goo blog サービス終了のお知らせ 

伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

温泉マーク

2007-12-03 23:58:26 | 

群馬県の磯辺温泉に行ったときのことである。

毎回の旅行で欠かせない、朝の散歩にでかけた。

近くに磯辺公園がある。池があったり、温泉ホールがあったり、神社があったりする。赤城神社という群馬県らしい名前の神社の中に小さな鳥居と祠がある。鳥居には舌切り雀神社と書いてあった。磯辺は舌切り雀の話の発祥の地で、泊まっているホテルも「舌きり雀のお宿」という名前がついていた。さて、その祠まで足を伸ばしたら、先の方に石碑がたくさん建っていることに気づいた。

その中の一つが、万治4年(1661)の絵図より、復活なった温泉記号なのである。(写真参照)「万治四年(1661年)、付近農民の土地争いを収めるため江戸幕府から出された『上野国碓氷群上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚』の添付図に温泉マークが2つ記されていたそうだ。これが日本の最古の温泉マークとされている。」(洞爺湖温泉郷のサイトより)日本最古ということだから、日本一歴史がある訳である。そのような物が、一見さんにはなかなか見つからない。見つけようとするほど、見つからないものなのである。つまり旨い具合に人気のある場所からは遠ざけられているのである。まぁ、温泉マークは象形文字としては秀逸な部類に入ると思う。四角いお風呂ではなくて丸い風呂に湯気が立っている。その湯気が心地良いほどの風に吹かれている。昔の人はよく物事の状態を見て記していることがよく分かる事例である。そうそう、ゆきたんくは温泉饅頭が大好きである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ村Ping

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/okr7t7fen957