伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

交通博物館

2006-04-22 00:00:00 | 言いたんく
 万世橋脇にある交通博物館が、いよいよその長い歴史に幕を閉じる時が近づいてきた。幼かった自分は電車の運転手になるとよく言っていたそうだ。母にそんな私の手を引いて、何回も連れて行ってもらった交通博物館。今日は私が次男の手を引いて(実際には引いていない。もう中三だからね。)行ってきた。旧万世橋駅の遺構も公開されてはいるが、予約が取れず博物館の見学のみである。様々な展示物が私たちを迎えてくれた。電車のビュッフェのように作られた食堂で母と食事をしたことを思い出した。けして安くないカレーを、喜々として食べた、窓から外を覗きながら食べたあの時。階段の手すり部分についている大理石の手をかけるところでふざけて怒られたあの時。正確ではないが、今は亡き母と最後に出かけた35年前の記憶が甦ってきた。長男は大学で陸上の練習があるので一緒に来ることはできなかったが、次男にいろいろと語ることができてよかった。35年前ゆきたんが手をかけた手すりに次男が手をかけている。きっと次男が家庭を持った時、さいたま市にある鉄道博物館に出かけているのだと思う。
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近藤勇

2006-04-09 00:00:00 | 千葉
 仕事が始まって、初めての休み。一日中「ぼぉー」としていたいのだが、それはそれでダメージが残るのである。
少しは体を動かさないといけない。お互い忙しい友人と久しぶりに会い昼食を流山市内のラーメン屋さんでとる。
カメラマニアの友人は、この近くに名所・旧跡はないかと言う。自分が行ってないところが一つあったので、そこに行くことにした。江戸川にかかる渡しで現存し、全国区なのが細川隆氏の歌った「矢切の渡し」であるが、そこから約10キロメートル上流に「矢河原の渡し(やっからのわたし)」というのがある。新撰組局長の近藤勇氏が新政府軍に出頭し江戸に渡る時に使った渡しである。もっとも昭和35年までは使われていたそうである。現在は跡地として流山観光協会が管理している。友人は喜んで写真をバシャバシャ撮っていた。
私は向こう岸を見ながら「ぼぉー」としていた。
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