連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

マリはマイペース

2008-06-07 | 柴犬・マリ
「あら~凄い、利口な犬が居るのねぇ」「ほんとだマリとは大違いだな」

金曜の夜、テレビの「ポ〇たま」を見ながら、夢さんとオバサン大笑い。

「マリはお手も出来ないものね~」出来るのは、おやつを貰う時のお座りだけ。

「そこがまたマリの良いところなのよ」柴犬がマイペースなのは、仕方がないとオバサンは言う。

何かを覚えさせようなんて気は、夢さんもオバサンもさらさら無い。

「あたま悪いのかなぁ?」「やっそんな事ないわよ、けっこう利口なとこ有るもの」

自分が笑いの対象になっている事など知る由もない。彼女は1人遊びに夢中。
 

二人前?

2008-06-06 | オバ友
11時半、ピンポーン玄関のチャイムが鳴った。
「来ちゃった、来ちゃった おとうさん後お願いね。
行って来ま~す」 そそくさと出て行くオバサン。

「あら~ ちょっと早すぎたかしらぁ~ ごめんね~」
あの甲高い声は、迎えに来てくれた〇〇さんだ。
「うう~んぜーんぜん丁度良かったわ」オバサンが応じている。
車にはもう1人乗っているようだが、声に聞き覚えがない。

これからランチなんだってさ。
しかしオバちゃん達、なんだろあの若やいだ声は。
家の前で、ワイワイキャーキャー。
オバサンも負けじと喋ってる。呆れたもんだな早く行けよ。

「コーヒーお湯入れてね」彼女が用意して行った夢さんのお昼。
今日はトコロテンがついてる。
暑くなってきたし、いよいよ夏近しって感じだな。

それにしてもトコロテンの量が多い。出掛けるからってオバサン、
自分の分も入れたな 俺はウマじゃないぞ。
 

余韻

2008-06-05 | 一人の時間
 
スクリーンのハシゴをしてきた夢さん。

S・スタローン「ランボー最後の戦場」と、M・フリーマン J・ニコルソン「最高の人生の見つけ方」の2本。

いずれも好きな俳優だが、夢さん特にモーガン・フリーマンの大ファン。

「ランボー・・・」は相変わらず、これでもかこれでもかの、殺戮シーン連続の戦争アクション。

スタローンも、さすがに歳は感じさせるものの、それなりに面白かった。

「最高の・・・」は、末期ガンを宣告され余命いくばくも無い、男二人の間に生まれた友情物語。

名優二人の絡みと、お互いが徐々に理解を深めていく過程が実に楽しい。

「ランボー・・・」では、まさに血肉躍らせ、夢さん大興奮の連続。

「最高の・・・」は、ラストの数分間が実に泣かせる、不覚にも夢さんボロボロ。

ハハハハ夢さんも忙しいな。オバサンには言うなよ笑われるからな。 

窓の外は雨、音もなく降り続いている。

映画のシーンが頭の中を駆け巡る・・・・・引きずりそうな夜になりそうだ・・・・・

不携帯電話??

2008-06-04 | 高齢生活・健康
 
仕事から完全にリタイアしたのを機に、携帯電話を個人用に切り替えた夢さん。

ついでにオバサンと家族割に入った。

ひとしきり夢中になっていたオバサンだったが。
 
すぐにアホラシクなったようで、自分の分はさっさと解約してしまった。

夢さんも持ち歩く事は殆どない。いまや机の上に放ったらかしになっている。

携帯の束縛から放たれた開放感、自由になったって気がするし、何も不自由は感じない。

我家にとって必要な情報や嫁さん達からの連絡は、すべてオバサンの元に入ってくる。

夢さんはオバサンの指図どおりに動くだけ。世の中変わった・・。

「携帯電話を有効活用してますか?」同じ年代の人達に聞いてみたい。

多くの人は、それほど使いこなしていないのでは?。

「何かあったら」と言うけどその時はその時。

電話くらい何処にでもあるし、いまさら首からぶら下げて歩くのは真っ平御免だね。

おまえ?誰や?

2008-06-01 | 柴犬・マリ
「おとうさん、ほら見て」見るとオバサン、犬の置物を抱っこして帰ってきた。

「大阪のオバチャン、やっちゃったわよ」 ん?何の話??

陶器市で、このワン公を見つけたオバサン、どうしても欲しくて値切って買ってきたそうだ。

「2,480円のを1,980円よ!凄いでしょ?」オバサン得意そう。声が上ずってるぞ。

ハイハイ凄い凄い・・・・ フフ 陶器市はね、値切るのが面白いんだよオバサン。

日向ぼっこをしていたマリが飛び起きてきた。

胡散臭そうに、匂いを嗅ぎまわっている。おまえ・・・一体・・・誰やねん?