一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

盆の夜、小倉『和酒ばる田村本店』で好評だった酒。「若波」そして「篠峯」 【北九州・小倉】8/15  

2016年09月15日 00時15分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「若波」ファンのNさんと桃子女将 「和酒ばる田村本店」)

 

 

■2016/8/15(月) 

小倉・馬借町から旦過市場の横を通り、映画館の脇をすり抜け魚町に戻ってきた。

午後10時40分過ぎ 銀天街の中は、メインの照明は既に消えていたが、

24時間営業の「資さんうどん」は嘘みたいに大賑いしていた。

そのすぐ斜め前にあるのが「和酒ばる田村本店」


 

 

店内は、男女の若者がまだまだたくさん

会話とお酒を楽しんでいた。

 

 

 

カウンター奥の空いた席に

腰を降ろし、桃ちゃん女将に

「まずは「若波」もらおうかな」

注文すれば、私の隣に座っていた男性が、

「実は、若波の専務とは、飲み仲間なんですよ。

私は博多の居酒屋さんを手伝ったりしてて、桃子さんとは

そこで顔見知りになって、お店に寄せてもらったんです。

「若波」は、今勢いを感じる若手蔵だと思います。」

と まさに類は類を呼ぶと言う感じで

「若波」ファンが「若波」ファンを

呼んだ格好になった。

Viva! WAKANAMI 

 

 

まもなくして そのお客さんNさんが、帰った時には

秋田の酒「山本」を頂いていたが、入れ違いに 

今度は、お客さんの結婚祝いに行っていた

お店スタッフの篠ちゃんが

戻ってきた。彼女

8月11日

「山の日」が誕生日

私が、この店に初めて来たのも

同じ日ということで、山の日にちなんでと

「篠ちゃん 呑みね~」のセリフを掛けて、地元の酒

「篠峯」(=奈良・葛城山)を手紙を添えて贈っていたのだった。

 

 

 (「篠峯」を手にするスタッフ篠ちゃん)

 

この夜「寅さんも姿見せたし、丁度いいタイミング」と桃ちゃんが小グラスで居た

お客さんに振る舞い酒をすると 皆さん異口同音に「篠峯おいし~す」と声があがった。

 

 

 

確か・・・福岡では、福岡市高宮小近くの入江酒店しか取引がなかったと思う。

大阪・奈良・京都あたりとは違い、福岡では「篠峯」の知名度は

決して高くないが、九州でも人を唸らすことができる酒だ。

 

以前 千代酒造の蔵人のUさんに「九州には販路を拡げないんですか? 

きっと九州でも受ける味わいの酒だと思いますけどね」と尋ねた際

首都圏あたりからも引き合いが多くて、実のところ

九州まで供給が追いつかないのだそうだ。

  

丁度「若波」今村友香杜氏

「関西で入手できるよう若波の販路を拡げて欲しい」とコメントした時に

返ってきたのと同様の返事だったことを思い出していた。

  

2016年8月15日は、午前1時の福岡・Coccinelleに始まり

夜も深まった23時40分過ぎまで 今度は小倉の和酒ばる田村で終わろうとしている。

 

お盆に 朝から晩まで 罰(バチ)が当たるかもしれない・・・

 

そんなことも頭の片隅をよぎりながら 平和通りを渡り

鴎外ストリートをまっすぐ歩いて300mほど 

宿に着いたのは、日付の変わる直前 

午前0時手前のことだった。

 

お盆に乾杯!!

 

  http://blog.with2.net/link.php?1601745 

(寅)

 



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