やっばり良いものは良い。
何の話かって?
タイトルの「竹弦囃子」だ。
ココフカの旅、和歌山で出会ったデュオである。
篠笛(竹)奏者の山田氏とギター奏者の愛川氏、和と洋のコラボレーション・デュオだ。
出会いはいつでも偶然の風の中。
偶然も偶然、その日(2013.8.11)の高野山が暑かったからである。
ココフカの旅は、いつもは飛行機で現地へ飛び、そこからレンタカーで観光というパターンである。
いつもは8月初旬の旅行である。
この時は、メンバーのじまさんの都合でお盆前になってしまった。
飛行機は満員で取れず、じゃぁ、車で行くとなると絶対に渋滞に巻き込まれる。
メンバー最年長のお父さんのリクエストは金剛峰寺。
足と宿さえどうにかなればと・・・
新幹線は取れた。
レンタカーも新大阪で取れた。
宿は、高野山の宿坊が取れた。
さて、宿坊の福智院(宿坊の中で唯一温泉のある宿)に荷物を置き、金剛峰寺周辺の散策に出かけた。
「暑い」、本当に暑いのである。
おまけに金剛峰寺入り口にある立て看板2本の「ここは弘法大師様がお住みになる聖地です。」の弘法大師の部分が何かで削られているのを見てますます暑くなったのである。
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許せない!
ただ、初めての和歌山観光である。
できるだけ見れるものは見たい。
と思っていたらじまさんから提案。
「何か、高野山大学で催しものをやっているぞ。」
「中は冷房が効いているはずだから休んでいこう。」
本音は、そんなもの見ないで観光を続けたいと思っていた。
結局は「親子を護るコンサート」と題して開かれていた、和歌山消防隊の吹奏楽部の演奏を聴いた。
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竹弦囃子との出会いの場所、高野山大学黎明館
強がりを言っても若くないゆきたんくは、涼しさと疲れでうつらうつらとしていた。
そんな時、目が覚めるような音色が聴こえてきた。
それが「竹弦囃子」の演奏だったのだ。
演奏中の写真はない。撮るのはご法度だろう。
ということで当日聞いた曲と同じ動画を載せる。
竹弦囃子(小編成ver)コンサート1 花神楽
デュオと書いたが、当日はパーカッションの岡本氏を入れた3人編成だった。
あの時、ゆきたんくが我儘をいっていたら、竹弦囃子との出会いはなかった。
会えて良かった。
そして、看板のいたずらで落ち込んだ気持ちを払拭してくれたのも「竹弦囃子」だった。
その日は19時からの演目もあったので、夜の部の観光をコンサート後にさっさと済まして、はみ出た分は翌日にまわして(笑)
19時前には高野山大学で演奏の始まるのを待っていたココフカであった。
そう、今日は竹弦囃子のライブだ。
ギタリストの愛川氏からライブのお知らせをいただいた。
丁度ココフカ三人組の予定が空いていて行くことになったのだ。
もっともじまさんはお孫さんができてお食い初めとぶつかると行けないということで流動的だったが・・・
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珈琲美学、店内照明のかさ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/02/ab324181f667f3f199b655743c2791e2.jpg)
店内の様子。すぐ近くで演奏を聴くことができた。
結果的に3人揃って学芸大学駅そばにある珈琲美学のライブに行くことができた。
そして、我々3人が和歌山の地で初めて会った時の3人組が揃うのである。
山田氏、愛川氏、岡本氏である。それにピアノとベースを加えた5人編成だ。
ライブ前のナーバスな時だったろうが、愛川氏、山田氏、岡本氏と話すことができた。
3氏とも私たちのことを覚えていて下さってとても嬉しかった。
新曲を交えて、素晴らしい演奏はCDにならないだろうか。
たくさんの人に聴いていただきたい。