伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ88…ビブリー・コツウォルズ

2009-08-27 22:26:36 | 

 実はゆきたんくはmixiをやっている。
 そんなことは改めていうことではないだろう。

 最近マイミクになった方のことである。
 青森の旅で載せてあるように、今回2回目の三内丸山遺跡に行ってきた。

 仕事でアンケートがほしいという理由でゆきたんく(mixi名はくんた)のページを訪問してくれた方がいた。

 イギリス在学の学生さんだ。
 三内丸山の写真資料についてご協力できたと思う。

 そしてマイミクになっていただいたのだ。それまでにメッセージのやりとりを何回かした。その中にコツウォルズのことがあった。

 懐かしく思い、自分で作ったページを開いた。
 旅行当時の景色、におい、感動が広がった。


ビブリーで車を降りて最初に歩いた道。

 何かモノクロームの世界に入り込んでしまったと思ったコツウォルズ。
 何の知識も持たずに車で迷い込んだのである。
 正確に言うと、目指していたのだが、コツウォルズの境界部分が分からなかったのだ。車から降りて少し歩くと緑が広がり安心した。

 「地球の歩き方」に載っていた写真の場所に行きたい。ということで道を聞けば「バイブリーなんてない、ビブリーだよ。」と老夫婦に教わったり、上半身裸でマッチョの怖そうなお兄さんに言葉をかければ、恐縮してかわいかったりした。

 


ナショナルトラストの管理するアーリントン・ロー

 目的地に着いた時の感動っていったらなかった。
 ただ、写真ではまだ明るいが午後8時は回っていたのだ。
 ヨーロッパの夏は昼が長いからね。

 宿を予約していなかったので、急いで移動した。
 ここビブリーにも宿はあったのに、オックスフォードまで行ったのだ。
 今考えるともったいないことをしたなあと思う。

 今回は新しいマイミクさんのおかげで素敵な思い出に浸ることができた。

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旅の楽しみ87…恐山

2009-08-27 21:45:53 | 

 日本三大霊山の一つ恐山。
比叡山(延暦寺)、高野山(金剛峯寺)、そして恐山(菩提寺)

 名前には聞いていたが、とても遠く感じ足を運ばなかった。
最も名前を知った時には出不精で近所に行くのも面倒くさかった男だからしょうがない。

 今回恐山に行くにあたって、旅仲間の父上のお話で、「恐山は昔ほどのおどろおどろした感じはなくなって観光地化してしまった。」ということを聞いていた。

 ゆきたんく自身、あまりおどろおどろしたものだと夢に見るので勘弁願いたいところでもあった。

 しかし今回は怖いもの見たさの方が上回ったのでメンバーの話に乗った。


恐山菩提寺本殿である地蔵殿

 参道や本殿を見る限りは普通の寺院と変わりはない。
参道脇には硫黄泉があって自由に入浴できるという。嬉しい話ではないか。
今回はタオルを持ってこなかったので入れなかった。
とても良い泉質の温泉だと思う。

 さて、地蔵殿から左を臨むと荒涼とした風景が広がっている。
 硫黄のにおいはしていたが、それがさらに強くなり地表には礫が小山を作り煙を吐き出している。


地蔵殿の裏側

そのような景色が延々と続き、納骨堂や観音像などが点在している。

荒涼とした景色だが、れっきとした境内であるのだ。


高い部分から地蔵殿を臨む

 他には極楽浜や賽の河原、血の池地獄などがあった。

 目に焼きついたのは、若くして亡くなった家族への思いをこの地に置きに来た痕跡である。命日、年齢、死者へのメッセージなどが書かれた石などが並んでいるのだ。

 やるせない思いを慰めてもらうためにイタコに会いに来る人達もいるのも分かる。そして、ここ恐山はそのメッカであるのだ。

 ここを訪れた人たちの姿が現世であることの証明になっている。
 しかし自分ひとりで、恐山の地に立った時、この世のものでないような世界観に引き込まれることは間違いない。

 慈覚大使円仁が中国から帰り、恐山の光景を見て、その神秘的に様子に開山することを決意したという。

 今度はいつ行くことになるのだろうか。
 観光地化は望まないなあ。

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