連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

ゴミ袋が勿体ない?

2008-06-24 | Weblog
新聞を取りに玄関を出た夢さん

通りに立って、「うーっ」と背伸びをしながら左右を確認。誰もいないな。

砂利が敷いてある家の裏手。足音に気を配りながら勝手口に回る。燃えないゴミはと・・・・

大きい方のポリ容器をあける、これだこれだ。

「軽いな」かさばるだけの不燃ゴミ。集積場までの約20メートル、足早に急ぐ夢さん。

まだひとつも出てないぞ一番か。端っこにきちんと置く、常識だからな。   

よかった誰にも遇わなかったな夢さん。へへっどおってこたぁないやね。

「ゴミ捨ててきたよ」オバサンは朝飯の準備中「えっ?」

「まだ入るのに袋が勿体ないでしょ、ここにも有るのに」余計なことをするなと言わんばかりだ。

ぷっ、早まったな夢さん、やっぱり余計な事だったんだよ。オバサンの邪魔になるだけってことさ。