紀元前一世紀の
料理書として有名な
「アビキウスの料理書」に
紹介されている
殆どの調味料は
「ガルム」が使われている。
ガルムとは、古代ギリシャ
ローマ時代に珍重された
魚醤である。
この魚醤は、塩漬けの魚を
発酵させたもので
魚の蛋白質を分解し
アミノ酸を豊富に含んでいる。
魚が腐らないように
かなりの塩を使うので
出来上がった魚醤は
とても塩味がきつい。
しかし、アミノ酸の1つである
グルタミン酸を多く含んでおり
料理に、塩味と旨みを増す。
古代ローマで愛用された
ガルムは、内臓を取って
フィレ状にした
いわし、さば、まぐろに
オレガノ、ミントetcの
数種類のハーブと岩塩をまぶす。
それを何層も重ねて
重石をし、2~3ヵ月
発酵させて、上澄みを濾過し
完成する。
ガルムは、紀元前3世紀頃
突然なくなってしまった
幻の調味料である。
現代のイタリア料理で
使用する、アンチョビが
ガルムと似ている。
料理書として有名な
「アビキウスの料理書」に
紹介されている
殆どの調味料は
「ガルム」が使われている。
ガルムとは、古代ギリシャ
ローマ時代に珍重された
魚醤である。
この魚醤は、塩漬けの魚を
発酵させたもので
魚の蛋白質を分解し
アミノ酸を豊富に含んでいる。
魚が腐らないように
かなりの塩を使うので
出来上がった魚醤は
とても塩味がきつい。
しかし、アミノ酸の1つである
グルタミン酸を多く含んでおり
料理に、塩味と旨みを増す。
古代ローマで愛用された
ガルムは、内臓を取って
フィレ状にした
いわし、さば、まぐろに
オレガノ、ミントetcの
数種類のハーブと岩塩をまぶす。
それを何層も重ねて
重石をし、2~3ヵ月
発酵させて、上澄みを濾過し
完成する。
ガルムは、紀元前3世紀頃
突然なくなってしまった
幻の調味料である。
現代のイタリア料理で
使用する、アンチョビが
ガルムと似ている。