のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ワルツを踊れ/くるり

2008年03月30日 23時19分52秒 | 音楽鑑賞
昨日、行ったカラオケで久々に聴いたくるりの曲が
あまりに素敵だったため、くるり熱再燃。
帰宅して「くるり聴くぞー!!」とアルバムを録音していた
MD(!!)を探したのですが、見つからず。
そういえば、MDプレイヤーも壊れ気味だし
もういっそ、アルバムを買おう!!と思い立ち、
CDショップに急ぎました。

ふとした瞬間に、普段は隠しこんでいる「行動力」が
湧き出てくる模様。
というか、それぐらい久しぶりに聴いた「ブレーメン」に
心を鷲掴みにされたのです。
思わず、カラオケのラストで、
「もっかい歌って!」とリクエストしちゃいました。

でもって、本日、エンドレスリピート中。
岸田さんの優しい歌声とオーケストラの壮大な音の広がりが
見事に調和していて、聴いていると、心をぐぐぐっと動かされます。
アルバムの中では「ブレーメン」が最も好きですが
「ハヴェルカ」「スロウダンス」「スラヴ」などなど
それ以外にも素敵な曲がてんこもり。
聴いているうちにどんどんくるり熱が高まっています。
穏やかな優しい気持ちになります。

ジャケットの帯に書かれていた言葉があまりにも
このアルバムにぴったりで、思わず何度も読み返しました。

 「今、僕たちには喜びに溢れた音楽が必要だ。」

仲良きことは美しきかな

2008年03月30日 16時26分29秒 | 日常生活
昨日は、妹の結納でした。
母親がかねてから「一度行ってみたい!」と切望していた
小倉の料亭にて、待ち合わせ。
あまりにわくわくしすぎて、というよりも
「しっかり者」不在ののりぞう一家は、結納の開始時間を誰一人
正確に覚えておらず、30分も早く到着してしまいました。

勿論、準備ができているわけもなく、料亭の廊下で待たされる四人。
さすが料亭。廊下なのに、ソファが置いてあり
くつろぎスペースが設置されているのです。
そこで本を読んだり、窓からの風景を楽しんだり
正座したりとそれぞれのスタイルでくつろぐ四人。
完全に料亭の廊下を我が家のリビングと間違えています。

・・・だって、廊下なのに、
我が家のリビングと同じぐらい広いんだもの。
むしろ、我が家のリビングより居心地がいいんだもの。
のびのびとすごしていたら、あちらのご家族の到着。

いよいよ、本日のメインイベント開始です。
両家向かい合って挨拶。
結納の目録の受け渡し。
主役ふたりの写真撮影。
家族そろっての写真撮影。
両家揃っての写真撮影。

・・・すっげー!!
なんとなく由緒正しい感じ。「日本」ていう感じ。「伝統」って感じー!
主役でもないのに、ワタクシまで厳かな気持ちになりました。

結納の後は、庭に出て、風景を楽しみながら
お食事の準備を待ちます。
日差しがあたたかく、桜も少しほころび気味。
なにもかもが二人の未来を祝福しているよう。
お庭でも写真撮影を楽しんでいると、お食事の準備が整い
部屋に呼び戻されました。

さあ、いよいよ母親念願の「料亭のご飯」!!
さすが料亭。盛り付けも器も、そしてお料理も
何もかもが「さすが」と思えるものばかりでした。
おいしくて、楽しくて、みんなが笑顔で
主役二人もものすごく幸せそうで
今、思い返しても、昨日のあの部屋は、
きらきら輝いている感じ。まぶしいくらいに暖かい感じ。

和気藹々と会話が弾み、途中からは主役二人も
下座にいた兄と姉の近くに移動してきたため
もはや「家族の宴会」のような雰囲気に。
開始当初の「由緒正しさ」は一掃されます。
うん。「ザ・結納」という雰囲気も新鮮で面白かったけれど、
やはり、今のこの「和気藹々」な空気「みんな家族」みたいな
部屋の風景のほうが断然、素敵!
主役ふたりの幸せそうな笑顔も近くで見られて
お姉さんは大満足。幸せ気分、一割り増し☆

食べて飲んで笑って話して、また食べて、
思い出したころにまた飲んで。を繰り返していると
仲居さんがお部屋に入ってきて、おずおずとおっしゃいました。

「すみません・・・。
 もうそろそろ、お部屋、空けていただいてもよろしいですか?」


・・・追い出されました。
って、既に14時半過ぎ?!結納開始時刻から3時間?!
そういえば、料亭の方からは
「お土産は13時ごろにお持ちしましょうね。」
って言われてたような。

帰宅途中の車の中、母親がしみじみと申しました。
「結納で、料亭を追い出される両家っていうのも
 珍しいやろうねぇ。だって、本来なら、ふたりの家族同士は
 知り合って間もないけん、そんなに親しくないと思うんよ。
 そんなに会話も弾まんと思うんよ。
 途中でストップがかかるってすごいことよね。
 あちらのご家族の方々が親しみやすい方ばかりで、本当によかった。」

・・・確かに。
でも、こういう素敵な原因によって起こる
「珍しい経験」は大歓迎☆
「追い出された」ことさえ、幸せの象徴のような気がします。
・・・まあ、料亭の方々にはご迷惑をおかけしたわけですが。
料亭の方々、昨日はありがとうございました。


ちなみに主役を含む若者四人は、その後も家には帰らず
一緒にカラオケに行ったんだけどね。
あちらのご兄弟には人生初という「家族カラオケ」を
体験していただきました。
妹と未来のだんな様との仲の良さが伝わってくる光景だけでなく
妹が未来のだんな様のお兄様にかわいがられている姿も
間近で見ることができて、姉の喜びは限りないのです。

母大喜び

2008年03月29日 08時10分34秒 | 日常生活
本日、めでたく妹の結納です。
朝から我が家は大忙し。
母親も猛スピードで準備中。
そりゃそうだよね。
のりぞう一家にとってかなり大きなイベントですもの。

準備の手を止めて、母親がうきうきとつぶやきました。
「早く準備をして、早く着替えて、ゆっくり見ようっと。」

・・・・早く見る?何を?

ホタルノヒカリ☆」

昨晩、アイロンがけをするのに手持ち無沙汰だったので
深夜一時から録画していた「ホタルノヒカリ」鑑賞会を始めたのです。
当初はアイロンがけをしている間だけ見ようや、ぐらいの
軽いノリで見始めていたのですが、母親大喜び。
1時間のドラマをひたすら笑いながら見ていたため
本日、妹の結納だというのに、思わず2話も見てしまいました。
見終わって、眠りについたのが深夜3時。

すっかり気に入ってしまった母親は
早く続きが見たいようです。


・・・でもね。
本日、楽しみにすることはもっと他にあると思うの。
今日のメインイベントは「妹の結納」だと思うの。

プロポーズ作戦SP

2008年03月28日 22時53分41秒 | テレビ鑑賞
■ストーリ
 健(山下智久)の告白を聞いて、礼(長澤まさみ)が
 多田(藤木直人)との結婚披露宴を途中で飛び出してから1年。
 お互いに思いは通じ合っているものの、新たな一歩は踏み出せずに
 いた。そんな中、エリ(榮倉奈々)とツル(濱田岳)の結婚式が
 ハワイで行われることになり、健、礼、そして幹雄(平岡祐太)らが
 海辺の教会を訪れた。ところが結婚式当日の朝、エリが
 「ツルの気持ちがわからない」という内容の置き手紙を残して日本に
 帰ってしまった。参列者に謝るエリの両親や落ち込むツルの姿を
 見て、1年前の自分たちのしたことを思わずにいられない健。
 エリ一筋だったツルにはなんとか幸せになってほしいと強く願ったとき
 久しぶりにあの妖精(三上博史)が現れた。相変わらず礼との関係に
 ついて煮え切らない健にあきれる妖精だったが、友情に免じて健を
 再びタイムスリップさせた。

■感想 ☆☆☆☆☆
 ひっさびさに大満足のスペシャルドラマを味わいました。
 ここ最近、人気ドラマの続編にがっかりしたり、スペシャルと聞いて
 わくわくしていたのに、単なる総集編で肩透かしをくらったり、と
 「本編でやめときゃよかったのに。」と思わずにはいられない状況が
 続いていたのですが、今回はもう大満足!見終わってすっきり!
 すっごく幸せな気持ちを味わえました。
 このすっきり感、このうっとり感は、むしろ本編より上かも。
 それぐらい面白いスペシャルでした。
 思わず録画していたドラマをもう一度、見返しましたもの。
 見終わった後に、「保存用」として編集しましたもの。

 ハッピーエンドのドラマが大好きです。
 でも、やはり結婚式当日に花嫁を奪ってしまった主人公の
 「ハッピーエンド」は素直に祝えない感情があるわけで。
 まして、このドラマで花嫁に逃げられた花婿さんは
 主人公よりはるかに大人で男らしく人間的に大きな人だったため
 余計に「こちらとも幸せになってほしかった。」という気持ちが
 ぬぐえず。スペシャルで「手放しでのハッピーエンドとは
 言えないハッピーエンドのその後」をきちんと描いたところから
 もうすっきり。

 主人公とヒロインがお互いに思いあいながら、そして、お互いの
 気持ちを知っておきながら、その後の一歩を踏み出せないでいる
 姿も心情的によく理解できましたし、そんなふたりだからこそ
 心から応援したくなりました。このふたり、意地っ張りで不器用で
 欠点もちゃんとあるんだけど、でも、だからこそ、愛すべき
 ふたりだったんですよね。今回もその魅力は健在。

 そして、恋愛ドラマとしての切なさも健在でした。
 海辺のラストシーンは、今、思い返してもうっとりするほど
 素敵な場面。美男美女と夕日の沈む海辺なんて、
 無敵のセットとしか言いようがないっつーに。
 あー、本編を再放送してくれないかなー。

惜しいオンナ

2008年03月28日 00時59分36秒 | 日常生活
新人研修まで、いよいよ3営業日です。
泣いても笑っても、あと3営業日で新人研修開始。
ワタクシのエンジンもようやくかかってきました。
ここ数日は、若干、焦りの気持ちが強くなり
おかげで、準備しておかなければいけなかったことを
さくさくと思い出すことができます。

「そうだった!あれ、しとかなきゃいけなかった!!」
バタバタとすればするほど、「バタバタ」とは反比例を描くように
気持ちは落ち着きます。
だって、バタバタしているということは
必要事項を着々と思い出せているってことですから。
昔から計画的に物事を進めることができなかったワタクシは
計画的に準備を進めることができて、落ち着いた時間があればあるほど
「そ、そんなはずないんじゃないの?!
 絶対に何か忘れてるはずだってば!」
とドキドキしてくるのです。不安になるのです。
どんだけ自分を信用できないのよ。

そんなふうにバタバタバタバタしている部下を哀れんで
上司が飲みに誘ってくださいました。
確かに、今のうちに飲んでおかなければ
来週は落ち着いて飲めない気がしないでもないような。
そんなこと言いながら、来週も飲んでそうな・・・。
えーい!でも、合流しちゃえー!
明日、できることは、明日に行いなさい。
とどこかの偉い人が言っていた気がしますもの。

偉い人の言葉には素直にしたがって、
明日できそうな作業はすべて明日に回して、飲み会に潔く合流。
合流したのりぞうを先輩たちが暖かく迎えてくれました。

「のりぞうさー、どこかが惜しいんよね。
 実に惜しい。なんで、今日はズボンなんよ?
 スカートがよかったのに。
 テンション、がた落ちだよ。がっかりだよ。
 惜しすぎるよ!」

・・・そんなこと言われても。
本日のワタクシ、とことん惜しいオンナのようです。

・・・でもね。
のりぞうごときのスカート姿をそんなふうに
楽しみにしてくださっている先輩方がいるなんて。
ありがたい先輩です。

失恋記念日

2008年03月27日 23時26分40秒 | 日常生活
仕事中、先輩からメールが届きました。

「大変だ(゜д゜ )!」
という文面の後に、URLが。
URLを覗いてみると、松井選手結婚のニュースでした。

・・・くっ。
朝のニュースでは「結婚?!」だったのに、
既にこのニュースでは「結婚!!」に。
確定したってこと?!きーっ!!

速攻で先輩に思いの丈を返信します。
「きー!!!
 所詮、みんな若いオンナが好きなのね!!
 ・・・くぅっ!!!」

お相手の女性は25歳ですってよ!
ちぇっ。ちぇっ。

先輩からの返信。
 「残念やったね(-ω-)」

残念なんてもんじゃありません。
この「がっかり」はうまく表現できません。
メールの文面も思わず荒々しい口調に。
 「今日は失恋記念日ですよ。くっそう。」

先輩が無邪気に返信してきます。
 「あと4歳若かったらねぇ(-ω-)」

たった4歳。されど4歳。
恋するオトメには「大きな」4歳です。
でも、恋するオトメだからこそ「たったの」4歳でもあるのです。
「4歳か・・・。
 惜しい。実に惜しいところまで来ているのに。
 なんか「元OL」っていう肩書きが余計に悔しい。
 微妙に「惜しいところまできているのに」という感じを
 醸し出すのでやめてほしいですわ。
 いっそ、女優とか女子アナだったら、よかったのに!」

数分後、先輩から呆れ気味の返信が届きました。
 「どんだけポジティブな思考回路なんよ・・・(-ω-)」


だって、恋するオトメですから。
ま、今は失恋直後のオトメなんですけど。

クヤシー。

薔薇のない花屋

2008年03月26日 23時58分59秒 | テレビ鑑賞
■薔薇のない花屋
■のりぞう的2007年度冬クール1位
■月曜21時フジテレビ放送
■出演:香取慎吾、竹内結子、釈由美子 、寺島進、三浦友和
    松田翔太 、本仮屋ユイカ 、八木優希、尾藤イサオ、池内淳子
■ストーリ
 汐見英治(香取)は一人娘の雫(八木優希)を男手ひとつで
 育てつつ、必死でためたお金でやっと小さな花屋を開いた。
 ある雨の日、そんな英治の前に盲目の美しい女性、白戸美桜(竹内)が
 現れる。汐見親子の周囲には、正義感の強い雫の担任教師、
 小野優貴(釈)、親子の元に居候することになる工藤直哉(松田)、
 優貴に恋心を抱く喫茶店マスターの四条健吾(寺島進)、親娘のよき
 理解者、菱田桂子(池内淳子)らが取り巻き、さらに謎の大病院の院長、
 安西輝夫(三浦)も汐見の人生に影響を与えていく。

■感想
 久々に野島ワールドへ思う存分、ひきこまれた作品でした。
 ここ最近、野島作品の世界観に今ひとつ入り込めないでいたのですが
 (特にキムタクさん主演の「プライド」)今回はその詩的表現たっぷりの
 科白にも、思わせぶりな伏線たっぷりの展開にも、うんざりすることなく
 むしろ、「次はどうなるの?!」とわくわくしながら楽しむことが
 できました。

 野島作品に欠かせないポエミーな科白の数々は
 普段のワタクシであれば、むずがゆくて見ていられなくなりそうな
 ものばかりだったのですが、今回はこの作品の持つ世界観と
 見事に調和して、むしろそこが魅力となっていたように感じました。
 特に本仮屋さん演じる瑠璃のビデオレターは、大好きな場面でした。
 愛を知らないが故に、自分を捨てて旅立った恋人へ
 自分の知っている限りの言葉と表現を使って、愛について
 懸命に語り続ける瑠璃。彼女の慈愛に満ちた表情にも、
 心細そうな泣きそうな表情や声にも、そしてラストレターでの
 力強い眼差しと「私の勝ちよ。」と言い放つその言葉にも
 野島さんの「愛情」に対するこだわりが感じられました。

 「愛」は言葉で説明するのも、実感するのも、与えるのも
 与えられるのも難しい厄介なもの。でも、だからこそ
 「愛情」を感じることができた人は無情の喜びを味わえ
 そして、その愛によって力を与えられるんだろうな、と
 心から納得できるお話でした。

 愛情を知らずに育ち、「信じられるのは俺達だけ」
 「泣いたって、しょうがない。だから泣かなくなった。」
 と行っていた英治と舜が最終回で流した涙は、自分の傍で
 「愛」を見つけることができた証。

 野島作品らしからぬハッピーエンドと、野島作品らしい
 「涙」へのこだわりに心から安心した最終回でした。
 竹内さんの迫真の演技と三浦さんのさすがの存在感に
 圧倒されっ放しでした。それだけに、香取君の台詞回しが
 ついつい気になったけれど、でも、表情の作り方や
 天使の笑顔を持つ優希ちゃんへの優しい接し方は天下一品で
 このドラマ全体の雰囲気とよくあった、穏やかな優しい
 空間を作り上げていました。うん、大満足。
 あー。なんか久々に「未成年」なんぞ見返したい気分。
 野島作品にどっぷりと浸かりたい気分。

よくお似合いです

2008年03月23日 18時15分33秒 | 日常生活
土曜日は、妹たちの披露宴の衣装合わせでした。
衣装にはまったく興味のない父親はお留守番を宣言し
人見知りの母親と一緒にワタクシも参加。
正直、結婚も結婚式も大好きなのですが
「披露宴」というスタイルは少々、苦手で
披露宴について語り合う妹たちをちょっぴりナナメに
見てしまうところもあるのですが、
それでも、ドレスは別!
だって、オンナノコの永遠の憧れだもの!
ぜひ、いろんなドレスを見てみたいわー!!

と、大興奮でついて行ってきました。

お嫁様の衣装はウェディングにカクテルドレスに打掛と3種類。
アルバムも全部で10冊以上。よりどりみどり。すっげー!!
とりあえず10冊のアルバムを片っ端から見て
両家のご両親と小姑、そして主役の花嫁の気になるドレスに
印をつけていきます。ざっと見ていくだけでも10着以上。
今度は、それらを片っ端から試着していきます。

くるくる着替えていく花嫁様。
うん、うん。かわいー、かわいー!!(姉馬鹿)
ドレスもふわふわー!!すてきー♪(うっとり)
・・・でも、やっぱり人によって似合う、似合わないはあるのね。
興奮後は、小姑視線でしっかりと冷静なアドバイスをいたします。

なにせ、ワタクシの妹君の特技は
褒め言葉を120%吸収すること。
自分自身をきちんと認めてあげること。なのです。

今回もお姑様や係りの方の褒め言葉をにっこりと受け止め
自分のドレス姿をうっとりと見つめておりました。
「かわいー!!どうしよ!
 このドレス、ぴったりじゃない?似合うよね。」
「あぁ!もう、この雰囲気は落ち着くわー!」
「意外に、これもいける気がする。」

・・・試着しても、選択肢は狭まってないやん。
そうこう言いつつも、実はしっかり者の妹君。
自分に似合うものをしっかりと見極め、
さくさくとドレスを決めて、お嫁様の試着終了。次は旦那様です。

旦那様の衣装はタキシードに袴。
アルバムは全部で3冊。
・・・・予想よりはよりどりみどりです。
アルバム3冊もあって、よかったね。
たった3冊ですので、さくさくとお気に入りを決めて試着室へ移動。
お気に入り、というよりは、タキシードの色を決めただけのような
気がしないでもない新郎の衣装合わせ。

それでも颯爽と出てきた旦那様は長身で細身なので
見事にかっこよく決まっておりました。
かっこいい!似合うねぇ!!
と、一同が感嘆していると、花婿様も満足そうに鏡を見つめておりました。

「すげー。うん。うん。やっぱり、これがかっこよかったわ。
 俺に似合ってない?うん、俺、これ好き。」

・・・なんかデジャブ。
ついさっき、これと同じような光景を見た気がするんだけど。
ワタクシの気のせい?勘違い?
隣では、母上が若夫婦を暖かく見守りながら、
しみじみと呟いておりました。
「あんたたちって、本当にお似合いの夫婦よね。」

うん。ワタクシも同感です。
末永くお幸せに。

って、スタート地点に到達するまでに
準備しなければいけないことが山ほどあるようですが。
土曜日の衣装合わせにかかった時間は4時間。
次は両親の衣装合わせだそうです。
でもって、前撮りには6時間以上、かかるそうな。

結婚って大変・・・。

未来講師めぐる

2008年03月23日 17時25分43秒 | テレビ鑑賞
■未来講師めぐる
■のりぞう的2007年度冬クール2位
■木曜深夜テレビ朝日放送
■出演:深田恭子、地井武雄、船越栄一郎、榊原郁恵、武田真治
    黒川智花、星野源、正名僕蔵、勝地涼、田口浩正
■ストーリ
 さほど大手でもない進学塾で英語講師を務める女性・めぐるは
 24歳の誕生日をきっかけに、満腹になると人の20年後が見える能力
 を身に付けてしまう。その能力は吉田家の自慢らしいのだが。
 めぐるは、自分の自慢(能力)を駆使しながら、仕事に恋に奮闘する。

■感想
 最初から最後まで楽しく見ていました。
 やはりクドカンさんの作り出す世界は大好き!
 大好きなのに、彼の作品のオモシロさをうまく説明できなくて、
 非常にもどかしい思いをした3ヶ月でした。いろんな人に
 「面白いのよー!」と訴えたけれど、どこが面白いのか
 具体的にはいえないのです。この世界観を見てもらうのが一番。

 それでも一生懸命、見所を考えると、なんといってもクドカン
 ワールドとして、確立した世界の中で、見事に弾け切っている
 個性的なキャラクター達、かな。
 実はカツラの塾長、武田真治さん。今までにないハイテンションと
 オーバーリアクションで子どもなんだか優しいんだか、
 マジメなんだか常にふざけているだけなのかよく分からない塾長を
 実に生き生きと楽しそうに演じていました。もう、後半は
 どこからが演技なのか、アドリブなのかまったく分からなかったし。

 いつもは優等生キャラの美少女、黒川智花ちゃんも、可愛い顔なのに
 黒ぶちメガネでださい格好の田舎娘を熱演。ものすごい東北弁で
 「地獄さ落ちろ」とか「死んじゃえばいいのに。」といった
 キッツイ言葉をかわいらしく口にしていました。このかわいらしさは
 見た人じゃないと分からないだろうなー。ワタクシ、彼女のキャラが
 大好きで、いつもみちるが無邪気に口にしていた「死んじゃえよ☆」
 という科白が思わず、口癖になるところでした。危ない、危ない。

 星野さん、船越さんは、もはやクドカン作品の常連さん。
 いつものごとく、アホでエロくて、ちょっぴりキモくて、
 でも憎めない愛しいキャラクターを突き抜けて演じていました。
 船越さんの娘を大好きなんだけれど、責任感がまったくないパパぶりは
 本当に見事。踊るか泣くか遊ぶか、の実に困ったさんパパを
 ここまでかわいらしく演じられるのは船越さんだからだと思うのです。

 でもって、何よりフカキョン!いつもどおりとってもかわいく。
 「下妻物語」以降、同じパターンの演技が続いていたフカキョンで
 今回も同じような「天然キャラ」なのかな、と心配していたのですが
 予想以上に奮闘。かわいいのに、かわいいだけではなく、というか
 後半は「かわいいフカキョン」を捨て去って、舌打ちしたり
 ぐれたり、パチンコしたり、着ぐるみ来たり、様々なフカキョンを
 見せてくれました。
 このまま、もっともっといろんな役を演じてほしいなー。

 20年後が見える、という自慢(超能力)をもった主人公を
 描いているのに、彼女のその自慢を大きな事件に発展させることもなく
 カレシと喧嘩したり、カレシと寄りを戻したり、塾生をダイエット
 させたり、塾の歌を作ったり、と「そんなの、超能力なくても
 できるじゃん!」というようなことを繰り返すヒロイン。

 「SFって何の略か知ってるか?」
 「知ってるわよ。「少し不思議」でしょ?」とか
 「「少し不思議」もSFだけど、「すごく普通」もSFなんだぞ!」
 とか、わかったような分からないようなクドカン哲学満載。
  
 クドカンさんにとっては、特別も普通もなく、彼の作り出す世界の
 すべての登場人物がただただ愛しいんだろうな。
 そういった彼の愛情こそがこの作品の魅力です。

3年B組金八先生

2008年03月23日 17時08分51秒 | テレビ鑑賞
■3年B組金八先生
■のりぞう的2007年度冬クール3位
■木曜夜21時TBS放送
■出演:武田鉄矢、 森田順平、金田明夫、高畑淳子、山崎銀之丞
    草刈麻有、亀井拓、山田麗、高畑充希、
■内容
 昭和54年以来、今年で28年目を迎える作品の第8シリーズ。
 受験至上主義の学校体制に疑問を持つ金八が、大きな愛情を持って
 3Bの生徒たちと共に成長する姿が描かれる。主役はあくまで
 生徒ひとりひとりであるというスタンスで、ごく普通の中学生が
 抱える問題、悩みを金八先生が解決していく内容にした。
 そのため、25人の生徒全員がクローズアップされた。

■感想
 第7シリーズの「薬物障害」のように、核となる大きな問題は
 なかったため、地味なシリーズでしたが、ひとりひとりを
 丁寧に描いていて、楽しく見ることができました。
 3年B組全員がひとりずつピックアップされたこともあって
 それぞれどんな子なのか、きちんと分かったし、後半では
 見分けがつくようにもなったし。全員に親近感を持てたシリーズでした。

 ただ、やはり少し地味過ぎたかも。という感もなきにしもあらず。
 毎回、最終回では、私まで卒業生達の母親気分でうるうると
 こみ上げるものがあったのですが、今回は目頭が熱くなるぐらい。
 視聴率がよくなかったせいか、前シリーズでは4時間も放送された
 最終回も今回はあっさりと1時間。卒業式もあっさりと終わって
 しまいました。そりゃ、泣けません、という感じのあっさり。
 卒業式後の金八先生と生徒のお別れもやはりあっさり。

 何か物足りない、と思ったら、今回はソーラン節もなかったんだった。
 そりゃ、卒業式もあっさり終わるわけです。

 と、言いつつも草刈麻有ちゃん演じる美香に釘付けではありました。
 中学生ながらに確固とした自分を持っていて、常に毅然とした態度で
 自分と周囲の友人を見つめ続けていた美香。親さえも
 信頼できないでいた美香が「3年B組」を「自分の居場所」と
 思えるようになっていく過程は、心がじんわりあったかくなりました。

 ネット上の裏サイト問題や受験勉強、モンスターペアレンツの存在など
 現代の子育ての大変さを改めて実感。今の私は、「親になること」が
 純粋に怖いな、と思うのです。まあ、「親」なんて、修行できるもの
 ではないし、いざなってみないと、どうにもならないんだろうけれど。