のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

二兎を追いたいけれど。

2017年04月28日 18時01分37秒 | 子育て生活
初めての寝返りから10日間でたったの6回しか寝返りをしなかった長男ですが、そして寝返りをするたびに「するつもりはなかったんですー!」とばかりにふぇんふぇん泣いていた長男ですが、なんと昨晩から今朝にかけて6回も寝返りしました!
すごい!たったの一晩で10日分の寝返り回数に並んじゃった!累計回数も二桁に突入です。よくやった!


・・・もっとも昨晩した4回の寝返りはすべて「寝たくないよー!!」と錯乱してもがいた結果なので、本人の意図に反した状態です。今朝した2回も「いや!寝たくないから!寝てないから!」と慌てて起きてもがいた結果なので、やはり本人の意図に反した状態です。我が家の長男は依然として寝返りには全く興味がない模様。
ただ、今朝の寝返りに関しては、寝返り後も不機嫌になることなく、「するつもりなかったんだってば!」と怒ることもなく、すました顔で寝返り後の光景を楽しんでいました。これは大きな進歩です。もしや、ようやく寝返りの楽しさに気付いてくれた??と、母は非常にわくわくしています。

しかも。
本日はなんと昼間、気持ちの落ち着いているときに自ら寝返りに挑戦する様子を見ることができました!
すごい!!これは間違いなくものすごい進歩だ!!

と、大喜びしたのですが。
気持ちの落ち着いているときに挑戦した寝返りはすべて「9割寝返っているのにね。惜しいっ!」という状態で失敗していました。どうやら気持ちが落ち着いているときは自分の体重をもてあましてしまう模様。そうだよね。離乳食始めてから、急激にぷくぷくしちゃったもんね。

・・・この挑戦、まだまだ先は長そうです。

先が長そう、と言えば、ねんねトレーニングのほうも先は果てしなく長そうで、今週に入ってから、ほぼ毎日、寝付くのに苦労しています。
「おやすみなさい」で寝るのはとても上手になったのですが、今週はどうもこのときの眠りが浅く、30分から1時間で再び起きてしまう、再び起きると再度寝入るのに時間がかかってしまう、結果、眠いのに寝れなくてわんわんぎゃんぎゃん泣いてしまう、という負のスパイラルを繰り返しています。
先週まで、すんなり寝付けていたのにねぇ。眠りも深くなって、割に大きな物音をさせてしまっても起きないでいられたのにねぇ・・・。地道な訓練は続きます。

はてさて、今夜は上手に寝付くことができるのか。それとももがいて寝返り回数の記録を更新しちゃうのか。
・・・どちらの結果に転んでも、母は「よくやった!」と喜べる気がします。それはそれでなんとなく嬉しい気もします。

よそはよそ、うちはうち

2017年04月26日 23時00分49秒 | 子育て生活
今週月曜日、我が家の長男はめでたく7か月目を迎えました。
7か月!育休も折り返し地点です。早い!
・・・ですが、最近は9月から本当に職場に復帰できるのかしら?と不安になるような話ばかり耳にしています。いわく「4月入所の申し込みでは第一希望の保育所の待機番号が2番目だったけれど、落ちちゃった」とか、いわく「4月入所の申し込み、どこも見事に落ちて、今、待機中」とか、いわく「5月入所の申し込みしたけど、受付なし、って言われました。待機待ちにしてるけど、5番目だそうです」とか。北九州市は子供の数が少ないから保育所問題なんてない、ない♪と思っていた私にとっては青天の霹靂です。北九州市って、意外と子供の数が多いのね・・・と思い始めると、道行くときに目に留まるのも同じような年齢のちびっこちゃんを連れたお母さんになるわけで、最近は「本当だ!なんか赤ちゃん連れのお母さん、めっちゃ多いやん!!」とびくびくしながら散歩をしています。以前は通院で年休をとるたびに「平日の昼間って、ご年配の方しか通りにいない気がする・・・」と思ってたのに。

そんなこんなで保育所入所に向けて、情報収集だけではなく、具体的に動き始めなきゃなー、と思っている今日この頃。我が家の長男坊主の甘えん坊ぶりを見る限り、どう考えても慣らし保育に時間がかかると思われるので、できれば1か月前の8月から保育園に行けたらなー、と思ってはいるのですが、どうなることやら。まずは6月入所に向けて申請をしている幼馴染の子どもが入所を受け入れていただけるのか、我がことのようにドキドキしながら見守りたいと思います。

というわけで、7か月の長男くん。
寝るのは相変わらず、とっても苦手ですが、それでも毎日、午前午後1回ずつベッドでお昼寝ができるようになりました。素敵!おかげでほんのひととき自由に好きなことを楽しむ時間が取れるようになりました。なんにもしてないけれど、それでもすごーく嬉しい!
夜はまだまだ訓練中。「おやすみなさい」で寝付くのはとても上手になりましたが、どうにも眠りが浅く、やはり1、2時間で泣きながら起きてしまいます。また1週間に1度は「ぎゃんぎゃん泣いて寝付くのにとてつもなく時間がかかる日」が巡ってきます。まだまだ先は長い。「奇跡的な改善」とか「飛躍的な進歩」とかがそうそう簡単に起こるわけがないのです。そうそう簡単にあってはならんのです。「3歩歩いて2歩下がる」という実に一般的な、ひっじょーに親しみ深い成長の歩みを見せてくれています。

とはいえ、食べることに関しては「飛躍的な進歩」を見せつけてくれています。意欲がものすごい。周囲がごはんを食べているのに自分のごはんが始まらないときは、声を出して文句を言い始めます。おかげで1回食から一気に3回食となりました。朝昼晩、親と同じタイミングでご飯を食べています。食材も汁っぽいものやつぶしたものよりは形のあるもの、食べ応えのあるものが好きな模様。特に人参、かぼちゃ、パンあたりは喜んで食べます。勿論、りんごやバナナなどの果物も大好き。口の中に食べ物がなくなると、文句を言い始めるので、いつも追い立てられるようにして食べさせています。特に好きな食材の時の興奮ぶりはひどい。
もっとも、離乳食が進んでいるものの、授乳回数はまったく減っておらず、ここから授乳回数をどうやって減らしていくのかしら?と立ち往生しています。実のところ、授乳回数は減っていないものの、ふぇんふぇん泣き出したときに気持ちを立て直すために飲む「甘え飲み」が多いせいか、つい先週、乳腺炎で高熱を出してしまい、より一層「授乳回数の減らし方」が分からずにいます。むしろ乳腺炎が恐ろしくて「飲んで!飲んで!」という気持ちが強くなっているような・・・。あまり身構えなくても、授乳回数は自然に減っていくものなのかしら?育児は本当に分からんことだらけ、迷ってばかり(の結果、自分の都合を優先してばかり)です。

そして、飛躍的な進歩と言えば、もうひとつ!
最近は短い時間であれば、そして私がすぐ傍にいれば、ひとりあそびができるようになりました!また、以前は興味を示さなかったおもちゃへも手を伸ばしてくれるようになりました。もっとも、まだまだ遊び方はつたなく、音を鳴らしたり、というような正規の楽しみ方ではなく、おもちゃを持ったり置いたり、かごから出したりなめたり、挙句の果てには投げたり、また拾ってなめたり・・・「結局はなめて楽しむのね・・・」というような楽しみ方ではあります。そして、定期的に私が傍にいることを確認されます。
でも、興味を示してくれるだけで嬉しい。
しかも、(傍にいる必要はあるものの)ひとりで遊べる時間が少しずつ増えているのです。なお嬉しい!

最近はご飯の支度の時間帯は台所に食事用の椅子を持って来て、そこに座らせておくと、おとなしく私が準備する様子を見守ってくれます。
なんていい子なんだ!

絵本にも少しずつ反応を示すようになりました。一番好きなのは王道中の王道「いないいないばあ」。図書館で何度借りたことやら。・・・そろそろ買ってあげてもいいかもしれない。
そして、王道中の王道と言えば教育番組。「みいつけた」や「おかあさんといっしょ」、「いないいないばあ」が大好きで、この時間帯は唯一、ひとりでも過ごせています。特に歌のコーナーが好きみたいで、人形劇のオープニングは食い入るように見ています。・・・かと思えば、最も好きなコーナーはどうやらお姉さんがパントマイムをするコーナー「パント」。ここ数日、始まると声を出して笑っています。・・・息子の笑いのツボが今ひとつわからない。

お座りが飛躍的に上手になりました。寝返りよりも断然、好きな模様。
寝返りはできるようになったものの、やはりあまり好きではないらしく、初めての寝返りから9日経過しましたが、まだ6回しかしていません。寝返りへの意欲自体、ないらしく、6回のうち4回は寝返りをした直後、不機嫌になっていました。
「おいでー」と手を出すと、こちらに向けて手を伸ばすようになりました。これは非常にかわいらしい。
「おいで。」と抱っこしてあげると、手足をばたつかせて喜んでくれるようにもなりました。これまたひっじょーにかわいらしい。
そういえば、小さな小さな歯もぴょこんと下顎から顔を覗かせたため、笑い顔がちょっと間抜けになりました。だけど、それもまたかわいい。

なんだかんだで、周囲の近しい月齢の子たちではなく、数か月前の我が子と比較すると飛躍的にいい子になっている気がします。周囲の近しい月例の子たちとは比較しないところがポイントです。

できた!できた!の連続

2017年04月18日 21時35分51秒 | 子育て生活
昨日、長男がようやくようやく寝返りをやってのけました。
思わず「おお!!」と声をあげ、長男を盛大に褒めて差し上げましたが、寝返りに対する意欲をまったく見せていなかった長男は、やはり寝返りをするつもりが全くなかったらしく、寝返りをしてしまった瞬間からひたすらにご機嫌ななめさんでした。その後、もう一度、寝返りをしてくれた長男ですが、それもやはり不本意だったらしく、不機嫌さんで過ごし、ホーム(母の胸)に戻るまで「不本意ですー!!」とばかりにへのへの言い続けていました。

早く寝返りの面白さに気が付いて、自分で気分転換できるようになっておくれ。
と、現在、退屈したり寂しくなったりするたびに長男から呼びつけられている母は思うわけです。
寝返りできるようになったら、自分で気分転換できるようにもなるんじゃないの??がんばれ!
と思っていたのに、まさかの寝返りすることによってご機嫌を崩すという・・・。
こういうのを本末転倒って言うんですよー!
ほんのひとときでいいから、ひとりで遊べるようになってくれると、母さんは小躍りして喜びますよー!

とはいえ、まったく寝返りに対する意欲を見せていなかった長男がようやっと寝返りをやってのけたのです。拍手喝采です。
ずっとずっとその姿を見たかったんですよー!待ち望んでましたよー!
欲を言えば、母さん以外(夫さんとか、夫さんとか、夫さんとか!あとは私の父上、母上、夫さんの父上、母上も!)首を長ーくして待ち望んでいるわけです。早く見せたげてー!

ところで、冬の間に「寒いから」と乗るのを控えていたら、すっかり乗り方を忘れてしまっていたベビーカーですが、こちらはようやく楽しさを思い出し始めました。どうやら背もたれを倒して寝るスタイルになっていたのが気に入らなかった模様。背筋を立て、椅子のように座れるスタイルに変更したところ、すんなり乗ってくれるようになったのでした。乗っている間中、まるでお兄ちゃんになったかのように背筋をピンと伸ばし、ちょっと得意げな様子でご機嫌で座ってくれています。周囲の様子を見渡せるのがたいそう気に入ったご様子。・・・かわいい奴。

お座りが上手にできるようになっていること、ひとりで座っていてもあまりふらふらしなくなってきたこと、割に長い時間、続けて座ってられるようになったこと、色んなことに感無量の一週間です。

できた、できた。

その後の話

2017年04月13日 18時27分45秒 | 子育て生活
ねんねトレーニング開始から2週間が経過しました。
「絶好調!」と胸を張って言えるほどの成果はあげていませんが、でもでも、以前の状況を考えると「クララが立った!」と目を見張ったハイジぐらいの驚きは味わえています。うちの子が寝るようになった!・・・ゴロが悪いな。

今日も寝るための準備をして最後の授乳までを居間で終えると、すぐ隣の寝室へ向かい、布団に長男を寝かせて隣に私も横になったところ、たったの10分で隣からすやすや寝息が聞こえてきました!
すごい!何なの?!この奇跡!
・・・と、毎日、飽きもせずに感動しています。

まったく泣かずに寝てくれるなんて!
しかも、私が隣から離れても気付かずすやすや寝たままでいてくれるだなんて!
3週間前の私に話して聞かせても、鼻で笑って信じないに違いない。それぐらいの奇跡です。

おかげで、夜、こうやってひとりで好きなことをする時間を継続して持てています。
ビバ!自由な時間!
ビバ!身軽な自分!!
毎日、喜びを噛み締めています。

ただ、朝までまったく授乳なし、というのはやはりまだまだ無理みたいで、試行錯誤の結果、明け方3時半から4時ぐらいに起きてしまったときは、本当にお腹が空いているとき、授乳するまで泣き止まないんだぞ、ということが(明け方に1、2時間ぎゃんぎゃん泣かせる生活を1週間ほど繰り返してようやく)わかってきました。
寝ぼけ眼の朦朧とした状態で
「おっぱい飲む?飲みたいんだったら、一回、泣き止んで。」
と伝えた途端、長男が嘘みたいに、すん!と泣き止んだので、思わず私の眠気も吹っ飛びました。あまりにすん!と泣き止んだので、「え?寝ちゃった?」と様子を伺ってしまいました。しばらく待ってもおっぱいがもらえないことに怒りだし、再度、わんぎゃん泣き始める長男。その姿を見てようやく「あ、この子ってば、本当にお腹が空いてたんだわ。。。」と私が納得したのでした。
おかげで「明け方4時に授乳して、再度、寝かしつける。」というリズムがようやくようやく掴めてきました。

それにしても食欲旺盛な長男。
当初は口に入れては吐き出していた離乳食も今ではぱくぱくぱくぱく際限なく食べてくれるようになりました。あまりにたっくさん食べてくれるので、怖くなって親のほうで「こ、これぐらいにしておこうか・・・」と終わりを言い出す始末。
今のところ、嫌いなものもなくてお粥以外にも、人参、ジャガイモ、さつまいも、小松菜、ホウレンソウ、玉ねぎ、深ネギ、豆腐、卵豆腐、食パン、ささみ、ヨーグルト、バナナ、りんご、と実にいろんなものを美味しそうに食べてくれています。なんていい子!

親が食べているのを見ると、俄然、食べたくなってくるらしく、何やら声高に文句を言い出すので、既に3回食を開始しています。なのに、おっぱいの回数が減ることもなく、夜寝る前に飲ませているミルクも残すことなく。なのに、朝までもたないだなんて。結果、体重測定をする度に成長曲線の一番下にいて「ぎりぎりですねぇ。」と言われ続けていた長男がどんどんぷっくりぷくぷくになってきました。頻繁に会っている妹さんや母上、おさななじみたちが口をそろえて「大きくなったよね」と言ってくれたので(幼馴染に至っては「え?!私の知っている子じゃない!この2週間で一体、何があったの?!」と盛大に驚いてくれました。)次の体重測定がとても楽しみです。

どうやら、我が子はこの6か月間、ずっとずっとお腹が空いた状態で過ごしてきていたらしい、ということもわかってきました。
・・・おっぱい、まったく足りてなかったんだね。ずっとずっと空腹だったんだね。なんてかわいそうな子!

嘘ではありません

2017年04月10日 11時38分15秒 | 子育て生活
土曜日は高校同窓会の評議委員会でした。
今年は卒業20年目の節目の年、そして同窓会の幹事の年。私たちの学年は6月24日に行われる同窓会総会に向けて、準備真っ最中です。評議委員会では、その準備真っ最中の詳細を先輩方や後輩たちにご報告する場なのです。

・・・と書いてはみましたが、私は本当にこれっぽっちも何もしていません。何もできていません。
ただ、前回、参加してすごく楽しかったし、中心メンバーの大変そうな姿を間近で見たため、これっぽっちも協力できていないけれど、だからこそ「枯れ木も山の賑わい」の精神で評議委員会ぐらいには参加しようと決意していました。(と書くと、肩に力が入っている感じですが、要するにすごくすごく楽しかったのです。育休でひきこもっているため、「普段と違う環境」や「ちびっことふたりきりじゃない時間」はとてつもなくありがたい息抜きの場なのです。)

というわけで、一路福岡へ。
今回はなんと子連れ仲間が増えていて、4歳(幼稚園の年中さん)の女の子と7歳(小学校2年生)の男の子の兄妹が会場に明るい声を響き渡らせてくれていました。なんでもお兄ちゃんが
「お母さんの行っていた高校、見てみたい」
と言い出したんだそうです。かわいいっ!!7歳の男の子って、お母さんにそんなかわいいことを言ってくれるんだ!と、男の子の母ちゃん仲間として励まされました。常々、男の子なんてすぐに(10年後ぐらいには)「うるせー。」ぐらいしか言わなくなるんだぞ・・・と心の準備をし(つつ、「所詮、甘えてくれるのもあと10年程度!がんばれ!」と自分を励まし)ているんですが、とりあえず7歳の男の子は(育て方を間違えなければ)まだまだ「お母さん大好き!」という状態で甘えてくれることが分かりました。かわいいなぁ。待ち遠しいなぁ。
4歳の妹ちゃんはさすが2番目さん!と思わせてくれるしっかり者さんで、評議委員会の間中、ずーっと我が家の長男をあやしてくれていました。長男がへのへの言い出しそうになると、すぐに「いないいないばあ!」を超高速で始めてくれて、その様子を見て母親の私が笑わされました。とにかくかわいかった!

そしてふたりともまったく人見知りをしない元気なちびっこたちでした。人見知りをしないどころか、人懐っこい笑顔満開で同級生たちと遊んだり、評議委員会にいらっしゃった先輩方や後輩たちに元気よく大きな声で「こんにちはー!」と挨拶をしたり、とにかく大活躍でした。迎えられた先輩方や後輩たちも思わず笑顔になったり、「こんにちはー。」と優しい声で挨拶し返してくれたり、ハイタッチをしてきたり、普段とはちょっと異なる顔を見せてくださって、子どもってやっぱり場を明るくするんだなー、すごいなー、と子どもパワーを痛感したのでした。

そんなこんなで今回もとても楽しい一日でした。
相も変わらず乳飲み子を抱えていて、会場設営や片付けなどの力仕事はまったくできなかったし、きちんとリハーサルをしたにも関わらず、挨拶のタイミングなどもうっかり忘れていたり、評議委員会の会場で突如、授乳を始めたり(長男が静かな会場で「ここにある飲み物くれー!早くくれー!」と大騒ぎしだしたので、ついつい焦ってしまい、一番後ろの席で誰にも見えないし、まあ、いっか!とばかりに思いっきり授乳を始めてしまいましたが、よくよく考えれば、いえ、よくよく考えなくても隣に同級生たちがいました・・・。完全なる猥褻物陳列罪・・・。かたじけない・・・。涼しい顔ですぐに控え室に案内してくれてありがとう。)、まったく戦力にはなっていませんが、それでもみんなが笑顔で迎えてくれる姿に思いっきり甘えて、楽しく過ごしました。

本当に「参加するだけ」「行くだけ」なのに、みんながすごく喜んでくれること。
のみならず、「子連れでも参加しやすいように」と会議形態を変えてくれたり、会議中も発表者以外は座って過ごせるよう先輩方に掛け合ってくれたり、いろんな配慮をしてくれたこと。
同じ場所で高校時代を過ごした仲間が30代後半を迎え、葛藤を抱えつつもそれぞれがそれぞれの場所で笑顔を忘れず頑張っている様子をほんの少し見たり聞いたりできること。
同じ場所で高校時代を過ごしたにも関わらず、あまり触れ合うことのなかった同級生と今このタイミングで再び知り合いなおせて、そういう「がんばっている近況」や「嬉しい近況」を知ることができること。
それらすべてがうれしくて私はこの同窓会活動にまた参加したんだろうなー、と帰りの新幹線の中でしみじみと思いました。

ところで。
我が家の長男は今回もすごーくいい子で、みんなから「かわいいねぇ。」「いい子だねぇ。」と褒めに褒めていただけたのですが、母親の私は褒めてもらえばもらうほど「なんで今日はこんなにがんばれるのに、普段はあんな感じなんだろうねぇ・・・?」と腑に落ちない気持ちに襲われたのでした。おなかが空いたとき以外、うんともすんとも声を発さず、周囲をもの珍しそうに見るだけだなんて!これもひとえに、飽きもせず長男をおもしろがって・・・もとい、かわいがってくれていたお兄ちゃん、お姉ちゃんのおかげです。もっとも長男もやはりよそ行きモードでがんばっていたらしく、帰り着いた瞬間から甘えん坊全開でわんわん泣き出して、夫さんを「こやつがずっといい子だったなんて、絶対!嘘だ!」と呆れさせていました。・・・嘘じゃないんだってば。長男なりに頑張ってくれてたんだってば。

もひとつ、ところで。
評議委員会終了後、突如、後輩から
「あの頃とまったく変わらないんで、すぐに先輩のこと分かりました!・・・でも、どこで接点があったのかが思い出せないんです。先輩、部活って何部でした?」
と声をかけてもらえたのも、すごくすごくすごーーーーーーーーーーーく嬉しい出来事でした。あんなに地味に過ごしていた高校時代の私のことを覚えてくれていた後輩がいるだなんて!部活だって、華やかな運動部とはまったく異なるマイナーな匂い満載の無線部なのに。でもって、「あの頃と変わらない」って言ってもらえるだなんて!んふふふ。と帰り道も帰り着いてからも、そして今もいい気持ちでにまにましながら、しつこく思い返しています。
しばらくはいい気分で過ごせそうです。

ひくにひけない

2017年04月07日 16時45分12秒 | 子育て生活
ねんねトレーニングなるものを始めてみました。

6か月を過ぎた長男ですが、ここ1か月ほど夜間授乳の回数が増えており、明け方はほぼずっとうとうとしながらおっぱいを飲み続け、私が隣から離れると、すぐに目覚めて泣き出していました。おかげで朝食の準備やお弁当づくりがどんどんどんどん適当に。いや、今までだってずっと適当だったんで、息子のせいにされたら、息子が憤慨してまたもや泣き出してしまうかもしれませんが。

それにしても6か月で毎晩3時間ごとに授乳って多くないかしら?昼間もぐずぐずさんになると、気持ちを立て直すためにおっぱいを欲しがるし、どんどんおっぱいへの依存が高まっている気がするのです。今はがんばれるけれど、育休が終わって仕事に復帰したら、この授乳生活は継続できないぞー。今のうちになんとかしておくべきじゃないかしらー?せめて夜!夜にもう少しまとまった時間、ぐっすり寝てほしいですよー!
と、もやもや考え、グーグル先生と夫さんに「どうしましょう?!」と相談した結果、ねんねトレーニングに行き着いたのでした。

今まで、寝かしつけはもっぱら授乳に頼り切っていましたが、おっぱいを飲みながら寝る赤ちゃんは眠りが浅く、ふとした拍子で起きやすいんだとか。でもって、ふとしたひょうしで起きた際、すぐそばにあったはずのおっぱいがないと泣き出してしまうんだそうです。つまり、今まで夜中に何度も泣いていたのは「お腹が空いて」というわけではなく、「すぐそばにあったはずのおっぱいがない!寂しい!」という理由が大きい模様。・・・すべてグーグル先生に色々と教えてもらった上での推測ですが。ホントに今ほど翻訳こんにゃくを欲したことはないですよ。助けて!ドラえもん!

で、まあ、いろんなタイミングが重なって、今週月曜の夜から唐突にねんねトレーニングを開始したのでした。
勿論、初日はぎゃんぎゃんと泣かれました。それはもう心が折れるぐらいに。何度、途中で「やめちゃおうかしら・・・」と思ったかわかりません。でも、途中でやめて授乳してしまうと、長男が「がんばって泣けば抱っこしてもらえるんだ!」と学習してしまい、抱っこをしてもらうためにぎゃんぎゃん泣くようになっちゃう・・・。今でさえ抱っこのためには惜しみなくぎゃんぎゃんヒステリックに泣いてくれるのに!それだけは避けたい!!その一心でなんとかかんとか乗り切りました。

そんなこんなでこの一週間の記録です。よくがんばった!長男も私も夫さんも!
でも、まだ始まったばかり。終わりは見えていないのです。

■一日目(月曜夜、火曜明け方)

・21時寝かしつけ開始。ぎゃんぎゃん泣く。ひたすら「大丈夫よー。ねんねできるよー。」とだまし続ける。22時半就寝。
・23時半、覚醒してしまい、再度泣き始める。胸をトントンたたき「大丈夫よー。ここにおるよー。」と囁きつつ「きらきら星」を静かに歌う。24時就寝。
・4時半、再度目覚めてしまい、またもや泣き始める。胸の上に手を置いて「大丈夫よー。おっぱいなくてもねんねできるよー。」と諭す。5時半就寝。
・7時半起床。朝ご飯をもりもり食べた後に授乳。

■二日目(火曜夜、水曜明け方)

・21時半寝かしつけ開始。まったく泣かず、しばらく遊び22時就寝。
・3時半、覚醒し、ぎゃんぎゃん泣き始める。ひたすらにおっぱいを探す。泣き疲れてうとうとしてはおっぱいのことを思い出し、再度泣き始める、というサイクルに突入。「朝になったら、おっぱいを飲もうね。」と言い聞かせていたら、なんと朝になってしまいました。6時半、ぎゃんぎゃん泣いていたはずの長男が突如、「朝が来ましたよ?」とばかりに泣き止み、ご機嫌モードに。お弁当と朝食を作った後、7時から授乳。7時半から朝ご飯ももりもり食べる。
・泣きすぎて、長男の目がボクサーのように腫れあがる。母、罪悪感に襲われる。

■三日目(水曜夜、木曜明け方)

・21時寝かしつけ開始。まったく泣かず、しばらく遊び、21時半就寝。
・4時半、覚醒。おっぱいを探しながら、ぎゃんぎゃん泣く。おっぱいを探すあまり、普段、まったくしようとしない「寝返りまであとわずか!」のポーズが見たい放題、見れました。5時半就寝。
・6時半起床。朝ご飯をもりもり食べた後に授乳。

■四日目(木曜夜、金曜明け方)

・20時半寝かしつけ開始。わんわん泣きつつも、21時前には就寝。
・3時半、覚醒。おっぱいを探してぎゃんぎゃん泣く。今朝、とうとう寝返りに成功しました。思わぬタイミングで寝返り初披露。夫さんが早起きをしてゴルフの試合(マスターズ)を見ていたので(というか、おそらく長男の泣き声によって4時前に起きてしまったため、ゴルフを見始めたんだと思われます。)「ほら!見て!」と喜びを分かち合いました。6時半、またもぎゃんぎゃん泣いていたはずなのに、突如、泣き止み、ご機嫌モードにシフト。私がお弁当と朝食を作る間もおとなしく抱っこ紐の中で過ごし、7時から朝ご飯を食べた後、授乳。


■成果■
・夜、寝るのがとても上手になりました。
・夜、寝た後、ちょっとした物音で何度も起きていましたが、少々の物音や気配では起きなくなりました。
・今までベッドでお昼寝なんてしたことがなかったのですが、毎日、午前と午後、1時間ほどベッドでお昼寝ができるようになりました。奇跡!

効果を実感してはいるものの、まだまだ終わりは見えていません。でも、ここでやめてしまうと、毎日毎日、目を泣きはらしている長男の涙が無駄になってしまう!とも思うわけで。心を強く持ち、もう少しの間、様子見を続けます。

にしても!私の睡眠時間!
ほぼ毎日、3時半起きだなんて、そんな生活、受験生のときだってしたことないですぜ。
長男が夜、寝てくれているんだから、私も一緒に寝ればいいのに、ついつい「自由な時間!!」と喜んで、ネットサーフィンやら携帯ゲームやら、読書やら、じつに「なんてことないこと」に時間を使ってしまうのです。
ビバ!無駄な時間!

玉手箱は開けない方がいい

2017年04月04日 14時35分05秒 | 日常生活
週末、飽きもせず、「お母さん!傍にいて!」とまっすぐな愛情を全力で注いでくれる長男に、夫さんが優しく丁寧に、でもきっぱりと語りかけていました。
「お母さんじゃなくても平気やろ。
 お母さん以外の人もみんな君のことが大好きなんよ。少しはお母さん以外でも大丈夫になりなさい。

 ・・・そもそも、お母さんはそんなたいした女じゃないやろ。」



!!
言い方!
あながち間違ってはない。けれど、あえてはっきり言う必要もないと思うのですよ。
世の中には詳かにする必要のないことで満ち溢れているのです。