おーちゃんの練習風景
長男のおーちゃんが10年間取り組んできた陸上競技にけじめをつけるという。
別に続けてもいいと思うのだが、就職活動が難しい中で運動にうつつを抜かしていられないのだという。
写真で分かる通りハンマー投げの選手であり、手ほどきをしたのは父親のゆきたんくである。できる限り練習につき、出来る限り試合にも行った。
ところが締めの試合の日に出張がぶつかり、この目で見ることができなくなった。
試合1週間前の調性を見ることにした。
この間(かん)ずっと課題だったことに集中して投げさせた。
いくつも課題を追うのではなく、一つのことに集中させた。
一つに取り組めば、次の課題は出てくるのだが、それは無視して最初の課題を修正することに集中させた。
少しずつ良くなってきた。
10年間の陸上競技を通しての親子の付き合いで、大切なことを伝えることができたのではないかと思っている。