鍵交換を本当にする？

引越をしたら、あなたは転居先の
玄関の鍵を交換するだろうか？
賃貸の場合、不動産会社が契約時に
鍵交換費用を請求してくる場合が
圧倒的に多いけれど、国土交通省の
ガイドラインでは貸主負担なのに・・・

実際には借主の負担にされている。
そして本当に交換されているのか？
疑問を持った事が、ないだろうか？
入居した時点で交換済みと言われても
その現状を見ている訳でもなく。

何もせずに費用だけ請求される。
そういう場合も実際にあるのだ。
鍵がピカピカに綺麗とか、シリンダーが
明らかに周囲の枠より新しい場合は
交換されていると思って間違いない。
しかし、毎回、毎回交換しているのか？

少し前の入居者が使用していた
ものを使いまわししていないのか？
入居者が数ヶ月で退居すれば
鍵自体は非常に新しいままの状態
だから、それを取っておいても
別の入居者には分からないから。

ここ１０年位前から鍵交換という
項目を頻繁に見るようになった
気がするけれど、それ以前は
防犯面に対して、世間一般的に
拘りがなかったから、鍵をそのまま
使用していたケースが圧倒的に多い。

それで、泥棒に入られたり、以前の
入居者が複数の合鍵を作っていたら
無人状態を確認すれば簡単に入れる。
その被害を聞いた事は、ないけど・・・
今では複製不可能という鍵も色々
出回っているが、実際に大丈夫？

それは、何事も被害がなければ
分からないし。入りやすい家で
あれば、出入口の玄関以外の所
から侵入するのは、当然だろう。

聞いた話では住人が寝ている
深夜に侵入して物色する事を
専門にしている泥棒も居るという。
住まいに安全や安心を求めるなら
鍵の交換はケチらずにすべきだろう。