その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

急ぐ仕事は、忙しい人に…

2024-09-17 08:25:59 | 巡礼

85日ハクサイも順調である^^;

 前日の大雨の影響を確認しに田んぼを見て回り、『尻水口(排水口)』を開けて排水だけは確保しましたよ。もう、ほとんど水は要らないから、残り水はイネを痛めるだけである。今年は、珍しく「はえぬき」も『のめり(倒れ)』始めた。良質米づくりのために、窒素質肥料を抑えているはずの「つや姫」も結構『のめっている』から、生育初期に上方への伸びが加速され、幹(茎)が弱いまま育ってしまったのかも知れないねぇ? 播種後の大雨は、種が押し流されたり、表土が硬くなってしまって発芽が阻害される場合もあるのだけれど、今朝、見てみると一番最後に蒔いた「サラダカブ」が発芽していたから大丈夫なようである。ブロッコリーに施肥して土寄せして、朝仕事は一旦終わり…そうそう、アスパラガス畑から、小さくても勢いの良い若い株を掘りだして、8株ほど移植してみましたよ。来春のことを考えると「太く一本立ち」した株を移植したいのだけれど、古株は根が絡み合い『芽数』が少ないようで収穫量が上がらないのは経験済み…今年と来年は、古くなってしまった圃場を更新するための改植なのだから、来年1年間は養生期間として収穫を諦めて、次の世代に賭けてみることにいたします。(収穫物は多いほど嬉しいけれど、直売所販売ならば、安定的に少しずつでも長く継続して出てくれた方が良い…今年、覚えた商い感覚かなぁ^^;)


「今週は、これが最後です。」とのことですが…

 さて、そんな朝仕事の中、青肌豆の葉に止まった「アキアカネ」を見ながらふと思ったんです。童謡「赤とんぼ」の歌詞は季節感が合っていないんじゃないか?なんてね。「姐やの背に負われて、群れて飛ぶ『赤とんぼ』は、どう考えても今頃の季節のはずである。しかし、2番、山の畑の桑の実を~♪…『おやじぃ』の感覚では『桑子』は6月末から7月である。その頃、アキアカネは、我が在所ではようやく田んぼで羽化を始める頃だから…1番と2番が繋がっているのではなく、作者 三木露風の幼少時代の記憶を並べたものならば、それはそれで良いのだけれど^^; 同志社女子大学発の文献を見ていたら、童謡『赤とんぼ』の元唄は「夕焼け、小焼けの、山の空」だったらしい。ん~ならば理解できる…1番から4番まで時系列的に並んでいて問題ない^^;(まったく、朝から面倒クセイ奴である。)
 はてさて、面倒クセイついでに、斎藤兵庫県知事の人柄について考えてみた。(まったく、お付き合いなど無いけれど^^;)…兵庫県庁職員の方々も、地方のエリートとして優秀な方々が大勢いらっしゃるに違いない。しかし、斎藤知事の改革スピード(発想)に『県庁の常識(良識)』がついていけなかたんじゃなかったのかなぁ?『一を見て十を知る人』が『十を見てからようやく検討する方々』を相手にした時、『理解できない検討する方々』にイラついて、机をバァーン!なんてやっちまったんじゃないかなぁ^^; 居たよそういう上司…意に沿わないヤツは遠ざけて、教育する(育てる)より先に『飛ばして』しまう人がね^^; 力のある兵隊を揃えて(とっかえひっかえ取り替えて)目的とするプロジェクトを強引な力で進める方がね。『おやじぃ』は、飛ばされた口を与えられる方だったかなぁ(笑) 直売所頼りの小さな農家はね、長~く、継続的に出来るように仕立てて行きますが、子育て(人材の育成)も、息の長い作業だと思うけれどなぁ。急ぐ仕事は、忙しい人に頼め!能力開発と推進力は相容れないものなのでしょうかねぇ?
 


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