一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「日本酒で乾杯!」  落ち着いたら荒井(奈良県)知事に一筆啓上してみようかな

2013年08月29日 23時55分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

清酒の販売量の推移(産経新聞)

「日本酒で乾杯」条例 酒どころで制定広がる 消費拡大へ酒蔵ツアーも- 産経新聞(2013年8月20日15時25分)

 日本酒の原料として使われる酒米「山田錦(やまだにしき)」の産地、兵庫県加東市も6月に条例を定めた。条文では「日本一の酒米『山田錦』や『愛山(あいやま)』で醸造された日本酒」による乾杯を推進するとうたい、「農家の酒米生産意欲の向上」に言及しているのが特徴的だ。

 こうした動きの背景にあるのは日本酒離れだ。国税庁によると、清酒(日本酒)の販売量は最盛期の昭和50年度には168万キロリットルだったが、平成23年度には約3分の1の60万キロリットルに落ち込んだ。西宮市では、近年の生産量はピーク時の2割程度という。

 条例制定の動きは、日本酒の産地にとどまらない。鹿児島県いちき串木野市や宮崎県では、焼酎での乾杯を後押しする条例が成立。いちき串木野市食のまち推進課は「ポスターを作って条例制定を周知し、酒蔵をめぐるイベントも企画したい」と観光振興を目指す。こうしたブームは他の酒どころにも波及しそうだ。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

【所感】

九州 佐賀県が都道府県として「日本酒で乾杯!」条例を最初に制定していることを知った。 佐賀県は、チャンピオンSAKEにも輝いた「鍋島」に「東一」「天山」「天吹」などの有名銘柄を持つ、九州の中では焼酎のイメージが少なく、群を抜く清酒県だと知ってはいるが、正直なところ佐賀県より先に奈良県に手を挙げてほしかった。

清酒発祥の地 「奈良」だから、十分にその資格があると思っている。 奈良といえば・・・ 他県の人にイメージを尋ねてみれば 「大仏と鹿と・・・ う~ん」  その次がなかなか出てこない。 さすがに信州の地酒屋さんでは、信州の酒を買い求めた私に「奈良といえば清酒発祥の県じゃありませんか」と言われたことがあるものの、これは極めてレアな出来事。

落ち着いたら 荒井県知事に一筆啓上してお願いしてみようかな・・・ 遅ればせながらでも構わないから 「奈良県も日本酒で乾杯条例を制定しましょう!」と   眠れる奈良の資産の活用で、元気な奈良を全国にPRしましょう!

「奈良を訪れたら なんだか日本酒で乾杯したくなるな」 一人でも多くの人にそう言ってもらえれば 清酒を開発した先人たちもきっと喜んでくれることだろう。

(寅)