山梨県は大月市にある、日本三大奇橋の一つである。
「猿が互いに体を支えあって橋にした」のを見て造られたと言われているそうだ。
深い谷を越える橋をつくるとき、桁の片方を岸の岩盤や土の中に埋め込み、他方を張り出してその上に桁を乗せた刎橋(はねばし)と呼ばれる形式が用いられたそうだ。
これは見たくて見たものではない。
息子の陸上競技での合宿が山梨県で行われるので手伝いに行った時に偶然出くわしたものである。
東京から、いざ中央道で山梨に向かおうとしたら大渋滞であった。仕方がなく、上野原と言う所で高速を降り、国道20号を走っていた。そうしたら右手の方に名勝猿橋なる看板が見えたので寄ってみたのである。
なるほど、猿橋は素晴らしい技術で造られたことが分かる。
しかし、もっと素晴らしいのが偶然だと思うのだ。
ゆきたんくが陸上競技をやっていなかったら…
息子が陸上競技部でなかったら…
息子が進学したのが別の高校だったら…
息子が女性だったら…
息子の顧問と友達でなかったら…
女房と出会っていなかったら…
上記のどれ一つが欠けても、ゆきたんくが猿橋と出会うことはなかっただろう。
今までに経験してきた良いことや悪いことには出会うことはなかっただろう。
ひとつはっきりしていることは、今書いているブログも存在しなかったということだ。
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