のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

最後の一言

2008年12月31日 22時16分04秒 | 日常生活
年の瀬の押し迫ったこの一週間、
我が家は大掃除や片付けやお正月の準備やらで
(重点的に母親が)てんやわんやの大騒ぎでした。

そんな中、ワタクシがかつて家族へ送った手紙を母親が見つけ出しました。
見つけた瞬間、ぷっと吹き出す母親。

ちょっと!感じ悪いんじゃないの?!
どゆこと?!

「だって、この手紙、見てみ。
 『元気でがんばってちょ。』だって!!
 がんばって『ちょ』!『ちょ』って!ださっ!!
 ・・・・がんばって『ちょ』」

・・・手紙を送る時は、最後まで気を抜くな、と。
今年最後の教訓です。

ちなみに、祖母からワタクシへの今年最後の言葉は
「初詣にはひとりで行っちゃいかんけんね!
 ちゃんとお父さんやお母さんと行きいよ!」
でした。




・・・ばあちゃん。
心配してくれて、ありがとう。

ちょっぴり、ほんのちょっぴり。
どんだけワタクシのことを「ひとり」好きだと思ってるの?とか
さすがのワタクシも、ひとりでは初詣になんか行かないっすよ、とか
30超えた女性に「お父さんとお母さんと初詣に行くように」
というそのアドバイス自体、どうなの?とか
いろんな想いが胸を駆け抜けたけれど。

でも、年を重ねてますますかわいくなっていくおばあちゃんと
今まで以上に多くの時間を過ごすことができて楽しい一年だったなぁ、
としみじみ思いました。

来年まであと1時間半。
今年お世話になった方々、関われた方々、知り合えた方々。
本当にお世話になりました。心からの「ありがとう」を伝えます。
そして、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2009年が皆さんにとって笑顔に満ちた一年でありますように。
みんな、元気で過ごしてちょ。



・・・やっぱりハズカシー。
何、考えてたんだ、過去のジブン!

自分用のメモPart2

2008年12月31日 22時09分54秒 | 読書歴
読書感想が追いつかないまま、
とうとう2009年が終わりを迎えてしまいました。
来年に持ち越しです。

99.魔王/伊坂幸太郎
100.子供たちは夜と遊ぶ(上)(下)/辻村深月
102.冷たい校舎の時は止まる(上)(中)(下)/辻村深月
105.凍れるくじら/辻村深月
106.九年目の魔法/D・W・ジョーンズ
107.坂の上の雲(1)(2)
109.安楽椅子探偵アーチー オランダ水牛の謎/松尾由美
110.せつないいきもの/竹本健治
111.ズッコケ中年三人組Age41
112.モノレールねこ/加納朋子
113.船上にて/若竹七海
114.朝霧/北村薫
115.神々の詩/高良留美子
116.チョコレート・ビースト~インディゴの夜~/加藤実秋
117.香奈里屋を知っていますか?/北森鴻
118.冥途/内田百
119.リンバストロの乙女(上)(下)
121.昔気質の一少女(上)(下)
123.パットお嬢さん/モンゴメリ

・・・追いつくのかとても不安。
しかし、本当に幸せな読書生活を送れました。
来年も素敵な本とたくさんたくさん巡り会えますように。

年末のバトン2009

2008年12月31日 10時45分32秒 | バトン
すっかりmixiから遠ざかっている今日この頃。
自分のブログのコメントにすら返信できていませんからね。
ご、ゴメンナサイ・・・。

昨年、のび子さんからお誘いを受けていた
「今年を振り返ってのバトン」をようやく実施いたします。
・・・本当にお待たせいたしました。

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Q1.今年何歳になりましたか?
  30歳になりました。
  ようやく30!29歳がいやでいやでたまらなかったので
  30が嬉しくてたまりませんでした。
  30を境目にして、色々と吹っ切れました。


Q2.今年あなたが、去年と比べて変わったところはどこですか?
  久しぶりに実家に戻ってきました。
  自分勝手に生きていた毎日がほんの少し変わりました。

Q3.今年一番おもしろかったことはなんですか?
  なんだろ。
  今年一番は妹の結婚、でしょうか。
  妹の結婚式は非常に楽しかったです。大笑いしました。

Q4.今年一番びっくりしたことはなんですか?
  後輩の結婚式に出席したのですが
  5人テーブルに3人しか座っていなかったこと、でしょうか。
  ドタキャンと遅刻が一名ずつ。
  おったまげました。
  ・・・・不謹慎ですが、驚き通り越して笑っちゃいました。

Q5.今年初めて体験したことを教えてください
  ・・・思いつきません。
  なんだろ。
  あ!生まれて初めて「ナンパ」してきた人と仲良くお話しました。
  お話した結果は芳しいものではありませんでした。。。
  こういうのって向き不向きがあるんじゃないかと思いました。

Q6.今年、自分の中でブレイクした物や人を教えてください 。
  ■モノ
   ・資生堂「グラナス・リバイタル」のクレンジング
    顔を洗うことが楽しくなりました。
    今年はスキンケア一連の作業が非常に楽しかったです。
    やればやるだけ自分に返ってくる感じに
    充実感を抱きました。
   ・図鑑
    今まで未開拓分野でしたが、義弟くんのおかげで
    非常にわくわくするものだと知れました。
    ぱらぱらとページをめくっているだけで、たのしー!!

  ■人
   ・伊坂幸太郎さん
   ・辻村深月さん
    このふたりの作品は、外れがない気がしました。
    本屋で見かけると必ず手にとってしまいます。
    幸せな読書生活を味わえました。

   ・「嵐」の大野さん
    まったくもって興味なかったのですが、ジャニーズの中で
    こんなにも消極的な人柄で、なおかつ前に出てこない人が
    許されるんだな、と目が離せなくなりました。

Q7.今年した悪いことを教えてください
  数え切れないぐらいありますが
  「通勤時間」を理由に、色々とさぼってしまったこと。
  来年は、自分の言動に責任を持って、最後までやり遂げます。

Q8.今年一年を漢字一言で表すと
  「不」。
  できていないこと、できなかったこと、しなかったことが
  たくさん発生しました。
  不義理にしてしまった人、不誠実な対応をしてしまった人も
  たくさんいます。本当にゴメンナサイ。
  来年は少しずつ立て直していこうと思っています。
  まずは電話に出る。メールに返事する。ここからはじめます。
  ・・・サイテー。

Q9.来年の抱負を聞かせてください
  電話に出る。
  メールに返事する。
  毎日、祈る。
  軽やかに動きまわる。

Q10.バトンをまわす人
  ほしいかた、いたらどうぞー☆

オーラが足りない。

2008年12月30日 10時57分04秒 | 日常生活
年末なので、美容室に行って髪を切ってもらいました。
「痛んでいるところはばっさりと切ってください。」
と、オトコらしく注文し、後は任せるぜ!と持参した本を開くワタクシ。

「美容室で話し掛けられるのが苦手なんだよう」ということを
何度も周囲の人にこぼしていたところ、ある先輩が
「本を持っていって、読書しとけばいいやん。
 話し掛けないでオーラを出せばいいとって。」
というなんとも有益なアドバイスをくださったのです。

早速、実践♪実践♪
こういところは、割と素直なんです。

しかし。
本を読んでいても、美容師さんは負けちゃいないのです。
「読書好きなんですか?」
と明るく話し掛けてきます。

・・・はい。割と好きなほうじゃないかと思います。

「一年にどれぐらい読むんですか?」

・・・一年に100冊ぐらいじゃないかと。

「ひゃ、ひゃくさつ?!まじで?すごいっすねー。
 ひゃくさつも本を買うんですか?」

・・・いえ、そんなには買えないので、図書館で借りることが多いです。


見事な一問一答ぶり。会話、まったく広がってませんよね?
この会話、続けますか?
つーか、この広げている本はまったく意味なし?
「本、読んでますけど」オーラ、まったく放たれてない?

と会話の行く末を心配していると、
美容師さんがワタクシの広げている本に関心を持ってくださいました。

「そうなんですかー。ちなみに今日は何を読んでるんですか?」

・・・違うっ。
そういう関心じゃなくって!
この本は会話のネタに持ってきたわけではないんですってば。
数日前から久々に読み返している本で
むしろ会話のネタにならないっつーか、
マイナーすぎて、会話がとまるつーか。

・・・・『パットお嬢さん』ていう本なんですけど。

「え?パットおじょうさん?パット「おじょうさん」?
 パットのお嬢さん?ウケますねぇ。いや、ウケる!面白いっ!!」

・・・思いがけず、喜ばれました。
なんだか無理やり感が漂っている感がしないでもないけれど。
「赤毛のアンを書いた作家、モンゴメリの本なんですよ!」
という情報もあるけれど。
その情報で更に話が広がるものなのか
そもそも、男性陣にとって「赤毛のアン」が有名な本にあたるのか
そこが今ひとつ分からない・・・・。
オトコゴコロとも殿方の一般的な環境とも無縁ですから。

と、髪を切りに来ただけなのに
オトコゴコロについて、無力感にさいなまされるワタクシ。

いたたまれない気持ちを抱き始めていたワタクシに気付いたのか、
美容師さんが更ににこやかに話しかけてくださいました。
「大体、いつもはどんなジャンルの本を読んでるんですか?」

・・・ジャンル?
どんなジャンル?
推理小説?恋愛小説?スパイ小説・・・は、読まないな。
詩?エッセイ?純文学?
どれが一般的?どのジャンルが話題広がりそう?どれ?どれ?
軽く混乱に陥りかけたワタクシの回答。

「日本の本が好きです。外国の本はあまり読みません。」

顛末の一部始終を聞かせた妹の反応。
「サイテー!」
同じく、顛末を聞かせた友人の反応。
「ひどい。ひどすぎる!
 私、美容師でもなんでもないのに、泣きそうになった。」



・・・返す言葉がありません。

飽きられたオトコ

2008年12月30日 10時41分26秒 | 日常生活
先週の土曜日。
妹夫妻と義理の弟のご家族が我が家を訪ねてきました。
何でも九州北部には、嫁をもらったご家族が一年目の冬に
「素敵なお嫁様を頂きまして。」
とブリを持って、嫁の実家に挨拶をする風習があるんだそうです。
なぜブリを持ってくるかというと
「嫁ブリがいいですね。」という気持ちを表すため、だそうです。

・・・駄洒落かい。

そんなこんなで、のりぞう家で「嫁ブリの会」が催されました。
でっかいでっかいブリをいただき、
感激したり驚いたりした後は、8人ですきやきを楽しみました。
久しぶりの8人会食。
そういえば、初めてこの8人でお食事をしたのも
ちょうど一年前だったような。
まだ一年しか経っていないなんて、信じられないような馴染みっぷりで、
そんなふうに馴染めているなんて、ものすごくありがたいことだなぁ
こういうのをご縁と言うんだなぁとしみじみとかみ締めました。


・・・が、しょせんは飲み会。
最後はぐだぐだなのです。
楽しければ、それでおっけいなのです。

ぐだぐだ話しているうちに、話題がワタクシのブログへ。
義弟君のお兄さんが(って、ややこしいな。)
「そういえば、最近、お姉さんのブログにノブの話題は出とん?」
と、尋ねてきました。

そういえば。
最近は、義弟君のことをブログに登場させてないような。
会ってるけど、とりたてて書いてはいないような。
と思い返していると、義弟君があっけらかんと答えてくれました。

「うんや。最近は全然。もう俺、飽きられた。」




・・・人聞きが悪い言い方はヤメテクダサイ。

久しぶりの一言がそれですか。

2008年12月30日 10時28分04秒 | 日常生活
寒いので、帽子をかぶって出かけることの多い今日この頃。
家族三人で買出しに出かけていたところ、
帽子姿のワタクシを見て母親が
「あんたって、帽子かぶってるほうがかわいいみたい。」
と言いました。

・・・滅多に人のことを褒めない母親の一言。
素直に受け止めると、痛い目を見そうです。
きちんと真意を汲み取らねばっ。

「・・・帽子をかぶってると、顔が隠れるから?
 全部見えるより、隠れているぐらいがちょうどいいってこと?」
と尋ね返すと、
「そんなこと言ってないでしょ?!
 あんたって、本当にひねくれとうねぇ。」
と答える母親。

しかし。
母親のその言葉よりも早く、
隣にいた父親が「うん。」と力強く頷いたのです。


・・・・・!!
普段、父親から会話に入ってくることなんて皆無なのに!
こちらから話しかけても、問い詰めて問い詰めて
ようやく回答がもらえるぐらいなのに!
自分から会話に入ってきやがった!
こういう話題のときだけ?
ちょっと、どゆこと?!

憤るワタクシに、父が改めて話し掛けてきました。
久しぶりに聞く「うん」「うんや」以外の父の一言。
今年、聞き納めかもしれない父親の言葉です。

「あんた、性格だけやなくて、顔も悪くてかわいそうやね。」





・・・あなたの子ですからね。

到着!

2008年12月30日 10時04分17秒 | 日常生活
ようやく本棚が到着しました。
不備があったため、ついでにお詫びの気持ちもこめて
棚板をバージョンアップしてくださったとか。
なんて素敵!
年の瀬にハッピー気分となりました。

早速、ベッドの上に積まれていた本を移動。
一応、ワタクシなりに並べ方にこだわりがあって
詰めたり出したり、並べたり並べ替えたり、もう一回出したり。
・・・していたら、更に更に幸せ気分になりました。
本を読むのも大好きですが、
本棚に本を並べるのも
本棚に並んでいる本の背表紙を見つめるのも大好きなのです。
楽しーーーーーーーーっ。

・・・ワタクシってば、つくづく「ひとり満足」大好きだな、と。
ふと思った年の瀬。

ちなみに、この本棚は「absorb」さんでオーダーしました。
お好みで家具をオーダーしていただけますが
このお店に置いてある家具を買うこともできます。
サイト内の家具もお店においている家具もとっても素敵。
家具好きな方、目の保養にぜひご覧くださいませ。
このお店に置いている雑貨がこれまた素敵なのです。

クリスマースの成果

2008年12月26日 00時30分53秒 | 日常生活
今年のクリスマスが終わりを告げようとしています。
この一週間で、のりぞう宅にて消費されたケーキの数。

ロールケーキ 1本。
ホールケーキ 3つ。


自宅以外でのりぞうが食べたクリスマスケーキの数。
3切れ。


一週間前と比較したワタクシの体重。
プラスマイナス0キロ。


・・・自分をほめてあげたい。

季節外れ

2008年12月21日 10時03分41秒 | 日常生活
長年、組み立て家具の本棚を愛用していましたが、
底面がたわんで完全に曲がってしまったため、
しっかりしたつくりの本棚を購入することにしました。
届いた本棚を置くためには、現在使用中の本棚を他の場所へ移動しなければならず、
まずは本棚の中の本をとりあえずベッドに移動してみました。

かくしてできたベッドの上の本の山。


しかしながら、届いた本棚に不備があり、到着が延伸。
・・・取り残される本の山。

到着日までは、ワタクシ、床の上でごろ寝生活です。


夏に購入すべきだったかも。

これもまた「縁」

2008年12月18日 21時50分05秒 | 日常生活
今年も来年度入社の方々に向けての「内定者研修」が始まりました。
論文やら月報やら課題やらを色々と提出していただいては
えらそうにコメントをしてみる日々の始まりです。
未だに顔と名前が一致していない方々とのメールのやり取りは
少しずつ少しずつ、人柄が分かってくる過程が
昔懐かしノスタルジックな「文通」っぽく
ワタクシにとって、毎年恒例の貴重な楽しみです。

いただいた月報や論文はすべてコメントを書いて返却しているのですが
書かれたことで印象に残ったこと、
これは覚えとこう!とワタクシの琴線に触れたことは
内容の重要度にかかわらず、すべてメモ。
かくして個人情報たっぷりの「のりぞうマル秘メモ」が
ワタクシのパソコン内に蓄積されていき
新人研修で名前と顔を一致させるまでの
カンニングノートとして使用されることになります。

さて、今月は情報処理試験の結果について
連絡をしてくる内定者が多く、
来年春の受験時に威嚇用、確認用として使用するべく
しっかりメモをとりました。
メモを取る際は、個人の特性を覚えるためにも
可能な限り、その人の言葉で書き込みます。

「基本情報技術者試験に惜敗。」

・・・ん?惜敗?惜敗!あれ?
何度、変換しようとしても、目指す漢字が出てきません。
おかしい。惜敗なんて、そんなに小難しい漢字でもなければ
特殊な読み方をする漢字でもないのです。
あっさり出てくるに違いない漢字なのです。
それなのに出てこない。

ということは、もしや・・・・
ワタクシ、読み方を間違えて覚えてるのかしら?
と不安になり、辞書で調べてみたところ、
見事に不安が当たっておりました。

せきはい!?
この漢字(惜敗)ってば、「せきはい」って読むの?!
本当に?!え?!ほんとーーーーーーにっ?!
信じられずに、いくつかの辞書を調べましたが
それ以外の読み方は一切、ヒットせず。

信じられない。
今の今までずっと「しゃくはい」だと思ってました。
疑いもせず、「しゃくはい」だと信じきっていました。
間違いにこれっぽっちも気付くことなく過ごしてました。

本大好きなので、漢字の読み方については
密かに、どころか堂々と自信を持っていたのです。
得意分野というものがほとんどないワタクシにとって
この間違いは、大きなダメージです。


・・・でもね。
しょーがないさ、とも思うわけです。
だって、ワタクシの人生には
「惜敗」なんて言葉、縁もゆかりもなかったのです。
負ける時はいつだって、完全に負けてました。
「惜しくも」負けた、なんて状況は一回たりともないのです。
いつだって、気持ちのいい負けっぷりを披露。

というわけで、
今までまったくもって使う機会がなかった言葉と
30にして初めて正面から向き合えました。

今まで気付かなかったことも
今日、出会えたことも、きっと「ご縁」。
こういうのは、きっとすべて「縁」なのです。
本にも言葉にも漢字にだって「出会うべきとき」があるのです。
と、壮大な言い訳で
5分後には完全に納得したワタクシ。
図らずも、爽やかな気持ちまで味わえました。

そういうわけで、今、ワタクシは無性に
「惜敗」という言葉を日常生活の中で使ってみたい症候群。

目覚まし時計に惜敗。
電車に僅差で惜敗。
エレベーターのドア開閉に惜敗。

今まで「縁がない」と思っていた「惜敗」ですが
使おうと思えば、無限の可能性が!





・・・・そんなこんなで
最近のワタクシはお仕事を力いっぱい楽しんでいます。