本日の結婚式の場所は、いつも青年会でお世話になっている親しみ深い教会。
式は教会らしく厳粛で、披露パーティは教会らしく気さくであったかくて。
楽しい楽しい3時間半でした。
青年会からは、新郎新婦へのお祝いメッセージをビデオで用意。
おおいに会場を盛り上げました。
その盛り上がりようときたら!
ビデオの主要登場人物が新郎新婦をさしおいて、
会場のお客様全員から盛大な拍手を独り占めするぐらい。
恥ずかしがり屋さんの彼は
「だからやりたくなかったんだよ・・・」とぶつくさ言っていましたが
あれはずるいわぁ!役回りがおいしすぎるんだよ。うらやましいよ!
と私は心の底から本っっ気でうらやましがりました。
賜物が違いすぎて、私がやっても絶対にこんな笑いは起きないのです。
これだけみんなを笑顔にさせるって、すごいのに!
なんでぶつくさ言うかなぁ。照れてるだけなんだろうけどさ。
顔見知りの方々からは
「すごいねぇ。面白かったよ!」
「笑ったー!よくあんなビデオ作るのに協力したね。偉いわー。」
「さすがやね、教会の青年は違うわー。
『自分の身を犠牲にする』っちことを知っとうだけあるね。」
と口々におほめの言葉にあずかりました。わーい。
他にもひげダンスあり、プロ顔負けのピアノ演奏あり
心温まる友人代表のスピーチあり、と盛りだくさん。
終盤では、教会のちびっこたちの歌で、会場のみんながダンスダンス♪
笑顔いっぱいの楽しい賑やかな披露パーティとなりました。
最後の最後はふたりを代表して新郎から皆様へのご挨拶。
「何かが完成して結婚するわけじゃない。
ふたりともに課題を抱えながら、結婚式のスタートを切りました。
でも、課題を抱えながらもふたりが出会って、ともに歩もうと決意する。
そんな出会いができたことがうれしい。
本日は集まってくださって本当にありがとうございました。」
というような真摯な言葉を誠実に話す新郎の言葉に胸がいっぱいになっていると
新婦が横から新郎のマイクに手を差し出しました。
え?ふたりを代表して新郎が挨拶したんじゃないの?
「代表」になってないよー。
と、思わず微笑んでしまいましたが、
新婦のシンプルで、とてつもなく心のこもった言葉に胸をうたれました。
「どうしても一言だけ言いたいことがあるので言わせてください。
お母さん。生んでくれてありがとう。
とても幸せです。」
シンプルな言葉の持つ力の大きさは計り知れない。
そして、「ありがとう」っていう言葉の持つ
美しさ、あったかさが聴く人に与える力も大きい。
そんなことを思った素敵な結婚式でした。