のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

気持ちの問題、だけではないはず

2010年04月29日 23時52分19秒 | 日常生活
待ちに待っていたお休み。
連休ももちろん、大好きですが、
週の真ん中の休みというのも、これまたなかなか素敵です。
明日行けば、またお休み、というところがとても素敵です。

と、うっとりしながら一日を開始しました。
本日は、幼馴染とランチデート。
の、前に、まずは化粧品カウンターへ。

3月、ひょんなことから妹が冬場は
「寒さに負けて、朝は顔を洗わない」という衝撃の事実を知りました。
それは絶対に!絶対にお肌によろしくないはず!
アナタ、それ、相当にお肌、いたんでるんじゃないの?!
お肌、かさかさなんじゃないの?!
と、大慌てで一緒に化粧品カウンターへ向かいました。
目的は化粧品カウンターにおいてある肌診断システムです。
この肌診断システムで、お肌の乾燥具合や毛穴の開き具合
再生具合などを5段階評価で評価していただけるのです。
見てもらいなさい!
ご自分の肌の痛み具合を認識しなさい!
と連れて行ったところ、なんと顔を洗っていない妹よりも
きちんと毎朝毎晩、顔を洗っているワタクシのほうが
肌の状態が悪いことが判明したのでした。

なるほど。
お肌の手入れが5歳の年齢差に打ち勝ちましたか。
ちくしょうめい!

とやさぐれた3月以来、いつもよりもほんの少しだけ丁寧に
お肌のお手入れを続けていたワタクシ。
その結果を見に行ってやるっ!
と化粧品カウンターへ向かったのです。

どきどきしながら判定を受けたところ
なんと前回より3段階も評価が上がっておりました。

やったー!
ざまあみやがりあそばせ!5歳の年齢差め!

と勝利の喜びをかみしめ、
なおかつ、化粧品売り場のプロのお姉さまに
お化粧直しまでしてもらえ、プロのお手並みで
いつもの自分より2割増しのワタクシにしてもらえ
とにかく、実にすばらしく清清しい気持ちで
幼馴染とのランチデートに向かえたのでした。

・・・ええ。
あくまでも自己判定。
単に気持ちの問題です。
でも、2割増しのような気がするんだもの!
自己満足が一番大切なんだもの!

つまるところ、お肌の調子が、そして、お化粧が
ジョセイに与える影響は計り知れないな、と。
単にワタクシが単純で
自己暗示にかかりやすい体質だというところも大きいわけですが。

結果が悪ければ、思い切って清水の舞台から飛び降りてやる!
ランクの高い化粧水を買ってやる!
と決意を固めてカウンターに向かっていましたが
そのお金を無事に北海道物産展に回せたのでした。
あぁ。幸せ。

ヤッターマン

2010年04月29日 10時01分03秒 | 映画鑑賞
14.ヤッターマン

■2009年公開・日本
■監督: 三池崇史
■出演
 櫻井翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ
 岡本杏理、阿部サダヲ、深田恭子

■ストーリ
 4つ揃うと願いが叶うという伝説のドクロストーンを巡って、
 いつものように週に一度の戦いを繰り広げるヤッターマンと、
 自称「泥棒の神様」ドクロベエ率いるドロンボー一味。
 考古学者の海江田博士が発見したドクロストーンのひとつを
 娘の翔子に託したまま姿を消してしまう。行方不明になった
 父の捜索を翔子から依頼されたヤッターマンたちは、ドロンボー達と
 激戦を繰り広げる。

■感想 ☆☆☆☆
 おもしろかった!この一言に尽きます。
 難しいことなんて考えず、楽しく、愉快に笑って2時間を過ごしました。
 原作「ヤッターマン」を少しでも見たことがある人であれば
 更に楽しめるのではないかと。
 あぁ!こんなところでも原作へのオマージュが!
 と発見を楽しみながら見ていました。

 原作「ヤッターマン」ならではのゆるくて「昭和」のにおいがする
 テンポで畳み掛けられるコメディ。このゆったりとした時間の流れが
 世代を問わず、家族全員で見れる作品に仕立て上げているのだと
 思います。
 すごくふざけた作品なのに、そのふざけた部分を真剣に丁寧に
 作り上げているからこそ、面白いんだろうな。
 特にドロンボー一味は3人共に魅力的。
 映画版では、原作より真剣に「恋愛」部分を加味してあって、
 ドロンジョがヤッターマンに募らせる想いとか、
 ヤッターマンに惹かれていくドロンジョを切なく見つめ続ける
 ボヤッキーとか、そのふたりの感情の流れをきちんと分かっていて
 慮りながら見守るトンズラーとか、とにかく3人の切なく優しい
 気持ちが印象的でした。原作も憎めない三人組ですが、
 原作以上に憎めない、思わず応援したくなるドロンボー一味となっています。
 特に生瀬さん演じるボヤッキーは秀逸。
 本来はそんなに似ていないはずなのに、姿かたち、しゃべり方、
 すべてが原作そのままです。そして、原作そのままにも関わらず、
 演じ方、キャラクターで原作より数倍、切なく共感できる
 キャラクターになっています。

 それにしても、美しいのが舞台美術。セットもマシーンも
 どれも作りこまれていて、ヤッターマンの世界観が確立していました。
 あぁ、こういう「信念」を感じる映画、大好きだなー。

ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

2010年04月29日 09時37分08秒 | 映画鑑賞
13.ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史
■2009年公開 日本
■監督:腰繁男
■脚本:真保裕一
■出演者
 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一
 香里奈、アヤカ・ウィルソン、チュートリアル、大塚明夫
■ストーリ
 超空間の事故で、のび太の部屋の畳とロップルの宇宙船の倉庫が
 つながった。宇宙の惑星、コーヤコーヤ星を遊び場にしたのび太は、
 ロップルやチャミーと共に楽しい日々を過ごす。
 しかし、コーヤコーヤ星の鉱石「ガルタイト」の独占を企む大企業
 ガルタイト鉱業がコーヤコーヤ星に移住しはじめた開拓住民の
 追い出しを画策していた。執拗な脅迫や嫌がらせにあう住民たち。
 のび太らは、ロップルたちの生活を守るため、ガルタイト鉱業に戦いを挑む。

■感想 ☆☆☆
 毎年、見てしまうドラえもん映画です。
 さすがに映画館には行かないものの、新作公開時に必ずテレビ放送
 してくれる昨年のドラえもん映画は、私の毎年恒例の楽しみ。
 今回も1981年版のリメイク。しかし、私は初見でした。

 いつものことながら、映画になると正義感を増し、勇気を出して
 悪に挑むのびたくんやジャイアンたちがかっこよくて素敵です。
 映画シリーズを見ていると、のびたくんは、少し弱虫だったり
 少し怠け者だったりするけれど、基本的にはとてもやさしくて
 心を開いた相手、仲良くなった人のこととのつながりを大切に
 する人なんだな、と思うのです。出会いを途切れさせない。
 その優しさが魅力だな、と思いました。

 ただ、今回の映画は、のびたくんたちよりもゲストのほうがメイン。
 ゲストをめぐる「家族愛」や「開拓」に重点がおかれていたため
 私がいつも楽しみにしているのびたくんとジャイアンたちの
 友情はあまり描かれておらず、肩透かしを食ってしまいました。

 でも、やっぱり好きです。
 ドラえもんものびたもジャイアンも。
 幼馴染という存在や、「小学生」という年頃の子達の姿や
 「新」となっていても、やはりどこか昭和を思わせる
 懐かしい風景が心を暖かくしてくれます。
 私はドラえもんで描かれる世界が好きなんだなー、
 と映画を見るたびに実感します。
 来年の映画も楽しみ。

未来は明るい

2010年04月25日 22時48分58秒 | 日常生活
高校のプレ同窓会なるものに参加するため、友人と集いました。
プレ同窓会の前に軽食を取りつつ、近況報告。
友人とその婚約者との喧嘩模様とか、仕事仲間とのやりとりとか
最近、他人の恋愛話に巻き込まれて困っていることとか
怒涛のように語りつくしました。

しゃべってもしゃべってもまだまだ話題がまったく尽きない!
というわけで、ゴールデンウィークにまた集まることになりました。
楽しみ、楽しみ。

そんな盛り沢山の近況報告の中で
もっとも心掴まれたちびっこ話。
4月。小学校は新学期です。
自己紹介シーズンです。
色々な質問を用意した自己紹介シートを活用して
お互いのことを知ろう!という場を用意した友人。
質問のひとつ、「たからものはなんですか?」という問いに
ちびっこたちの多くが「かぞく」や「いのち」、「おともだち」。
すごいなぁ。しっかりしている子が多いなぁ。
と感心しながら見ていた友人が
思わず「かわいい!」と叫んだ回答。

「4えんだま」。


・・・・かわいすぎる。
素敵過ぎます。
すれてない感じに心掴まれます。

ちなみに、そのちびっこちゃんの「しょうらいのゆめ」は

「100えんだま、10まい」

だそうです。
そうだよね。4えんだまがたからものの今から考えると
100えんだま10まいなんて
夢のような出来事だよね。憧れの状況だよね。
うんうん!と思わず納得してしまいました。

あぁ。
子どもを取り巻く環境は日々深刻になっているようで
暗いニュースを耳にすることも多いだけに。
こういった話を聞くとほっとします。
かわいいなぁ。

長年のお付き合い

2010年04月25日 00時27分02秒 | 日常生活
2年目さんが主催した新人歓迎会へ参加してきました。
新人27名中25名が参加と大盛況。
なんせ新人さんは現在、配属アンケート提出の真っ最中。
みんな情報収集に一生懸命なのです。

「どうやったら総務部へ行けるんですか?」
「どこの部署だと福岡に残りやすいですか?」
毎年恒例の質問を受けながら、笑顔でごまかすワタクシ。
の傍で、嬉しそうに楽しそうに、ありのまま、感じたままの情報を
新人さんたちに伝える2年目さんたち。

すばらしい。
こうやって縦のつながりができていくのね。
と、感慨深く見守りました。

歓迎会後半は、2年目さんたちの傍へ行き
この1年について、今の状況について、悩んでいることについて
これまた、ありのまま、感じたままに聞いてきました。
なるほど。なるほど。
やはり1年目。色々経験しているのね。
大変なこともたくさんあったのね。あってるのね。
充実した1年目を過ごせたのね。
と、またもや感慨深い気持ちに。

昨年の新人研修の思い出話もたくさん出てきました。
昨年の新人研修は合併直後だったため、
旧3社から1名ずつ、合計3名のクラスマネージャで担当。
怒涛の毎日だったし、3名のクラスマネージャ同士で
情報共有できてなかったり、すれ違いがあったり
色々と大変だったっけ・・・。
そういえば!
グループ入社式に行くのに、遅刻してきた人がいたよね!
待ち合わせ時間に姿が見えなくて、慌てて仲良し新人さんに電話させたら
その電話で目を覚ませたって人がいたよね!

懐かしいことだらけです。

そんな中、新人さんたちが口々に
「やっぱりクラスマネージャはのりぞうさんが一番よかったなぁ。」
などと嬉しいことをおっしゃってくださいました。

えへ。そ、そう??
なんだかそう言われると照れるなぁ。
みんなリップサービスがうまくなったなぁ。
さすが社会人、というかんじだねぇ。

面映さを感じつつ、もごもごと口ごもっていると
新人さんたちがおっしゃいました。

「いえいえいえ!全然、お世辞じゃないですよ!
 おれたち、本当にのりぞうさんのクラスマネージャが楽しみでしたよ!」

「そうそう!
 だって、のりぞうさんがクラスマネージャの日は
 決まってホームルームが早く終わったもんな。」

「連絡事項も一番少なかったし、
 注意もしつこくなかったし、
 何より、話聞きながら日報書かせてくれたでしょ?
 あれ、めっちゃ嬉しかったですもん。」

・・・そ、それは。
その理由のどれもが。
ワタクシのいい加減なクラスマネージャっぷりを象徴しているような。
その「好き」は
ワタクシの想像していた「好き」と少し違うような。
連絡事項が少なかったのは、「注意すべきこと」を
見つけるのが苦手だったからですし。
注意がしつこくなかったのは、
「ま、2度も3度も同じこと、注意されたって
 頭に入らんでしょう。」
と思ってたからですし。(侮るにも程があるっつーに。)
話聞きながら、日報を書かせていたのは
ワタクシ自身も早くホームルームを終わらせたかったからですし。

正直なところ、昨年はワタクシ自身がいっぱいいっぱいで
明日の準備をしなきゃ!
早く自分の席に戻って仕事しなきゃ!
でもって、早く家に帰りたいよー!
と、かなりの確率で、
「ホームルームを早く終わらせたいよ」病にかかっておりました。
そんなわけで、高尚な理由や指導プランがあったわけではなく
ごくごく普通に自分自身の欲望に従っていたおのれが
まざまざと蘇ってきました。

うわー。はずかしー!
はずかしいけど、今もまったく変わってないー!
いっぱいいっぱいだろうが、いっぱいいっぱいじゃなかろうが
まったく変わらんー!

「ホームルームを早く終わらせたいよ」病、
改め「早く家に帰りたいよ」病。
ワタクシの慢性の病です。

あながち間違ってはいないこと

2010年04月23日 23時26分07秒 | 日常生活
打ち合わせが立て続いた本日。
午後一番の打ち合わせでは、午前中の打ち合わせ内容を
部署のメンバーで共有しました。
確認事項、検討事項が盛り沢山です。

昼12時まで午前中の打ち合わせが続いていたため
もちろん、決定事項や確認事項を資料にまとめ終わっているわけもなく。
諦めて、口頭で報告を行いました。

てきぱき歯切れの良い進行や論理的な説明が大好きな部長は
ワタクシの歯切れ悪く、分かりにくい説明にやや苛立ちモード。

「あんさー。最近、打ち合わせが多いっちゃけん、
 そのたびに議事録書きよったら大変やろうが。
 会議に出席するときは、誰かがノートブックを持っていって
 打ち合わせしながら、すぐメモにまとめとき。
 そうすれば、すぐに議事録が出来上がるやろ。」

・・・もちろん、ノートブックは持って行っています。
打ち合わせしながら、メモにまとめてます。
なにせ記憶力がまったくないのです。
会議に出席したら、極力、メモをとるようにしています。
問題は、メモに書いたことすら、よく忘れる、ということだけでして。
でも、ちゃんとメモは取っています。
午前中もとりました!

堂々と答えるワタクシの隣で。
先輩がおずおずとおっしゃいました。
「よかったら、今から私のノート持ってきましょうか?」

いやいや、持って来ましょうか?って、またまたそんなー。
ノートなら、そこにあるじゃないですか。ほら、そこ!
と、先輩のノートを指さすワタクシに、怪訝そうな顔を向ける部長たち。




・・・・!
も、もしや部長がおっしゃっている「ノートブック」は
「ノートブックパソコン」のことですか?
「ノートブックパソコン」の略称ですか?

うわー。うわうわー。
はずかしー!はずかしすぎますよー!
職種は全然違えども、曲りなりにも「IT会社」と呼ばれる会社に所属しているのです。
所属していながらのこの間違い
「ノートブック」パソコンのことなんて1秒たりとも頭をよぎりませんでした。

そんなこんなで一騒動あった後、改めて落ち着き
先輩が議事録を書き進める中、打ち合わせ後半が開しました。
先輩の持ってきたノートブックを嬉しそうに見守る部長。

「これで、もう議事録書き始められるやろ?
 しばらく打ち合わせには必ず誰かがノートブックを持って行くように。
 そうだね。田中さん(仮名)か鈴木さん(仮名)が妥当かな。
 のりぞうくんは・・・・外しておこうか。
 ほら、のりぞうくんは、たいていの打ち合わせでよく喋っとるんやけん。」

・・・その言い方は何か語弊があるような。
なんだかものすごく私語が多い人のように聞こえるような。
どこか腑に落ちない部分があるような。



でも。
お気づきになっているとおりなのです。
ワタクシ、会議では極力、しゃべるようにしているのです。
なにせ、ワタクシ、会議というものがとても苦手。
ずっと机に向かって座っているだけ、というシチュエーションが
どうにも我慢ならないのです。

ワタクシが会議でよくしゃべっていることに
ちゃんと気付いてくださっている部長ですが
ワタクシが会議での発言を自己防衛手段のひとつとしていることは
まだばれていない様子。最後までばれないことを心から祈ります。

宣言不要

2010年04月23日 22時58分49秒 | 日常生活
立て続けに打ち合わせが入った本日。
  9:00~10:00 打ち合わせ
 10:00~12:00 打ち合わせ
 13:30~15:00 打ち合わせ
 15:00~17:00 打ち合わせ

打ち合わせ、打ち合わせ、打ち合わせ・・・
どんだけ打ち合わせ好きなんだ!
と、思わず叫びだしたくなるような一日でした。

そんな打ち合わせまみれの合間をぬって
ワタクシの所属する部署の部長、隣の部署の部長、
プロジェクトリーダーとで、今後のスケジュール確認を行いました。
いよいよ来週が山場だけあって、しなければいけないことが盛り沢山。
怒涛のように押し寄せています。
ひとつひとつの作業とその担当者を挙げていく中、
ひとつだけ、どうにも宙に浮きそうな作業があることが判明しました。
誰に作業を割り振ろうか悩み続ける部長。
悩みに悩み続けた結果、最近、とみにお疲れモードの部長は
すっかり煮詰まってしまった模様。ため息つきながらおっしゃいました。

「これは・・・もう、いいよ。
 誰もする人がおらんかったら、俺がするよ。
 夜中と土日にがんばれば、間に合うやろ。」

・・・うっわー。
わ、ワタクシには、口が裂けても言えない台詞を
今、軽々とおっしゃいましたよ?
頼もしすぎます。
思わず感嘆の声が口から漏れてしまいました。

「すごいです。さすが部長です。
 私は、土日なんてがんばりませんっ!」

・・・あれ?
確かに感嘆の声だったはずなのに、
途中から変なふうに方向転換しているような。

隣の部の部長が苦笑しながらおっしゃいました。
「それ。言わなくていい台詞だったんじゃ・・・。」

プロジェクトリーダーは心底、楽しそうにおっしゃいました。
「てっきり、『私も手伝います』っち言うんかと思っとった。
 本当にびっくりするぐらいの正直者ね。」

ええ。自分でもびっくりです。
ただ、正直というよりは、馬鹿正直。
もっというならば無神経。
自覚はあるのです。自覚は。
あるはずなんだけどなぁ・・・。

なるほど。納得。

2010年04月22日 23時12分11秒 | 日常生活
隣の席の先輩が、おなかを見下ろしながら
「なんか、また痩せた気がする。
 ストレスですぐ痩せるっちゃんね。」
とおっしゃいました。

ストレスで痩せる!
ストレスはとってもとってもよろしくないものですが
よろしくないものと分かってはいるのですが
ベルトの穴がゆるむほど、痩せられたなんて
それはそれで、やっぱりとても羨ましい・・・。
思わず羨望の眼差しで先輩を見つめました。

羨ましいです。
ワタクシ、ストレスで痩せたことなんて一度たりともありませんっ。

思わず、語尾が強まったのは、
現在、すこぶる体調がよいために成長期突入中だからです。
食べても食べてもお腹が空く今日この頃。
体調不良で寝込んでいた2月なんて
夢マボロシだったのではないかと思っています。
それぐらい、今のワタクシはとても元気です。
常にお腹が空いています。

と、前の席の先輩が苦笑いしながらおっしゃいました。
「俺も一緒。ストレスで痩せるなんてない。
 飲めんけん、ストレスたまるとすぐ食べるほうに走るんや。
 おかげで、ストレスが増えると、太るんよ。」


なるほど!
ストレスで痩せたことがないということは
つまるところ、ワタクシもストレスで太る派?
ワタクシが今、成長過程なのもすべてストレス?

と、ワタクシが納得しかけたそのとき。
隣で先輩が呟きました。

「いいなぁ。のりぞうくん。全然、ストレスないんやなぁ。
 いっちょん考えこまんのやろうなぁ。それはそれですごいけどな。
 心が強いんやろうな。」

・・・もしもーし?
ワタクシ、ストレスで痩せたことなんてない。とは言いましたが
ストレスがない。とは言ってませんよー?
と、思いましたが。
あながち、強く否定できないのです。

キャパシティをめぐる考察

2010年04月20日 23時05分52秒 | 日常生活
現在、携わっている仕事は、
自部門だけでなく、3部署合同で関わっていて
入社以来初めての「プロジェクト」的なお仕事です。
いつもいつもひとりでこそこそと仕事をしていたワタクシにとっては
何もかもが目新しく勉強になることばかり。
日々、打ち合わせばかりで、話し合って、議事録作成して
打ち合わせのための資料作成をして、とやることが非常に多く
退屈する間がないのもワタクシにとっては、とても嬉しい状況です。

・・・いや、働いている以上、
仕事場では、常に何かすることがあるはずなわけで
今まで退屈していることもあったのかよ!
と自分自身に突っ込むところもあるのですが。

やることの多さ、していることの充実感は今まででピカ一のような気がします。
作成している資料はほとんど「検討資料」だったり「添付資料」だったりで
日の目を見ることはないのですが、
そういうこっそりとした資料だからこそ、作るのが好きなんです。
ExcelとPowerPointでの資料作成は基本的に好き!なのですが
誰に見られるわけでもないからこそ、
突っ込みが少ないところがなお一層大好きなのです。

そんなこんなでここ3週間ほど
ずっとうきうきと仕事をしていたところ
本日、プロジェクトリーダーから突然の謝罪を受けました。

「ごめんね。結局、色々と頼んじゃってるよね。
 お願いしてばかりやね。」



色々と頼まれてないですよ?
容量オーバー的なリーダーを見る限り
ワタクシは、「ほぼしていない」に等しいですよ?
というか、今、ワタクシの仕事はほぼこのプロジェクトのみ、ですから。
むしろ、このプロジェクトに専念している分、
皆さんよりゆったりのんびり資料作成していますから。

動揺のあまり、かなり力強く忙しくないこと
作業はそんなに多くないことを伝えると、
リーダーは笑顔でおっしゃいました。

「本当にそう思ってるの?
 こんなに色々、頼んでいるのに。度量が広いのね。」

違うんですってば!
謙遜でもなんでもなく。
度量が広いわけでもなく。
本当にたいして仕事量は多くないんですってば。
ご自分がお忙しいあまり、ワタクシの仕事量を過大評価してますよー。

と、なお一層、言い募れば言い募るほど
なんとなく「謙虚の精神を持っているのりぞうさん」の
位置に押し上げられていくこの居心地の悪さ。

この誤解。
現在、プロジェクトにあまり携わっていない
ワタクシの部長にも発生している模様。
「最近、プロジェクトの仕事で忙しいのりぞうくん。」
という誤解が部長に植え付けられたおかげで
最近の部長はワタクシを見守る目がとても温かいです。
ちょっとしたことなのに、
「疲れているのりぞうくんをいたわらなきゃ!」精神が働くらしく
本来の評価以上に、褒められることが続いています。


・・・なにかの罠なのかも。
すぐ傍で落とし穴が待ち受けているのかも。
と思わずにはいられない最近のこの状況。
すべては、「プロジェクト」制だからこその
ワタクシの放牧ゆえ、だと思うのです。

現在のプロジェクトが終わったら、どうなるんだろう。
と、日々、思いをめぐらせる今日この頃。
とりあえずは、現在のこの状況を楽しみます。

トモダチばんざい。

2010年04月19日 23時55分41秒 | 日常生活
先日、母上がワタクシに教えてくれた幼馴染の結婚
昨日はその結婚式でした。
残念なことに、「恥ずかしいから」と親族だけで結婚式をする幼馴染。

しかしながら、何かお祝いをしたい!
このあふれんばかりのお祝いの気持ちを伝えたい!

と、もうひとりの幼馴染と相談し、
プレゼントにお祝いメッセージのカードを添えて、披露宴会場へ。
披露宴会場のスタッフさんに、
お祝いを渡してもらおう!という作戦です。
快く承諾してくださったスタッフさんにプレゼントを渡し、
花嫁姿の幼馴染を思い浮かべながら・・・・
思い浮かべようとしたものの、小学校時代の彼女からは
「花嫁姿」がまったく思い浮かべられず、
やっぱり見たかったよね!披露宴に参加したかったよね!
と言い合いながら、帰路につきました。

せめて、結婚前の彼女と、もっとゆっくり話したかったなぁ。
うん。会って話したかったな。

と、もやもやしていると、
本日、幼馴染から喜びの電話がかかってきました。

「びっくりした!
 びっくりしたよー!
 披露宴終わった後、ホテルの支配人みたいな人が
 突然、部屋まで届けてくれたんだよ。嬉しかったー。」

おお。
ワタクシたちの意図以上に、「サプライズ」っぽく
劇的に届けられている!
ホテルの方にも披露宴のスタッフの方にも感謝です。

しきりとすまなさそうに謝る幼馴染。
「ごめんね。本当に。
 私が『恥』の概念にとらわれすぎたために。
 まだ、自分の口からは誰にも、
 本当ひとりにも、結婚することを伝えてないんよ。
 結婚なんて恥ずかしいことを自分がするとか
 思ってなかったし。」

・・・あぁ。懐かしいな。
彼女は、間違いなく、私の知っているはなちゃんです。
大好きな幼馴染、はなちゃんです。
この考え方もこの恥ずかしがりやさんっぷりも
すべてがとても懐かしくて、愛しい。

あぁ。やっぱり会いたかったな。
会って話したかったな。

随分長い間、会っていなかったので
結婚が決まった彼女に会いに行くのも少し躊躇していたのです。
結婚の報告も直接、伝えられたわけではなく、母親伝えだったし。
とためらっていた自分を後悔。
やっぱり会いたかったな。

本日から栃木に住み始めた彼女とは
またしばらくの間、お別れです。
けれど、帰省の際には、絶対に声をかけてね!
と心からのお願いを伝えました。

うん。
やっぱり、会いたい人には自分から会いに行こう。
変に遠慮なんかせず。
臆することなく。
面倒くさがりやの自分と、ほんの少しお別れできるようがんばろう。

そう決意した月曜日。
「友達っていいね。
 友情ってあるんだなって思ったよ。」
という幼馴染の言葉は、ワタクシの宝物です。