のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

「今」だけで精一杯。

2011年03月30日 23時14分15秒 | 日常生活
今期の目標評価面談、および来期の目標設定面談を無事に終えました。
「できました!」と申告したところは認めてもらえ
「できませんでした!」と告白したところもそのまま認めてもらえました。
うんうん。認識が一緒だと無駄な戦いがまったくなくってすてきです。
面談もさっくり終えることができてハッピー。

あまりにさっくり終えてしまったからなのか
部長が新たな話題を切り出してきました。
「そろそろ、次のステップに向けての話なんかもせないかんよね。」

・・・次のステップ?
と、言いますと??

「そもそも、のりぞうくんは次のステップに進みたいっていう
 気持ちはあるんかな?上、つまり管理職を目指す他に
 プロを目指すっていう手もあるけど。」

か、か、かんりしょくーーーーーーーーーー?!
滅相もないっ!
かんりしょくなんて日本語、私の辞書に存在していませんからっ!!
何それ?食べられるの?ていうぐらいの勢いですからっ。
と、力いっぱい拒否させていただきました。

「まあ、すぐには決めんでもいいけど。
 上を目指すんなら目指すで、色々と対策を考えんないかんけんね。」

そうなんです。
いまや会社も気軽には上を目指せないと言うか
上を目指すにはとてつもない覚悟と努力が必要で。
努力が嫌いな・・・もとい、苦手な(って、言い換えても
言っている内容も印象も変わりませんが。)私には到底!ムリ!!
と、断言できるステップが山ほど待ち構えているのです。

うん。やっぱりないですね。
万が一、「次のステップを目指したい」と思ったとしても
それはそれで、ムリですね。と、そういった思いを込めながら、
にっこり日本人的スマイルで笑ってごまかしていると
部長がふと思いついたようにおっしゃいました。

「そもそもね。
 女性は、結婚とか妊娠とかそういった人生のイベントが
 会社生活に大きく関係してくるやろ。」

・・・ま、まあ、そうですね。
そういったイベントが会社生活に大きく関係する人「も」
いるみたいですね。世の中には。

えっと。私は今のところ、そういった予定はまったくないというか
見渡す限り、そういった予定が見当たらないと言うか・・・。
とごにょごにょ視線をそらしたところ、
ものすごーく親切で、親分肌の部長が100%他意なく善意のみで、
アドバイスの言葉をかけてくださいました。

「いや、今はね。『結婚なんて。』とか『赤ちゃん欲しくない』とか
 思っとうかもしれんけどね。意外と、結婚もいいもんやけん。
 子どもも作ってみればすっごいかわいいけん。
 今はまだそんなふうに考えられんかもしれんけどね。
 分かるっちゃん。俺もそうやったけん。
 俺も『結婚なんてせんし!』と思いよったもん。
 今の奥さんと知り合って電撃やったけんねー。

 こんなこと言ったらセクハラって言われるかもしれんけど。
 でも、自分の経験から言わせてもらうと、
 子どもだけは早いうちに作っとったほうが絶対にいいけん!
 あんまりね、今の楽しみだけを優先せんほうがいいよ。
 将来のことを考えたほうがいいよ。」





・・・もうね。
しょぼーんとしてしまいました。

部長の言葉は100%善意しか込められていないのが分かっているので
部長がおっしゃったように「セクハラ!」なんてまったく思わないし、
そもそも、私も部長の意見にはもろ手をあげて大賛成なんですけど。
でも!
でもですね。
なんだか色々と前提が異なるというか。
そもそもの出発点と思われているところからして
既にずれているというか。
全体的に何もかもすれちがっているというか。

部長がね。
「私が」結婚しない人生を選んでいる、とナチュラルに思ってくれていて
それはとってもありがたいのですが。
でも、同時にものすごく申し訳ないというか。

確かに『結婚したいー!結婚するぞー!』と気合を入れて動いたことはないけれど
でも、『結婚はしない!』とか『赤ちゃんはほしくない!』とか
そういった主義主張を持っているわけでもなくて。
どちらかというと、「結婚できんだけ」(父上談)で、
だから、そもそも、いろんな選択肢があって、
その中から今の人生を選んでいるわけではなくて。

ただ淡々と何も考えずに一本道を歩んできた結果が私の現在地で、
そして、今の私の前に広がっているのもひたすらに一本道で。
ただそれだけで、それ以上でも、以下でも、以外でもないんですけど。
だから『今の楽しみだけを優先』させているわけでもないんですー!
そもそも、今の私が優先させてる「楽しみ」ってなんなんだー!
私のほうが聞きたいよー!と、ちらりと憤慨しました。

ちらりと憤慨し。
またもやしょぼーんとしました。

まさかね。
まさか2011年度上期の会社生活の目標を考える面談で
自分の人生について考えさせられるとは露ほどにも思っていませんでした。
しょぼーん。

詰めが甘いだけです

2011年03月27日 23時11分05秒 | 日常生活
数年ぶりに知人と電話での再会。
久しぶりに聞く彼の声は、あの頃とまったく変わっていなくて
なんだかとても元気をもらいました。
久しぶりの会話なので、とても緊張しましたが、
同時に心からほっともしました。

電話だから伝わらないこともあるけれど
電話だからこそ伝わることってあるのかもしれない。
少なくとも今日聞いた彼の声は
あの頃と変わらない彼の「力強さ」「安定感」を伝えてくれた気がします。

2011年が始まって3ヶ月。
今年はなぜかこういった思わぬ再会が続いていて。
きっと今年は、こういうふうに人との関わりを
再確認させらてもらえる1年になるんだな、と感謝しています。

とにもかくにも。
お電話ありがとう。
思い出してくれてありがとう。
覚えていてくれてありがとう。
心から感謝しています。
お話できて本当によかった。

・・・ということをね。
直接、伝えられればいいのですが。
なにせ、連絡先を聞き忘れたのです。

こういうところがね。友人たちに
「ノリって、本当に人に対して興味ないよね。」
と呆れられる由縁なんだろうな、とわが身を省みました。

メモ

2011年03月27日 22時48分39秒 | 教会生活
本日の礼拝にて。
被災地に入られた牧師からの報告レターが紹介されました。

被災地に入った当日、日頃から親しくしている当教会の牧師へは一言
「言葉がありません。」というメールが届いたそうです。
そのメールをもらってから数日後に書かれた報告レター。
報告内容は勿論ですが、その最後の一文に強く心を打たれました。
私もそうありたい、と強く祈りました。
自分のための備忘録です。

報告書は、写真がまだ間に合わないこと、
写真は後日、改めて送ることを伝え、次の一文で終わりました。

「写真よりも言葉が人の心を動かすキリスト教信仰を私は信じます。」

お元気ですか。

2011年03月26日 23時35分07秒 | 日常生活
本日は祖父の17回忌でした。
高校1年の終わりに祖父が亡くなってから早16年。

16年という時間はとても長いのに
今もふとした拍子に、祖父をよく思い出します。
「祖父だったらこんなとき、どう言うのかな。どう行動するのかな。」
と思いを馳せることも多く、その仕草も表情も
まるで昨日のことのように鮮明に思い返せます。
それぐらい存在感のある、エネルギーに満ち溢れた人でした。
人生を楽しむこと、健康で過ごすこと、正しく強くあること、
何より「生きること」に、とても貪欲な祖父でした。

昔の人らしく家父長としての威厳に満ち溢れていて
祖母からも「おじいちゃんを怒らせちゃいかんよ。」
と言い聞かせられていました。それなのに、孫ふたりともに
「好き嫌いはいかん。」
「お前らはホントにポンやのう。」
「なん甘えたことばっかり言いよるか。」
と、たくさんたくさんお小言をちょうだいしました。
それでも祖父のことが大好きで
遊びに行くたびに、2階の祖父の部屋に向かって階段を駆け上がっていました。
祖父も口ではいつもお小言を言いながら、憎まれ口を聞きながら
児童館、交通公園、近所のスーパー、本屋さん、といろんなところに
遊びに連れて行ってくれていました。
「お金を使わなくったって楽しいところはたくさんあるよ。」
ということを行動で教えてくれた祖父でした。

私たちの目線に降り立って遊んでくれたことはないけれど
私たちと一緒に過ごすことをまったく面倒がらず
交通公園では狭い公園内を飽きもせずにぐるぐるサイクリングし続ける私たちに
いつまでも付き合ってくれていました。
「遊んでくれる」のではなく「寄り添ってくれる」祖父でした。

今も「祖父が生きてくれていたらなぁ」と思うことは幾度とあって。
そのたびに祖父の大きさを実感しています。
今の年齢で、あの頃の祖父と話がしてみたかったな。
もっともっといろんなことを祖父に聞いておきたかったな。

オトナの女性に必要なもの

2011年03月26日 17時30分04秒 | 日常生活
ついついゆっくりと朝を過ごしてしまいがちな週末ですが
本日は一家揃って9時過ぎには家を出る必要があったため、
ばたばたと出かける準備を開始しました。
いつもは自分の支度を最後にまわす母上も早々と着替えを終えてお化粧開始。
洗面所の鏡の前に陣取っている母上の横に「失礼。」と入り込み
親子揃って並んで化粧を開始しました。

と。私の顔を見て
「あら。まだ、お化粧しとらんかったと?」
と驚く母上。

あっらー。アリガトーゴザイマス。
私ってばお化粧してもしなくても変わらない感じ?
まだまだ全然素肌でも大丈夫な感じ?
と喜んでいると、母上がにっこり笑っておっしゃいました。

「ごめん。あんたのこと、まったく見てなかった。
 自分のことに夢中やったわ。」

あ。なるほどね。
うんうん。自分の準備最優先でどーぞどーぞ。


・・・ほら!
母上だって私のこと、見てないのに。
なのに、赤の他人やご近所さんが私の格好なんて見てるわけないよー!
お化粧なんてするもんかー!!

と、やさぐれかけましたが。
目の前の鏡に映っているおのれを見て。
すごすごと化粧を再開しました。

そーだ。そーだ。
今日は出発時間が早いんだった。
無駄な時間を過ごしている暇なんてなかったわー。


・・・時はね。
時は確実に過ぎていくものなんだな。
と、しみじみとした気持ちになりました。

うわーん!

会社生活における季節風物詩

2011年03月25日 00時10分22秒 | 日常生活
今年も目標管理面談の季節がやってきました。
「今期の目標、どうだったの?達成したの?」と反省をし、
作成した自己評価シートを、上司に評価していただく「目標評価面談」と
「で、来期は何、がんばるの?これもやってもらいたいんだよね。」と
来期に向けての目標を上司と共に確認しあう「目標設定面談」。
半期に一度、必ず訪れる会社生活の風物詩です。

現在の部長はとても律儀な方なので、
毎期毎期しっかりと早め早めに面談についてのお触れを出してくださいます。
今期も先々週には
「目標管理面談の季節です。
 評価面談は3月末までに、目標設定面談は4月10日までに実施しますので
 各自、希望日程を予定表に記入してください。」
というメールをいただき、そのメールを見て
「今年もそんな季節になりましたかー。」
と感慨にふけっておりました。

感慨にふけり。
「目標管理シート作らなきゃだよね」と認識し。
「早めに取り掛かります。」と心の中で返事をし。

そこで、すっかり行動が止まっていました。
予定表に希望日程を入力してさえない。
そんなわけで、今朝の朝会では部長から名指しで注意を受ける始末。

「面談の日程をまだ入れてないやろ?
 早く入れるように。早めにしたいっちゃん。
 取り急ぎ、評価面談だけでも日程を入れてくれん?
 勿論、評価面談と設定面談、2回も面談するのは嫌だ!とか
 あんたと2回も話すことなんかない!とか思うようなら
 どちらのシートも準備して1回で終わらせてもかまわんけん。」



・・・あ。ばれてましたか。
前回も、前々回も、前々々回も
どうにかして面談を1回で終わらせようとしていた私の存在に。
なんなら、面談時間も短時間で終わらせようとしていたことにも。

でもでも!
「あんたと2回も話すことなんかない!」なんて思ったこと
1回も!1回もありませんから!!
ただ、「2回も面談するのは嫌だー!」と思ったことはある。かも。(というか毎回)

思っているが故に、
なんとかして「1回で面談を終わらせよう!」とあがいていて。
そのあがきが毎回毎回、飽きもせず(進歩もなく)提出している
大変簡潔な「目標評価シート」と「目標設定シート」につながるわけです。

私の目標評価に関するスタンスはいつだって、簡潔明瞭です。
「したことは『したような気がします』と申告する。
 していないことは『していない』と反省する。
 上司や周囲の方々に『それ、してないよ。』
 と否定されたら、その評価を受け入れる。」

そして、私の目標設定に関するスタンスはいまだ曖昧なままです。
「できることしか『これ、します』と宣言したくないよー。」
という正直者な気持ちと

「そんなに甘えて過ごしてばかりでいいの?
 「がんばろう」という気持ちがほんの少しはあることを
 たまには周囲にアピールしてもいいんじゃないの?」
という小狡い気持ちと

「大体、少しは努力しなさいよ!
 『チャレンジ精神』を持ちなさいよ!」
というたまーーーーーーーーーーに発動するやる気モードが。

ほんの少し戦って、会社生活11年を迎えようとしている今年も
決着を付けられないまま、疲れ果ててへたりこんでいます。
特に「やる気モード」さんのへたり方は半端ないと思われます。

とーみんではなく、こーもんの話になりました。

2011年03月22日 21時13分59秒 | 日常生活
三連休最終日。
父上が仕事を早めに切り上げて18時前には帰宅したため
19時半には夕食をとり終えてまったりとした空気となりました。
食後のおやつを食べて更にまったりとした空間となった我が家の居間。

20時になり、父上の大好きな水戸黄門開始。
黄門様の今回の世直し旅もいよいよ終わり。
助さん、格さん、八兵衛ともしばしさらばです。
寂しくなるねぇ・・・、とご一行との別れを惜しんでいると、
父上がおもむろに布団をひき始めました。

・・・え?!
もう寝るの?!
あんなに楽しみにしていた水戸黄門だよ?!
今日、最終回だよ?!見ないの?!

と、驚きながら尋ねると、父上は「見ながら寝るんよ。」と答え、
その3分後にはいびきをかき始めていました。

えーーーーーーーーーーー!?
いくらなんでも早すぎない?!
まださ、黄門様、何の活躍もしてないよ?!
と、驚きながら母上と私は黄門様の旅の終わりを見届けました。
終わりを見届けて、幸せな気持ちでテレビのスイッチを切りました。

うん!やっぱり黄門様って素敵!ダンディ!
(ちょっと今の黄門様はでかすぎて迫力ありすぎるけど。
 私はちょこんとちっさい黄門様が好きなのよー!)
今回の助さん、格さんも初めて役者さんの名前を伺ったときは
「え?!黄門様をコメディにするつもり?!」
と驚いたけど、(そして実際にコメディテイスト多めに仕上がっているけど)
そのほのぼのとした雰囲気がかわいらしい名コンビだったなー。
月曜夜8時に、このふたりの真面目なのにどこかとぼけた感じの
おもしろおかしいやりとりにどれだけ和まされたことか。
でもって!雛形さん!
ものすごーく洋風テイストのお顔なのに
この和の空間にものすんごく馴染んでて場に華やぎを与えてくれていました。
やっぱり時代劇にはひとりぐらい安らぎ担当さんがいないとね。

でもでも!
今回の水戸黄門様でいっちばん嬉しかったのは
今回で黄門様の世直し旅のご一行様から引退をすることになった
お絹が結婚退職をしたこと。
正確には結婚退職をしたことが嬉しかったわけではなく
(正直、ひねくれものの私はお絹の結婚退職の流れに一瞬、
 「けっ!」とも思ったのですが。)
そのお相手が大大大大大大・・・(以下略)好きな!前川さんだったこと!
清さんの姿をブラウン管(・・・じゃないのか。もう)の向こう側に見たとき
思わず、「清さーーーーーーーーーん!!」と悲鳴を挙げました。
なんて素敵な結婚相手を見つけたんだ!
なんてナイスな人選なんだ!!
とお絹さんと黄門様を絶賛しつつ、
前川さんと初々しい恋を繰り広げた由美さんにちょっぴりやきもちを焼きました。
いいなー、いいなー。
私も結婚するんだったら、こんなふうにほのぼの面白くて
コメディセンスがあって、でもこちらが気張ったり緊張したりする必要のない
マイナスイオン多めの空気を出している人がいいと思うよー。
またね。清さんがね。
あのスーツ姿がこれ以上なく似合う清さんが
いつだって歌うときは直立不動で姿勢の良さが際立っている清さんだけに
和服もしっかり似合っていて。ほれぼれしっぱなしでした。
面白くてかっこいいって無敵だと思うっ。

そんなこんなで最終回。
お絹さんと前川さん(役名はど忘れ。だって私の中では清さんなんだもの。)にも
再会出来て、本当に幸せな最終回でした。
次回の世直し旅でもこの夫婦には会いたいな。
旅にはついてこなくてもいいから、江戸にいるときだけでも
このふたりを出してくれないかな。
と、次回の旅に思いを馳せました。

そんなこんなで、ワタクシ、昨日は水戸黄門終了直後の21時には就寝。
先週末からの1週間。本当によく眠っているな、と
自分の生活における睡眠の割合の高さを振り返って感嘆したよ!
ということを書きたかったはずなのに。

・・・なんでこんなに水戸黄門様について
(というよりは清さんについて)語っちゃったんだろ。
愛の力って不思議です。

格言ぽい

2011年03月21日 10時29分05秒 | 日常生活
友人と電話で話をしていると、義弟君の話題になりました。
なんでも、友人は義弟君の隠れファンなんだとか。
隠れてなくて出てきてもいいのに、と思ったのですが、友人いわく

「ノリの義弟ぐらいの位置がちょうどいいんよ。
 あたしの弟やったら、ぶち切れとうと思うもん。
 ノリから話を聞くぐらいの距離感やったら、面白く聞けるし、元気になる!
 やけん、もっと活躍して欲しいわー。発想力が天才的よね。」

だそうで、隠れファンぐらいの距離感がちょうどいいんだそうです。

でもね。
義弟君って、いついかなるときも楽しそうだし、幸せそうだから
傍で見ていてもとっても面白いよ?なんか思わず笑っちゃうこと多いよ?

と反論したところ、友人から電光石火の勢いで突っ込まれました。

「何言いようと!
 本人が楽しくて仕方がないけん、タチが悪いっちゃないと。
 本人が楽しいと思ってやりようことの8割は
 周囲の人にとっての迷惑やけんね!」

すごい。
なんかまったく根拠がないけど、なんとなく説得力がある。

なのに。
それでも、義弟君の大ファン(そして隠れファン)なんだ・・・。
人の好みって理性では制御のきかないものなのね、としみじみしました。

とっても大好き♪の世代です

2011年03月20日 00時39分44秒 | 日常生活
どうしても映画館で見たかった今年のドラえもん映画。
さすがにドラえもん映画のチケットをひとりで買う勇気はなく
現在、妊娠8ヶ月でとてつもなく元気な妊婦の妹と
幼稚園の頃からの幼馴染を誘いました。
妊婦がいるって、なんか心強いよね!
ドラえもんなら胎教にもいいもんね!

と意気揚々、映画館に向かうはずだったのですが。
結局、3人の時間の折り合いつかず、
幼馴染とふたりで映画館を訪れることになりました。

33歳独身女性2名でドラえもん映画って・・・シュールだよね。
とも思ったのですが。
そして、確実に幼馴染は私に巻き込まれただけで
ドラえもん映画にそんなに興味はないと分かってはいたものの。
でも!それでも!幼馴染を巻き込んででも!!
どうしても今回のドラえもん映画は見たいのよー。
リメイク前のオリジナル版も大好きだったのよー!!
と、穏やかな幼馴染を強引に巻き込みました。

うん、来てよかった。
ドラえもん映画らしく、のび太はいつも以上に純粋であたたかく
しずかちゃんはいつも以上に人の痛みに敏感で
ドラえもんはいつも以上に頼りがいがあって
ジャイアンはいつも以上に精神的支柱でした。
・・・あれ?スネ夫は?
スネ夫はいつも通りだったような。
いや、いつも通り、ではなかったかな。いつもより小ズルさ控えめ。
そして、スネ夫が小市民性を失わなかったからこそ、
のび太やしずかちゃん、ジャイアンたちの見返りを求めない行動が
どんなにすごいことなのか、ダイレクトに伝わってきました。

よかったねー。
思わずほろりとしたよねー。

と言い合いながら、映画館を出て。
幼馴染を車で送りながら、
「今日は付き合ってくれて本当にありがとう。
 私の好みで突然誘ってごめんね。」
とお礼を言い、そのお礼の直後にさりげなくさらりと
「でも、付き合ってくれて嬉しかったな。
 また、誘っってしまうかも。」
と何気ないような感じで予告を挟み込みました。

人のよい幼馴染は笑顔で
「いいよ、いいよー。久しぶりにドラえもん見たけど感動したよー。
 たまに見ると、いいよね。ドラえもんは共に育ったアニメだしね。
 贅沢な時間を味わえた気がするよ。いつでも、また誘ってー。」
と答えてくれました。

よし!
これで予告で見た「仮面ライダー40人集合!」も誘えます。