男子プロゴルフも開幕

　ようやく国内男子プロゴルフトーナメントが開幕を迎えている。今日から「東建ホームメイトカップ」トーナメントが三重県・東建多度津ＣＣ名古屋で開催される。そして男子プロゴルフ界では今年度は１２月までに２５試合のトーナメント開催が予定されている。

　今年の話題は２年連続で賞金王を韓国勢にさらわれているが、今年こそ日本人選手の手に取り戻せるかだと思っている。もっとも昨年の賞金王の裵　相文 (ベ　サンムン）選手は米国ツアーに専念することが判っているが、一昨年の賞金王の金庚泰（キム　キョンテ）選手が初戦から戻ってきている。

　これに対する石川遼選手を始め日本選手の活躍は如何だろうか？。今朝の朝日新聞スポーツ欄の石川遼選手のコラムでは、あくまで将来は米国ツアーに視野を置いているが、今年は常時日本ツアーでトップ争いが出来る態勢を固めたいと抱負を語っている。しかし年初来の米国ツアーでの落差のあるプレーぶりと、何かと周辺の騒がしいことも含めて小生は彼の今年のプレーぶりには不安を感じている。

　そこで金庚泰（キム　キョンテ）選手と石川遼選手に対抗しうる日本人選手として、我が池田勇太選手の今年のプレーぶりはどうかに関心を持っている。合宿場所にハワイからオーストラリアにと移動して、クラブとスイングの調整に努めていたと言う。先週はシンガポールオープンに参戦し悪天候で５４ホールに短縮されたトーナメントで、３日間とも６０台を記録通算９アンダー６位に喰いこんでいる。昨年は１勝に終わったが今年は５勝を目指して頑張ると決意を語っている。

　とまれ日本人選手では石川、池田選手以外にもベテラン選手、新鋭選手が今年も熾烈な戦いに参戦してくる。年間トーナメント数でも女子プロゴルフ界には差が拡がっている男子プロゴルフ界の奮起、健闘を祈って止まない。