、貫地谷さん演じるよしのちゃんが佐藤さんに
 ふられてしまったときも「かわいそう」とは思えず。
 むしろ、佐藤さんのお友達とうまくいきそうなエンディングに
 幸せになれるよね!と満足してしまったのでした。

 それにしても、貫地谷さん。
 「ブザー・ビート」のときとはまったく違う清楚でおしとやかな
 おんなのこを違和感なく演じていて、演じる役の幅広さに
 圧倒されました。すごいなぁ。どの役の貫地谷さんも大好きです。

 でもって、渡部さん。
 ここ数年、とても苦手だった渡部さんですが、この役柄の
 渡部さんは「大人の男」という感じでとても魅力的でした。
 魅力的、と言ってしまうには困ったところの多い人でしたが。
 ・・・どうもワタクシ、四角四面の男性よりも、ちょっぴり
 ちゃらんぽらんで、信用するにはちょっと・・という男性に
 魅力を感じる傾向があるような。
 とにかくこの役の渡部さんは、「もしかして渡部さんって
 本当にこういう人なんじゃないの?」と思わせてくれるぐらい
 馴染んでいて、そこがとても素敵でした。
 久々に渡部さんのことを「好きだなー・・・」と思いました。

曲げられない女

2010年03月22日 09時43分42秒 | テレビ鑑賞
■曲げられない女
■のりぞう的2009年度冬クール2位
■水曜22時日本テレビ放送
■出演
 管野美穂、永作博美、谷原章介、塚本高志、平泉成
 市川知弘、朝加真由美、山口馬木也、高林由紀子、能瀬あんな

■ストーリ
 どうしても自分を曲げられないために、世間の荒波をぼろぼろに
 なりながらもひたむきに進んでいく、ひとりの女性の切なくも
 痛快な生き方の物語。
 曲げちゃったほうが生きるのって楽なの?
 友達付き合いって、無理やり続けるものなの?
 でも自分に嘘はつきたくない・・・。
 結婚・仕事・親・友人・お金・老後・・・さまざまな問題に
 心揺れながらも曲がれないまま生きていく主人公nお話。

■感想
 第1話を見逃してしまったのですが、というよりもノーマークで
 見るつもりはなかったのですが、母上の強い希望により録画開始しました。
 録画してよかった!
 面白かったです。見ていて痛快なドラマでした。

 菅野美穂演じるヒロインは、「曲げない」のではなく「曲げられない」
 女で、そこにもっとも共感を覚えました。
 彼女は「曲げられない」のであって、決して自分の生き方に自信を
 持っているわけではない。様々な問題に対峙し、傷ついたり悩んだり
 して生きています。
 ヒ曲げられたらきっと楽なんだろうな、と思うのです。
 けれど、やっぱり曲げられないヒロイン。そんなヒロインの生き方は
 不器用だなと思うけれど、やはり爽快で、やがて周囲の人たちも
 次第に彼女に感化され始めます。

 自分にまっすぐに生きること。自分に正直に生きること。
 これって難しいんだなー、と心から思いました。

 永作さん演じるヒロインのお友達がとにかくキュート!
 嘘が上手でよくしゃべる主婦をいやみなく、かわいらしく演じていました。
 こんな役柄をキュートに魅せられるのは永作さんならではだと
 思うのです。特に、ずっとずっと我慢を重ねていた姑に対して
 本音で「覚悟しとけよ。くそばばあ!」と啖呵をきった彼女が
 かわいくてかわいくて。
 年を重ねれば重ねるほど、かわいくなっていくって
 一体、どういうことだろう・・・。

 でもって、谷原さん。
 やさしいけど、情けない。情けないんだけど、頼りになる。
 そんな「いつもの谷原さん」を小気味よく演じていて
 大好きでした。情けない役が本当に似合うなぁ。と感嘆しつつ拝見。
 そんな役を演じても、まったく憎めない、好きだなぁと
 思わせてくれるので、谷原さんも大好きです。

 でも、だからこそ、ヒロインには谷原さん演じるこうちゃんと
 幸せになって欲しかったな。ワタクシ、最終回は清清しいくらいの
 ハッピーエンドを求めてしまうのです。