霜が降りかかり、菊花のように開けば一人前?
今は亡き我が家の古老に教えられた「男結び」…雪囲いや外作業には必要な結索方法ですけれど…残念、親父から何度教えられても覚えられませんでした。「縄の持ち方が違う。」「そこで手を緩めたらダメ!」親父と息子の関係はそんなものであります。稲わらや杭掛けの『かんざし』を括りつけるための『つなぎ』作りは、畔端に腰を掛けながらバアちゃんに習ったものであり、稲を刈り結束する方法はお袋に習ったもの…「男結び」は若かりし頃に出稼ぎ先の上司と庭木の雪囲いを手伝いに来てくれた近所のオヤジさんに教えられたものであります。(その頃になると、何とか覚えようと何度も陰では練習をしましたけれど^^;)今では教える立場でありますが、他人様の子どもには丁寧に教えても、我が子には中々丁寧に教えられない。「手つきが違う。」「俺のやり方を良く見ろ!」と同じことを言っている自分に気づくのであります^^;
『第2サティアン』へ、新たな来客がありました。
昨日の西洋ミツバチに続いて、ハッカハムシが薪ストーブの回りにやって来ました。自然のハッカが少なくなったこともあり、ハッカハムシの数も減っているようです。(食草として、青ジソなども食べているようですけれど。)この時期、女人禁制の『第2サティアン』でも、暖を取りにやって来る者を拒みはいたしません^^; 例えそれが『屁臭虫(カメムシ)』であったとしても、ティッシュで排除しようとしない限り、あの芳香(臭~!!!)を漂わせたりはしませんので^^;
「男結び」があるのなら「女結び」なるものもあるのかとネット検索しますと、確かに外科的な結索術に「女結び」があるようです。恐らく術中の止血術と思われますが…「男結び」は一度結束したら外れない結び方とすれば、「女結び」のそれは結束後も容易に解くことが出来る方法かも知れない。男どもが、一度契りを結んでも、危険な蜜の香りに誘われるのとはちと違うような…君子危うきに近寄らず!『第2サティアン』はあくまで女人禁制であります^^;
が、最近はそれさへ出来ない人も増えています。
女結びは、「花結び」と言ったり「蝶結び」と言うこともあるがね。
ただ、庭仕事の「男結び」は「おたつ」とは違います。
便利な縛り方らしいが、教わったことがないので。
以前、「男結び」の手順を画像に残したことがあるのですが、
やっぱり慣れないと余計なところで力が入ったり、緩んだり
慣れれば容易なんですが、慣れるまで教えるのもひと苦労
であります^^;