のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

東京スカパラダイスオーケストラLive!

2008年04月30日 19時05分44秒 | 音楽鑑賞
3度目の東京スカパラライブ!
今回は、誘ってくれた方の
「少しずつレベルアップしなきゃね!」という言葉により
初めて行ったライブでは敬遠した1階席です。

1階席オールスタンディング!
非常に若者ちっくで会場についてからもどきどきです。
「オールスタンディングってどこにいてもいいってこと?」
「どうします?この辺りにいます?」
「あんまり前に行き過ぎて、押しつぶされるのもこわいもんね。」
怯えまくり。

しかし、始まってからは前回同様
何もかも忘れて、音楽を心から楽しみました。
思いっきりジャンプ!音楽にあわせて自由に体を動かします。
音と動きが合ってないことなんて気にしない、気にしない。
要は自分が楽しけりゃいいんでしょ?てなもんです。
開き直りです。
というよりも、音が頭の中いっぱいに鳴り響いて
頭だけでなく、体もも心も独占。
メンバーの茂木さんの言葉
「今日は心を空っぽにして楽しんで。」
を計らずも実践してしまいました。

今回のスカパラさんのライブは照明のかっこよさが
非常に印象に残りました。
少しアダルティな感じの赤のライティングで始まり
ゴージャスな金色の光や赤、紫のカラーを多く用い
「オトナの渋み」を前面に押し出した感じ。

来年で結成20年。
自分の好きなことを信念を持って貫いてきたグループだからこその
自信と誇りがこちらにも伝わってくるかっこいいライブでした。
うん。無条件でかっこいい。
それは彼らの日頃の努力の積み重ねのもとにあるライブだってことが
ダイレクトに伝わってくるからだと思うのです。

1階席だけあって、メンバー全員が非常に近かったのも
大満足の理由のひとつ。メンバーの表情もしっかり見えました。
みんなすごく楽しそうに、幸せそうに、満足そうに
終始笑顔で演奏してました。メンバーの幸せそうな顔と力が
観客に元気と幸せと笑顔を与えてくれる。
こういうのをタレント(能力)って言うんだろうな。

ライブが最高潮に達したのは
ゲストボーカル伊藤ふみおさんが登場した「Pride Of Lions」。
ワタクシ、伊藤さんについての認識が今ひとつでしたが
会場のみなさんは大喜びでした。伊藤さんも大喜びでした。
ワタクシも初めて生伊藤さんを見てすっかり虜となりました。
ゲストボーカルなのに、ゲストと感じさせないぐらい
スカパラに馴染んで、スカパラの音楽を楽しんでいる姿が
すっごくかっこよかった!とってもまぶしかった!
華麗なジャンプとステップは今も目に焼きついています。

今回のアルバム「PerfectFutures」にはスカパラのメンバたちの
「狂い始めた世界でも確かな言葉(音楽)を聴いて欲しい」
という願いが込められているそうです。
つまるところ、ワタクシは彼らの音楽だけでなく
生き様が大好きなのです。

小心者の休日

2008年04月30日 17時59分14秒 | 日常生活
ワタクシの働いている会社にはメーデーがあるこの季節に
選択休日を設けております。
なにやらメーデーが起源となっているようですが
詳しいことはよく知りません。
まあ、休めれば良いのです。

しかし、この季節は新人研修期間中とあって
なかなか休みにくいわけでして、
本日、選択休日を設定していたものの始業時間より
2時間も早く出勤し、研修の準備をバタバタとしておりました。
日頃、新人には偉そうに
「事前準備をしておきなさいよ。」
と言い聞かせているワタクシが当日にバタバタなんて
かっこ悪いの極み。
しかし、これはワタクシのせいばかりではないのです。
と声を大にして言いたい。
(特に新人に。言わないけどさ。
 言い訳みたいで余計にかっこ悪いからさ。)

研修会場を福岡タワー内に借りているため、
ゴールデンウィークのこの期間はイベントのために
休みの前にはいちいち会場を片付けなければならず
ゴールデンウィーク期間中は、勿論、立ち入り禁止。
事前準備なんてできない環境なのです。
その上、会場を片付けた、ということは
すなわち、休み明けに、
また会場を設営しなければいけない、ということで。
朝からバタバタバタバタ。走り回っておりました。

また、4月から続いている研修で疲れがたまってきたのか
はたまた、ゴールデンウィークの狭間で
心も体もゆるんでしまったのか、
風邪やら怪我やら忘れ物やらで連絡をしてくる新人が非常に多く
2時間も前に出社したというのに、朝からてんてこまい。
思わず、社内で(しかも社長室の前で)
「うがー!!もう無理!キャパシティオーバー!」
と叫んで、先輩に軽くたしなめられました。

まあ、そんなこんなで本日の午前中は、ふたつの研修会場を
行ったり来たり3往復して、汗だくになって過ごしました。
しかし、11時過ぎにはようやく落ち着き
部長にお願いして、午後は申請どおり、念願のお休み!
軽くスキップしながら会社を後にしました。

ビバ!休日!!
ビバ!昼の太陽!!

まぶしいくらいの日差しの中、古本屋に寄って立ち読みしたり
本屋で新刊をチェックしたり、商店街をぶらついたりしながら帰宅し
たまたま冷蔵庫にあったアルコールをあけちゃいました。
昼間っからお酒。
なんだか非常に贅沢なことをしている気分。
もんのすごく幸せな気分。

人から見たら非常に地味な休日ですけどね。

先日、新人に
「休みの日って何してるんですか?」
と聞かれて
「あれ?何してるんだろ。たまには人に会うかな。」
と答えたところ
「抽象的過ぎます!私だって人と会いますよ。
 人と会って、何するか、ですよ!」
と軽く責められました。

・・・うん。
抽象的なのは、とっさに嘘ついちゃったからだと思うのね。
とっさには具体的な嘘がつけなかったのよね。
本当のところ、休日は教会で過ごしている時間以外の大半を
本屋で立ち読みしたり図書館で本を選んだりして過ごしているわけですが、
新人はそんな回答を求めてないだろうな、と思って
言い出せなかったのです。

・・・小心者の己が恨めしい。

蒼い時/山口百恵

2008年04月29日 12時16分12秒 | 読書歴
33.蒼い時/山口百恵
■内容
 たとえスターでも、若い女性ならそっと胸の奥底にしまって
 おきたい思いがある。出生や生い立ち、恋や父母のこと。
 結婚を前に山口百恵が綴った赤裸々な自叙伝。

■感想 ☆☆☆☆
 読み始めてすぐに、この本は本当に山口百恵が本当に
 書いたのかな、という疑問を持った。そういった疑問を持つほど
 文章が落ち着いていて、客観的。自分のことを冷静な目で見つめ
 思いを的確な文章にしている。頭のよさが感じられる随筆だった。

 山口百恵さんの引退は私が2歳のときなので、山口百恵さんが
 どんなにすごいスターだったのか、どんなオーラを放っていたのか
 を実際に見たことはない。けれど、今も語り継がれる彼女の
 スター性、引退して30年がたとうとしているのにも関わらず
 未だに存在感を失っていない魅力から、時代を超えたアイドル
 だったことが伺われる。
 山口百恵さん、美空ひばりさん、石原裕次郎さんは、老若男女
 すべての世代に知られ、時代を映し出した人だったのだと思う。

 ただ、彼女の歌やドラマは知っていても、スキャンダルについては
 あまり知らず、彼女が父親と確執があったこと、裁判を起こして
 いたことはこの本を読んで初めて知った。
 特に面白く読んだのは三浦友和さんとの出会いから結婚に
 至るまでのくだりで、当時のアイドルがいかに人と接触を
 持つことが大変だったのか、ふたりっきりの時間が持てないまま
 どうして付き合うことができたのかを興味深く読んだ。

 少し前に読んだ三浦友和さんのインタビュー文で
 「こだわりある、と思う人は?」という問いかけに、
 彼は自分の妻の名前を挙げ、こう述べていた。
 「彼女はじぶんの生き方に対して、非常につよいこだわりを
  持っているようです。自分が大切にするものは勿論、
  自分の生き方そのものにこだわっているんだと思います。」
 この本を読みながら、その回答を思い返し、納得した。

 今更ながら、彼女がたった7年しか芸能界にいなかったこと
 引退したのが21歳だったことに驚きを覚える。この文章を
 書いたのは20歳のとき。この賢さ、頭のよさは何なんだろう。
 今、放送されているクイズ番組やバラエティ番組を見て
 彼女は何を思っているのだろう。
 芸能人だけではない。今の20歳と当時の20歳の違いは
 何なんだろう。そんなことを思いながら読み終えた。

生まれる森/島本理生

2008年04月29日 11時33分38秒 | 読書歴
32.生まれる森/島本理生
■ストーリ
 主人公の「わたし」は、大学に入ったばかり。だが高校時代の
 失恋をきっかけに、壊れた心を抱えたままでいた。数知れぬ男と
 寝て、堕胎し、友人の部屋があいたのをきっかけに家を出て、
 それでも埋められない何か。

■感想 ☆☆☆
 中編小説であっという間に読める。
 語り口も素直なので、とても読みやすい。

 失恋した主人公が今もまだ相手のことを吹っ切ることができないで
 いるのだけれど、その相手のことを思うたびに、吐き気を覚えたり
 足がすくんだりしてしまう様子が面白い。面白い、という表現は
 妥当ではないかもしれない。興味深い、かな。
 かわいさあまって憎さ百倍っていう気持ちが具体的行動を
 とり始めると、こういう生理現象にたどりつくのかな、と
 妙に納得できた。
 ただ、短い小説なので、主人公がなぜそこまで相手のことを
 忘れられないでいるのか、相手のどこにそこまで魅力を感じて
 いるのかが今ひとつ掴めず、感情移入できないまま、終わって
 しまったのが少し残念。

 出口を見つけたかもしれない、と思わせるラストは爽やかだった。
 どんなに苦しい思いをしても、相手が忘れられなくて苦しんでも
 そういった気持ちはやがて癒える。終わりが来る。そして
 人はまた誰かを好きになる。そういうのっていいな、と思った。

トトロの住む家/宮崎駿

2008年04月29日 11時25分13秒 | 読書歴
31.トトロの住む家/宮崎駿
■内容
 トトロが喜んで住みそうな自然に囲まれた家。
 住む人の心が偲ばれる懐かしい家。
 「トトロが喜んで住みそうな懐かしい家」というテーマで
 宮崎監督がみつけた東京近郊の6軒の家を、イラストと
 和田久士さんの写真を交えて紹介する。

■感想 ☆☆☆☆
 どれもこれも時代を感じさせる懐かしい家ばかり。
 見ながら、小学校3年生まで住んでいたおんぼろの我が家を
 懐かしく思い出した。住んでいた頃は、古くて古くて
 嫌だと思っていて、マンションに引越しが決まったときは
 うきうきしたというのに、思い返すと妙に懐かしい。

 ミシンと鏡台を置いてもまだ余裕があった縁側は
 家の中で唯一、日差しが注ぎ込む場所で日向ぼっこが
 とても気持ちよかったこと。
 長屋づくりで、隣の家とつながっていて、空き家だった
 隣家を物置代わりに使っていたこと。
 トイレのドアが木枠でできていて、閉めるのが怖くて
 たまらなかったこと。
 小さな小道の行き詰まりにある家で、家の前の道路を
 勝手に庭のように使っていたこと。

 今、思い返しても、よくあんな家に住んでいたな、と
 あの頃の自分たちを尊敬するし、あの家にもう一度
 住め、と言われたら勘弁してください、と思うけれど
 (母親はこの家に住むと決まったときに、思わず
 涙をこぼしたらしい)、子ども時代をあの家で過ごせたこと
 は幸せなことだったのかもしれない、と今は思う。
 あの家からもらったものもたくさんあったな、と思う。
 そんな気持ちをしみじみと思いださせてくれた本だった。

 人は便利を追求してきたし、これからも追求していくけれど
 結局のところ、何が一番幸せなのかな、どういった家が
 居心地がいい家なのかな、と考えさせられた本だった。
 結局、家なんて「モノ」で、その家に住む家庭の問題
 なんだろうな、とは思うけれど。

時代屋の女房/1983年日本

2008年04月29日 11時07分10秒 | 映画鑑賞
12.時代屋の女房/1983年日本
■ストーリ
 東京・大井町界隈で古道具屋“時代屋”を営む安さん(渡瀬恒彦)
 のところに、突然日傘を差して猫を抱いた謎の美女・真弓
 (夏目雅子)が現れる。一切の素性を語ろうとしないまま
 時代屋にいついた真弓を安さんはこころよく受け入れ、
 やがて二人は夫婦のように生活していく。
 しかし、真弓は突然姿を消して・・・。
■監督
 森崎東
■出演
 渡瀬恒彦、夏目雅子、津川雅彦、朝丘雪路、藤田弓子、平田満

■感想 ☆☆☆*
 見終わった今も夏目雅子さんの美しさが目に焼きついている。
 可憐で清楚、なおかつキュートでコケティッシュ。
 20年以上を経て、今もなお通用するこの美しさが映画の魅力を
 三割り増しに仕上げている。
 そして、渡瀬さんと津川さんのやんちゃなオトコぶりが見事。
 ふたりとも地に足がついていない、家庭に安住できない男の
 性みたいなものをかっこよく、そして同時にかっこ悪く演じて
 いる。
 彼らを見ていると、「どうしようもないなぁ、男って。」
 と思わせる人に限って、魅力的なんだよね、と納得してしまうのだ。

 ただ、登場人物が魅力的だったからこそ、もっともっと
 彼らのことを知ることができるエピソードがほしかった。
 「何も語らず、何も聞かないのが都会の流儀」だと言い
 自分の苗字も、過去に何をしていたのか、なぜ、時折、姿を
 消すのかを話さない真弓と、そんな彼女を問い詰めない安さんが
 最後までじれったくて仕方がなかった。
 家庭に安住できないでいた安さんが、時折、姿を消す真弓を
 「今度はもう戻ってこないのではないか。」と不安に思う姿は
 こういう感情が生じて、人は家庭を求めるんだろうな、と
 思わせるに足るもので、だからこそ、真弓になぜ姿を消すのか
 時折、姿を消しても戻ってくる場所は安さんのところと決めて
 いるのか、そういったところを確認してほしかった。
 そういったもやもやを解消して安心することが家庭を持つ
 っていうことなんじゃないかな、と思った。

 ただ、「何も聞かない」ことがこの時代(80年代)の空気
 だったのかな、とも思う。真弓がいなくなり、やけになって
 酔っ払ってしまった安さんと飲み仲間が歌う中森明菜の
 「少女A」はとても効果的。

 「私は私よ、関係ないわ。
  特別じゃない、どこにでもいる 私、少女A」

 深く関わらない。名前も名乗らない。
 人に深入りしようとしない。そういった時代の空気を
 感じさせられる映画だった。

 戻ってきた真弓を安さんはやはり何も聞かずに
 そのまま受け入れる。そのラストには釈然としないものがあるが
 それでも、日傘を差して戻ってくる夏目雅子さんの輝きと
 その姿を微笑み混じりに見つめながら待つ渡瀬さんの表情に
 「ハッピーエンドなんだ」という気持ちにさせられた。

生きる意味

2008年04月27日 23時26分54秒 | 日常生活
礼拝で心に残った話。
教会の役割について。

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新聞の投書欄に
「生きる意味が分からない。
 生きていく喜びが分からない。
 自分がなぜ生きなければいけないのかが分からない。」
という文章が掲載されていた。

教会は、こういった問いかけに答えられる場所でなければならない。
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私は問いかけに答えられない。
死にたいと思ったことは一度もないし
生きなければいけない理由を考えなければ
生きていけないような辛い事態に陥ったこともない。

定期的に幸せが訪れ
ふと気付くと、楽しいことに遭遇し
苦労せずとも、口をおっぴろげて笑わずにはいられないような
オモシロイことを見つけることができてきた私の人生。
だから、なぜ生きなければいけないのかなんて
考えたこともなかった。

今の私は、生きなければいけない理由を
明確に語ることはできない。
けれど、生きなければいけないのだと思っている。
生きるのは権利ではなく、義務だと思っている。
根拠もなく。

私は運が良い人生を送ってきた。
だから死にたいと思ったことも不幸だと思ったこともない。
けれど、弱い人間だから、
そんなに運が良いのに、どこかで孤独を感じていて
ひとりで生きていくことが出来ないと思っている。
同時に、誰かに甘えて拠りかかることをかっこ悪いと
思ってしまう弱さを自覚している。
だから私は人間ではなく神様に救いを見出したのだと思う。

私にとって、教会は救いだったし、今も救いだ。
だから、いつまでも教会に救いを求め続けるばかりの存在ではなく
いろんなものをもらった教会に対して、私ができることを
しっかりと考えなければいけないのだと思う。
そのためにも、教会の存在意義について、教会の役割について
私なりに考えていかなければいけないのだと思う。

そんなことを最近、ぐるぐる考えているのは
冒頭で紹介した牧師の説教が強く印象に残ったのもあるが
それよりも採用活動に参加して、今の日本にとって
宗教がいかにタブーであるかを肌で感じたからだ。
宗教は特別なものではない。そう思ってきたけれど、
今の日本では明らかに異質なものらしい。

ハゲタカ

2008年04月27日 23時01分55秒 | テレビ鑑賞
■ハゲタカ/NHK
■出演
 大森南朋、松田龍平、栗山千明、柴田恭兵、田中泯
■ストーリ
 「その男、悪魔か救世主か」
 バブル崩壊後、「失われた10年」と呼ばれる長いトンネルの闇に
 包まれていた日本に、風穴を開けに来た男がいた。日本経済界で、
 外資系のファンドマネージャーとして暴れ回る男の名は、鷲津政彦。
 ビジネスとして外資的な合理主義を盾に、次々と日本企業に切り込み
 買収していく彼は、「ハゲタカ」と呼ばれていた。
 一方、襲い来る「ハゲタカ」に敢然と立ち向かう男がいた。
 旧態依然とした日本の体制にもがきつつ、懸命に日本企業を支え続け
 ようとするエリート・バンカー、芝野健夫。日本初の企業再生家として
 企業再生の道を模索して行く。

■感想 ☆☆☆☆☆
 経済についての詳しい知識はまったくない。
 新聞も経済面は真面目に読んでいない。見出しを斜め読みしている
 程度だ。それでも十分に楽しめる親切なつくりとなっている。
 役者の骨太な演技と、バブル崩壊後、もとい戦後の日本経済が
 得たもの、失ったものに真っ向から向き合った真摯なつくりが
 見終わった後に深い余韻を残す。
 さすがNHKと拍手をしたくなるドラマだった。

 印象に残った科白がふたつ。
 田中泯さん演じる熟練技術者が芝野に向けた問いかけ
 「俺達は伝統を守ろうとしてきた。
  けれど今は違うんだな。
  伝統は壊すものなんだ。
  いつから伝統の価値はそんなに低くなったのかな。」

 栗原千秋さん演じる東洋テレビ社員も芝野に向けて問いかける。
 「あなたたちは一体、何をやっているんですか?」

 日本経済は戦後、目覚しい発展を遂げた。
 今、その中で失われたものに目が向けられつつある。
 私たちは失ったものを取り戻すことができるのだろうか。
 日本経済は10年後、20年後どうなっているのだろう。
 そんなことを真剣に考えさせられたドラマだった。 

半分終了

2008年04月25日 12時29分16秒 | 日常生活
研修前半の山場、昨年の新人さんの成果報告会が八割終わりました。
週明けに残る二割が待っているわけですが、まずはほっと一息。

辞めたはずの先輩さんまでわざわざ見学しに来てくれたり
辛い思いをたくさん抱えて辞めようとしていた子が
無事にこの日を迎えられたり
今年もたくさん感動させてもらいました。
にこにこもたくさんもらいました。

勿論、頑張ったのも乗り越えたのも新人。
支えてくださったのは、現場の先輩方。

嬉しさお裾分けの幸せな1日でした。



・・・研修自体は、午後もあるんだった。
あと少し。がんばろ。