のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

決戦の場はおとぎの国

2013年09月30日 21時28分14秒 | 日常生活
土曜日の夜、関東にあるネズミの国へ行ってきたばかりの幼馴染から
お土産話を聞くため、お茶をしに行きました。
なにせ私も10月の連休にネズミの国を訪問予定なのです。
どんな感じなのか、情報収集をしておかねば。
という殊勝な心意気。
(でも、予約とか準備とかすべて友人にお任せ。
 たまに希望を聞かれて「うーん。行けるなら行きたーい。」と
 答えるだけで、全力で友人に甘えてます。・・・ごめん。
 と、本人に届かないところで謝ってみる。)

「どうだったのよ?ネズミの国は。楽しかった?」
とわくわくしつつ、正座する!ぐらいの勢いで膝を正して
ネズミの国の情報を伺ったところ、見事に心が折れました。
しょんぼりするしかなかった。
情報収集している間中、眉毛がハの字になってました。

わたくし、ネズミの国はお伽の国だと信じて疑わない
30代のいい年をした大人なんですけど
そして、そんなお伽の国が今年30周年を迎えるというので
ネズミの国(の海側)が5周年を迎えた時にその場でお祝いした者として、
再び駆けつけねば、という妙な責任感と高揚を感じて旅立とうとしている
30代の大人なんですけど、
でも、なんかこの国にはネズミの国の30周年をお祝いしたい人が
私の予想の300倍ぐらいいらっしゃるみたい。
「あ。今年、30周年??それじゃ、私もお祝いしますよ?」ぐらいの
「たまたま隣の席の子のお誕生日を知ってしまった人」程度の熱意しかない
私ごときが出る幕じゃなかった。の、かも。
と恐る恐る周囲を見渡しています。
(幼馴染の話を聞く限り)ネズミの国に集まる人たちの熱意が違いすぎる。
「熱意」というものから程遠い私は、そもそも場違いなんじゃ。
と根本的なところから考え直さんばかりの勢いです。

いわく
 ・午前9時にはランドへの入場制限がかかって新規入場禁止だったよ。とか
 ・午前10時の段階で取れたファストパスの時間が午後4時半だったよ。とか
 ・お昼ご飯なんて座って食べられると思うな。
  座って食べないものですら、延々と並ぶぞ。とか
 ・30周年の影響でお土産すら午前10時には人気のものは売り切れだよ。とか
 ・お土産売り切れておじさんが店員さんに怒ってたよ。とか
ホントに恐ろしい噂しか聞きません。・・・て、これ噂じゃなかった。
先週末、ネズミの国を訪れた幼馴染の実話なのです。こわいっ。

しかも、この体験談に驚愕し、友人たちに
「こんな状態らしいよ?」と鼻息荒く報告したところ、
ほぼ全員が冷静に受け止めてくれました。ちゃんと予測してました。
「この時期はそんなもん」らしい。
「ハロウィンと重なってるから」らしい。
私なんてここ数年、ハロウィンの時期が来るたびに、
日本ではいつの間にハロウィンがこんなに定着したんだろう。
仮装ってこんなに一般的なの??
と動揺と疑問を抱えて生きていたというのに、
私が現実に対応できないでいる間に
ネズミの国では着々とハロウィンイベントが定着してました。
今やハロウィンはネズミの国も認めるメジャーイベントなのね。
という事実に改めて打ちのめされました。

後輩からは「ハロウィンシーズンの連休に行くなんて!
マジで死にますよ!?」と、まさかの命の心配をされる始末。
本当に?と不安に戦いていると、プランナーの友人から
「待たないためには勝ちに行かないと。」というメールが届きました。
がっつり勝負の世界でした。
生きるか死ぬか、の心意気が必要でした。

そんなこんなでお伽の国に必要だとは夢にも思っていなかった
恐怖心とか不安とか「この戦いに勝ってみせる。」という静かな決意なんかを
わんさか抱えてネズミの国に旅立とうとしています。

でも、諦めの悪い私はまだ心のどこかで「いや、そうは言っても・・・」と
自分の目で見たものしか信じようとしない悪あがきの感情が働いています。
あとは、「きっと人生で二度と見ないような行列と人ごみを味わえるはず。」
という期待。結局、私の8割は楽観的成分でできているのです。
その楽観的成分をこれ以上増やさないように気を配りつつ、
旅立つその日までネズミの国の現実と向き合う気合を養いながら過ごします。

おそらく、今はこんなにおびえてても
私の想像を超えるお伽の国に着いたらそこで目一杯楽しむと思います。
そこは自信がある。
キャパシティオーバーの人、人、人!を見たら絶対に楽しくなっちゃう。
そこにも自信がある。
ただ、楽しくなってる場合ではないのです。
勝ちに行く。
この決意を忘れず、戦いに挑めるのか。そこが心配。
がんばる!必ず生きて帰る!と自分に言い聞かせて過ごします。

来年の手帳始めました。

2013年09月29日 23時35分37秒 | 日常生活
今年もほぼ日手帳のラインナップが発表されました。
もう来年に思いを馳せる時期です。

・・・と思いましたが。
いやいやいや!と全力で思い直しました。
まだ全然、早い!てんで早いですよー。
なんせまだ上期が終わってないのです。
今年が終わるのは3か月も先のこと。
この3か月で、なんだか色々と環境が変わりそうな友人知人が
私の周りには少なく見積もっても4名いるのです。
ゆっくりじっくり残り3か月を楽しまないと。

とはいえ、すぐ流れに流される自制心のない人間なので
店頭に手帳が並び始めるとそわそわしてしまう。
来年の手帳はどうしようかなぁ、と考え始めました。
でもって一冊もう買っちゃいました。

まずはマイブック2014。
これは妹さんとの交換日記用に購入決定。
来年こそは毎日丁寧に記入します。
今年みたいに3か月分まとめ書きなんてしません。
と、毎年恒例の決意を今年も年中無休でしています。
日々後悔。日々再決意。
でも、まとめ書きもそれはそれで「ここ数か月の振り返り」みたいな
時間が持てて、楽しいのです。
などと開き直るから、進歩がないのが私の人生です。

でもって、100円ショップで購入したマンスリー手帳。
カラフルプーさんが毎月、私を迎えてくれる100円ショップらしからぬ
クオリティがお気に入りです。試行錯誤の上、たどりついた私のお小遣い帳。
マンスリータイプの予定表でえらく小さいため、持ち運びしやすいところが素敵です。
これに使った金額を書くだけの簡易お小遣い帳。収支決算はしていません。
とりあえずの記録用。これは来年も続ける。
なんせお金の記録をつけていると、後からその日に何をしたのかが
すごーーーーーーーーーーーーーく思い出しやすいのです。ちょう便利。
・・・もはやお金の管理のためには利用できていませんが。
でも、年末までにちゃんとこの手帳につけた記録をExcel化して傾向をまとめます。
まとめますってば。今年こそ。

そしてほぼ日手帳。
これは友人との交換用に。
2014でなんと7冊目になります。びっくり。
これも、来年こそは毎日丁寧に記入する。(デジャブ?)
今年みたいに3か月分まとめ書きなんてしません。(デジャブ!)
なんなら残り3か月を丁寧に毎日書きなさいよ、と自分にひっそりと突っ込みます。
でも、毎日書きとめる自信がまったくありません。

で、ここで色々と思い悩んでます。
なんせ用意されている公式のカバーは全95種類。悩むー。
でも、来年は革カバーを購入して、
数年使い込んでみたいなぁ、という欲求が今、ふつふつとわきあがっています。
迷うのも楽しい。

そしてそして、今年の10月からの新入りさん。
教会用スケジュール手帳。

教会用に持って行っていたなんでも書きとめる用ノートのページが尽きたのです。
そんなときに出会った10月開始の手帳。
そのイラストのかわいらしさに一目ぼれしました。かーわーいーいー!!
でも!私、手帳は特に必要ないし・・・と迷った末、
「教会で使えばいいんじゃない?」と思いついて購入。
1週間で2ページ、と書く欄が割と多めに用意されているし、
教会のイベントもマンスリー欄に書き込めるし。
すんごく合ってる気がする!
ただ。礼拝サボると白紙が続く恐ろしい手帳です。
サボった日がすぐにわかる。恐ろしい。

・・・どう考えても手帳を持ちすぎだという気がしてきました。
こんなに手帳にいろいろ書きとめる時間があるなんて、と我ながら感服します。
暇なのか?と問いかけたくなるレベル。
でもって、「はい。暇です。」と即答できます。

世の中では、きれいなお姉さん方を中心に「断捨離」という言葉が流行ってるらしいです。
その流れに逆行するように、1年で手帳がどんどん増えていきます。
後輩からは「そういう思い入れのあるものを捨ててこその断捨離ですよ!」
と力強く言われました。むぅ。

断捨離にも、綺麗なお姉さんにも程遠い毎日です。

次回再会までに目指すこと

2013年09月29日 06時22分02秒 | 日常生活
入社後2年間たっぷりお世話になった先輩が
再び関東へ旅立つというので、壮行会へ参加しました。
旦那様の転勤で福岡へ戻ってきたというのにあっという間にまた関東へ。
「福岡へ戻ってきた」という事実に安心し、「いつでも会えるからー。」と
まだ再会を果たしていなかった無精者の私は青くなり、
大慌てで「ぜひとも会いたいです!」と鼻息荒く共通の先輩に訴えかけたのでした。

すると、親切でまめまめしい先輩が早速、壮行会の場を企画。
満を持しての再会(そして、またもお別れ)と相成ったのでした。
やっぱりさ。「思い立ったら即行動」ってちょう大切。
本当に「明日やろうは馬鹿野郎。」だよ!と心から思いました。

金曜日。仕事が終わってお店にたどり(つく前に一回迷子になり、
留守電に向かって「ここが地図の中のどこなのかがわかりませんよう。」と訴えました。
地図を持って出たのに博多駅周辺をさまよう不条理。
「場所が分からんかったらすぐ電話して。」と言われたのに留守電につながる不条理。
世の中は不条理だらけです。
なぜにこの辺の路地は私の手におえない作りになっているのか、としょんぼりしていると、
先輩から折り返しの電話がかかってきました。
世の中に希望はある!と確信した夜。そんなこんなで無事にたどり)つくと
お店の奥には懐かしい先輩の変わらぬ笑顔!
そして、その隣には先輩の旦那様のミニチュア版のちびっこ!
そっくり!DNAってすごい!と驚嘆。

・・・していると、その隣にこれまた半年ぶりぐらいの再会になる同じ会社の先輩が!
懐かしいー!この前はフロアですれ違っただけなのです。
がっつり会うのって何年振りですっけ?
お元気ですか?
お元気なのですか?
傍らに置かれているそのサブバッグにはもしや愛妻弁当が入っているのですか。
やっほい!と、以前は見かけなかったサブバッグでテンションあがりました。

もはやどこを見て何を驚いたり喜んだりすればいいのかわからない事態に。
とりあえずビールを頼み、目の前にある焼き餃子と水餃子にかぶりつきました。
やってきたビールで乾杯し、ようやく一息ついた頃、先輩からやや唐突に
「ねぇ。のりちゃん。のりちゃんは『半沢直樹』見よったと?」
と質問を投げかけられたのでした。

半沢直樹ですかー。
とりあえず、気にはなっていたんで、全話録画はしてます。
でもって、今、3話まで見終えました。

と回答すると、目の前の先輩二人がそれぞれに「よしっ!」と
小さくガッツポーズをとりました。

え?!え?!なに?なに?
と、きょとんとしていると、先輩ふたりが口々に解説をしてくれました。

「あんだけ人気があるし、絶対に見よるって言ったんよ。俺は。」
と勝ち誇る先輩。
「いやいやいや!見とらんやん、結局。
 のりちゃんは大衆に迎合せん子やけん、絶対見とらんと思ったんよ。」
と、勝ち誇り返す先輩。
「確かに。
 3話まで見て、そこからまだ先に進んでいないってことは
 『はまってはない』ってことですもんね。」
と納得する返り討ちにあった先輩。

いや、この場合、返り討ちにあったのは私か。
どうせ私はひねくれモノですよー、だ。
ひねくれモノなのに、そのひねくれモノ具合が分かりやすいってどゆこと?
ステレオタイプのひねくれモノってこと?
あまりに的確なご指摘でぐうの音も出ませんでしたよ。ぐぅ。

そんなこんなで楽しい夜でした。
楽しい時間はあっという間、という言葉を体現した夜だったなー。

そういえば、東京へ旅立つ先輩(旦那様のほう)から
「アナタには見えないかもしれんけど、俺にはアナタの未来、見えるわー。」
と言われました。
先輩に私のどんな未来が見えているのか皆目見当つきませんが、
その未来を裏切れるよう、日々、精進したいとオモイマス。
これが私の中期目標です。
「わかりやすいひねくれモノ」から「わかりにくいひねくれモノ」を目指します。

欲しいアイテムは上目使いと涙です。

2013年09月28日 10時06分19秒 | 日常生活
木曜日、帰宅したら、妹さんと甥っ子君が遊びに来ていました。
あら、お久しぶり。4日ぶりぐらい?
4日ぶりぐらいに会う私を興奮して走って迎えてくれる
なんとも伯母孝行な甥っ子君です。

興奮のあまりわあわあはしゃぎ、家の中をぐるぐるまわり、
きゃっきゃっきゃっきゃっ笑ってました。
かわいい。すっごく。
そして騒がしい。ものすっごく。

はしゃぎまわる甥っ子君を横目に
いつでもどこでもマイペースの父上は就寝の準備を始めます。
あら?寝ちゃうの?もう?早くない?
と言いつつ、「チャンス!」とばかりにテレビのリモコンを手に取りました。
我が家ではテレビのリモコンは先手必勝。
先に手に取った人に優先権が与えられるのです。
本日は既に父上がリモコンを持っていて「懐かしのメロディ」を見ていました。
が。寝るんでしょ?寝るんだよね?じゃあ、チャンネル変えまーす。
とリモコンを取ったところ、速攻で甥っ子君が近寄ってきました。
「アンパンマン!アンパンマン見りゅの!」

えー!いやなんですけどー。今度ね?

と返事をするも、諦めない甥っ子君。

「アンパンマン!アンパンマン見りゅの!
 いっかいだけ!いっかいだけ!ね?」
上目使いでの懇願。
そのネゴシエーションスキル、どこで培ったのさ?
年頃女子だってそんなにスマートに上目づかいを使いこなせませんよ?
私なんて幼稚園の頃からずーーーーーーーっと背の順で並ぶ際は後ろを陣取ってきたのです。
上目使いなんて使う機会がなかったっつーの。
上目使い使ったら、殿方と目が合わないっつーの。

と甥っ子君の自分より高い女子スキルに敗北感を抱いて、
思わずアンパンマンのDVDをぽちっと再生してしまいました。
負けた・・・。

上機嫌でアンパンマンと一緒にアンパンマン体操を踊る甥っ子君。
かわいい。すっごく。
騒がしい。ものすっごく。
そして、おもしろい。とてつもなく。

アンパンマンDVDを見ながら
アンパンマン体操を歌い踊る甥っ子君をDVDにしてほしい。
と、真剣に思いました。
落ち込んでいるときに見たら、絶対、元気になれる自信がある。

30分後。大満足でアンパンマンを見終えた甥っ子君は
「しま!(シマジロウのことらしい。)
 しま見りゅの!いっかいだけ!ね?」
と懇願を再開。

でもね。もうその上目使いには騙されませんぜ。
と、短時間で防御能力をレベルアップさせた伯母は
「さっき、いっかいだけって言ったやん。」とけんもほろろに断ります。
年を重ねるってことはね、無駄に強くなるってことなんですよ。
私なんて、必要ない防御能力をがしがしレベルアップさせてるもんねー。
やさぐれてる大人をなめんなよー。と大人気もなく勝ち誇る伯母。

そして、「いっかいだけ。ね?」の上目使いが通用しないとなるや、
わんわん泣き出す甥っ子君。目から涙がぽろぽろこぼれだします。
かわいい。泣いてても。
さわがしい。泣いてるから。
おもしろい。泣いてるけど。

というわけで、またも女子アイテムの涙を
上手に使いこなす甥っ子君に完敗を喫した伯母は、
「テレビがついてるから悪い!消しちゃえ!こんなの!」
とこよなく愛するテレビを消し、
(暴風雨が来るかもしれない。それぐらい珍しい出来事です。)
甥っ子君と一緒に絵本を読みました。

絵本を読みながらきゃっきゃ笑う甥っ子君。
くっそう。女子スキルの高いちびっこめ。
いつか絶対、私もそのアイテムを手に入れてみせる。負けないもん。
と齢2歳の甥っ子君に対抗心を燃やした初秋の夜。

目指す方向とか対抗心を燃やす相手とか
だいぶスタート地点を間違えている気がするのは重々承知です。
確信犯と呼んでください。
たしか「確信犯」スキルもジョシに必要なスキルだったはず。

宿題を提出します

2013年09月27日 23時43分51秒 | 日常生活
福岡トモダチの開催したロイホ会に参加しました。
既婚女性2名と結婚生活について(どさくさに紛れて)語り合ったり
時には憤懣やるかたない思い(主に愚痴)をぶつけて慰めてもらったり
好みの殿方について妄想を巡らせたり(巡らせすぎて興奮したり)
「あんたの好みは、本当に全然っ!わからんっ!!」と言い合ったりする会です。
基本的に集まっている時間の8割が妄想に費やされます。

芸能人(やスポーツ選手)のあの人が好き!とか
あの笑顔がたまらん!とか
いやいや!あんなにやけ顔は意味がわからん。とか
じゃあじゃあ、あのグループではだれが好き?とか
私はもちろんこの人☆とかきゃあきゃあ言い合って過ごす会です。
生産性ゼロの語り合い。すごく楽しい!
具体的な恋愛話はとてつもなく苦手ですが(でも聴くのは好き!大好き!)
妄想話になるとがぜん得意分野になります。すこぶる得意!

というわけで、昨日も延々と好みの殿方について語り合いました。
友人Aいわく好みのタイプは
 ・中性的な美人さん
 ・しゅっとしている綺麗め系
 ・細ければ細いほど素敵。
 ・病気で死ぬんじゃないかしら?と心配になるような感じの人。
 例 よしいかずやさん、さおとめたいちさん、
   嵐だったら松本さん
   すまっぷだったら中居さん、
   光GENJIだったら大沢さん

友人Bいわく好みのタイプは
 ・きれいな顔の人
 ・熱血系
 ・プチマッチョ
 例 いちはらはやとさん、あさお投手、
   嵐だったら櫻井さん
   すまっぷだったら誰もおらんのよねぇ・・・。
   光GENJIだったら諸星さん

で、私。
・・・えーっと?あれ?
張り切って答えるつもり満々だったのに、
「タイプ」となるとてんで思いつかない・・・。
私、どんな人が好みなんだっけ??と確認しようにも
他のメンバーが知るわけもなく。
とりあえず好きな芸能人を列挙して、共通点を探ってみることにしました。
 ・前川清さん!
 ・嵐のおーのさん!
 ・すまっぷの中居さん。
 ・光GENJIだったら内海君。

「・・・何?そのセレクト?全然、わからん。」
「性別が男以外の共通点を見つけきらんのやけど。」
という身もふたもない友人からの感想。
・・・ええ。私もです。
てんで共通点が見つからない。
むしろ、それが私の問題なのではないかと不安になってきました。
この年になって、好みのタイプも言えないなんて!

というわけで、友人たちから宿題を出されました。
「好みの男性について考えなさい。
 で、ブログで報告してね。」

ナンデー??と思いましたが、
根が素直な私は、(仕事以外のことなので)非常に素直にスピーディに
上記4名を並べて考えました。考えてたどりついた回答。

わたしは、こと「芸能人」を対象に絞るのであれば
どうやら「ちょい天然要素のあるかわいい男性」が好みらしい。
ついでに言うと、自分の身の回りのことにてんでかまわないちょいダサな殿方。

前川さんなんて「かわいい」以外の形容詞がてんで思いつかない天然さんだし。
うっかり自分の所有する馬がダービーで優勝したときなんて
うれしさのあまり本当に着の身着のままでテレビの取材に答えてしまってたし。
そのときの髪のぼさぼさ具合とか、明らかにパジャマ!な服装とか
キュート以外の何物でもなかったし。

大野さんなんて今年32歳っていうのがまったく信じられない奇跡の童顔だし。
夏のデフォルト衣装はもらいもののTシャツと魚サンだし。

中居さんなんて御年41歳で演じた「ちょこざい君」で
5歳児みたいなかわいらしさが爆発してたし。
私服のとんちき具合が注目されて2冊も私服写真集を出しちゃってたし。
その私服写真集がアイドル価格でありえない300円とかだったし。

内海君は・・・内海君は例外としようかな。
(分からない問題はすぐ棚上げする学生時代を送ってました。
 問題集後ろについている解答解説を見る学生。
 ・・・このあたりにも今の私にたどりつく大きな課題の源流がある気が
 しないでもない。)

そして、今回、話題にもあがらなかったけど、よくよく考えたら
関ジャニで一番好きなのは、やっぱり「かわいい」属性過多の安田君でした。
安田君が大阪のおばちゃんみたいなとんちきな髪型をしていた時期
何度も何度も「かわいいわぁ。」と興奮してました。

結論。
 ・芸能人(遠い世界の人)に限定するのであれば
  「かわいい」属性を持っている殿方が好きです。
 ・その殿方(遠い世界の人限定)が自分の服装や髪形に
  無頓着な方だとなおいっそう「キュート!」と興奮します。

 ・ただし、身近な世界の殿方に限定するのであれば。
 ・顔はごつごつした人が好きです。
  (きれい、とか中性的なワードは一切、求めません。)
 ・肩幅の広いどっしりとした殿方が好きです。
  (体重が私より軽いなんてもっての外です。
   スリムパンツの殿方もスリムパンツのスリム感が際立つほど
   妬みやっかみで眉をひそめます。)
 ・おじいちゃんおばあちゃんに「あんたいい子やねぇ。」と
  言われそうな風貌と服装の殿方に安心します。

結論の結論。
 冒険とかキケンな火遊びはキライ。

【ドラマ】なるようになるさ

2013年09月26日 23時07分40秒 | テレビ鑑賞
■なるようになるさ
■2013年度夏クールドラマ
■TBS金曜22時
■脚本:橋田 壽賀子
■出演
 浅野温子、舘ひろし、志田未来、紺野まひる、安田章大、泉ピン子

■感想 ☆☆
よく「キムタクは何を演じてもキムタク」とか「田村正和はいつでも田村正和」などというふうに表現をされる役者さんがいるけれど、脚本家さんにもかなり特徴はあると思うのです。私が「これ、好きなドラマだわー!」と興奮すると、たいてい同じ脚本家さんです。脚本大事!(私にとって。)
というわけで、このドラマは「スガコはいつだってスガコだよね!!」という感想に尽きるドラマでした。よくも悪くもスガコテイストたっぷり。役者さんの顔ぶれがどんなに変わってもスガコはスガコなのです。あ。スガコ(のふと気が付くと癖になる世界観)大好きです。念のため。思わず橋田壽賀子大先生を愛称で呼んでしまうぐらい親しみを感じてます。なにせ、私が小さい頃には既に第一線で活躍されていたのです。あの特徴あるせりふ回しがあってこそのスガコ。(もはやスガコと言いたいだけのような気がしてきました。)

そもそも浅野温子嬢もキムタクさんや田村さん側の役者さんで、非常に特徴的な演技をする方だと思うのです。その浅野さんがスガコワールドとマッチして生き生きと自由に動いている姿が非常に印象的でした。スガコワールドの個性の強さもすごいし、そのスガコワールドで「浅野さん」を失わずにあの長台詞をよどみなく滑舌よく明るく演じる浅野さんもすごい。
浅野さんは、子供たちがみんな独立した途端、子供たちにすがることなく自分の好きなことを楽しみ始める溌剌としたところが素敵なヒロインでした。今までのスガコドラマにはいないタイプの女性。・・だと思って見ていましたが、血縁に頼らず自分の足で立つ彼女を見て、やはり彼女もスガコワールドの女性だわ、と思いなおしました。
血縁を信じていないわけではないけれど、血縁があるからこそ家族というのは厄介だと知っていて、だからこそ、あえて息子たちに頼らない、息子たちを突き放す強いお母さんでした。家族って、「家族だから」という理由でつい甘えてしまうし、遠慮なく言い過ぎてもしまう。つい気遣いを怠った状態で、関わりすぎてしまうのが家族の厄介なところなんだろうなぁ、と思うのです。だからこそ息子たちとの距離感を意識してコントロールしている。でも、息子たちが甘えてきたら、無下にはせず、結局、手を差し出してあげる。そんな「日本のお母さん」でした。常に今の自分を肯定して楽しんでいる。なおかつ、今の自分の環境や幸せが周囲の人の協力あってこそだと深く理解している。そして、きちんと感謝を言葉で示す。そんなすごくすごく素敵なヒロインでした。
だからこそ!だからこそ、息子たちの不甲斐なさが目立って目立って。息子たちが出てくるたびにはらわた煮えくり返る思いで睨み付ける羽目に。こんなにも明るくて精神的にも自立している素敵なお母さんが育てた息子たちが三人共に自分勝手で、なおかつ「自分の家族最優先」の精神で親を蔑ろにする子ばかりってどういうことだ!とドラマのことながら憤慨し続けました。
でも、よくよく考えると、今の世の中、子供は結婚すると同居することなく、別の家庭を築く人が大多数を占めるわけで、子供が巣立つということは、自分の親兄弟より大切な場所ができるということなのかもしれない、巣立った息子たちが自分の家庭を最優先にするのは致し方ないことなのかもしれない、とも思いました。思おうとしました、が。
巣立ったにも関わらず、親のやることにいちいち文句だけ言いにやって来て、文句を言ったらバタバタと帰っていく3人の息子たちは最後までひっじょーーーーーーーーーに憎たらしかったです。家族ゆえの遠慮のなさって怖い、と思いました。「母さんたちのことを思って言ってるんだ」という気遣いの押し付けほど嫌なものってないな、とも思いました。そして、それが「3人の娘たち」ではなく「3人の息子たち」っていうのがなんとも「現代」だなぁ、と思いました。

というわけで、母親役の浅野さんに必要以上に肩入れをしながら鑑賞していたため、奥さんに対してもダンディな姿勢を崩さない舘さんには随分と救われました。そういえば舘さんはスガコドラマであっても、「舘さん」でした。ダンディが崩れることはありませんでした。さすが舘さん。スーツ姿の舘さんがお店に帰ってきて、腕まくりしながら晩酌する姿はかっこよかったなぁ。奥さんに理解があって、優しくて、料理もできて、どうやら会社でも重役で部下にも慕われていて、と完璧すぎて、普通の人が演じたらうさんくさくなること間違いなしなのに、それを舘さんが演じるとうさんくさくなくなるという不思議。舘さんだもの、で納得できちゃう不思議。
ただ、浅野さんと対照的に居候、兼店員のワケアリ3人衆に対して穏やかに暖かく、でも「見守る」の範囲を超えて少々「お節介」の領域に迫る勢いで関わる姿がひねくれ者の私にとっては、非常に鬱陶しいわぁ・・・と思わされるダンディ舘さんではありました。「他人は他人、自分は自分」という自分の冷たい人間性を毎回突きつけられました。私があのワケアリ3人衆だったら、絶対にダンディ舘さんの過干渉を鬱陶しく思ったり、「上から目線だわー」とうんざりしたりしていたと思います。もっとも一緒に見ていた母上は私の「ダンディ舘さんって、アドバイスが上から目線じゃない?」という疑問をまったく相手にせず、「本当にあんたってひねとうよね。」とため息つかれたため、この感想は完全に私のヒネクレモノフィルターがかかっているためだとは思われます。

でも好きなドラマでした。母上となんやかんやいろいろ感想を言いながら楽しむ、というドラマの古き良き楽しみ方をまっとうしました。
ただ!最終回の終わり方がえらいどたばただったのは私の気のせいじゃないと思うのです。なんなの?!この雑な終わり方!とびっくりするぐらいワケアリ3人衆の問題がバタバタバタと解決していきました。それも何か劇的な出来事があって解決した、とかではなく、本当に「最終回を迎えるために解決してみました。」といわんばかりの解決っぷり。びっくりした!
イラストレーターとしての仕事が軌道に乗り始めた安田君を両親が認めて「帰ってこい」と懇願するのは百歩譲ってわかる。(でも、イラストレーターという職業があんなにとんとん拍子で軌道に乗るわけない!とは思う。いきなりお菓子メーカーの広告がとれて、なおかつ、それが気に入られてアニメーション作らないか?という誘いが来るってどゆこと?更にそのイラストを気に入ってもう一社オファーが来るってどゆことだ!世間の荒波をなめんな!と思いました。ぐうたら生きているこの私が。)

旦那さんからDV受けていた紺野さんが仕事が決まって反省してきた旦那さんの元に戻るのもわか・・・る。ことにできる。仕事が決まったからもう大丈夫。やり直せる。息子も父親になついているし。という心境になるのは、なんとなく分かる気がしないでもない。私はダメと思ったら絶対にダメなのでわからない気持ちのほうが大きいですが。でも、そう思ってしまう優しい女性も世の中にはいることもあるってことは分かる。(でも、ダンディ舘さんからの「君にも悪いところがあったんじゃないか?仕事を失った旦那さんをそんなふうに冷たい怖い表情で呆れたように見てたんじゃないか?だから旦那さんもやりきれなかったんじゃないか?」というアドバイスは全っっ然っ!!ワカラナイ!!なんだ?!それ?!と心底思いました。今、思い返しても腹が立つっ!!)

でも、志田未来ちゃんをネグレクトしていたお母さんが突然、「悪かったわ、許して。」と改心してきたのはまったくわからん。何きっかけで「悪かったわ。許して。」となったのかこれっぽっちも分かりませんよー。あなた、未来ちゃんが家に帰った時、シンデレラのようにこき使ってたじゃないですかー。「今まで私が甘やかしてたから、あなたがつけあがったのよね。これからは全部、あなたに働いてもらう。」って宣言してたじゃないですかー。そこから何が起こっての心境の激変?とびっくりしました。本当に「最終回だから」という回答しか思いつかんかったですよ。

というわけで、はてなマークが頭の中にばらまかれた最終回でした。なんで?なんで?と驚いているうちに最終回が終わってしまいました。で、しばらく「なんで?」と考えて考えて、「あぁ。スガコだから。」という回答に至りました。真剣に考察した結果の結論です。だって、スガコさんは今まで「1クールで話をまとめる必要がなかった人」なのです。しかも、1回の放送枠が半年だった人なのです。そりゃ、10回や11回で話が終わるわけないよねぇ、きっとこれからじっくり「解決にいたるまで」を書くつもりだったんだよねぇ・・・としみじみ(勝手に。)納得しました。すっきり納得できました。

【ドラマ】ぴんとこな

2013年09月20日 01時08分09秒 | テレビ鑑賞
■ぴんとこな
■2013年度夏クールドラマ
■TBS木曜21時
■脚本:高橋麻紀
■出演
 玉森裕太、中山優馬、川島海荷、松村北斗、ジェシー
 山本耕史、高嶋政宏、榎木孝明、江波杏子、岸谷五朗

■感想 ☆☆*
歌舞伎を題材としたドラマだというので楽しみに見始めたのですが、回を追うごとに歌舞伎の場面が少なくなってごくごく普通の恋愛ドラマになってしまったのが非常に残念でした。
優馬さん演じる歌舞伎の門閥外故に努力を続けている一弥が今までの努力で培った技術力、演技力で玉森さん演じる主役の恭之介さんを圧倒していた初回、第2回を経て、どんでん返しを見せつける第3回が私の中でのクライマックスでした。それまでは一弥の努力に基づいた技術力、演技力を目の当たりにして、敗北感を味わってきた恭之介が、持って生まれた「華」で初めて一弥を圧倒する回。しかも恭之介自体は自分に華があることにも一弥が自分に対して敗北感を抱いたことにもまったく気付かない、そんな回です。

役者として大成するためには勿論、努力が必要不可欠だけれど、努力だけでは芸能の世界で人を惹きつけ、輝き続けることは難しいんだろうなぁ、という説得力にあふれた回でした。言うなればBOSSのCMで宇宙人ジョーンズさんがSMAPさんたちに「歌も踊りもうまくはないけれど、でも。」と感嘆しているのも、きっとそういうことじゃないのかなぁ、と思うのです。
ふたりの関係は「ガラスの仮面」で言うところのマヤと亜弓さんの関係。だからふたりがお互いに切磋琢磨して芸を磨きあうところがもっともっとじっくり丁寧に見たかったなー、と思うのです。ついでに少しとっつきにくいところのある歌舞伎の世界についても、もっともっといろいろと説明してほしかったな。第3回では演目についての注目ポイントも江波さんが丁寧に説明してくれていて、そういった面でもとても親切で見やすい回でした。そういった回がちゃんとあったのに、そのテイストを終盤まで活かしてくれなかったことがとても残念です。

ストーリーは単純明快。非常に説明しやすく、たまたま遊びに来て初めて見ることになった妹さんには「あ、このドラマ、『花より男子』だと思ってください。」の一言ですべて通じました。ストーリーは本当にほぼ『花より男子』です。オレ様キャラでデレ要素が高い玉森さんは完全に道明寺だったし、貧乏でおんぼろアパートを追い出され、玉森さんちで一緒に住まわせてもらうことになる海荷ちゃんも細かいエピソードからしてつくしちゃんで、色んな場面でデジャブを感じまくりのドラマではありました。ただ、優馬さん演じる一弥は、花沢類らしく海荷ちゃんに対しては王子様のように優しかったけれど、通常仕様はクールビューティ、かつ毒舌、にも関わらず、芸の道に対しては熱血漢、というかなり花沢類とは異なるキャラクターを持った人物でした。歌舞伎界においては、歌舞伎の家に生まれたか、そうでないか、で待遇は大きく異なる(らしい)ため、名門、木嶋屋でぬくぬくと育った恭之介に対して大きなコンプレックスとやっかみを持っているところも、道明寺と同じく恵まれた人だった花沢類とは大きく異なる設定でした。門閥外だからこそ、恭之介より何倍も努力する必要があることを自覚して芸の道を突き進む姿が彼の意志の強そうな眼差しにとても合っていました。

脇を支えていた高島兄さん、岸谷父さん、江波さんは、どの方も重厚感あるたたずまいで「歌舞伎」を愛し、「歌舞伎界」で誇りを持って生きている方々だということが伝わってきました。高島兄さんの少し舞台色の強い若干、くどい演技は「歌舞伎」とよく合っているなぁ、という気がします。ただ、岸谷父さんには少し違和感を抱いてしまったかも。私は岸谷さんの軽い演技のほうが好きなのかもしれません。重厚な雰囲気を出せば出すほど、「コメディ」っぽく認識してしまったのは完全に私のせいです。岸谷父さんは悪くない。
そして山本耕史兄さん!重厚感がまったく漂わない山本兄さんは飄々としたキャラクターにも関わらず歌舞伎に対する真摯な姿勢や深い愛情がきちんと伝わってくる素敵な先輩でした。

・・・というわけで、やっぱりこのドラマ、もっともっと面白くなったはずなんだけどなぁ、という気持ちがぬぐえません。
もしかすると、こういったテーマのドラマは視聴率とか度外視できる(というわけではないけれど、そう公言することが許される)某国営放送局で作ったほうがいっそ清々しく歌舞伎に主軸を置いて作成できたのかも。歌舞伎に対する映像や情報も多く持ってそうだし。歌舞伎に青春をかける若者の姿を主軸で描いて、それに恋愛要素をちらりとかませる、ぐらいのほうが面白かったんじゃないかなぁ、という気がしてなりません。好きな題材で好きなキャストで好きなテイスト、と「好き」が揃っているドラマだっただけに残念。

【ドラマ】SUMMER NUDE

2013年09月19日 01時10分56秒 | テレビ鑑賞
■SUMMER NUDE
■2013年度夏クールドラマ
■フジテレビ月曜21時
■脚本:金子茂樹
■出演
 山下智久、香里奈、戸田恵梨香、長澤まさみ、勝地涼、窪田正孝、高橋克典、板谷由夏、山本美月

■感想 ☆☆☆*
ドラマに関しては、単純なもの、ハッピーエンドで終わるものが大好きです。
考えさせられるもの、余韻を楽しめるもの、余白を楽しむものも好きではあるのですが、なにぶん根が単純なので「よかったねー!」「おもしろかったねー!」という一言で感想が言えるぐらいの単純なドラマは疲れず見続けることができて好きなのです。

そんなわけでさまーぬーど。いつも以上に感想が長いですよー!
夏らしく爽やかで小難しいところのまったくないドラマ運びとか、「夏!海!花火!すいか割!勿論、水着!楽しい!」っていう夏の小道具全部使っちゃうよ!的な王道の展開といい、ひねたところのまったくない素直な恋愛物語っぷりが好きなドラマでした。好きだったんですけど!
でも!毎回毎回エンディングで力が抜けてたかなー。なぜー!?と最終回まで毎回毎回飽きもせず打ちひしがれてました。真心さんの(というかYO-KINGさんの、か。)歌声がエレカシの宮本さんと並んで、この世で最もかっこよく色気のある歌声だと信じてやまない私は、エンディングが来るたびに諦め悪くテレビの前で「なんで真心さんの歌声そのままでドラマを締めてくれないのかしらー!」とフジテレビに向かって叫んでました。でもって、肩の力を落としていました。
山下さんに恨みはまったくないんだけどっ!でもっ!!真心さんの歌うオリジナルのほうが「夏!!」って感じだったよねぇ、と思うのです。完全にひいき目です。

ただ、ドラマは好きでした。折に触れ、男性陣が筋肉を見せてくれたり、「この会話のやりとり、面白いでしょ?おしゃれでしょ?」と押し付けられているような気にさせられたり、そういうあざとさがあちこちにちりばめられている気はしましたが。でも、好きでした。そういうところも含めて好きでした。楽しんで見ていると、「え?その会話のやりとり、おもしろい、とか思ってんの?」と真顔で突っ込みたくなるような場面が出てくる。なんていうかそういう油断ならないところも面白かったです。

山下さん演じる朝日が相変わらずのへたれっぷりで。みんなが「俺らのリーダーだから。」「朝日の発案は外れなしだよね。」みたいに持ち上げてくれるのがまったくよく分かりませんでしたが、でも、こんなふうに「一度好きになったらずっと好き。諦めきれないんだ・・・」という一途な(のに、一途ではなく、うじうじしているなぁ、とへたれな感じになってしまう)ところがとてつもなく山下さんっぽくて、これでこそ山下さん!と思って見ていました。すごくかっこよくてすごく優しい顔立ちをしているのに(だから?)片思いが似合うところが山下さんの素敵なところなのです。片思いされるのではなく、片思いしてこその山下さん。

というわけで、非常に男前でかっこいい戸田嬢演じる波奈江ちゃんが山下さん演じる朝日を一途に思い続けているところを見かけるたびに何かの間違いではないか、と思わずにはいられませんでした。いやいや、戸田嬢はそもそもレンアイに興味ない子でしょうに。(・・・SPECを引きずりすぎている気がしないでもない。)あんなにさばさばと気持ちを隠しもせずに「好きー!好きー!」と言い続けている子があんなにうじうじと何年も片思いをしているものかしら?と思うわけです。しかもあんなに超絶にかわいい子が。ただ、長年片思いをしていた相手が振り向いてくれそうになった途端に「やっぱりなしで!」という気持ちになったあの気持ちはわかるかも、と思いました。ずっとずっと片思いをしていたからこそ、振り向かれると怖くなっちゃったんだろうな、とか、ずっとずっと片思いをしていたけれど、「片思い」という状況が日常になっていて、「彼が自分を好きになってくれる」という状況を想定してなかったんだろうな、とか、きっと彼女は朝日を見てきたからこそ、彼がどれだけ「好きだ」と伝えてもその言葉を完全には信じられないだろうな、とか。ずっとずっと何年も他の人を思い続けて、彼女の看板の前から動けなくなっていたような彼を目の当たりにし続けていたら、やっぱり「好き」という言葉は信じられない気がします。結局、好きな相手が自分のことをどう考えているかわからない不安を抱えながらドキドキして過ごすよりは、一緒にいて安心する相手と過ごすほうが幸せなんだろうな、と強く共感しました。
そして波奈江ちゃんをずっとずっと好きだった光君。うん。波奈江ちゃんの片思いはまったく信じられなかったけど、光君の片思いは真実味があった!見ていて切ない気持ちになったし、全力で応援していました。好きな人が手の届くところにいて、そして他の人を向いている、という状況は朝日より数倍切ないシチュエーションなんじゃ、と思っていました。彼の思いがかなって本当によかった!すごくすごくうれしかったんだけど、でも・・・。彼らの結婚式二次会で流したあのお礼の映像(?)は気恥ずかしかったかな。まだ彼のナレーションがなければよかったのに。映像だけで見せたほうがよくなあい?と思いました。そして結婚式当日にバタバタと帰る新郎・・・。のくだりは必要だったのかなぁ・・・。

そして、香里奈嬢演じる夏希ちゃんは、朝日が片思いをしていた年月を共有していないから、彼の「好きだ」という告白を受け入れられたんだろうなぁ、と思いました。朝日も自分がへたれだった頃をあまり知らない夏希だから、自然体で話せたことって多かったんだろうな。ふたりがやり取りするメールが少しずつ増えていくところとか、少しずつお互いを気にしだすところとか、気になるけど、でも、今の関係を壊したくなくて動けないところとか、ゆっくりと距離を縮めていくふたりがじれったくて素敵でした。夜中にふたりで花火して、好きだという気持ちを自覚しているのにキスすらしないでお別れするだなんて!かわいすぎる!
それにしても、このふたりを見るたびに「カバチタレ」ではセーラー服と学ランだったのに!!と感慨深い気持ちに襲われました。あの頃の香里奈嬢は本当に超絶美少女で、世の中にはこんなにかわいい女の子が存在するんだなぁ、と感嘆していたのに、今や見事にかっこいい大人の女性。彼女の二の腕の筋肉の付き具合とか程よくて好きだったなー。白いタンクトップTシャツにジーンズをあんなにおしゃれにかっこよく着こなすって素敵すぎると思うのです。
それにしても、ふたりのラストの告白シーンはすっごく好きだったけど、とてつもなく気恥ずかしくて、改めて自分の非恋愛体質ぶりを思い知らされました。
欲を言えば、あれだけ3カ月間、「仲間」とか「夏の友情」を描いてくれたのだから、ふたりの両想いをみんなが知って「今更??」とか「もうずっと両想いだったじゃん!」とか「ようやく思いを伝えあえたんだー!」とか突っ込まれたり盛大に喜んでくれたりする場面が見たかったなぁ。ふたりが痴話喧嘩しながら東京に帰る場面ではなく、みんなで過ごしたみんなが大好きなあの海の家の前でみんなに囲まれて喜ばれている場面で終わってほしかったです。

それにしても朝日の幼馴染を演じた勝地くん。あんなに優しくてあんなに周囲の人のことが見えて、気苦労をいっぱいしているのに、それをまったく見せない。そんな素敵な人があんなに軽く扱われたままドラマが終わってしまうなんて!と憤懣やるかたない気持ちでした。彼にもなにかいいことがあってもよかったと思うんですけどー!主役のふたり(朝日と夏希)は彼に感謝しても感謝したりないはずー!朝日が勝地さんに「付き合うようになったから。」と照れ臭そうに報告する姿が欲しかったです。でもって「俺のおかげだからな。」とかいつも通りにおちゃらけた感じで恩を売って、その直後にすごくすごーく優しい表情でふたりに笑いかける勝地さんが見たかったなぁ。という具体的な場面が簡単に想像できちゃうぐらい、勝地さんが好きでした。
あと、何気にもっとも直球勝負でファインプレーを連発していた山本美月ちゃん。なんというか裏表や邪気や欲がまったくないいい子だったなぁ、と思うのです。彼女ももっと幸せになっていい子だったと思う。役柄も好きだったし、何より美月ちゃんの顔がドストライクで好みでした。かわいかったなぁ・・・。
そして!かわいいと言えば!長澤嬢!すばらしく可愛く、健康的に色っぽかったです。再放送の「プロポーズ大作成」をつい最近見ただけに、あの頃から飛躍的に美しくなっている長澤嬢を見かけるたびにほぉっとため息をついていました。出演場面があまりなかったのが残念。そして、長澤嬢のせいでは全くないのですが、ドラマ開始前の数々の番宣にて、すごく思わせぶりに「謎の女性」と紹介され続けていたのは番宣ミスではないかと思わずにはいられませんでした。謎の女性?なの?と肩すかしをくわせられた気持ちになったのも残念です。
とはいえ、毎週、どんなに遅くなってもその日のうちに録画を見ていたぐらい楽しみにしていました。夏が終わっちゃったなー。

それにしても語りすぎ。あまりの長さに自分で読み返してびっくりしました。

ひとり相撲

2013年09月15日 10時51分47秒 | 日常生活
友人に会うため、熊本へ。
当初の予定では、礼拝出席後、熊本へ向かい、
そのまま一泊するつもりだったのですが、
諸事情重なって、一泊がかなわなくなったため、
礼拝をさぼって熊本に向かうことにしました。

とはいえ、せっかく熊本に向かうんだもの。
一泊できないなりに、熊本滞在時間を可能な限り増やしたい!

と気合いを入れて予定をたてていたら、なんと目覚ましが鳴り響く前にぱちりと目覚めてしまいました。
どんだけ楽しみにしてるんだ・・・。
通常時ならありえません。(きっぱり。)

速やかに服を着替え、顔を洗い、コンタクトをつけ・・・
コンタクトをつけ・・・コンタクト!?

昨日、うっかりコンタクトをつけたまま、お風呂に入ってー。
で、案の定、髪を洗っている最中に目が痛くなってー。
コンタクトを外して鏡の前に置いてー。
それっきりコンタクトの存在をすっかり忘れてたよ!
ケースになおしてないどころか、生存すら危ういよ!
なんせ、私の後、母上がお風呂に入ったのです。
んで、お風呂場は今、きれいさっぱり片付けられているのです。

おぉっ!のぉーーーーーーーーーーーーっ!!
と心の中で叫びました。
心の中で叫んでるのに、ショックが大きすぎて声にはならんですよ。

なんせ私、コンタクトがなかったら30センチ先すら見えないのです。
眼鏡はかけ続けていると、頭が痛くなるのです。
何より私・・・眼鏡が破壊的に似合わないのです・・・。

コンタクトをなくした以上、まずはコンタクトを購入しなければならないわけで。
となると眼科に行く必要があるわけで。
今の時代、病院と名乗るところに足を踏み入れると、なぜか鬼のように待たされるわけで。

熊本にたどりつかなーいっ!
しかも、こんなマヌケな理由、友人に告げられなーいっ!
でも、友人なら笑って許してくれそう・・・。

としょんぼりしながらもお風呂場周辺で必死にコンタクトを探し回ります。

コンタクトやーい!
出て来ておくれよう。
私が悪かったよう。
置き去りするつもりなんて、さらさらなかったんだよう。



見つからない、と。
イコール、熊本に行けない、と。

・・・じゃあ。
もう、教会に行くかな。
教会に行ってから眼科に行くかな。

と、しょんぼりにしょんぼりを重ねながら、お化粧を再開しました。
しょんぼりしたままお化粧を終え、
「コンタクト買うんだったら、念のため、ケースを持って行っとくか・・・。」
とケースを手に取り・・・ケースを手に取り・・・
この。
ケースの中に。
かすかに見える丸いものは!?と目を疑いました。
もしかして。
コンタクトなるものっ!?
もしかしなくてもコンタクトなるもの!!

会いたかったよーーーーーーーーーーーーっ!!
と思わず声を限りに叫びました。
嬉し過ぎて朝から大声を出しちまったい。


つまるところ。
昨日の私は、気立てのよいよくできた子で、
お風呂からあがったらすぐにコンタクトをケースに戻していた模様。
今日の私は気立てに難のあるぽんこつでそのことをすっかり!きれいさっぱり!忘れてしまってた模様。
言うなれば、昨日の私から今日の私への連絡漏れです。

今日の私の記憶力には、ホントに一抹どころか百抹ほど不安が残りますが、
でも!無事に!熊本へ出発できますよう。
今日の私は朝からよくがんばりましたよう。
気立てに難のあるぽんこつでも、見逃してやってくださいよう。

朝から無事に本日分の達成感を使い果たすことができました。
熊本では、本日分の満足感を使い果たす予定。
待ってろ。熊本。

未来は誰にもわからない

2013年09月12日 00時16分38秒 | 日常生活
会社帰り、先輩に連れられて福岡の中心地で立ち飲みビールをしてきました。
若者がたくさん集ってるちょう!おしゃれなお店で!

わたし!今!すんごいオーエルっぽくないですかっ?!
と前のめり気味に自慢する私(連れてきてもらった人)に
「あたしは3回目やけどな。」と自慢し返す先輩(連れてきてくれた人)。

ホントに。
いつも本当にお世話になっています。
先輩がいらっしゃらなかったら、
わたし、こんなおしゃれなお店になんて一生足を踏み入れてないですよー。

と、感激しつつ、先輩のコイバナを聴いたりコイバナを聴いたり
コイバナを聴いたりコイバナを聴いたりコイバナを聴いたり。
60分ノンストップでコイバナ聴き続けましたよー、っと。楽しかった!
コイバナするのは苦手ですが、聴くのは大好きなのです。

メインは好きな人の誕生日会について、気合をいれてアルバムを準備をした話。だったのかな?
写真選んで、アルバムに貼って、1枚1枚にコメント入れて
友人たちからもコメントや写真をもらっていて、サプライズで渡す、という
プライスレスな価値がいっぱい詰まったあったかみのあるプレゼント。
聴いているだけで、「それ、絶対、もらったら嬉しい!」と私までわくわくしてしまいました。
何より好きな人のためにそれだけできるってのがすごいことで。

「先月退職した同期のためにもこういうアルバム作ったけん、
 あたし、この1カ月の間、ずっとこんなことしとるんよー。」
とおおらかに笑う先輩を心から尊敬していると。

「あんな、ノリーが私より先に退職するなんてこと、
 まず間違いなくないと思うけど、もし!万が一!そういう日が来たら!
 そんときは全力でこういうプレゼント準備するけんね。」
と、力強く宣言されました。

わーい!うれしい!
でももらえる確率、とても低そう・・・。
「万が一」への力の入れ具合がなんか悔しい・・・。

とりあえず。
「未来なんてわかんないですよ?
 なにせ、私、来年の自分の姿なんて、まったく思い描けてませんからね?
 辞める時は絶対にくださいよ?」
と念押しをしておきました。

が。
先輩には見えるんだそうです。
「ない!ない!
 5年後も絶対、こんなふうに愚痴を言い合っとる!」私が。

・・・反論できませんでした。
愚痴も悪口も大好きだぜ。
でも、私は見えない明日を信じてるぜ。