とてつもなく広いコンコルド広場。
パリを歩くときは、方向がわかり易いこの広場からスタートします。
ここを基点に北西方向には、凱旋門へ向かうシャンゼリゼ通りが延び、
反対の南東側にはチェルリー公園とその先にルーブル美術館。
そして北へ行く道路を道なりに右に曲がって歩くと、オペラ座へ着きます。
優雅なエッフェル塔の左に見えるオベリスクが象徴するこの広場は、
かつてフランス革命のときには、ギロチン台が置かれたところ。
ルイ16世やマリーアントワネットをはじめ多くの命が奪われました。
今は暗黒の歴史を偲ばせるものは、何ひとつなく、
シャンゼリゼ通りの入り口(写真下)にはマロニエの並木が
みごとな花をつけていました。
(オペラ座への道もなかなかお洒落です)