のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

真心ブラザーズLive「THE GOODDEST TOUR」

2009年11月29日 10時04分08秒 | 音楽鑑賞
妹夫妻と義弟君のお兄さん(・・・長いな。今後は「オニイサン」で。)
そしてワタクシの4名で真心ブラザーズのライブへ行って来ました。
妹夫妻の出会いのきっかけだった真心さん。
しかし、そもそも妹夫妻が真心さんを好きになったのは
ワタクシタチ兄、姉の影響とあって
「これは、一度、4名全員でライブに行きましょう!」
という話の流れになったわけです。
提案してくださったオニイサンに感謝。

なにせ、ワタクシ、真心さん大好きではあるものの
ライブチケットの予約というものが苦手なため、
真心ライブに行ったことがなかったのです。
初真心ライブ!!
しかも結成20年の記念ツアー!

というわけで、この1ヶ月ほど真心さんのアルバムを
繰り返し繰り返し聴きながら、ライブを待ち望んでいました。

ライブに行って改めて分かったこと。
ワタクシ、真心さんが間違いなく大好きです。
YO-KINGさんの歌声も桜井さんの奏でるメロディも
そして、おふたりそれぞれが作られている曲もどれも好きだけれど
それにも増して、ふたりで作り上げている「真心ブラザーズ」が好きです。
彼らふたりで作り出す曲が好き。
彼らふたりの掛け合いが好き。
そして、彼らふたりが口では色々と言い合いながらも
お互いに信頼しあっている様子を見るのが大好き。
本当に本当に20周年、おめでとうです。
一度、解散していただけに、
まさか20周年を祝えるときが来るなんて思ってもいなかったし、
その「20周年おめでとう」ライブを生で
しかもステージからすぐ近くのナイスポジションで楽しめるなんて
まったく予想していませんでした。
本当に本当におめでとう。
そして、心からのありがとう。

「20周年」の記念でベストアルバムを出してのツアーなので
耳なじみのよい曲ばかり、大好きな曲ばかりでしたが、
特に響いたのは「流れ星」。
失恋三部作のうちの1曲で、iPodには「よく聴いている曲」として
「ベスト25」に入っているぐらい聞き返している曲ですが
生で聴いて、改めてその切ないメロディと歌詞に聞き入りました。

「STONE」にも感動。
これ、ぜひライブで聴きたかったのです。
ライブ会場のみんなが男性女性関係なく
この曲の歌詞をしっかりと叫んでいる様子が面白くて、面白くて。
非常に愉快な気持ちで楽しめました。
この面白さは、ライブだからこそ!生だからこそ!の醍醐味です。

でもやっぱり一番感動したのは、桜井さんの
「今、一番伝えたいのは結局、この一言なんだ。」
というような(感動したわりには、既にうろ覚えです・・・。)
叫び声で始まった「All I want to say to you」。
なんだかジーンと来ました。幸せ感じました。

曲もたくさん歌ってくれましたが、トークも満載で。
いつも通りの「頑張り過ぎない」感じのふたりのトークに
いっぱいいっぱい笑いました。
男性陣は、「トークで曲が薄まった気がする。」と
ちょっぴり不服そうでしたが、ワタクシはトークも
ライブですごくすごく楽しみにしている部分なので大満足。
このゆるい感じのトークとか、
それでも伝わってくる歌への真摯な姿勢とかが
私にとっての「いかにも真心さん」部分で
ああ、やっぱり好きだな、としみじみと思いました。

「いかにも」と言えば、
まっすぐまっすぐファンに自分の想いを伝えようとする
桜井さんのかわいらしさとか、
決してまっすぐではないひねた感じで
「歌」や「真心」や「桜井さん」への想いを言葉にする
Yo-Kingさんの分かりにくい信頼感の表し方も
「いかにも」で、またライブ会場でこのふたりに、
「真心ブラザーズ」に会いたいな、と強く思いました。
あぁ。まだ幸せ続いています。

そんなに必死に捜してません。

2009年11月27日 08時19分10秒 | 日常生活
高校時代の友人2名と飲みました。
場所は中洲。

・・・中洲!!
福岡では、押しも押されぬ「オトナの」歓楽街です。
案の定、連れていかれたのは、アダルティな雰囲気漂うバーで
その雰囲気に少々、怖じ気付くワタクシ。
しかし、酒の力とは恐ろしいもので、30分後には「いつも通り」。
アダルティな雰囲気に負けることなく、語って笑って大いに楽しみました。
地声が大きいせいなのか、シックな雰囲気もぶち壊し。

・・・いや、シックな雰囲気が壊された根本的原因は他にあるわけですが。

とにかく楽しく過ごし、危うく終電の時間を忘れるところでした。

帰り際。
ありがとう!今日は楽しかったわー!
と、珍しく素直にお礼を口にすると、友人が残念そうに言いました。
「でも、ブログに書けるようなことは、とりたてて起こらんかったよね。」


いやいやいや!!
そもそも、この飲みにブログネタなんて、求めてませんから。
飲むときはブログのことなんて忘れてますから。
ただ楽しく飲めれば、それだけで満足なんです。

どちらもシーズン

2009年11月26日 07時52分08秒 | 日常生活
そろそろ、アドベントに突入。

街中は、クリスマス大好きなワタクシもさすがに
「早すぎるんじゃないの?」
と言いたくなるぐらい早くから色付いていましたが
ついに我が家にもツリーやサンタがわんさか出現。

今年は購買意欲を刺激されるキュートなグッズが多く
久々に色々と買い足してしまいました。
おかげで、現在の我が家は、どこを見てもクリスマス。
かなり浮かれた感じに仕上がりました。



そんな中、ワタクシの部屋の大相撲カレンダーのみが
我が家の浮かれた空気に負けまいとがんばっています。

今年1年、お疲れ様。
インパクトあっただけに、もうすぐいなくなってしまうのかと思うと、
寂しくてなりません。

これってワタクシ?

2009年11月24日 22時49分37秒 | 日常生活
ムスメふたりが独立したら、会社を辞める
と言い続けていた我が家の父上。
家族はその言葉を冗談だと思っていましたが、
考えてみれば、ごくごく日常的な会話さえ、ほとんど口にしない父上が
冗談なんて口にするわけもなく、55歳になった父上は、
「昔は55歳が退職年齢やった。」
というよく分からない理由で30年勤めていた会社を退職し
不動産業という新天地に敢然と踏み出したのでした。

退職後、我が家の近所にある不動産屋さんへ
飛び込みで弟子入りを志望し、半年間、丁稚奉公をし
その後の半年間を準備に費やした父上。
まだまだ家族は半信半疑でしたが、
そんな家族の対応にめげることなく、不動産業を開業しました。

母上は「私は安定した生活が好きなのに。」と嘆く中
退職後も退職前と変わることなく、黙々と、
本当に黙々と自営業を営む父上。
唯一の変化が、ブログの開設でした。

このブログによって、ムスメふたりは生まれて初めて
父上の言葉を定期的に目にすることができるようになりました。
父上が日々、思っていることをほんの少し、
知ることができるようになりました。

・・・なんせ、我が家の父上は
本当にうんともすんとも喋らないのです。
無理矢理、会話を試みようと質問しても
「わからん」という一言のみで会話が終わる確率が
70%を越えるのです。

おかげで、父上との会話に飢えていたムスメふたりは
定期的に父上のブログを確認するようになりました。
本当に何の変哲もない短いブログですが
父上から直接、日常のよしなしことなんて聞いたことのない
ムスメふたりにとっては、奇跡のように長い文章ばかりです。

すごいー。
父上が、「うん」と「うんや」以外の日本語を使いこなしてるー。
2文節以上の文章が記載されているー。

というわけで、おそらくこのブログにもっとも頻繁に
アクセスしているワタクシたち。
本日、久しぶりに父ブログをチェックしていたところこんな記事を発見しました。



・・・父親の周辺に生息している「ブライダルに縁のない人」なんて
ワタクシの知る限り、ひとりしかいません。

もしかして。
いえ、もしかしなくても、ワタクシのこと、だろうなぁ。
普段、一言も喋らないくせに
影でこんなことを思っていたとは。
なおかつ、ブログにまで書いていたとは。
油断も隙もありません。


ところで、受験生はもうすぐ引越しシーズンですね。
何をどう間違えても、
ここに受験生がたどり着くことはないと思うのですが、
念のための宣伝です。

小倉でお部屋をお探しの方!
(ワタクシの知り合いには、ほぼ間違いなくいませんが。)
ぜひ、コチラへどうぞ☆
無骨な店主が誠実にお部屋探しを手伝います!

ありがとう不動産

ファンサービス

2009年11月23日 09時53分45秒 | 日常生活
同窓会に参加するために帰省してきたはずが
同窓会が中止になってしまい、
もはやワタクシたち後輩と会うことが
帰省の目的となってしまった先輩。
せっかくだから・・・と、千代県庁口すぐ傍にある
ハラヨシさんにも行ってきました。

魚と肴 ハラヨシ
住所:博多区千代2-15-17
電話:092-651-7599

ハラヨシの店主さんは、ワタクシにとって先輩ですが
帰省してきた先輩にとっては、かわいいかわいい後輩なのです。
というわけで、一度、お店に行ったことのあるワタクシが
張り切ってご案内してきました!


ご案内してきました!
・・・ご案内。ね。ご案内。うん。
するつもりではいたのです。が。
ワタクシは、出発地が博多駅だと、どう考えても遠回りになってしまう
地下鉄での行き方しかマスターしておらず、あえなく道案内を断念。

バスで行くとなると、どこから乗ればいいのカシラ?
どこで降りればいいのカシラ?
どこに向かえばいいのカシラ?

と、ご案内するつもりだったとは
とても思えないような段階で躓きます。
しかし、今は情報社会なのです。
誰も彼もが情報ツールを持ち歩いている時代なのです。
ワタクシもまったく使い慣れていませんが
それでも文明の利器、ケータイを持ち歩いているのです。
これを使って、ハラヨシへの行きかたを調べましょう!
と、自己暗示のため、力強く宣言するワタクシ。
しかし、めったに使われることがないために
まったくワタクシに懐いてくれていないケータイは
ワタクシが知りたい情報をまったく教えてくれません。

その隣では、関東在住の先輩が
「今日は全部、のりぞう任せのつもりやったのに。
 大体、のりぞうにケータイが使いこなせるはずないとって。」
とブツブツ文句を言いながらも、
さくさくあっという間にバスの運行状況を調べてくださいました。
さすが!頼もしい先輩です。

そんなこんなでようやくハラヨシ到着。
ハラヨシの店主を驚かせてやろうと、
ワタクシたちがお店に向かっていることはまったく知らせず、
不意打ちでの訪問です。
しかし。
ハラヨシ店主はまったく驚くことなく、
ものすごーく普通にワタクシたちを迎え入れます。

・・・そうでした。
彼は、ちょっとやそっとのことで動じる人ではありませんでした。
それどころか
「どこかお店をお探しですか?
 いいお店、紹介しましょうか?」
と、他の店に向かわせようとするそぶりまで!

ちょっと!ちょっと!!
ここで飲ませてくださいよ!
席、空いてるじゃないですか!
と、大慌てで空いている席を見つけて席を確保しました。
おいしいお酒と夕食をいただくべく頑張りました。
がんばった甲斐あって、
無事にあたたかい料理とお酒を楽しめました。

あたたかいお酒と言えば。
あまりの寒さに1杯目の梅酒を熱燗にしていただいたのですが
これが予想以上に美味しく大ヒットでした!
梅酒の香りがよくなる上に、
体の中からぽかぽかしてきて、とてもいい感じです。
冬はぜひ熱燗に。

「ハラヨシ」では「梅酒、熱燗にしてください。」
というリクエストにも気軽に対応してくれるはずです。
いや、きっと、その他のリクエストにも
店主は可能な限り、受け付けてくれるはず。
(ワタクシの梅酒以外のワガママにも親切丁寧に(?)
 対応してくださっている姿をしっかり目撃しました。)

というわけで、非常に美味しく楽しく
あたたかい夜ご飯タイムを過ごせたのでした。

これから訪れる忘年会シーズン。
千代県庁口を訪れる機会があれば、「ハラヨシ」さんへぜひどうぞ☆


ところで、最近、このブログをいつも読んでくれている友人から
「コメントをくれたら、ちゃんとすぐに返事をしてやりーよ。
 ファンはちゃんと大切にせないかんよ。」
という非常にありがたいアドバイスをいただきました。
そのアドバイスにはもっともだと思いつつも
(というか、このアドバイス、ブログだけでなく
 ワタクシの人付き合い全般に当てはまるアドバイスだわ。
 携帯メールとか、電話とか・・・。ご、ごめんなさい。)
『ファン』という言葉が見事、ツボにはまってしまったワタクシ。

ふぁ、ふぁん?!
これは、ファン扱いされた先輩にご報告せねば。
報告前から、ものすごく嫌がる姿がくっきりと目に浮かびます。

案の定、心底、嫌そうな表情で
「なんでやって。なんで、オレがお前のファンなんやって。
 オレがファンサービスの一環でコメントを書いてやっとるのに。」
とぶつぶつ呟く先輩。

・・・そんなサービスがなされていたとは。
初めて知る事実に驚きました。
えっと。ファンから希望を言わせてもらえるのであれば
ぜひ次回からはコメントサービスではなく、
お酒のサービスをお願いいたします。熱烈希望です。

懐かしの10代

2009年11月22日 23時09分42秒 | 日常生活
出産のため、名古屋から帰省している友人と
同窓会のために帰省するはずだったのに
同窓会が中止になり、もはやワタクシたちに会うためだけに
帰省することになってしまった先輩と久々の再会を楽しみました。
ふたりとは定期的に会ってはいるものの
この三人で会うのは、一体何年ぶりだろう??
というぐらい久しぶりだったため、話がまったく尽きません。
ランチを食べに入ったはずのお店でひたすら喋り
ふと気がつくと16時を過ぎようとしていました。

・・・なんて迷惑な。
と、良識ある先輩が気付き、河岸を買えることに。

女性陣の集まりは、4、5時間の長居なんてしょっちゅうなので
「お店を変える」という発想にまったく至らなかったのです。
というか、話に夢中になり過ぎていて
「動きたくない。話し続けたい。」
という気持ちが大きかったというか。
共通の知人である高校時代の先輩方や同級生の近況報告が聞けて
気持ち的にはミニ同窓会。
おかげさまで、なんだかとてつもなく懐かしい気持ちを
味わうことができました。

懐かしついでに、カラオケに行きたくなってしまったワタクシ。
友人も先輩も賛同してくれたため、
久々に同年代とのカラオケを、というよりも
親族以外とのカラオケを楽しむことができました。


・・・楽しかった!
同世代とのカラオケって、こんなにも楽しいものなのね。
と興奮しっぱなし。楽しすぎ。懐かしすぎ。
また、ふたりが選ぶ曲、選ぶ曲、どれもこれも
ワタクシが興奮せずにはいられない大好きな曲ばかりで
ものすごく楽しい2時間を過ごしたのでした。

しかし。
まさか、光GENJIの「パラダイス銀河」で
ここまでテンションが上がるとは。
あの頃は、クラスの女子の誰も彼もがキャーキャー騒いでいたけれど
ワタクシはそこまでその盛り上がりについていけていなかったはずなのに。
刷り込みってオソロシイ。

KANの「愛は勝つ」なんて、懐かしさのあまり
胸が熱くなりました。
この曲、中学時代に音楽でも歌っていたのです。
今でも、歌詞見ることなく歌えます。
すごすぎます。この時期の刷り込み。

なんで10代の頃に聴いていた曲って
こんなにも琴線を刺激してくるんだろう。
と、不思議に思いながらも大満足の2時間でした。

最近のカラオケって、本人映像を歌い手さんだけでなく
アニメや戦隊物でも出してくれるんですねぇ。
ゴレンジャーの映像では大笑いしてしまいました。
まさか頭に数字が割り振られているとは・・・。

比喩ではなく

2009年11月22日 00時05分56秒 | 日常生活
金曜日、上期の成果報告会が行われました。
ワタクシが現在、所属している部署は8月に発足したばかり。
とても「成果」を報告できる段階ではないのですが
社長から直々に
「発表するように。部門の活動をアピールするように。」
と指示され、急遽、ワタクシが代表として発表することになりました。

え?ワタクシが?ワタクシが発表?!
年齢的にも、日頃の言動から言っても、
そもそも部門の活動に対する理解度から言っても
絶対にワタクシにだけは回ってこないだろうと油断しきっていましたとも。
その他人事だからこその余裕あふれる態度が
部長からは「本当に」余裕あふれる対応に見えてしまったらしいのです。

・・・・誤解が大きすぎて、どこから訂正すればいいのやら。

というわけで、大きな誤解によって
金曜日に発表を行ってきました。
もっとも、発表準備をするために、頭を整理したため、
ようやく(というか、今頃)
部門の活動をおぼろげながらも理解することができました。
これは大きな成果。

もともと、パワーポイントでの資料作成は大好きなのです。
非常に楽しく資料をまとめることができました。
楽しく仕事ができるなんて、これまた大きな成果。

資料作成終了時点ですっかり満足してしまったワタクシでしたが
部長からは発表内容を原稿にきちんとまとめておくように
と指示を受けました。
原稿があると、どうしてもその原稿に頼ってしまうため
発表が単調になってしまいがちで、ワタクシは苦手なんです。

・・・と思ったのですが。
今回は発表内容が壮大すぎるやら
発表内容にワタクシの言葉ではない部分が多々あって
自信がまったくないこともあって
素直に部長のアドバイスに従いました。
これで、部長もほんの少し、安心できるはず。



発表の5分前。
事務局の方がワタクシのところに来ておっしゃいました。
「のりぞうさん、のりぞうさん。原稿がある?
 あのね、原稿をめくる音がうるさくて、発表に集中できん
 ていう苦情が他の事業所からきとるんよね。
 ごめんけど、原稿は置いていってくれるかいな。」


・・・え?!今頃??
せめて、あと10分早くおっしゃってくだされば。
基本的には、資料を見るだけで発表の流れは分かるようにしています。
だから9割は大丈夫。
ただ、1箇所だけ資料には全く書かれていない言葉があるのです。
ここだけは覚えておかなければ。
たった1箇所。たった1箇所だけ。
これは気合を入れて暗記せねば!

さて、発表本番。
久しぶりの発表、なおかつ、発表内容の理解度に自信なし。
という状況下で、ワタクシ、柄にもなく緊張をしてしまいました。

そうなんです。緊張してしまったんです。
足が震えちゃったんです。
というか、震えっ放しで発表してましたとも。
やはり、発表内容は理解すべし。
きちんと理解したうえで発表すべし。
理解できている人が発表すべし。

案の定。
唯一、暗記しなければいけなかったキーワードは
見事、頭から飛び去ってしまいました。
頭ん中は真っ白に。

・・・ダメだ。どんなにひねり出しても
キーワードがかけらも出てこない・・・。
時間制限もあるため、潔く諦めました。
諦めるのはとても得意なのです。

「・・・スミマセン。
 ちょっと忘れてしまいましたので、カンニングさせてください。
 次のページを見ます。失礼・・・。」
ともごもご言いつつ、次のページをめくって言葉を確認します。

「あ!『トライアル推進機能』!!
 そう!『トライアル推進機能』!!思い出した!」

・・・正確には、思い出せていないわけですが。
そして、こういうことは心の中に留めておいて
何事もなかったように発表に戻れば、せめてスマートに見えたものを。
ついつい心の中がだだ漏れに。
そんなワタクシの発表を見て、苦笑する幹部社員の方々。

あ!笑ってもらえてる!
らっきー♪

正確には「笑われている」わけですが
今回はノー笑いの資料だっただけに、
思わず嬉しくなってしまいました。
嬉しくなったついでに、浮かれながら会場を見渡すと、
部長が頭を抱えていました。

・・・リアルに頭を抱えている人なんて
目撃したのは、人生で初めてです。
・・・スミマセン、部長。
せめて、よい三連休を。

北海道土産がやってきた。

2009年11月19日 00時00分20秒 | 日常生活
義弟君が北海道から帰ってきました。
と言っても、旅行ではなく、出張。
しかもたったの一泊二日。

それでも、しっかりとお土産を要求したワタクシを
思いっきり睨み付けて帰った義弟君ですが
めげずにアピールし続けた甲斐あって
大好きなロイズのポテトチップスチョコレートをゲットできました。
しかも2箱も!!

うわー。うわー。幸せすぎるー。
と騒いでいたら、
「2個買えって言ってたじゃないですか。」
と突っ込まれました。

・・・え?ワタクシ、2箱も要求してた?本当に?
まったく記憶にアリマセン・・・。
お小遣い少ないのに、ごめんね。
と、心の中でこっそりと謝るワタクシ。
謝罪の気持ちはあるものの、やはり2箱は嬉しいのです。
わーい。わーい。

他にも見ただけで、間違いなくおいしいに違いない!
と断言できるチーズケーキ(それぐらい美味しそうだったのです。)や、
ワタクシが先日、購入しようかどうしようか迷った末に
価格の高さに断念したチーズが魔法のように出てきて
思わず小躍りしました。

水曜日なのに、こんなに幸せ気分を味わえるなんてっ。
と、自分の幸福っぷりに、ちょっぴり恐れを感じるほど
幸せに酔いしれてしまった水曜日。

出張帰りに我が家へお土産を届けるために寄ってくれた
義弟君を玄関までお見送りすると

「明日からは東京なんで。」

というなんとも素敵な報告を受けました。
思わず、「わーい!」と叫んだワタクシ。
その瞬間。
母上から叱責されました。
「ダメでしょ!そんなにねだって!図々しい!!」




・・・・え?
ワタクシ、まだ一言たりともおねだりしてませんけど。
「わーい。」しか言ってませんけど。

と、もごもご反論する31歳の義姉に
「でも、言外の要求はきちんと伝わってきました。」
と、クールに言い放って
義弟君はかっこよく東京に旅立っていきました。


東京土産は何かなー。

お銀の威力

2009年11月18日 23時45分02秒 | 日常生活
ワタクシの勤めている会社では、
始業時、部署ごとに朝礼が行われます。
朝礼当番は連絡事項がないかを確認し
その後に、1分間スピーチを行います。
スピーチ内容は自由。
しかし、業務に関係ある出来事や、
業務を通して気付いたことなどを話される方がほとんど。
ごく一部の方がポリシーを持って業務と関係ないことを話されています。

ワタクシはポリシーなんて微塵たりともありませんが
業務に関係あることをまったく話せないため
自動的に、業務と関係ない話へ。

先週金曜日、久しぶりに朝礼当番がまわってきました。
部門員が多いため、朝礼当番は2ヶ月に1度ほどしか回ってこないのです。
しかし、2ヶ月に1度とはいえ、
そうそう話すことなどあるわけもなく、
何を話そうか散々、迷っていたワタクシ。

本日、フロアの洗面所で隣のシマの先輩が話しかけてくださいました。
「先週ののりぞうさんのスピーチ!
 私の隣の席の人がものすごく感心しとったよー。
 あの人、滅多に人のことを褒めんたい?
 いっつも『今日の人は声が小さい』とか
 『話がつまらん』とか文句ばっかり言いようのに
 のりぞうさんのスピーチ聞いた後
 『久しぶりに聞き応えのあるスピーチやった』っち
 何回も頷きよったよー。」





・・・・うわぁ。嬉しい。・・・のか?
いや、嬉しいんだけど!
でも。
何が先輩のツボだったのか
どこが先輩の琴線に触れたのか、理解できないため
戸惑いが大きいというか・・・。
『聞き応えのあるスピーチ』って?

ワタクシの記憶が確かならば、
ワタクシ、スピーチでは
水戸黄門と由美かおるさんの話しかしてませんけど。

詰まるところ、由美かおるさんは
ダテに何年も(何十年も?)
お父さんたちのハートを鷲掴みにし続けてきたわけじゃない。
さすが国民的番組、と確信した晩秋の昼休み。

「あなた」じゃなくて「私たち」

2009年11月15日 21時57分45秒 | 日常生活
本日の説教で心に残った言葉。

聖書(特に使徒行伝)で問いかけられている質問は
「あなたの中心にあるものは何ですか?」ではなく
「私たちの中心にあるものは何ですか?」。

「私たちの中心」を常に問う聖書では
「ひとりで生きること」を前提としていない。
常に「あなたと私」だったり「あなたとあなたと私」だったり
ふたり以上の人たちが一緒に生きていくことを前提にしている。

人が一緒に生きていくことは難しいし
同じことを考えて、同じように生きることはまず無理だけれど
「同じもの」を中心に据えることはできる。
「同じこと」を目指して、生きていくことを考えるのが
聖書であり、キリスト教である。





という説教を聞いて、
一昨日に楽しんだスカパラのライブでの
谷中さんのメッセージをしみじみと思い出していました。
「肩を抱いて 逃げない自由」の歌詞に込められている
「誰かと肩を組んで、一緒に何かをすること」が
必要なのではないかという熱い想い。

そして、先週、読み終えた「司馬さんと清張さん」という本で
出会った司馬さんの言葉も思い出しました。
司馬さんは亡くなる直前、物質的繁栄をとげた後の
平成日本は「公」を失い、私欲に走り、救いがたいほど
悪くなっている、と嘆かれていたそうです。
そして、
「今ならまだ間に合うかもしれない。
 みんなが知恵をしぼれば、一億の国民のうち、
 80%、いや、90%が合意できることが見つかるのではないか。」
と問いかけられていたそうです。

ふと気がつくと、
この一週間に与えられた言葉の中に何度も

「ひとり」で生きるのではなく
「みんな」で生きること。

の大切さや必要性が盛り込まれていて、
なるほどなあ、としみじみとしてしまいました。
やはり今の私にもっとも必要な言葉が
「とき」を選んで与えられている気がします。