芥川賞受賞作の「おらは おらで ひとりいぐども」を夫婦で読了。
24歳で結婚式を3日後に控えた主人公、郷里を捨てて新たな人生を始める。
縁があって結ばれて結婚して31年を過ごしたが、15年前に突然愛するご主人を亡くす
そして2人の子どもも疎遠になって、孤独な日々を過ごす毎日である。
こんな暮らしを、一人称と三人称で難解な方言で表現している。
捨てた郷里の想い出、優しかったご主人との思い出、子どもの事。
その果てに主人公が得たのは、圧倒的な自由な時間だと思われる。
作者の出身が岩手県遠野市とあるから、書かれているのは遠野市方面の方言だと思われる。
それにしても63歳の作者が、新たな「老い」の形を描いた力作だと評価したい。
24歳で結婚式を3日後に控えた主人公、郷里を捨てて新たな人生を始める。
縁があって結ばれて結婚して31年を過ごしたが、15年前に突然愛するご主人を亡くす
そして2人の子どもも疎遠になって、孤独な日々を過ごす毎日である。
こんな暮らしを、一人称と三人称で難解な方言で表現している。
捨てた郷里の想い出、優しかったご主人との思い出、子どもの事。
その果てに主人公が得たのは、圧倒的な自由な時間だと思われる。
作者の出身が岩手県遠野市とあるから、書かれているのは遠野市方面の方言だと思われる。
それにしても63歳の作者が、新たな「老い」の形を描いた力作だと評価したい。
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