連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

戸惑い

2008-06-16 | 高齢生活・健康
「若い人も大変よね」そうだな自分たちの生活もあるのにな。

何かにつけて親を気遣ってくれる子供達には、夢さんもオバサンも何時も感謝している。

家のローンだって有るんだろうに、余計な金を使うことはないんだよ。 

近頃とみに優しくなったような気がする3人の息子達。よせやい俺はまだそんな歳じゃないぞ。

考えてみればこれも、み~んなオバサンのお陰か?夢さんは何もした覚えはないしな。

「オレはこれが一番嬉しいね」一嫁(長男の嫁)から貰ったジャムをオバサンに見せびらかす夢さん。

「あら、なんだかんだ言っても、やっぱり嬉しいのね」そりゃそうさ、嫁さん達が偉いんだなきっと。

凶悪な事件や大きな災害が続いている。

そんなニュースに接して、ただ首をすくめてじっとしているだけでは、人生やりきれない。

優しい気持ちになれる時にはなったらいいさ。たとえそれが束の間のひと時であったとしても。 

せっかく生きているんだから、今日もそしてまた明日も、懸命にね。