のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

日本人にありがち

2007年02月25日 23時22分23秒 | 日常生活
母親と電話で話していたところ、
本日の教会のことを聞かれました。

「どうやった?今日は何時ごろ、終わったん?」

今日は話し合いが行われたため、
いつもよりかなり遅くなったのです。
話し合いが終わったのが15時近くでしたから。
家に帰り着いたのは16時前、でございました。

「何?話し合いって?何、話し合ったと?」

・・・・なんだっけ?
えっと、最も時間を要した議題はっと・・・・。




3月末に話し合いの時間を持つべきか、否か。


「話し合いをするべきかどうか
 話し合って、長くなったとね?!」

うん。聞き返した母が正しいと思うよ。

勇気をもらいました。

2007年02月25日 23時13分33秒 | 日常生活
礼拝のプログラムに「献金」というものがあります。
神社でいうところの「お賽銭」を想像していただくと
分かりやすいのではないかと思うのです。
もっとも私たちにとって、この献金は「お返しするもの」。
「神様の御用のためにお役立てください。」と願いながら
神様から賜っている中から、また神様にお返するのです。
もちろん、人間だもの。
用意がないとき(私の場合、主に心の用意。
そして財布の中身の用意です。)は献金せず、
そのままスルーしちゃうこともあります。

ところで、本日、お昼ごはんのお片づけをしていると
男性信者の方が
「献金袋ある?献金したいんやけど。」
と会計担当の方を探しにやってきました。
会計担当の方は、にこにこと
「もちろんあるわよ。献金ならいつでも歓迎よー。」
とおっしゃいました。

しかし、ついさっき礼拝は終わったばかりです。
何ゆえに今頃?礼拝中にしなかったんですか?
・・・・もはや本日二回目?!
と、いつも信者にあるまじき、いじましい感情と
お金に対する執着や煩悩の狭間で献金をしている
のりぞうは尊敬のまなざしで彼を見つめます。

そんなのりぞうの尊敬のまなざしを一身に受けて
彼はあっけらかんとおっしゃいました。
「うんや。礼拝中やったら、おつりもらえんやろ?
 お札を入れる勇気はなかったんよ。
 おつりちょうだい。」

・・・え?!おつり?!
献金っておつりを要求できるんですか・・・?

「そらそうさー。
 あんただってお札入れるには勇気が必要やろ。
 今日の俺にはその勇気が出せんかったと。」

あぁ。のりぞうは、あなたのその出せなかった勇気のおかげで
いろんな勇気が与えられましたとも。
なんだー。お金に対する煩悩にまみれてるのって
のりぞうだけじゃないんだー。

こういうゆるい、というか個性的というか
クリスチャンにありがちな硬さ、生真面目さを
逸脱した方がたくさんいるうちの教会が大好きです。

黒岩静枝&佐々木慶一トリオLive

2007年02月25日 22時54分43秒 | 音楽鑑賞
病気で倒れている友人の代わりにJazzLiveに行って参りました。
黒岩静枝さんという方のLiveです。
私はJazzを聞くのは好きですが、詳しくはないため
今まで全く知りませんでしたが、札幌にこの人あり、とまで
言われる方だそうです。日本のジャズ界で知らない人はいない、
「ビッグママ」のような存在なんだとか。

でも、ステージを見て、歌を聴いて
彼女が「ビッグママ」として慕われていることに納得しました。
あったかい。この一言に尽きます。
彼女の歌声も人柄も、とにかくあったかい。
選曲も素敵にあったかくて、歌にこめられているメッセージに
耳を傾けては、来ることができなかった友人のことを思って
切なくなりました。彼女に聞いて欲しかった。
彼女だったら、もっともっと私以上に
この歌に感動したはず。私以上に心に響いたはず。
私以上に心をあったかく震わせたはず。

最も心に残った歌は「People」。
歌う前のMCでの彼女の語りと、その直後の彼女の歌声に
心揺さぶられました。

「人はみんな誰かを想い、想われて生きている。
 だからこそ人生って素晴らしい」
「たとえ辛くて苦しい人生でもたった一人
 頼れる人がいれば、それだけで人生はすばらしい。」
「さあ、今度は私が誰かの支えになりたい。」

彼女は今年60歳を迎えるそうです。
「人生、60歳までがリハーサル。
 ようやく私の人生は本番を迎えるの。
 だから、これからは今までのリハーサルで養ってきたものを
 みんなにどんどん披露していくつもり。私より若い人たちに
 子どもたちに、いろんなことを伝えていくつもり。」
そう話す彼女の笑顔が印象的なライブでもありました。

少しかすれた彼女の声と人柄に魅了された3時間でした。
うん。やはり生の歌声は素敵。

半落ち/横山秀夫

2007年02月24日 23時21分10秒 | 読書歴
■ストーリ
 「妻を殺しました」。
 現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し
 自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から
 自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。
 梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか。
 その胸に秘めている想いとは。

■感想 ☆☆☆☆
 寺尾聡主演でヒットした映画の原作。
 映画同様のヒューマニズム溢れる作品世界を想像していたが
 まったく違った。そこには、横山作品らしい妥協を許さない
 厳しい世界が繰り広げられていた。

 事件が起こり、容疑者が逮捕された時点で、まったく事件に
 関係ない人々にとっては、その事件は「解決」し、「終了」
 つまり過去の事件となる。
 しかし、実際にはそこからも事件は続いている。
 刑事や検事や判事や裁判官など、多くの人々が新たに事件に
 関わり、事件の背景や真相を究明しようとする。
 事件が起こるに至った納得いく「解答」を探そうとする。

 この作品は犯人が捕まったところから話が始まる。
 空白の二日間に何が起こったのかを知ろうとする刑事、検事、
 裁判官、事件記者、拘置所の管理官、と各章ごとに視点が
 変わっていき、それによって事件の側面も変化する。
 現職の刑事の犯行ということもあって、「組織の圧力」が
 加わり、様々な思惑が交錯し、それらが事件を微妙に変えていく。

 組織から自由になれない中で、「真実」を知りたいと願い
 組織の中でもがく彼らの姿と対称的に主人公、梶は
 澄んだ瞳で事件について落ち着いて話す。
 彼の姿に迷いがないからこそ、彼に関わる人々は、真相を
 知りたくなるのだろう。殺人犯がこんなにも穏やかに
 過ごせるはずがない。そう思うのだろう。

 映画も良い作品だった。だが、小説は更に重厚で
 胸に訴えかけるものが大きい作品だ。

気分が良いっ!

2007年02月23日 23時31分27秒 | 日常生活
本日は高校時代の恩師と久々のデートの約束でした。
恩師は明日、結婚式の司式をお願いされており
その結婚を明日に控えたカポー(こちらも母校の先生)と
昨年からのりぞうの母校に勤め始めた新米先生を交えて
総勢5名でのお食事会です。

結婚を明日に控えたおふたりと
実は先月結婚したばかりだと言う新米先生の幸せエネルギーに
あてられっぱなしの幸せな3時間でした。

のりぞうは男子校だった母校で
初めての女子学生として入学したこともあって
先生方には信じられないぐらいかわいがってもらいました。
そして、今も変わらずかわいがってもらっています。
明日、結婚を控えている先生も、一時間たりとも
授業を受け持ってもらったことがないにも関わらず、
のりぞうの顔を覚えてくださっていて
のりぞうが学校に顔を出すたびに話しかけてくださってました。

本日、初めてお会いした新米先生も
なぜかのりぞうのことを知っていて
「いや、お噂は聞いたことがあったんですよ。
 だから初めて会った気がしません。」
と挨拶してくださいました。

すごいや。どんだけゆーめーじん?!
とびっくりしていると、横から恩師が口を挟みました。

「あんたは有名やったけんね。
 色々やらかしたやろうが。」

・・・やらかしたって。。。
そんな人を問題児みたいな言い方しないでいただきたい。
と、憮然としていると
結婚を明日に控えている先生も
にこにこしながらおっしゃいました。

「うんうん。有名やった。
 私は受け持ったことがないけん、
 優秀やったかどうかはわからんけどね。」

・・・・そのとーり。
「優秀」と「有名」はノットイコールです。
あやうくニアリーイコールとして受け入れるところでした。
確実に優秀で有名だったわけではありません。
常にクラスの底辺をうろうろしていたのりぞうの友人は
みな優秀な方々で、先生の覚えもめでたい完璧な優等生でした。

そうなんです。のりぞうが有名だったわけではなく
のりぞうの周囲が優秀で有名だったんです。

でも。
もはやそんな細かいことは気にしないのです。
久々の恩師との再会で楽しい楽しいお食事会でした。
皆様の幸せオーラに包まれて気分よく酔っ払えました。
久しぶりにおいしいワインをかぱかぱ飲みました。
うん。とにかく気分がいい!





明日は素敵な結婚式になりますように。
花嫁と花婿が二日酔いで苦しみませんように。
司式を勤める恩師が飲みすぎて寝坊しませんように。
久々に休日出勤をするのりぞうが居眠りしませんように。

第三の時効/横山秀夫

2007年02月23日 23時16分19秒 | 読書歴
■ストーリ
 F県警捜査第一課が遭遇する難事件の数数。
 あやふやなアリバイこそが実は鉄壁のアリバイになりうるという
 容疑者の仕掛けた狡猾な罠に挑む「沈黙のアリバイ」等、
 警察小説の白眉の連作短編集。

■感想 ☆☆☆☆
 読んでいる間から、この世界の厳しさに息を呑み続けた。
 刑事ドラマでは刑事はかっこよく颯爽と事件を解決していく。
 しかし、この小説の中で、刑事はちっとも颯爽としていない。
 やくざ以上に強面で強情で猛々しく
 したたかに周囲の動きを見て
 事件の収束と自分の利益のために、強欲に行動する。
 横山さんは刑事の世界に一片たりとも虚飾や美化を許さない。
 ここにあるのは、ぎらぎらした男の世界だ。
 一癖も二癖もある刑事たちがしのぎをけずって
 事件解明を目指す。そのためには自分の生活も犠牲にする。

 刑事ドラマで刑事という職業に憧れを抱いた人に
 ぜひ読んでもらいたい。いや、むしろ刑事として働いている
 人たちに読んでもらい、率直な感想を聞かせてもらいたい。
 
 連作短編集であり、同じ登場人物があちこちに出ているが
 各編の主人公は変わっていく。
 それぞれの主人公が意識しあい、ライバル視する中で
 新たに各キャラクターの人物像が私たちに与えられる。
 決してかっこよくなく、組織に縛られ、もがいている
 泥くさい男の世界に目が離せない。
 シリーズ化されているそうなので、今後も読み進めたい。

ヒップアップの秘訣

2007年02月22日 23時06分01秒 | 日常生活
女性なら、誰もが経験したことがあると思われる
ストッキングの伝線。
ほんの一筋、縦に線が入っただけで
破けていないにも関わらず、
捨てることを考えなければいけない、
そんな理不尽、かつお金のかかる履き物がストッキングです。
女性は細かいところに色々とお金がかかるんです。

しかし、のりぞうは本日、久々に
まったくためらうことなく
そして勿体無い、と思うこともなく
むしろ清清しい気持ちを味わいながら
ストッキングを捨てることができました。

「たったこれだけのために・・・」
なんてためらう必要もないくらい、
盛大にストッキングに穴が開いてくれたのです。




・・・・どこに穴が開いたかは
本日のタイトルからお察しください。
乙女の口からはとても言えません。

どれぐらい大きな穴だったかも
本日のタイトルからお察しください。
イメージ図が書けそうなぐらいの大きさです。

とりあえず、本日ののりぞうの目標は
家に帰り着くまで、絶対に交通事故にあわないこと。
前のめりにこけないこと。風でスカートをめくられないこと。
この三点が重点目標でした。

・・・仕事以外にがんばることが多すぎます。

山之口獏詩文集

2007年02月22日 22時54分55秒 | 読書歴
■内容
 「お国は?と女が言った/さて僕の国はどこなんだか、」
 沖縄の清高な魂と風土をたっぷりと身につけて生まれ育ち、
 二十歳の頃失恋の痛みを抱え、上京。自虐的なまでの
 深い自己凝視を独特のユーモアに解き放った詩人
 山之口貘(1903~1963)。その心優しい詩78篇と、自伝的小説2篇、
 詩論随筆12篇を以てこの希有の現代詩人の宇宙を集成。

■感想 ☆☆☆☆☆
 大好きな大好きな大好きな詩人のひとり、山之口獏さんの詩を
 久々に読みたくなって手に取った。
 彼のことを知ったのは、フォーク歌手、高田渡さんの
 ドキュメンタリー番組を見ていたときだった。
 高田渡さんが愛し、その詩に曲をつけて歌ったという説明の後に
 歌が流れ、詩人の簡単な説明が行われた。
 簡単な説明でも十分にインパクトの大きい詩人、
 それが山之口獏さんだった。数十年も続けた放浪生活と
 貧乏生活の中で書き綴った詩の数々は獏さん独特の
 ひょうひょうとした文体だ。一見、軽やかに見えて
 ずしんと重いテーマの詩もたくさん書いている。
 真摯に詩と向き合い、日々を生きた詩人、それが私にとっての
 獏さんだ。私の中で「典型的な詩人=獏さん」なのだ。

 そんな獏さんの詩はでかい。そしてずしりと重い。
 久々に読んで、変わらぬそのでかさと重さと軽やかさに
 自分の身を投げ出すことができた。
 獏さんは日本という国どころか、地球さえも軽々と超えて
 宇宙に自分を投げ出して生きている。
 私には絶対に真似できない彼の天才的な生き方と
 彼の言葉の選び方に久しぶりにどっぷりとはまって楽しんだ。
 
 今回読み直して、もっとも心に残った獏さんの詩から
 お気に入りの一部分を抜粋する。
 
 世間はひとつの地球で間に合っても
 ひとつばかりの地球では
 僕の世界が広すぎる。

 彼の世界の大きさに、読み返すたびに鳥肌が立つ。

手紙のある暮らし 心豊かな。

2007年02月21日 23時55分57秒 | 読書歴
■内容
 別冊「美しい部屋」です。
 素敵な手紙を書いている人に手紙の魅力を語ってもらったり
 手軽な手紙の出し方を教えてもらったり
 「特別」ではない日常にとけこんだ手紙のあり方を
 考えてみる一冊。
 ほら。おっくうがらずに一歩を踏み出してみませんか。
 手紙を出してみようかな、という気分になりませんか。

■感想 ☆☆☆☆
 お手紙大好きです。
 毎月必ず、レターセットを物色しにお店に繰り出します。
 手紙がすき、というよりは、かわいらしい便箋や
 美しい葉書や気の利いた切手が好きなのです。
 かわいらしいキャラクターものは、もう似合わない年に
 なってきたけれど、葉書なら大丈夫な気がするのです。
 しっとりとした大人絵柄のものも、なんとなく
 「がんばってる」感じがして気恥ずかしいけれど
 便箋ならば、自然に購入できる気がするのです。

 でもって、新たにお気に入りを見つけて購入した日、
 以前に買った葉書で知り合いに季節のお便りを出します。

 以前は「手紙」がほとんどでしたが、最近は専ら葉書です。
 住所録を見ながら「誰に送ろうかな。」と考える時間が
 好きです。手紙って、どうしても一方通行になりがちな
 コミュニケーションツールなので、押し付けがましい部分も
 ありますが、それでもやめられません。

 この雑誌は、本当に目からウロコの雑誌でした。
 ほぉ、手紙や葉書って、こんなに「頑張らなくていいもの」
 だったんだぁ、と改めてしみじみと思いました。
 こんなふうに手作りもできちゃうのね、という発見も
 たくさんありました。

 手紙って80円切手なので、ついついたくさん書くぞ!
 と欲張ってしまうのですが、
 そんなに頑張る必要ないよね。と思えたのも収穫でした。
 あっさりしたお手紙でもいいじゃん。
 やっぱり葉書と手紙は違うもの。
 手紙の封を切るあのわくわく感はやはり最高ですもの。
 今後は便箋2枚程度の短いお手紙にもチャレンジしてみます。

 ・・・は。
 そろそろ今年の年賀状のお年玉くじを確認して、
 きちんと整理せねば。。。

好奇心猫を殺す

2007年02月21日 23時41分09秒 | 日常生活
仕事が終わって、まったりしていたところ
電話がなりました。
基本的に知らない電話はあまり取らないのですが
ここ数日、同じ電話番号から何度もかかってきていたため
本気の用事かも・・・と心配になり
電話を取ったところ、見事に勧誘電話でした。

なんでも、1ヶ月自分のペースでできる内職を
提供してくださるとのこと。
自分のお小遣いが月平均4~5万増やせるとのこと。

・・・・嘘くさすぎる。
明らかに怪しすぎる。どう考えても危険すぎる。

と、思ったものの、そのロジックに興味が沸いて
ついつい話に乗ってしまいました。
だって、こんなに怪しいのに
初期費用はまったくかからない、だの
事前研修としてお金を取るなんてことはしない、だの
甘いことばかりおっしゃるのです。
となると、一体、どこで金をふんだくるつもりなんだ?!

このちょっとした好奇心が間違いの元でした。
話が本題に入るまで、約2時間。
テレビ見ながら聞いてたものの、約2時間。
ちょっとでも生返事しようものなら
「のりぞうさん?聞いてます?
 理解できてます?
 ちょっとのりぞうさんには難しかったかなぁ?」
と小馬鹿にされながらの2時間。

なんで悪質勧誘の輩に小馬鹿にされんないかんのだ
とつい憤慨してしまって
「分かってます!」
と、答えた自分をしかりつけてやりたい。
「そうですか。分かってくれますかー。
 すごいでしょう?
 これならのりぞうさんにもできそうでしょう?
 どんな人でもできるんですよー。」
と、更に小馬鹿にされ
「あー。もういいです。
 この後、用事があるんで。」
と話を打ち切ろうとしても、巧みな話術で阻まれ・・・
いや、ここまで聞いたんだから、最後まで聞こう
と思ってしまった自分が恨めしい。

結局のところ、のりぞうが聞きたいと思ってたところ
お金がかかる核の部分は
「会社には軽費というものが必要なんですよ。
 のりぞうさんにもそのくらい分かりますよね?」
と、またもや小馬鹿にされながら
会社の仕組みについて説明され、
「そういった経費を月々支払ってもらう必要が
 あるんです。でも月々の支払いは大変だと思うので
 最初に一括でローンを組んでもらって
 その支払いは、月々のお給料からのりぞうさんが
 ローン会社に支払うんですよ。
 大丈夫。絶対に月々の支払い以上の金額が入ります。
 たとえ、のりぞうさんでも。」
と、ちょう重要な部分をさらっと説明してくださいました。

へぇ。最初にローンを組むんだ。
でもって、そのお金は全部、会社に渡すんだ。
でも、ちゃんとそのお金は戻ってくるんだ。
ほうほう。そりゃ、すっごいお得☆

・・・って。納得できるかっつーの。
大体、まともな企業なら、個人の携帯に
こんなふうに仕事の売り込みなんてしてこないっつーに。
しかも、まったくもって承諾も何もしてないというのに
仮登録するから保険証を送れ、とおっしゃるのです。
丁寧にお断りしたところ
「なんでダメなのだ。
 こんなチャンスを棒にふるのか。」
とお説教までくらいました。
すごいなぁ。怪しさもここに極めりだなぁ。
と、感心しながらようやく2時間半後に電話を切りました。




・・・・いえ、本当は
もっとどろどろした電話だったんですけどね。
さすが悪質勧誘。あざといです。脅しも入ります。
ちょっぴり怖かったのです。

うん。やはり知らない電話に出ちゃいけません。
そして、好奇心もほどほどじゃなければいけません。