伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

にゃん

2009-08-15 23:43:35 | 家族

さて、我が家へきて12年目を迎える家族「にゃん」について

人さまの年計に換算すると64歳になる。

 このところ足腰が弱ってきたのと、抵抗力が落ちたのか、やたらと体がかゆくなるらしい。掻きむしったところも傷つきやすくなった。


最近のにゃん

先日のこと、女房ののりたんが言っていた。

のりたん「にゃんてぼけてきたのかな」

ゆきたんく「どうして」

のりたん 「えさがほしい時は入れ物を横に叩いて音をだすでしょ、水がほしい時には入れ物のそばでこちらをじっと見るでしょう。にゃんは汚い水は飲まないからね。」

ゆきたんく「それで」

のりたん「今日ね、水がほしいって顔をするのよ。にゃんの目の前で水を採り据えてあげたの。そしたら水を見たり私の顔を見たりして水を飲まないのよ。取り換えろって顔をするの。」

ゆきたんく「水を取り換えるのをにゃんは見ていたんだろう。」

のりたん「見ていたとおもうけれど、しょうがないから、もう一度取り換えたの。そしたら飲むのよ。その時は私の手元をしっかりと見ていたの。」

ゆきたんく「本当にぼけてきたのかもしれないね。」

のりたん「今度からにゃんの見ていると確認できた時に水を取り換えることにする。」

なんてぇことない会話だが、このところ物忘れが多くなったと感じているゆきたんくである。感じれてない部分があるとすればさらに数は多いはずだ。

にゃんの姿に未来の自分の姿を重ねながら、老いさらばえてきた姿に哀愁を感じてしまった。 

 

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