のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

さて。

2020年04月25日 06時48分26秒 | 日常生活
保育園を卒業した息子さんは、もちろん、幼稚園にはまだ入園していません。
入園式2日前に「入園式延期(中止かも。」という連絡が届き、そのまま自宅待機になりました。
とはいえ、北九州市は早々に「両親ともに医療従事者か警察官でない方は、保育園もお休みしてください」という通達を出していたため、どちらにせよ、息子さんは自宅生活を送る運命だったわけで。

なんだか年明けに思い描いていた2020年とはまったく異なる世界にいるなぁ、と思う毎日です。
まさか「ゴールデンウィーク」をどの友人にも会えず、家族だけで、基本的には自宅で、過ごすことになるなんて。
しかも、ずっと「不安」がすぐ傍にあって、毎日、ごくごく普通に笑ったりご飯食べたり、お仕事したりお散歩したりして過ごしているけれど、笑っているときもご飯を食べているときもお仕事しているときもお散歩しているときも、ずっとずっとその「不安」な存在を感じながら過ごすことになるなんて。
年明けには1秒たりとも想像していなかった未来で過ごしています。
しかも、この「不安な毎日」の終わりが見えない。それが何よりも一番、私を疲れさせている気がします。

私は、テレワークで仕事をする毎日。幸いにも会社が「テレワークOK」「フレックスOK」「コアタイムなし」など、色々と柔軟な対応をしてくれているため、毎朝、5時半から仕事を始めてお昼過ぎに仕事を終え、その後は息子さんとゆっくり過ごしています。一日が長い!
息子さんはおかげで「お母さんと過ごす毎日」に慣れ親しんでおり、甘えん坊ぶりにさらに拍車がかかっています。テレワーク中もずっと「おかあしゃんのおひざにいる」と言い張って、私の膝に座って、何かぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃしております。電話会議の際はすぐそばで「うんち!うんち!おしっこ!!」と叫んでいて、上司からは「・・・まあ、いいや。」と呆れられました。・・・いいのか。
仕事中、いろんなことを邪魔されて「こらー!!」ってなるけれど、全部、大人の都合だし、子供は子供で「おかあさん、ずっとおべんきょうばっかり。」と我慢してくれてもいるわけで。なんだか本当に「日常」が恋しいなぁと思う毎日です。

「不安」がすぐそばにあるこんな時こそ、「希望」のことも忘れず、意識して「希望」に目を向けないと。
きっと「希望」だって、ちゃんとすぐそばにいるんだから。とも思っています。
「不安」と「希望」だと、ついつい「不安」のほうに目を奪われてしまうけれど、「希望」はちゃんとある。不安におしつぶされそうだけれど。でも、ある。

いろんな友人たちに会いたかった、会うつもりだったゴールデンウィークは、膝の上に乗ってきてくれる猫さんたちのぬくもりや、息子さんの重みを大切に大切に感じながら、希望に目を向けて過ごします。