のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

じゃあ、隔週で

2020年10月18日 06時58分21秒 | 子育て生活
いとこのお兄ちゃん、お姉ちゃんが大好きで、なにかといえばすぐに
「たろくん(仮名)とあいたいなー。」
「はなちゃん(仮名)ちにいきたいなー。」
と言い出す我が家の長男坊ですが、長らくお泊りはできずにいました。お泊りしたいという気持ちはあるらしく
「きょう、たろくんちにおとまりする。」
と宣言し、大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能するものの、いざお布団に入ると、涙目になり小さな声で
「やっぱりかえる。」
と言い始め、私の妹さんと一緒に歩いて帰ってくる、というのが毎度のパターン。ばあばの家にいたっては
「今日、ばあばのおうちにお泊りする?」
と聞くと、食い気味で
「おとまりせん。」
と答えていました。

それが!
先週末の金曜日、たろくんとはなちゃんがばあばの家にお泊りすると聞いたので、これまたいつものように冗談半分で
「じゃあ、いちろう(長男坊。もちろん仮名です。)もお泊りしよっか。」
と言ったところ、突如、
「おとまりする。」
と厳かに宣言したのでした。え?!という驚き半分、でも、どうせまた夜に戻ってくるんでしょ?という達観半分、でもでも、ばあばの家に関しては、今まで自分から「おとまりする」なんて言ったことなかったし、もしかして・・・という期待がほんのほんの少しで、長男坊の宣言を受け止めました。でもって、当日夕方も半信半疑で長男坊を送り出しました。

が!
なんと、長男坊さん、普通にばあばのおうちへのお泊りに成功しました!
大人の階段1段、のぼった!
なんでもいつもどおり大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能した後、少しテレビを見ていたら、
「ねむくなったからねーようっと。」
と言って、ひとりでじいじの眠る寝室に向かったんだとか。なにそれ?我が家でそんな大人の対応、見せたことありませんけど??
そして、朝までぐっすり眠ったんだそうです。すごーーーーーーーーーーーーーい!

というわけで、長男坊さん、大満足、かつ得意げに帰宅してきました。
その後も、毎日毎日
「いちろうくん、4さいになったけん、おとまりできたんよ。3さいのときはおとまりできんかったけど。」
と繰り返し話してくれました。お泊りできたことがよっぽど嬉しかったんだな。

その隣で、
「いや、3歳の時もばあばのおうちにお泊りしたけどね。」
と小さく呟く夫さん。
そうなのです。
昨年、私が3年ぶりに100キロウォークへ参加することになったので、長男坊をばあばのおうちに二泊させたのです。長男坊は二泊三日のお留守番を頑張ってくれて、
「お母さんはお仕事なんよ。」
と言われると、すぐに納得し、泣きわめくこともなく、とってもいい子で過ごしてくれたんだそうです。私が帰宅した際もめちゃくちゃ笑顔で迎えてくれたものの泣くことはなく、みんなから
「本当にがんばったねぇ!えらかったねぇ!」
とたくさん褒めてもらった長男坊。

ところが、その数日後、私の仕事の都合でお迎え時間にどうしても間に合わず、母に保育園のお迎えを頼んだところ、息子さんは半狂乱で
「ばあば、こんで!ばあば、だいっきらい!ばか!おかあさんがいいー!!」
と泣きわめき、ナイーブで傷つきやすい母上は
「保育士さんたちにめちゃめちゃ同情された。だって、あんなふうに言われるおばあちゃん、誰もおらんもん。私だけよ。迎えに行って、あんなに嫌がられてるおばあちゃん。」
と落ち込んだのでした。

そのときのことを指して「3歳の時もお泊りした」と言う夫さん。
だめ!その記憶はそっとしておいてあげて!なかったことになってるみたいだから、無理に思い出させないであげてー!思い出しても誰も幸せになりませんよー!

というわけで。
長男坊さん、4歳にして「はじめて」ばあばの家にお泊りができました!
でもって、お泊りできたことがとっても嬉しかったらしく、今週もはなちゃんとお泊りしたいと言い出した長男坊。(まだひとりでお泊りは無理だそうです。)

迎えに来てくれたばあばから
「言っとくけど、毎週、お泊りはできんのやけんね。あんたたちおったら、何にもできんのやもん。」
とぶつくさ言われながら(ぶつくさ言った先は私と妹さんですが)、ご機嫌でばあばのおうちに向かったのでした。

本当に。
本当にお兄ちゃんになりました。すごいなぁ。

ぼく、もうつかれたよ

2020年10月16日 21時18分10秒 | 日常生活
小さい頃、ハウス名作劇場のアニメを楽しみに見ていました。
今でも愛少女ポリアンナや小公女セーラ、小公子セディは大好きで、折に触れ、原作を読み返しています。
若草物語のベスは、私にとって今も憧れの女子ナンバーワンだし、ふとしたひょうしに今なお
「クララのバカ!」とか
「クララが立った!」なんて言葉が口をついて出てきます。(いつ使ってるんだろ、この言葉。よく使います。なんでだ。)
ペットの名前といえば「ユキちゃん」だし、(Byアルプスの少女ハイジ)「もうだめだ・・・・。」というときに胸の中で繰り返す言葉は
「ぼく、もうつかれたよ・・・。」
なのです。(Byフランダースの犬)

というわけで。
ここ最近、ひたすらに
「ぼく、もうつかれたよ・・・。」
と呟いて過ごしています。ルーベンスのあの絵を間近で見たいよ。
いっそ、もう声出して泣いてしまいたいよ。

でも、悲しいことに大人になってしまった私は、理性や建前が邪魔をしてなかなか思う存分泣くこともかなわないのです。
「うわーん!」
と声出して泣けたら、ちょっとはすっきりするのかな?どうかな?

・・・と、思いつつも。
思いっきり泣くより、思いっきり笑う方が元気が出るんじゃないかしら?と思う大人の私がいます。

こんなときこそ、小さい頃のように物語の世界にどっぷりと入り込みたいものです。
物語の中で、他の人の毎日をまるで自分のことのように追体験して笑ったり泣いたりします。

幸い、このところ、我が家のちびっこさんは幼稚園で疲れ果ててしまうのか、夕食時には寝てしまう毎日です。
あんなに寝るのが苦手で有名だったのに!
今週は3回も夕食の途中で寝てしまいました。
秋の夜長を満喫できているので、読書の秋にいそしみます。

気が付けば10月

2020年10月03日 06時18分13秒 | 日常生活
早いもので今年もあと3か月となりました。
年初には予想もしていなかった2020年の毎日。
今年ほど友人たちと会っていない1年はない!と断言ができる寂しい1年です。

そして、悲しいニュースが立て続いた1年でもありました。
2011年が私にとって、そして、おそらく私たちにとって、忘れられない1年となっているように、2020年も痛みの記憶が残る特別な1年になる気がします。
2020年は2011年ほど、泣いたり悲しんだり大きな感情の揺れ幅はなかったけれど、毎日の中に悲しみや寂しさが混じりこんできていて、少しずつ少しずつ積もっていく。泣きたいけど、泣けない、涙を流すこともできないような小さな悲しみや寂しさに少しずつ体や心を蝕まれている。そんな1年でした。

だから。
残りの3か月はできれば、楽しいニュース、幸せなニュースに意識的に目を向けて過ごしたいな、と思います。

そして、年末までに2019年と2020年のアルバムを作ります。
毎年1冊、携帯に残った写真から100枚ほど選んでアルバムを作っているんですが、2019年はついつい怠けてしまって、今に至るのです。(年賀状も年明けに書きました。怠けっぷりがひどい・・・。)アメリカに行って、楽しい思い出満載なのに!
ようやく携帯の写真をパソコンに移し終えたので、今から選定作業に入ります。2年間で3000枚以上の写真が蓄積されてしまっているので、選定にも時間を要しそうです。がんばるぞー!