のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

運命的なものを感じる瞬間

2006年09月30日 19時40分47秒 | 日常生活
土曜日はビジネスキャリア認定試験なるものを
受験してきました。
ホワイトカラーを対象とした
実務スキル確認のための試験でして
「人事基礎」や「労務基礎」「能力開発基礎」など
様々なユニットから成り立っている試験です。

試験開始は午前10時です。
のりぞうが会場に到着したのは
試験開始3分前でございました。
・・・何のために日々、早起きをしているのか
自分で自分のことがちっともわかりません。

とりあえず「すみませんーっ!!」と平謝りを重ねてみました。
そんなのりぞうに、受付のお姉さまは優しくおっしゃいます。

「大丈夫ですよ。
 まだ始まってませんから。
 ちょっと待ってくださいね。席を調べますね。


 ・・・あ、前から入って手前から3列目。
 一番前の席ですね。

・・・まぢっすか?
いちばんまえ?やはり、それは遅刻に対する罰則?
さらし者状態ですか?
何もそんな目立つところにしていただかなくても・・・。
むしろ、後ろのほうでひっそりと受験したいんですけど。

と、恐縮しつつも、迫り来る試験開始時刻に
慌ててドアに向かい、恐る恐るドアを開けました。




見渡す限り、人・人・人・人。
会場にはざっと300名ほどの受験者の姿。
その300名ほどの人たちが
試験2分前の緊張感をかもしだしながら
静まり返って座っています。

そんな雰囲気の中、ごそごそと席につくのりぞう。
予想以上に目立ちます。
なんせ一番前の席ですから。
隠れようがありませんから。

座ると同時に試験監督の声が響き渡りました。
「試験を始めてください。」

ぎりぎりセーフ。遅刻じゃありません。

なのに、その日の午後、先輩方数名から
「人材開発課員が遅刻しちゃいかんやろー。」
という突っ込みメールをいただきました。

だから、遅刻じゃありませんってば!!

無駄遣い

2006年09月28日 23時59分38秒 | 日常生活
本日は高校時代の友人と夕食の約束をしていたため
仕事が終わった跡、福岡の中心地、天神に移動いたしました。

彼女とは週末に会ったばかりではありますが
それなりに話すことはあるわけで

南総里見八犬伝と南極物語の類似点について
任天堂DSのソフト「動物の森」について
秋に購入したいソフトについて

など、様々な話題で盛り上がりました。
・・・ってバーチャルネタばかりかよ。
なにせ、ひきこもりっ子ですから。
おなかもいっぱいになったところで、解散。
地下鉄の駅で別れを惜しみます。

・・・・と、前から近づいてくる集団に
見覚えのある顔を発見。
東京旅行から今まさに帰ってきたばかりの高校時代の先輩です。

公共交通機関を滅多に使わない彼と。
中心地に足を運ぶことがほとんどない彼と。
今日の今日まで東京で過ごしていた彼と。

たまたま天神でめぐり合うその確率を思って
駅の真ん中でテンションをあげてしまいました。
東京土産を一番乗りでゲット☆


自分の持つ知り合い感知力の大きさを
改めて実感する今日この頃。
この力、何かほかの事に使えないものでしょうか?
なんだかものすごく勿体無い感漂います。

・・・むしろ、自分の持つこの出会い運の
無駄遣いっぷりに感心する今日この頃です。

最重要確認事項その2

2006年09月27日 21時28分02秒 | 日常生活
先日、部長からイケメンの男性職員をお勧めされました。
本日はその男性職員の仕事場にて打ち合わせが行われ
無事、再会を果たすことができました。

さて、再会を果たした部長は重要事実発見!

「のりぞうくん、のりぞうくん。
 あの人、薬指に指輪しとうばい。
 こりゃ、いかん。結婚しとるんですね。」

ええ。実はのりぞう、先日から気付いてました。

「そうだったんですか?
 いかん、いかん。まったく気付かんかった。

 ・・・残念ですね。また失恋ですよ。」

・・・・また?
・・・失恋?
・・・・残念?

もう、どこから突っ込めばいいのか分かりませんが
とにかく一言言わせてください。

人の失恋記録を勝手に塗り替えないでいただきたい。

クライマーズ・ハイ/横山秀夫

2006年09月27日 20時51分58秒 | 読書歴
■ストーリ
 1985年、御巣鷹山に未曾有の航空機事故発生。
 衝立岩登攀を予定していた地元紙の遊軍記者、悠木和雅が
 全権デスクに任命される。一方、共に登る予定だった同僚は
 病院に搬送されていた。組織の相剋、親子の葛藤、同僚の
 謎めいた言葉、報道の使命について考えさせられる作品。

■感想 ☆☆☆☆☆
 1985年、小学校一年生の夏休みを私は今も鮮明に覚えている。
 その年の夏休みは夏目雅子さんが若くして白血病で亡くなり
 御巣鷹山で起こった航空機事故で500人以上の人々が
 亡くなった。子供心にそのどちらのニュースからも
 「命がなくなる」ということについて真剣に考えさせられた。
 その年の夏休み。私は母親と共に食い入るようにワイドショーを
 そしてニュースを見続けた。

 本作品を読んで、あのときの夏休みを鮮明に思い出した。
 改めてあの事故が世界でも類を見ない大きな事故だったこと
 あのニュースを伝えるために、どれだけ多くの人が奮闘し
 戦い、迷ったのか。あの頃、私たちが食い入るように見ていた
 テレビや読み漁っていた新聞の裏でどれだけの葛藤が
 繰り広げられていたか。

 そういったことを考えさせられたし、
 改めてあの事故のことを思い出し、目頭が熱くなった。
 私にとって、あの事件は生まれて初めて「死」を
 現実世界で意識したものだったからなのだろう。
 今もあの事件に関するものを読むだけで、
 胸がぎゅっと掴まれているような感触を味わう。

 まして、横山さんの文章は感情に走りすぎていないにも
 関わらず、いや、感情に走りすぎていないからこそ
 伝わってくるものが多く、あっという間に
 読み終えることができた。
 読み次がれてほしい作品だと思う。
 報道に携わる人たちに。
 命を預かる立場にいる人たちに。

 そして、読みついでいきたい作品だとも思う。
 情報を与えられている私たちが。
 興味本位で情報を必要とすることもある私たちが。
 現代の便利さを享受している私たちが。

重力ピエロ /伊坂幸太郎

2006年09月27日 20時50分43秒 | 読書歴
■ストーリ
 半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。
 春は、主人公の母親がレイプされたときに身ごもった子だ。
 ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う主人公の勤め先が、
 連続放火事件の的となる。町のあちこちに描かれた落書き消しを
 専門に請け負っている春は、連続放火事件の現場近くに、必ず
 スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づき
 そして・・・・。
 無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?
 キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。

■感想 ☆☆☆☆
 うまく自分の中の感想を言葉にできなかったため、読み終わって
 しばらく放置していた。その感触は未だに変わらない。

 母親がレイプされたことによって生まれた弟。
 家族を取り囲む二重三重の差別。心無い言葉の数々。
 末期癌に侵されている父親。
 
 重苦しいテーマを取り上げつつも、作品全体を覆う雰囲気は
 軽快で前向きだ。
 それは、作品タイトル「重力ピエロ」の意味をあらわす
 春の言葉からも伝わってくる。

 「深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ。
  空中ブランコを飛ぶピエロが、重力を感じさせないように。」

 事実、兄弟の父親は自分の末期癌を深刻に受け止めず
 冗談の種にもしてしまう。
 彼のその軽やかさが本書に与える影響は大きい。
 周囲の人をむやみに気遣わせない明るさ、
 自分にとって大事なものを決して見失わない思慮深さ
 自分の信じる道をただまっすぐ行き続けることができる
 意志の強さ。どこまでも魅力的な父親だ。

 おそらく彼は兄弟の抱える葛藤も悩みも怒りもすべて
 見通している。見通した上で見守ることを選択している。
 不用意に口出しするのではなく、分かったようなふりをして
 説教をするのではなく、ただ見守り続ける。
 温かい目を注ぎ続ける。そういった生き方を選択する。
 だから、この作品はこんなにもあたたかいのだと思う。

 けれど、私は疑問に思ってしまうのだ。
 本当に彼らが下した結論は正しいのだろうか、と。
 正しいと思ってしまう自分がいる。彼らの行動を
 爽快に思う自分もいる。
 何をどうやっても変わらない人、変われない人はいる。
 改心できない人、自分が傷つけられたら痛いように
 他人も傷つけられたら痛いのだ、という簡単なことが
 理解できない人。そういった人をぎゃふんと言わせたい
 やりこめたい、という想いを持ってしまう自分がいる。
 でも、そのためだったら何をしてもいいのか、という
 迷いもある。そのために何をしてもいいほど
 偉い人間、正しい人間がいるのだろうか、という迷い。

 おそらくこの疑問に答えはでない。
 私なりにこの疑問と向き合っていき、自分なりの
 考えを見つけていくしかないのだと思う。

 それでも、私が彼らの選択を不愉快に思わなかったのは
 彼らが傷ついていたから。決断し、実行した後も
 ずっと傷つき、迷っていたからだと思う。
 そして、彼らの行動の理由が「自分」ではなく
 「家族の痛み」だったからなのだと思う。


 関係ないが、伊坂作品には他の作品の登場人物が
 必ず横断出演を果たすが、この作品に出演した彼の人は、
 私の中で伊坂作品のお気に入りキャラBEST3に
 入るぐらい好きなキャラクターだったので、
 分かった瞬間に叫びだしそうになってしまった。
 こんなに再会を果たせて嬉しい登場人物を作れるところが
 伊坂作品の魅力のひとつなのだと思う。 

陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂幸太郎

2006年09月27日 20時49分14秒 | 読書歴
■ストーリ
 人間嘘発見器、成瀬が遭遇した刃物男騒動。
 演説の達人、響野は「幻の女」を探し出す。
 正確無比な体内時計の持ち主、雪子は謎の招待券の真意を追い
 そして天才スリの久遠は殴打される中年男を救う。
 強盗4人組が巻き込まれた一見、バラバラの事件の数々。
 だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した
 「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖をし始める。

■感想 ☆☆☆☆☆
 ここ最近、割と重めの作品を読んできたためか
 爽快感漂うこの作品世界にどっぷりとつかることができた。
 軽妙な会話、はりめぐらされた伏線、絡み合う登場人物
 そのどれもがクライマックスに向けて作品を盛り上げていく。
 最後の最後にすべてのピースが埋まり、ひとつのパズルとして
 絵が完成する瞬間の爽快感がすばらしい。

 強盗をしていないときの四人の日常も軽やかで
 何も考えずに楽しむことができた。
 映画作品は今ひとつ感がぬぐえなかったものの
 それぞれのキャラクターは(祥子さん以外)私の中で
 ぴったりと当てはまっていて、今回の作品も読みながら
 すべて彼らの声で姿で再現されていた。

 そういう意味では、やはり「映像」の影響は
 大きいのだと思うし、だからこそ、「違う」と思ったときの
 がっかり感はどうしても大きくなってしまうのだと思う。

 あまりに伏線が張り巡らされているので、
 ぜひ手元において何度も味わいたくなる。
 このシリーズは、そんな素敵な作品だ。

花唄/TOKIO

2006年09月25日 20時55分18秒 | 音楽鑑賞
知恵熱が出て寝込みました。
やはり急激に仕事なんてするもんじゃありません。

なんてね。嘘です。
ごくごく普通に寝不足です。
いつも睡眠時間が短めなので
更に切り詰めてしまうとあっさりダウンしてしまいます。
ぎりぎりで生活するなよ。
30間近でまだ自分のペースをつかめてないのかよ。
と自分にうんざりしてしまいます。

まあ、そんなうんざり気分のときには
こういうスカッと明るい曲が一番です。
TOKIOさんはジャニーズの中では
ヒット曲少なめ、というか
今ひとつ地味、というか・・・・って
ワタクシ、認識間違ってるのかも・・・。
実は絶大な人気を誇るスーパーアイドルなのかもしれませんが
ジャニーズ好きなのりぞう一家のなかでは
「SMAPにかすんで今ひとつ地味な
 でもSMAPより確実によい曲が多い
 ジャニーズグループ」と認識されています。

・・・ごめんね。TOKIOさん。
こんな九州の片隅で失礼なこと言いまくりですわ。
でも、誤解しないでください。
母も妹ものりぞうも、TOKIOメンバーの屈託なさや
やんちゃな感じとか「そこらへんのアンちゃん」みたいな
雰囲気が大好きなのです。
長瀬さんの好きな食べ物が
「カレーライスにハンバーグ」というちびっこメニューだと聞いて
「やっぱりねー。」と頷きながら大いに盛り上がったぐらい
大好きなんです。

家族でどんな会話してるんだ・・・。
ええ、基本的にミーハー一家です。

この「花唄」はそんなTOKIOの魅力が伝わってくる1枚。
メンバーが楽しそうに歌っている姿が
容易に想像できちゃいます。
エンドレスで聞いていてもまったく苦になりません。
一緒に熱唱しちゃいます。

聞いた後一日、鼻歌で口ずさんでしまうこと間違いなし。
そのくらい耳に残る曲なんです。
ただ、のりぞうは「鼻歌」が苦手でして
ついつい街中で熱唱しちゃってます。

・・・実に危険な曲です。

サプリ

2006年09月25日 20時54分20秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年夏クール3位
■月曜21時放送
■出演:伊藤美咲、亀梨和也、瑛太
    りょう、佐藤浩一、白石美帆

■ストーリ
 仕事大好きな大人の女性と何を仕事にしたいのか迷っている
 フリータの年下男性の恋の話。・・・・だったのかな?
 毎回見てたのですが、今ひとつ掴めてませんわー。
 
■感想
 夏クール3位ですが、今回、ドラマは3本しか見てません。
 9月に終わるドラマは、ですが。
 今回はどのドラマも今ひとつで、ドラマ大好きなのにも関わらず
 ほとんどドラマは見ていません。
 でもって、このドラマも間違いなく途中で脱落したに
 違いないドラマのひとつなのですが。

 あまりに面白くないわ、あまりに登場人物たちが
 社会人としてあるまじき行動を取り続けるわ、で
 友人れおと携帯メールで突っ込みをいれつつ
 ドラマを見ていたら、すっかりドラマ鑑賞が習慣となってました。

 ドラマを見る目的が
  ・ふたりの恋の行く末を見守る
 ではなく
  ・ふたり(+その他大勢)の派茶滅茶な行動に
   突っ込みを入れる
 にすり替わっており、そういう目的での鑑賞としては
 「東京湾景」以来、久々にたいそう面白いドラマでした。
 いやはや、ワタクシとれおの友情を深めてくれた
 すばらしいドラマに乾杯!

 ちなみに送ったりいただいたりしたメールの一部を
 ご紹介すると・・・

 「ありえん!!無理っ!!
  こんな恋愛、絶対無理!」

 「でも、亀梨君はやっぱり好きかも」

 「いや、やっぱり前言撤回!!
  いくら亀梨君でもありえんっ。」

 「こいつら絶対、仕事する気ないと見た!
  大人としてありえんっ。」

 「すごいわー。このドラマ、ひとりもいい人がおらん。
  根性悪ぱっかりやわー。」

 どんなにのりぞうたちがドラマを楽しんでいたかが
 わかっていただけるかと思います。

マイボス☆マイ☆ヒーロー

2006年09月25日 20時53分51秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年夏クール1位
■土曜夜21時放送
■出演:長瀬智也、手越祐也、新垣結衣、田中聖
    香椎由宇、黄川田将也、大杉漣、村川絵梨
    もたいまさこ、市村正規

■ストーリ
 関東鋭牙会組長の息子・真喜男は簡単な計算もできない。
 そのため、父親から三代目を継ぎたければ高校に裏入学し、
 卒業証書を持って来いと言われ、セントアグネス高校の3年に
 編入することになり・・・。

■感想
 もう大好きでしたっ!!このドラマ!!
 基本的にこういう何も考えずに楽しめるドラマが好きなんです。
 やはりドラマは「楽しみ」なので、楽しく笑えるものが一番。

 基本的に土曜日は誰かと遊んでいるのですが
 毎週毎週、このドラマが実に楽しみで仕方がなく
 次の日まで待てずに、夜中に見ては、夜中に独りで声を出して
 笑っている、という非常に不気味なドラマ鑑賞をしておりました。
 もっとも、ドラマに感情移入をし過ぎてしまい
 ラスト2回は思いっきり泣いてしまいましたが。

 爽快な気分と甘酸っぱい気分と
 はちゃめちゃに楽しい気分が味わえる実に素敵なドラマでした。

 どの登場人物も丁寧に描かれていて、行動に矛盾がなかったのも
 気持ちよく見れた理由のひとつなのかも。
 どの子も自分の好きなものをまっすぐ見つめてて
 ちょっぴりまぶしさを感じるドラマでもありました。

 主人公が「初めて人間らしい感情を味わう」設定だったため
 トモダチと協力して何かをやりとげたり
 学ぶ楽しさを知ったり、恋の苦しさを味わったり
 そういった出来事に真剣にぶつかって
 泣いたり笑ったりしている姿に勇気付けられました。
 よくよく考えれば、すっごくばかばかしい笑いもてんこもりなのに
 真剣に考えさせられる部分があるというか、
 懐かしく思いを馳せられる部分のほうが多かったなー。
 だからこそ、視聴率もよかったんだろうな、と
 納得できるドラマでした。うん、大満足。

結婚できない男

2006年09月25日 20時53分19秒 | テレビ鑑賞
■のりぞう的2006年夏クール2位
■火曜22時放送
■出演:阿部寛、夏川結衣、国仲涼子、塚本高志
    尾見としのり、草笛光子、高島礼子

■ストーリ
 仕事はできるものの偏屈で人とうまくコミュニケーションを
 取れない独身男性、信介。彼が送るこだわりある日常と
 彼を取り巻く女性たちとの関係を描くコメディ。

■感想
 大変面白く見ておりました。
 ものすごくおもしろかったんです。
 でも、微妙に胸が痛かったり、思い当たる節があったり、で
 ちょっぴり自分自身に危機感を抱いたドラマでもありました。
 だって「40前の偏屈な独身男性」という設定なのに。
 なんで気持ちが分かってしまうんだ・・・・。
 と、自分自身のセクシャリティなどについても
 深く想いをめぐらしながら・・・なんて見てません。

 見てるときは何も考えずに楽しんでました。
 もとい、微妙にむかつきながら見てました。
 人とのコミュニケーションをとることが苦手な
 信介という男性が苦手で。
 おそらく自分と似ている部分が多いから
 余計にむかつくんだろうなーと冷静に考えつつ。
 やはり人とコミュニケーションを円滑にとることができる
 という能力はすごく大切な能力なんだな、と
 納得したドラマでもありました。

 こういう男性。
 ドラマで見る分には自分に害がないので
 面白い、の一言で済ませられますが
 現実世界では絶対に関わりたくないものです。

 阿部さんの演技力に毎回うならされたドラマでした。
 男性でモデル出身、という方々はどなたも演技力が
 徐々についてきていて、活躍しているのに、
 なぜ女性でモデル出身の方々は・・・・
 と、いろんなことに想いを馳せながら見たドラマでした。