一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

瞳の日、眼のお寺「壺阪寺」へ

2010年01月03日 22時40分20秒 | Weblog
( 壺阪寺 )2010.1.3


正月三ケ日の最終日。 当然まだアルコールは抜け切れていない。
というか、抜く気もない三日目。
でも、明後日から仕事が始まると思うと今日ぐらいから減速モードに
入らないといけないと思った。

元旦に信貴山の初詣だけで済まして、その後は二日酔いゾーンに
入ったため、二日の日は終日家で飲と食、今日三日、葛城古道の
一言主神社と壺阪寺へお参りをした。

一月三日は、「瞳の日」ということもあり、眼鏡をかけている
私にとって、眼のお参りという意味合いでここに参った。
ここは、全国的にも珍しい眼の神様として有名なお寺だからである。

ここに来るのは、四回目。ただ正月に参るのは初めて。
先日、乗り越して眼が覚めた駅が、「壺阪山~」のアナウンス
だったのもきっと潜在意識としてあったのかもしれない。
いつ来ても奈良の他の寺とは違う異様な感じがするのが、この寺の
特徴と言えるだろう。

朱塗りの建物に 鎌倉の大仏のような大きさの白い石仏、地上遥か
遠くから見える、山にそびえ立つ10mほどの巨大な観音像。
そして8mの釈迦涅槃像。 
顔立ちは、西アジアの影響を受けたガンダーラ調のせいか、なんとなく
アジアの異国のお寺に参ったような感じがする。

夢に出てきたら正直怖いような印象のものばかりである。
なのに四回も来ている。

人がまばらなのは、入るのに安くないお金を入り口で払うというのも
理由のひとつだろう。
信貴山で寒風の中、かなり長い間、行列で待たされたあの人の多さとは
正反対だった。

それでも眼にご利益があるという噂は、それなりに聞こえてくるから
私のように何事も見る眼を持たないような人間には、この機会は眼力を
つける上で良かったのかもしれない。

ともかくも 信貴山・一言主神社・壺阪寺でそれぞれ違う決意と
お願い事をしてきたわけで、三つが三つとも叶えば今年の私は、
言うことなしの一年になるはずなんですが、そうは思うように
行かないのが、たぶんこの一年なんでしょうね~
(寅)






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