11月11日は第一次世界大戦の休戦記念日です。
英国ではこの日に先立ち、9日の日曜日に
「戦没者追悼式典」が営まれ、過去のすべての戦争や紛争で
命を落とした兵士らの冥福を祈りました。
今年は第一次世界大戦休戦から90年目にあたるため、
11日のArmistice Day のセエレモニーには
大戦に参加した3人のおじいさんが、
祭壇に花輪を捧げました。
道行く人の胸にも赤い花が付けられています。
慰霊の花はすべて造花のポピーです。
これは、戦場の跡地に咲き乱れていたといわれる、
ケシの花に因んだもの。
慰霊碑のあるホワイトホール近くの
Westminster Abby の庭には、ポピーの十字架が所狭しと並んでいました。
ひとつひとつの花を見て歩くと、ほんとうに悲しい。
英国では、アフガンの戦闘で亡くなる兵士の数が、現在も増え続けています。
戦争を知らない私たちも、犠牲者の方々に思いを馳せなければいけない。皆さんの尊い犠牲のもとに今の平和があるのですもの。
今なお戦闘状態下にある国、悲しくて
コメントをありがとうございます。
戦没者追悼式典は国民の民意であるような気がします。
TVでも延々と式典の中継をしていて、とても厳かです。
日本でも、このような追悼ができればいいのに・・ね。
お帰りになったので、ロンドンの冬の街並みがみられそうですね。
第一次大戦で連想するのは日英同盟でした。
この大戦の戦死者は1900万人にもなりますが、
歴史は第二次大戦へつきすすむ人間の愚かさを改めてくれませんでした。
>大戦に参加した3人のおじいさん・・
えっ、もうかなりのお年寄りですね。
それにしても、終戦記念日でなく休戦記念日というのが面白いです。
コメントをありがとうございます。
日本では第二次世界大戦のことが取りざたされることが多く、第一次世界大戦まで遡らないことが多々ですが、(私も知識不足です)日英同盟のこともよく学ばなければなりません。
3人のお爺さんは皆100歳を超えています。当然ですが・・。この3人のみが現在も存命している兵士たちだそうです。