今、冬を迎えているのにテーマが熱波な訳は何だろうか。
ゆきたんくは今風邪を引いて喉が痛いのである。
この喉の痛みは普通の風邪のものとは少し違い、引きつれるような痛みである。
今から4年前の夏に同じような喉の痛みを経験した。
場所はイングランド南西部、ウィルトシャーにあるソールズベリだ。
車を降り、イギリスで一番背の高いソールズベリ大聖堂へ行く。
当時ヨーロッパは熱波で昼の気温が38℃以上あり、持ち歩いていたミネラルウォーターもすぐに飲み干してしまい、店でも品切れでのどの渇くのを我慢するしかなかった。イギリスなのになんでこんなに熱いのか?
体からは汗も出切ってしまい、熱射病の不安が頭をよぎった。
直射日光の入らない大聖堂内にも熱を持った紫外線の矢が来てるようだ。
大聖堂見学後、駐車場近くのカフェで喉を潤すことができた。
この暑さのため、イギリスの隣国フランスでは、1万人以上の死亡者が出た。通常ヨーロッパの夏は涼しいためクーラーなどはいらないのである。そのため、クーラーがついていない住居も多い。フランスでは病院に入院中の高齢者が犠牲になった。
それから3年後、テレビのニュースで2003年の熱波の原因は温室効果ガス(二酸化炭素)であること言っていた。
人間が生み出した文明の副作用として、熱波がやってきたのなら、自業自得であろう。
当初100年に一度の熱波と言われていたが、その3年後にもやってきている。
地球はどうなるのだろうか。
写真はソールズベリ大聖堂の中庭。
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