伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ34…福島

2008-11-30 22:10:10 | 言いたんく

福島県の磐梯山

 「会津磐梯山はぁ~ 宝のやまよぉ~」という歌で出てくる磐梯山だ。
 磐梯山は元々は「いわはしやま」と呼ばれ、天にかかる橋という意味を表していたそうだ。そんな優雅な名前、そして五色沼をはじめとする美しい沼の数々が誕生する基となったのが1888年の爆発だ。

 山が噴火した時に、山の体の一部が崩壊を起こし、3つの集落が岩くずで埋まった。そして477人の犠牲者が出た。猪苗代湖は日本で4番目に大きいのだと喜んでもいられないのである。

 その後しばらく数十年は荒涼とした原野だったそうだ。
現在のようになったのは、この地に植林を進めた遠藤現夢という人物がいたからだそうだ。


噴火記念館
小磐梯が崩落する様子を模型で説明している。

 


毘沙門沼
会津富士の磐梯山が水に映っていない。
場所的に良かったが、水面のなぜ方少し荒かったようだ。

 普段観光地としては素晴らしい景勝地になっている猪苗代湖周辺の景観。

 しかし、その誕生は犠牲者を伴う悲しい出来事によって誕生したということをしっかりと頭において楽しむ楽しみ方を見つけたいと思う。

 

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旅の楽しみ33…マイク・オールドフィールド

2008-11-29 22:18:51 | 

マイク オールドフィールド
1992エジンバラでのミリタリータトゥー
チューブラーベルズ2より

  ゆきたんくの趣味の1つは旅行だが、いつも行けるという代物ではない。
いつもはどうやって楽しんでいるか。仕事ももちろん楽しいが、責任が発生するという点においては気を抜けない部分がある。

 まるっきり精神を自由にして楽しんでいることと言えば、楽器演奏だ。
体中の筋肉が張っていても、ギターの音を聞くと余分な力が抜けていくように感じるのだ。

 音楽嫌いだったゆきたんくに音楽の楽しみ方を教えてくれたのは、高等学校時代の同級生であった。身近な楽器であるソプラノリコーダーのアンサンブルの楽しみ方を教わった。本当に感謝している。

 そして全寮制の高校に在学したこと。友達の部屋に遊びに行っている時に、流れてきたチューブラーベルズ。たまたまレコードプレーヤーを持っていたやつがチューブラーベルズをかけたのだ。


チューブラーベルズ
25th Annniversary Edition

 「誰だぁ、エクソシストのテーマなんてかけているのは。」

 当時はマイクの楽曲というよりも、オカルト映画「エクソシスト」のテーマとしての認知度が高かったのだ。
 「これは、チューブラーベルズって言うんだぜ。」
ゆきたんくはそんなことは知らなかった。
ただ、こんなに音の入り組んだ楽曲にはどんな楽器が使われているかが興味深かった。それに曲としては嫌いな曲ではなかったのだ。

 レコードジャケット記してあるはずの楽器の所を見る。
そこで分った驚愕の事実。殆どの楽器をマイクが一人で演奏している。
どうやって音を重ねたのか皆目見当がつかない。

 当時のゆきたんくのレベルは、カセットテープレコーダーに曲を録音し、そのレコーダーの音と合わせて曲を吹き、他のカセットレコーダーに録音する、いわゆるピンポン録音しかやったことがなく、かつ演奏できる楽器はソプラノリコーダーのみであった。
 従って、マイクの技はとてつもない天才の成せるものだと認識したのだ。

 ピアノで始まり、グロッケン、オルガン、ベース、エレキ、メロトロン、ブゾーキー、アコースティックギター・・・。

 曲を創り、編曲し、その楽器たちを一人で操り、多重録音する。
なんて人間なんだろうと思った。その時若干19歳。
 今でそこ、ハードディスクレコーディングが主流になりつつあるが、今から35年前に当時19歳の少年がテープレコーダーの消去ヘッドに小さな紙切れをテープで貼り、オーバーダビング(多重録音)して、A面25分、B面23分の大作を作り上げたこと。それをヴァージンレーベルの第1号アーティストとして支えた、現ヴァージングループ会長のサー・リチャード・ブランソン。


マナーハウススタジオ
現在は普通の民家
シップ・トン・オン・チャーウェル
イングランド、オックスフォード州
チューブラーベルズ誕生の地

 彼の楽曲の売り上げが凄く、ヴァージン・アトランティックという飛行機会社までできた。それはマイクのチューブラーベルズが無くては無理なことだった。

 彼のデビュー前のデモテープを「こんなもの、売れない。」と蹴った主流レコード会社の人間は凄く悔しがったと言う。

 ともあれ、出不精だったゆきたんくが旅に目覚めたのはマイクの楽曲のおかげだった。いつかマナーハウスに行きたい(飛行機に乗らずに・・・)。そして最初の弦楽器のマンドリンを弾くようになる。

 チューブラーベルズが好評のうちに第二弾ハージェストリッジがリリースされる。
この曲はマイクにとって全英で初めて1位を獲得した曲だ。チューブラーベルズは長く売れ続け、ついにはハージェストリッジを抜いて堂々の1位を獲得した。

 自分の曲を、自分の曲で抜いて1位を獲得するなんて、マイクとビートルズしかいないのだ。

 そしてハージェストリッジが地名と分るや、行きたくてしょうがなかった。

 そして30年来の夢を果たしたのが2003年だった。
 ヒースローで借りたレンタカーで走った距離は1250マイル、2000kmのドライブだった。その中にオックスフォード近郊のマナーハウスや、ヘレフォードの北西キングトンの町からウェールズにかけて盛り上がっているハージェストリッジはしっかりと含まれている。

 
ハージェストリッジに立つゆきたんく

 そう、マイクが1992年に参加したミリタリータトゥーはスコットランドのエジンバラだった。次のヨーロッパ旅行の候補地が決まった。

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安住の地

2008-11-28 23:55:00 | 言いたんく

 長野県長和町の長門牧場

 我が家の猫や、歴史に翻弄された馬について書いてきたが、動物たちにとって安住の地というのはどんなところなのか。

 飼い主にかわいがられて、喰う寝るに困らない小さな範囲での生活がいいのか。
それとも自分が生きていく環境としてはふさわしくないけれど、広大な土地の中で一生を終えるのがいいのか。

 彼らが口を利けたら聞いてみたい気がする。その言葉の中に人間の幸せの答えが入っているかもしれないからだ。
 そもそも、ゆきたんくの造っているホームページの名前が「幸たんく」なのだが、自分本位の幸せを散らばめたサイトなんて言っているくせに、答えを探している自分がいるのはおかしいではないか。

 長野県長和町に長門牧場がある。所用で寄ったことがあるのだが、そこにいる馬達はなんと穏やかな顔をしていることか。


長門牧場の穏やかな馬

 田舎の純朴な人を疑うことのない子供達のような顔をしている。
餌をやるわけでもないのに、近づいてきてそばでじっとしている馬。
もちろん言葉は通じないが、距離を縮めてのコミュニケーション。
何か馬と友達になれた気がした。

 一方、牧場事務所の方では飼い猫が幸せそうに過ごしている。
その場に寝転がったり、広い牧場を走り回ったりした後は写真の通りだ。
猫でありながら、馬のように生きる(笑)
果てして自分のことを猫だと思っているのか・・・。


長門牧場が本籍の猫

 くやしいけれど、家で飼っている猫が見せたことの無いような幸せな顔、馬も動物園で見る馬の比ではない。

長門牧場
長門牧場の地図

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今日は馬。

2008-11-27 23:44:11 | 言いたんく

三面六臂の馬頭観音。

 昨日はわが家族のジローについて書き込んだ。
ゆきたんくの両親の仏壇の片隅に写真をおいて冥福を祈っている。

 ところで、最近馬頭観音に興味を持った。
馬頭観音といえば、そこらへんにある石碑などと形が同じであまり面白いものではない。ところが、ゆきたんくが3年間住んだ埼玉県志木市の河川敷に青面金剛を思わせるような馬頭観音を見つけたのだ。

 その名を「三面六臂」の馬頭観音という。
 面は顔、臂は肘や腕のことだから、随分といろんなことに目が届くのだろう。


志木市、三面六臂の馬頭観音

 また馬頭観音だから、馬の冥福を祈るために造られたものだろう。
 その志木市には、2m近い大きさの馬頭観音がある。


志木市、寶幢寺前の馬頭観音
高さが2mある。

 そして現在ゆきたんくが仕事をしている千葉県流山市には、他で見られない観音様を3つ見つけた。


流山市長流寺の馬頭観音

馬の顔の部分が大きいのが特徴で、ゆきたんくは他では見たことがない。


オランダ観音


オランダ様

 いずれも東インド会社との関係で手に入れたペルシャ馬を、千葉県北西部の小金牧(上野牧)に放牧したが、環境が合わずに死なせてしまったことから祀ったものだ。

 馬頭観音1つとっても様々な形式のものがある。他の地方にいったらもっと違ったものが見れると思うが、どなたか教えていただけるだろうか。

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49日

2008-11-26 23:41:26 | 言いたんく

ジローだ。

ジローが亡くなって49日を迎えた。

今は朝夕冷え込む季節になってきている。
ある年に寒くなって、これからこたつを出そうとした時のこと。

ニャンがジローに体をこすりつけて、ものすごく甘えていたことがあった。
ジローは眠たかったのだろうが、ニャンのしつこさに根負けして、体を寄せてあげていた。そしてやさしく舐めていたことを思い出す。
本当に優しいやつだった。


ジローに甘えるニャン

 今日で49日を迎えるが、猫に当てはまるかどうかはわからない。
でも、ジローは11年間うちの家族だった。葛飾区の家に3人兄弟で生まれた。
イチロー、ジロー、サブローの次男だったという。子供の頃に来て、人間の年でいう60歳で亡くなった。
 だから人として扱ってもいいだうろう。

 初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)と繰り返して七七日(しちなのか)が七・七、四十九ということでこの世からあの世に旅立つのだ。

ともあれ、ジローは地獄には落ちまい。
安らかに天国に向かったことと思いたい。


ミー・ジロー・ニャンの食事風景

 ニャンは残念ながらミーとは仲良くしているのを見たことがない。
まだまだミーが子供だから、ばあさんのニャンは翻弄されているのだ。
 今ではこの写真のニャンとジローの中間くらいの大きさになっている。
そして結構粗暴だったのが大人しくなってしまった。ミーにとってジローはそれなりにオスとしてのライバルだったのだろう。

 ニャンは甘える相手が今年はいない。うちの家族の中で一番好きなのは女房だから、いつも女房のそばでじっとしている。女房のひざに体を寄せて寂しさに耐えている感じだ。

 ジローには申し訳ないが、そろそろ年賀状を用意しなくてはいけない時期になった。

 最後にジロー。安らかに・・・

 

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バージョンアップ2

2008-11-25 23:31:35 | 言いたんく

 昨日はマイサイト「幸たんく」のバージョンアップについて書いた。
その進捗状況をお伝えしよう。

本日奈良2006のグーグルマップ関係のリンク構築が終わった。
なるべく内容の少ないところから攻めることで早く終わることを試みたのだ。

 同じ作業をやり続けると、普通は疲れを感じるものだ。しかし、まだその段階ではなく、作業を早くするために、どのようにキーを打てば良いかを考えながら行っている状態だ。したがって毎日、効率性には進歩を感じている。どんどん作業が速くなる。

 まずは2006年の奈良県の旅に取り組んだ。
中写真から大写真へのリンクを残すのみになった。
そしてNO26の「頭塔」には兄弟分のボロブドゥールのリンクを増やした。
頭塔から直接インドネシアに飛ばすのではなく、頭塔のフォルダの中に、ポロブドゥールをコピーしたフォルダを作ったのだ。これでポロブドゥールからインドネシアには飛ばないような造りになった。

 


兄弟分「頭塔」と「ボロブドゥール」

 ひょんなことで知った、兄弟関係にある両者。確かめずにいられなかったゆきたんくである。

 奈良県の「頭塔」は女房ののりたんの親との旅行で京都に行った。その2日目に自由行動で奈良に行った時に、次男のつっくんと訪れた。その兄貴分のボロブドゥールはつっくんの兄貴、長男のおーちゃんとインドネシアのジョグジャカルタを観光した時に行った。丁度1年の月日を経て、兄弟名所の観光を果たしたのだ。


奈良県の「頭塔」は2006.12/30に訪問
次男のつっくんとともに・・・

 

 
ジョグジャカルタのボロブドゥールは2007.12/29訪問
長男のおーちゃんとともに

 ということで、今までに作ったページの写真や記事を見直しながら更新を続けていく予定だ。なお、グーグルマップにチェックした所は誰でも見れるようにしてある。

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バージョンアップ

2008-11-24 23:57:14 | 言いたんく

 拙サイト「幸たんく」のカテゴリーの1つ、「旅たんく」は、少しずつではあるがメンテナンスをしている。

1.写真の編集

 まずは下写真にあるような小さな写真270×203ピクセルをクリックすると別窓で540×405ピクセルの写真が出てくる。その写真を繰りつくするとオリジナルサイズの通常1600×1200ピクセルの写真がブラウザで見れるような造りをしている。

 その大きな写真へのリンクをつないだり、見えづらい写真を修整したり、削除したりしている。

 

 


旅たんくはゆきたんくが撮った写真がいっぱい

 

 そこで本題。上に書いてあるような作業をしても通常の作業でバージョンアップではない。何をしたか・・・。

2.地図リンクを変更。
 マップファンからグーグル・マップに変更中。よってオリジナルのリンクアイコンを作成した。ゆきたんくが訪れた場所のマークをつけることができるのはマップファンも
同じだが、グーグルはコメントをつけることができ、そのコメントもHTMLソースを貼ったあと、リッチテキストで編集をすることができる。よってゆきたんくが訪ずれた地のマークだけではなく、そのマークから、旅たんくの該当ページに飛ばせることもできるのだ。

 また、グーグルを活用することにより、海外への訪問地についても同様な編集ができるということで地図アプリケーションが1つで済むということだ。そして最近はマップファンも仕様を変えたが、航空写真に切り替えができるのもグーグルが早かった。
 そしてゆきたんくお気に入りのアプリケーションのグーグルアースとの連動も嬉しい。

 まあ、作業を1つ増やしてしまった訳だが、より豊かなサイトになる気がしている。
なによりも豊かなことは、幸たんくを見てくれる方が増えることだ。旅以外も更新しないといけないな。

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奇遇ですねぇ

2008-11-23 23:22:07 | 言いたんく

 今日、「奇遇ですねぇ」と声をかけたくなるような出来事があった。
今日は、ゆきたんくが社会人になってからの勉強の先生でもあった方の墓参りであった。元大学の教授で、独文学を教えておられた方だ。

 その先生は青山霊園で眠っていらっしゃるのだ。
 教会の神父をやられていたので生涯を独身で過ごした。
 今日はその教会の信者や、大学務め時代の親友、ドイツからのお客様でお墓の前で祈った。

 先生の墓にたどり着く前に通り道には様々な形のお墓があり、目を留めたくなるものもあった。その中で先祖の銅像がメガネをかけている珍しいのもあった。以前どこかで見た気がしたが、写真のように広い青山霊園のこと、「似たようなのはあるさ。」とあまり気に留めなかった。

 墓参り前に信者の一人が、「この間、神父様のお墓を参って掃除をしてきたわ。隣のお墓を見ると草ぼうぼうだったので、ついでに草取りをしてきたわ。」と話しておられた。先生のお墓の前でお祈りを済ませた後、自然に左右の墓に目が行く。一目瞭然であった。右の墓の方が荒れている感じがする。

 と、その隣にも見覚えのある墓がある。なんと5年前に亡くなったゆきたんくの小学校高学年の担任の先生の墓であった。墓にたどり着くまでの道に、似たような墓はたくさんあると思っていたのだが、以前に自分の目で実際に見ていた訳だ。

 なんという奇遇、そしてゆきたんくの初等教育と生涯教育の恩師の墓がこんなに近くとは驚いた。

 半世紀生きてきて、様々な知己と出会い、世の中狭いなあと思っていたら、死んだ後の恩師の墓まで近所だったなんて・・・。

 

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君はどっち・・・

2008-11-22 23:59:35 | 言いたんく

 今日は知人にもらった宝の地図を見ながらの行動だ。
その宝とは史跡などである。今日のようにまとまった時間がある時にしか広い範囲の行動はとれないからだ。

 基点は野田市立福田第一小学校だ。以前、この小学校の北東角にある庚申塔群を見に行ったことがある。

 そして、たくさんの写真を撮ったのだが、何か心に引っかかっていたやつが2枚あった。

 わざと写真の下にコメントをつけなかったが、ゆきたんくが何を言いたいのかがお分かりになった方がいらっしゃると思う。

 ゆきたんく言いたかった「君はどっち・・・」の意味を確認すれば、より的確なものになる。

 今日は眠いので続きは明日。

で、続き。

 2枚の写真の一方は青面金剛達が規律正しく並んでおり、もう一方は車座になっている。同じ市内の石碑仏でも並び方が全く違うというのは面白い。その並び方に何か意味でもあるのだろうか。

 きみはどっち?

  そうそう、ゆきたんくは車座の方だな。みんなの顔が見えるしね。

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飛び地

2008-11-21 23:21:26 | 言いたんく

 千葉県の利根川沿いにバイパスの県道170号線がある。ゆきたんくが田舎に行く時に通る道路だ。その途中に古利根沼という、多分、三日月湖のように取り残されたような沼がある。とは言っても利根川自体が人によって造られた川だから三日月湖のはずがない。

 調べてみると古利根沼は元々は利根川の本流だったそうだ。川の蛇行により、水害に悩まされていたので改修工事をしたそうだ。 そして元々は常陸の一部だった所が、改修後の利根川により分断されてしまい、対岸飛び地として千葉県側に茨城県取手市の一部があるということだ。ここは取手市小堀(おおほり)と呼ばれる地域だ。

 今まで不思議に思っていたことが、調べることですっきりとする。しかし、飛び地の取手市民のみなさんは不便ではないのだろうか。
 実は市営の渡し舟、「小堀の渡し」があるという。自転車ごと載れるというのでいつか見てみたい。


古利根沼我孫子側。向こうは茨城県

 ここは自然たっぷりなのだということを後らか人づてに聞いた。時間のあるときにゆっくりとこの古利根沼の周囲を歩いてみたい。


釣りを楽しむ人たちがいる。

 ゆきたんくが、ここを訪れたのは随分と前のことだが、この沼が誕生した理由を聞いて千葉県民と茨城県民を温かくつないでいるような感じを受けた。これは利根川では味わえない気持ちだ。もっとも、利根川は群馬県の山の方から流れてくるから、完全に分断されている気持ちになる。

 飛び地というのは、なかなか開発はされないが、その分何事にも替えがたい自然が残っているという。ここも大切に残していただけたら嬉しいと思う。

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まだ行ってないけど・・・

2008-11-20 23:37:57 | 言いたんく

 ゆきたんくが国内で行っていない所は、九州全土と中国、近畿、北信越の一部だけになった。そのなかで憧れの地と行ってもいいと思う所、大阪がある。

 本場のお好み焼きやたこ焼きで食い倒れて見るのも良い。新喜劇などを見るのも良い。そして通天閣に登りたい。高所恐怖症のゆきたんくにしては珍しいことであるが、そこにはビリケンさんがいるからだ。


通天閣のビリケンさん

 そして、大阪を地元とする大阪プロレスにはビリケン・キッドなるレスラーもいるという。つまりビリケンさんというのは大阪にしかいないと思っていたゆきたんくである。

wikiで見てみると、元々は、1908年にアメリカの芸術家フローレンス・プリッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神がモデルになっているという。これをモデルにした像が、「幸福の神様」として世界中に流行した。その当時のアメリカ大統領であったウィリアム・タフトの愛称が名前の由来とされている。日本においては、特に足を掻いてあげるとご利益があるとされている。
とある。今年で生誕100年に当たるのだ。

 ぜひビリケンさんに逢いたいと思っていたところ、流山市の知人が市内にあるという。東武野田線の運河駅を越え北に進んだ最初の信号を左折し5m行ったところに写真の像がある。


ビリケンさん

知人によれば、これはピリケンさんだという。

「尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿」が特徴だというが、上写真は、まさにその通りだ。


左から見ても・・


右から見ても

 確かに特徴はビリケンさんそのものだ。

 憧れていた大阪に行くよりも早く、ゆきたんくの地元千葉県松戸市の隣の流山市にいたビリケンさん逢うことになった。お近くの方は出かけてみてはどうだろうか。 

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初めての空気

2008-11-19 23:34:30 | 言いたんく

写真は、栃木の日光の戦場ヶ原から湿原を撮影した。
そして湿原の中には1組の鹿がいたのだ。

近くにいたのだが、常におしりをこちらに向けている。
なるほど、すぐに逃げることを本能的に計算に入れているに違いない。
自分から鹿までは実に微妙な距離だ。

自分が小学校の頃から何度か足を運んでいる戦場ヶ原。
しかし、この時のような光景にはお目にかかったことがない。

不思議な空気がそこにある。
周囲には人気がなく、ゆきたんくと鹿2匹の3体の舞台。

今思い出すと、現実離れしていた空気が蘇ってくるのだ。

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旅の楽しみ32バースからブリストル

2008-11-18 23:53:20 | 言いたんく

 何度も書いているが、旅の楽しみの一つとして欠かせないのは食べ物の味だ。

 郷土料理や、ご当地メニューなども感動ものではあるが、時々ファーストフードを口にしたくなる。子供の前では、極力食べないようにしてきたので、今更本当は好きだったんだなんて言えないな。

 しかし、入った店に他に食べるものがなく、ファーストフードしか食べることができないのならばラッキーだ。時は2003年の夏のことだが、ストーンヘンジを見て、マイクオールドフィールドの楽曲「ウッド・ヘンジ」の元になったウッド・ヘンジを見たあとウェールズに向かった。イングランドとウェールズの跨るハージェスト・リッジに自らの足で一歩を踏むだめだ。

 途中に道の駅のようなものがあった。入ってみると「キングバーガー」の文字が胃袋を震わせた。

 シンガポールの繁華街で初めて食べたキングバーガー<2000年>。あのパンの大きさにはびっくりした。その後、ゆきたんくの住む町千葉県松戸市でも、駅のそばにできた<2000年>が、すぐになくなってしまった<2001年5月日本撤退>。そして久しぶりに見たのが、バースからブリストルに向かっている最中だったのだ。

 旅では、朝のバイキング以外はセットされたものを食べることが多い。そして美味しい。しかし、ゆきたんくはそんな時に限ってジャンクな食べ物が欲しくなる時があるのだ。キングバーガーは、その大きさやモノによって不定形な出来が手作り感を感じさせる食べ物だ。バーガーを頬張り、コーラを飲み、塩味のフライドポテトを口に運ぶ。そのとても幸せな気分は、俺は好きなものを食べているのだということに他ならない。

 マでもロでもだめだ。バーガーキングでなくてはいけない。
近頃、日本の店舗も復活し9店舗あるようだ。千葉県では京成船橋にあるのでいつでも食べにいけるだろう。

 しかし、現在は都市部だけでの営業のため、世界遺産を見ながらとか、移動中の新幹線でとかで食べることはできないだろう。

 いつの日か、それが出来る日を楽しみにしている。

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職員研修2

2008-11-17 23:54:09 | 言いたんく

 昨晩は朝の5時30分まで風呂で語り合っていた。
わずかばかりの睡眠をとって、バイキングの朝食を腹いっぱい食べることができたのは、四万温泉が4万の疾病、特に胃腸病に効能があるということだからということで納得した。

 さて、ゆきたんくの旅には朝の散歩がつきものだ。

 朝は宿泊した旅館「四万たむら」の周囲で済ませた。

 最初の写真のたむらは、創業500年の老舗旅館だ。
旅館の玄関が、無言で歴史を語り掛けてくる。正面入り口の奥には、先祖代々の墓があり、白壁の蔵もなかなかであった。

 


群馬県の近代文化遺産、積善館

坂道散歩で疲れたゆきたんくは、たむらに戻り、朝食をたっぷり食べた。
しばしの睡眠をとり、2日目の研修開始だ。

 まずは重要文化財の日向見薬師堂だ。
バスを降りるとすぐに、きれいな紅葉が、歓迎してくれる。


 まずは、紅葉の歓迎。

10分ほど歩いて到着だ。


日向見薬師堂だ。

 小さな建築物だが、その造りから重厚な雰囲気を受けた。

 


続いて四万の甌穴

 


美野原公園のりんご

 


名店けやきの天ざる蕎麦大盛り
 

大いに語らい、喰い、飲み、心が豊かになった研修だった。

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職員研修

2008-11-16 22:27:31 | 言いたんく

今日は職員研修で、四万温泉に来ている。あとは帰ってから続きを…

 

 という訳で続きだ。
 バスで四万温泉に直通である。
 まずは聖酒蔵へ直行。酒が飲めないゆきたんくも、古い造りの建物を楽しむことができた。みんなはそこでできた酒を試飲していたが、ゆきたんくの体にはご法度だ。

 奈良漬を二種類つまんでみたが、それだけで良い気持ちになってしまった。

 水澤うどんで腹を満たしたら、榛名湖へ。
 うどん屋で大盛りを食べ、しっかりとお変わりもしたのに「榛名ポークのカツカレー」のキャッチコピーに負け、エヴァという食堂に入った。

 しっかりとバスで待っている仲間を待たせ、ゆうゆうと食したゆきたんくである。

写真は貼るな富士

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