のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

2012年04月30日 20時35分19秒 | 日常生活
あっと言うか言わないかの間に、休みが過ぎ去って行きました。
始まったと思ったら、もう終わってるの?!
と、毎回毎回、連休が来るたび、飽きもせずに同じことを言うてますが。

でも。
1日行ったら次は5連休です。
遊んだり遊んだり遊んだり遊んだり遊んだりして過ごす5連休です。

明日は会社で体力回復に努めます。

おすそ分けもらいました

2012年04月28日 21時18分45秒 | 日常生活
本日の結婚式の場所は、いつも青年会でお世話になっている親しみ深い教会。
式は教会らしく厳粛で、披露パーティは教会らしく気さくであったかくて。
楽しい楽しい3時間半でした。

青年会からは、新郎新婦へのお祝いメッセージをビデオで用意。
おおいに会場を盛り上げました。
その盛り上がりようときたら!
ビデオの主要登場人物が新郎新婦をさしおいて、
会場のお客様全員から盛大な拍手を独り占めするぐらい。
恥ずかしがり屋さんの彼は
「だからやりたくなかったんだよ・・・」とぶつくさ言っていましたが
あれはずるいわぁ!役回りがおいしすぎるんだよ。うらやましいよ!
と私は心の底から本っっ気でうらやましがりました。

賜物が違いすぎて、私がやっても絶対にこんな笑いは起きないのです。
これだけみんなを笑顔にさせるって、すごいのに!
なんでぶつくさ言うかなぁ。照れてるだけなんだろうけどさ。

顔見知りの方々からは
「すごいねぇ。面白かったよ!」
「笑ったー!よくあんなビデオ作るのに協力したね。偉いわー。」
「さすがやね、教会の青年は違うわー。
 『自分の身を犠牲にする』っちことを知っとうだけあるね。」
と口々におほめの言葉にあずかりました。わーい。

他にもひげダンスあり、プロ顔負けのピアノ演奏あり
心温まる友人代表のスピーチあり、と盛りだくさん。
終盤では、教会のちびっこたちの歌で、会場のみんながダンスダンス♪
笑顔いっぱいの楽しい賑やかな披露パーティとなりました。

最後の最後はふたりを代表して新郎から皆様へのご挨拶。
「何かが完成して結婚するわけじゃない。
 ふたりともに課題を抱えながら、結婚式のスタートを切りました。
 でも、課題を抱えながらもふたりが出会って、ともに歩もうと決意する。
 そんな出会いができたことがうれしい。
 本日は集まってくださって本当にありがとうございました。」
というような真摯な言葉を誠実に話す新郎の言葉に胸がいっぱいになっていると
新婦が横から新郎のマイクに手を差し出しました。

え?ふたりを代表して新郎が挨拶したんじゃないの?
「代表」になってないよー。
と、思わず微笑んでしまいましたが、
新婦のシンプルで、とてつもなく心のこもった言葉に胸をうたれました。

「どうしても一言だけ言いたいことがあるので言わせてください。
 お母さん。生んでくれてありがとう。
 とても幸せです。」

シンプルな言葉の持つ力の大きさは計り知れない。
そして、「ありがとう」っていう言葉の持つ
美しさ、あったかさが聴く人に与える力も大きい。
そんなことを思った素敵な結婚式でした。

学ぶことの多い人生

2012年04月28日 20時57分07秒 | 日常生活
本日は13時半から結婚式&結婚披露パーティでしたが
その前に「お料理教室」なるものも入っておりました。
「5回コースなら申し込んでみよう」と、
なぜか「5回コース」だと勘違いして入会したお料理教室ですが
行き始めてはや1年が過ぎました。5回のつもりが1年・・・。
長続きしてるなぁ。
長続きの理由はさばさばした先生のキャラクターと
お料理教室の仲間たちと過ごす時間の楽しさです。
もはや、ただ単に「おしゃべりを楽しみに行っているだけ」
「おいしいランチを食べに行っているだけ」になりつつあります。
料理のレパートリーはまったく増えていませんが
そんなの気にしません。(少しは気にしたほうがいい気も・・・。)

本日も勇んでお料理教室に向かっていたところ、
妹さん(料理教室仲間)の携帯に母上から電話が入りました。
「お姉ちゃん!今日、結婚式なんよね?
 母が『お金、忘れてる』ってよ!」

・・・はい?なんですって?
いくら私でもね、そんなことはしないと思うわけです。
だって、私、確かに御祝儀袋に封筒入れた記憶があるものー!
と、思いましたが。

さすが私。
確認したところ、御祝儀袋に入っていた封筒の中身は空っぽでした。
なんっにも!お札も硬貨も何一つ見当たらないっ。
念のため、妹さんに
「ねえねえ。もしもね。
 もしも、いただいたご祝儀袋の中身が空っぽだったらどうする?
 『空っぽだったんだけど・・・』って友達に言える?」
と確認してみたところ、速攻で
「言えんよう。そんなん絶対に言えーん!」
と叫ばれました。

よかったー!!よかったよー!!
母上、気付いてくださってありがとうっ!
思いがけず、(相手にとっては)一生忘れられない忘れ物をするところでした。

ホントにね。
普段、白い封筒なんて家のどこにも見当たらないのに
なぜに今日に限って、白い封筒がふたつも私の目につくところにあったかなぁ。
「封筒を使うときは、いついかなるときも封をする前に中身を確認すること。」

これ、本日の教訓です。
私の人生、学ぶことが多すぎる。

黄金週間!

2012年04月28日 08時43分23秒 | 日常生活
たまたま帰り道に出会った他の部署の部長から、道すがら
「娘が嫁に行ってくれないんだよー。
 30越えるまでは、むしろ「行ってほしくない」
 「ずっと手元にいてほしい」と思ってたけど、
 ホントにいかないとなると不安で不安で。
 嫁に行かなかったらどうしよう・・・。」
という悩みを吐露されました。
・・・フクザツな気分で、娘さんの年を伺ったところ、ジャスト30。
私より年下でした。
むぅ。
嫌がらせなの?
嫌みなの??
どっちなの!?と頭の中、疑問でいっぱいになりましたが。
きっと、私のことをまだ20代だと思ってるんだわ、
と前向きに解釈してみました。
じゃなきゃ、やっとられんっ。

とにもかくにも。
本日からは、黄金週間なのです。
そんなよしなしことぜーんぶ忘れて休みを楽しみます。

待ってたよ!9連休!
途中、一日二日会社に行く日もあるけれど、
まあ、気にしない。気にしない。
過ごす場所がどこだって休みは楽しめます。楽しみます。
9連休ったら9連休なのです。

さて、連休初日は教会友達の結婚式。
幸せのおすそ分けに与ります。

通じたらしい怨念

2012年04月25日 23時32分01秒 | 日常生活
世の中はなんとも便利になったもので。
本日は9時半から17時半まで福岡にいながらにして
東京にある親会社にて行われている「共通技術施策勉強会」に参加しました。
ただメールで送られてきたURLをクリックするだけで
関東の会場の様子を鮮明に見ることができるため
何もしていないけれど、最先端の技術を使いこなせているような気持ちに。

とはいえ、「共通技術」として発表されていることは
どれも私には難しすぎて、内容をまったくもって理解できない有様。
内容どころか、言葉の意味から分かんないことだらけだよ。
何?!モダナイゼーションって!?
と軽くパニックに陥りながら、
そして必死に眠気と戦いながら1日を終えました。
あれですね。英文を聞いていると心地よく睡魔に襲われるような感覚。

けれど、睡魔に襲われている場合ではないのです。(当たり前)
なにせ、業務命令で参加している勉強会。
発表内容をきちんとまとめて報告書を作成し、
おえらい方々に提出しなければいけないのです。

・・・ピンチ!
何をどうやっても、報告書が書ける気がしません。
こんなに内容を理解できていなくて、
何をどう報告しろ、とおっしゃるのか。

と煩悶しながら、長い長い一日をようやく終えました。
本日、昼過ぎの時点では、
「今日という日は終わらないんじゃないかな・・・」
と果てしない気持ちになっていたけれど、
どんな「今日」であれ、いつかは必ず終わりを迎えるものなんですねぇ。
と隣の席の先輩にため息つきながら語りかけていると
部長がにこにこ笑顔で私の席にいらっしゃいました。

「お疲れ様。疲れたやろ?
 一日聴講は長いけんねぇ。意外と体力使うよね。」

・・・はい。もっっっっのすごく疲れました。
長い一日でした。

と私のしごく正直な告白を笑いながら聞き流し、自席に戻られる部長。
笑いどころじゃないですよ。
あなたの部下、とりあえず一日勉強会を聴講してはいるものの
内容はまったく理解できていませんよ!
するべき質問は「疲れたやろ?」じゃなくて
「理解できた?」「わかった?」ですよ!

と、心の中で突っ込みつつ(小心者)、
とりあえずは部門の飲み会に参加するべく会社を後にしました。
本日は半年に一度しか開催されない部門飲み会。
参加者が66名もいるらしい盛大な飲み会なのです。
遅れちゃ大変。明日のことは明日考えようっと。
思い切りとあきらめのよさだけは、誰にも負けない自信があります。

会場に到着し、席を決めるためのくじをひいたところ
参加者が66名もいるにも関わらず、隣の席は何の因果か、部長。
右ななめ前、左ななめ前の席じゃ同じ部署の後輩。
・・・あれ?ホントに参加者66名もいるのかな?
顔ぶれにちっとも新鮮味がありませんよー。
あたふたしている幹事さんたちにいちゃもんをつけていると、
隣の席に腰を落ち着けた部長が私に向かい、

「そういえばさ、今日の勉強会やけど
 ほかの部門にも参加しとう人がおって、
 その人が報告書を書けるらしいったい。
 やけん、のりぞうくんは報告書出さんでもいいや。」

とおっしゃいました。

!!!
なんたる奇跡っ!!
おかげさまで。
今宵のお酒は、とてつもなくおいしいお酒になりました。

「通り」すがりの人ではありません

2012年04月24日 22時55分47秒 | 日常生活
月曜日は、母上が大叔母(母上にとっては叔母)と一緒に食事を取る日です。
帰宅後、母上が本日のランチについて報告をしてくれました。
どうやらお気に入りのバイキングランチに出かけた模様。

「でね、そのときにね、おばちゃんがね。
 会計の人と話したみたいでね。
 出てきてから呼ばれたんよー。あの人、独身って。」

・・・はい?

「なんかね。会計の時にね、ここの社員なのかどうかを聞いて
 年齢を聞いて、独身かどうかを聞いたらしいんよ。」

なに、その身上調査。

「でね、年齢はあんたと同い年で、独身なんだって。
 おばちゃんから呼ばれたけ、行ったらね
 『この人の娘なんよ。いい子やけん、会ってみらん?』
 て話された。」

・・・それ、ナンパですやん。
ふがいない私に代わって、御年80ウン才の大叔母が
街中で年頃の殿方をナンパしてくださっとる。
って!その流れから察するに、大叔母にとって私の結婚は、
ホンットに「誰でもいいからとりあえずしておくれ」
っていう水域にまで達しとられる、と。
思わず遠い目になりました。

「でもね、でも、背も高かったし、すっごいかっこいいわけじゃないけど
 すっごいかっこ悪くもなかったけん、彼女がおると思うんよ。」

なに、そのフォロー。
しかも何気に相手の殿方にとっても失礼。

「張り切っとったよ?
 『お店に連れてきてください』って言われたって。
 どうやってのりちゃんを連れて行こうか、
 いつふたりを会わせようか、考えないかんって。」

・・・その殿方もお気の毒に。
お客様だから無下にもできず、あからさまに嫌ですとも言えず
やんわりあたりさわりなく、話をスルーしようとしたんだろうなぁ。

でもですね。
一族の中でも一、二を争うぐらい元気な大叔母なのです。
「やんわりスルー」を狙うぐらいの対応だったら、
まず間違いなく、全然!これっぽっちも!気付きません。
むしろノリノリで「断られんかったけん、脈がある」って思いますよ。
てか、思ってますよ!
そこはちゃんと「心に決めた人がいるんで。」って言ってくんないと!

と、不甲斐ない私は他力本願承知の上で思いました。

いや、むしろ。
もう本当に運命かもよ。同い年だし。
と、現在、目標評価面談とか、目標設定面談とかに心を重くしている私は
他力本願も全然受け入れるよ!とうっかり運命を信じそうな勢いです。
心配してくださる親族がいるってーのは、ありがたいことだよね、
とやすやすと乗っかりそうになってます。

それにしても。
仕事でてんぱっていたとき(というよりは珍しくまともに働いたせいで
「会社に行ってちゃんと働く」ことにほとほと愛想がつきはてていたとき。
どちらかというと、それが「まっとうな社会人」なんですが。)
仕事場と自宅の往復に嫌気がさして、
今日、誰とも話してない!誰とも話さないままに一日が終わっちゃうよー。
危険だよー、危険。めっささびしい人みたいだよー。
とやけっぱち気分になり。

ええい。もう誰でもいいから、仕事場出て一番最初に出会った人に
『お願いします。遊んでください。』ってお願いしなきゃ。
と決意を固めたものの、夜遅過ぎて、通りには人っ子ひとりいなかったんですよねー。
全っ然、誰にも話しかけられんかったんですよねー。はっははー。
と、教会友達に話して、その場にいる人たちから一斉に
「だめー!道行く人にほいほい声かけちゃだめー!」
って止められたってーのに。

身内が私の代わりに道行く人にほいほいと声かけてくださっているというこの事実。
ありがたいことです。

お見通し

2012年04月23日 23時29分44秒 | 日常生活
うっかり定時間際に打ち合わせを入れてしまったために
資料の修正が定時後にくい込んでしまいました。

むむー!
今日はおーのさん主演のドラマがある日なのにー!
カツゼツ良くクールにしゃべるおーのさんが見られる日なのにー!
と、がぜん焦りましたが。

なにせ、明日の朝一番に行われる本部会で使用する資料なのです。
さすがに明日にまわせない・・・。
既に作成し終えた資料の後半部分は、先週金曜日に部長に提出済み。
でしたが、本日、朝一番に呼び出され
「なんか違うんよ。大枠はあっとんやけどねぇ・・・。
 ちゃんと読めば、言いたいことも分かるし、
 作って欲しいとお願いしてた資料になっとうっちゃけど、
 これだと、どこが大切なのか分かりにくいっちゃんねー。
 一番言いたいところを強調してほしいったい。」
ともやもやとしたダメダシをされました。
うーん・・・。
どこが一番言いたいところかって、その資料全てが言いたいところなのです。
もともと、膨大にあった(とにかくもんのすごい)情報の山から
「とりあえずこれだけは伝えておかないと」というところを抜き出して
作成した資料がこれなのです。どれもこれも「確認して欲しいところ」です。
これ以上、どこをどう取捨選択すればいいのやら・・・と途方に暮れましたが。
でも、会社員の端くれとして、上司の期待に応えるべく
上司のゴールイメージを探ります。

えっと。こんな感じにまとめればいいですか?
ここをこう強調する感じでしょうか?

「違う!違う!!違う!!
 もっと具体的に。そこだけ強調してもわからんやろうが。」

・・・具体的に、ですか。
じゃあ、強調する、というよりは補足する感じ?
もう少し分かりやすくイメージ画像を入れたり
詳細手順を入れて見ましょうか?

「それだと、資料がごちゃごちゃするやろうが。
 違うっちゃん。」

・・・こんなやりとりを複数回やり取りした後に
部長はため息ひとつ大きくつかれ
「まあ、この資料はこれでいいや。
 とりあえず、この資料の見出しだけあの資料にそろえといて。
 で、もうひとつのほうの資料を作成し始めといて。」
とおっしゃいました。


・・・あまりにも。
あまりにもあからさまな部長のご様子に
「部長。
 今、あからさまに諦められましたよね?
 もう言っても埒があかんって諦めましたよね?」
と思わず言わずもがなの確認をしてしまいます。

「いやいやいや。そんなことないよ。
 大枠はあっとるけん、これでもいいんよ。」
と部長はおっしゃってくださいましたが、
「これでもいい」って、やっぱり諦めてるんじゃ・・・。
喜怒哀楽どの感情もストレートに表に出してくださる部長は
一緒に働いていて気持ちがよいというか清清しい部長です。
ま、たいていは清清しく怒られているわけですが。

そんなこんなで明日の本部会に向けて、というよりは
21時開始のドラマに向けて、根性入れて資料を作成しました。
作成した資料は部長にメールで提出し、逃げるように帰りました。

きっと。
明日の朝一番でまたもや部長に呼び出されるはずなのです。がんばる。

伝わりますように

2012年04月23日 23時04分24秒 | 教会生活
教会の定期総会に出席しました。
昨年度の振り返りと今年度の目標について、
教会員皆で一緒に確認し、認識と想いを共有します。
始まるまで「今日はがっつり教会デイでいやだー!」
「早く帰りたいー!」と駄々をこねていましたが、
今年の計画を確認する作業は思いのほか楽しくて、
2012年度もこのメンバで、この教会で丁寧に過ごそうと思えました。

なんとなく。
教会で、いえ、教会に限らず、会社でも会社以外でも何かと臆病になっていて、
誰かと過ごすこと、にほんの少し距離を置いていた昨年は、
「考えたくないこと」「思い出せないでいること」から
目をそらし続けた1年でもありました。
けれど、昨日の総会で、考えたくないことを考えずに過ごしても、
思い出したくないことから目をそらし続けても
痛いところは痛いままなんだな、ということを突きつけられました。
悲しいことは悲しいことのまま。
きついことはきついことのまま。
今もまだうすれていない、この気持ちを知ってしまったこと。
忘れられない1年になりました。

牧師が引用した聖書の言葉。
「あれほどの大きな経験をしたことは、むだであったのか。
 まさか、むだではあるまい。」(ガラテヤ3:4)

だから今年は、友人知人と会う時間を
教会で過ごす時間を丁寧に楽しみます。
ついつい憎まれ口をたたいてしまうけれど、
でも私の「大好きだよ」という気持ちがみんなに伝わりますように。
そう願いながら過ごします。

お札の見分け方

2012年04月22日 23時27分19秒 | 日常生活
給料日が間近に近づいているにも関わらず、
今月は財布の中に余裕がちらほらと見える!
嬉しくてたまらなくなったため、
「今月はあまりお金使わなかったよ記念」で両親をランチに誘いました。
美味しかったけど、ボリュームがこじゃれすぎていて物足りないよ・・・。
来月は、もっとボリューミーなランチを開拓したいね。
来月末もランチができるように使いすぎに注意して過ごそうっと。
と思いながら、友人と会うために街中へ繰り出しました。

もっとも友人との約束は夜。
まだまだ余裕があったため、百貨店内をうろうろしていると、
なにやらかわいらしいイヤリングを発見しました。
イヤリング!珍しい!
ピアスは巷に溢れかえっているけれど、イヤリングは見かけないのよねー。
しかも百貨店内に1コーナー設けているわりに
なんとも嬉しいお手ごろ価格!
と、ぼんやり(かつ、がっつり)眺めていると、
なにやらむくむく購買意欲が湧き出てきました。

久々に自分用に買っちゃおっかなー。
耳元できらきら揺れる感じがなんともかわいらしくて、ちょうタイプなのです。
大好きすぎて、いろんな人に贈ったり、無責任にお奨めしたりしてきたけど
アクセサリーをする習慣があまりないために、自分用に購入したことはないのです。

でも。
このお手ごろ価格だったら欲しいかも。
うん。とても欲しいかも。
また、この色もたいそう好みなんだわ。
と、正味5分ほどもやもや悩み。
えーい!もう買っちまえー!と思い切りました。
だって、「今月はあまりお金使わなかったよ記念」で
ランチできたぐらいなのです。この程度の出費は許されるはず。

店員さんに「これくださーい。」とお願いし
お財布から1万円札を取り出したところ
なぜか手に握られていたのは、1万円札ではなく千円札でした。
あれ?千円?取り間違えちゃった?
とお財布の中を覗き込みましたが、
私のお財布の中は見渡す限りからっぽで、
他のお札は1枚たりとも見当たりません。
あれ?財布の中に燦然と輝いていたはずの私の1万円札は?
と、おおいに動揺しましたが、私も大人の端くれ。
目の前には既に私がお呼びした店員さんが待ってくださっているため
心の中の同様を微塵たりとも外に出さず
「じゃ、一回払いで。」と魔法のカードを発動させました。

・・・でも。
ランチのときまで確かにあったはずの私の1万円札は?
あの後、何かにお金使ったっけ?どこかでお金崩したっけ?
と、考えに考えましたが、思い当たる節はまったくなく。

代わりに思い当たった節といえば
そういえば。
そういえば、勝手に1万円札と思い込んでいたけど
私はその1万円札とちゃんと「こんにちは」してなかったな・・・。
私が1万円札と思っていたものは1万円札じゃなかったのかも・・・。
という節でした。
よくよく考えたら、
普段、1万円札を入れているところにお札が残っていたので
「1万円がまだ残ってるー!」とテンション上がっただけで
それがホントに1万円札だったのかと問われると全然、自信がない。
というか、それ以来、お財布を開けてもないのです。
つまるところ、あのお札はそもそも1万円札じゃなかった、と・・・。

なるほどねー。
うん。納得した。
納得したけど、納得したくなーいっ。

・・・来月も
「今月はあまりお金使わなかったよ記念」ランチ目指してがんばります。

欲張リズム

2012年04月21日 15時26分16秒 | 日常生活
隣の部署の先輩から後輩自慢をされました。、
「もうさ、あいつ、めちゃめちゃおもしろいったい。
 すんごい話しやすいし、気さく。めっちゃさばさばしとうけん。」
あんなに美人さんなのに?
そのうえ、話しやすくて気さくなんて、
天は意外と二物を与えちゃうんですねー。ずるいっ!
と思いながら、
そういえば隣の部署の女子は揃ってみんなかわいいわ。・・・ずるい!
と気付き、
「あの子も似た感じじゃないですか。
 面白くて話しやすい子ばっかりじゃないですか。」
ともうひとりの女の子の名前を口に出しました。
私にとっては、隣の部署のアイドル二人組として
不動の位置に立ち続けているふたりです。

と、先輩が首をかしげながら、
「確かに。あいつも面白いんやけど、似てはないんだよなー。正反対。
 ひとりは、男なんよ。でもって、もうひとりは女。」
と分析を始めました。

ほほう。面白い。
私にとっては、どちらも入社時から「この子、かわいい!」と目をつけていて
しかも入社後にめきめきと「かわいい」から「美しい」に
ステージを変えた素敵ジョシなのです。
ふたりとも私にとっては「かわいい」という同じくくりにいるけれど
同じ部署にいると、また細かい違いが見えるんだろうなぁ、と
興味深く分析を伺いました。

すると、なぜか私にまで矛先が向けられる先輩の分析。
「うん。どちらもあなたとは正反対やね。」

・・・・。
おかしくないですかい?
ひとりの子は「女」。もうひとりの子は「男」。
ふたりは似ているようで似ていない。正反対。
ここまでは理解できます。

で?
私はふたりと正反対?
じゃあ、私のカテゴリはどこに?
男でも女でもないってこと?どゆこと?
と詰め寄ったところ、先輩は少し考えておっしゃいました。

「うーん。
 あなたは、女。確かに女なんやけど、でも、男でもあるんよ。」

あー。なるほど。
と、少し納得しました。
そーなのです。
私は決して「男っぽい」と言われるほどさばさばはしていない。
けれど、だからといって「女性らしさ」はあまり見えない。
「女性らしさ」を身につけようともあまりしていない。
女性特有の恋愛気質もあまり見せない。(あるのはあるんです。・・・ある。はず。)
だからといって、個性が際立った「私らしさ」があるわけでもない。

「一見、目立つのは女性の部分」で
「女性らしさ」も、ほんの少しは持ち合わせている。
けれど、「よくよく付き合うと男性部分が目立つ」。
どっちの要素もある。うん、納得した!

したけど。
いちおー、ずっと目指してきたのは「女性らしい女性」だったはずなのです。
それが「女性らしさ」を人から(特に殿方から)求められたびに
変に天邪鬼精神を発揮してしまい、あえて求められることと
反対の行動をとってしまったり、憎まれ口をたたいたりした結果
男性属性も女性属性も手に入れてしまった、と。

・・・天邪鬼にも程があるだろう。
青春時代以降の自分を思い返し、
思い当たる節があり過ぎるわー、と思わず肩を落としました。