岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

只管、田んぼの耕起作業

2022年04月25日 | 百姓

令和4年4月25日(晴れ)

今日もお天気が良くて農作業日和です。余りにも晴天が続くので畑や田んぼが乾き過ぎて、畑では野菜を植えられず、田んぼは乾き過ぎて土が固くてトラクターのロータリーが悲鳴を上げています。ただ、田んぼが乾き過ぎているので田んぼの柔らかい所とかにトラクターが嵌らないのは例年になく最高です。

先ずは今日は奥地圃場に肥料を散布して耕起しました。この奥地下圃場は山側がヌカルムので注意が必要でしたが、今年は圃場全体が固いのでヌカルムことはありません。昨年、コンバインが嵌ったところだけは穴が開いていて水が溜まっていますがこの部分だけですので今は石を川から拾ってきて充填しているところです。代掻き時までには改善していると思います。

奥地上圃場です。こちらも山側が緩いのですが特にトラクターが嵌ることも無く終了しました。

その他に桂清水圃場に肥料散布してから、本田に入りました。本田67は毎年、ヌカルムんで昨年は砕石を入れたんですが、今年も一寸、入れたいか所もありましたがその作業も無く耕起は無事に終了しました。

次は本田70に移って耕起しましたが、特に何もなくスムーズに耕起が完了です。

次に本田71ですが圃場全体は乾いて固いのですが、一か所、深みがあるのです。そこでその個所に砕石を入れようという事で耕起作業は辞めて砕石などを運んだんです。砕石は深い場所の泥を取り除いて入れたいので溝切の機器で土を掘ろうと思ったのですが、土が固くて歯が立ちません。なのでこの作業も終了にしました。明日トラクターで掘り起こしてから砕石を入れたいと段取りを組んでいます。毎年、この努力が良い百姓に繋がることを念じての作業です。

明日も田んぼの耕起中心の作業ですが、50アール程耕起したら、畑に戻りたいと思います。まずは葉大根を圃場に播種したいのと、サトイモを定植したいのと、スナップエンドウを播種したいのです。

やりたいこと一杯だな!

知床のクルーズ船事故について連日、テレビなどが騒がしいですが、これはこの船を選んだという事はアンラッキーと言うべきかもしれません。それしか言いようがないです。自分も昨年、山口県長門市の道の駅「センザキキッチン」から青海島の観光船に乗って海のアルプスという青海島一周クルーズで遊覧船に乗ったのですが、当日は風も有、波も高くて青海島一周の予定だったのですが、遊覧船会社の判断で青海島一周と外海には出ないことが決まって比較的波が穏やかな場所を遊覧しましたけど、それでも凄く波が高くて船に弱い自分としては辛かったけど良い奇岩、入り江などを堪能できましたし、島を一周は出来ないということで新たな安全なコースを追加してくれて十分楽しませていただきました。やはり、海の状況に合わせて安全重視の運行は何物にも代えがたいですね。船は「板子一枚下は地獄」というように安全重視に着きますよね。

明日も田んぼの耕起三昧ですかね。

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本当に毎日百姓や

2022年04月24日 | 百姓

令和4年4月24日(晴れ)

今日もお天気が良くて田んぼも畑も乾き過ぎて作業的には楽でしたが、野菜についてはご難です。そして、今日の農作業もめまぐるしい。

先ずは朝のうちは農地水の共同作業で揚水装置のブルーシートを剥がして、用水路の枯れ葉などが詰って水が溢れて田圃等に入っている箇所の枯れ葉などの除去作業をしました。

その後は画像はありませんが畑の葉物野菜の苗にジョーロで冠水作業をしました。此れは結構な時間がかかりましたが、苗が水不足で萎れているんで救済策で仕方ありません。此れで3日は持ちますのでそのうちに雨が降ってくれれば苗が生きます。それにしても今年は雨が無さ過ぎます。

その後は婆さん達や他の農家さん達と世間話をして色んな情報を仕入れましたが、それは別途ですね。

午後は一部の田んぼに肥料を散布してから、今週半ばには雨予報が出ているので例年、渇きが悪くてヌカルム田んぼ中心に耕起をしました。今年はヌカルム田んぼも何のその、圃場が硬くてトラクターのロータリーも悲鳴を上げている感じでしたね。でもこれで、ヌカルム田んぼは耕起が終わったんであとは雨が降っても耕起作業は楽なんで一安心です。例年感じていたトラクターが嵌るかもしれないというストレスは無くなりました。そういう意味では降雨が無いのは田んぼにとっては良い事でしたが、畑の野菜にとっては辛い年です。

夕方帰って来てから野菜たちに冠水したんですが、ねぎの「森の奏で」が暑さ焼けで悲惨だったですが回復しました。意外と順調に回復して他のネギと遜色なくなりましたね。

やはり、暑さ焼けで葉が枯れたカボチャ苗も回復して、商品価値がなくなったとガッカリしていたんですが、商品価値が回復したかもしれません。自家栽培から苗販売に切り替えるかな?

次に、葉大根のプランター栽培ですが、昨年購入した種子の「葉大根方領」ですが、全く芽が出ません。古い種子はダメですね。

新し種子は3日で芽が出ましたので種子は大事ですね。

ということで、「葉大根方領」の種子をネットで10袋注文していたのが今日入りました。田んぼの耕起が終わったら圃場を準備してタップリ蒔きたいと思います。

本当に毎日、遣ることが多すぎて百姓三昧です。しかし、圃場が固いこともあって作業は例年以上に順調で進んでいます。自分のみならず他の農家さん達も進んでいるようです。一人を除いては!

明日も田んぼ中心の作業で昨年、農機が嵌った箇所に砕石でも入れましょうかね。

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農地水 用水路の泥上げ共同作業

2022年04月23日 | 百姓

令和4年4月23日(晴れ)

今日は朝方、一寸だけ雨が降ったようですが、圃場の地表が色が変わるほどは降りませんでしたね。自分的には野菜の定植のために圃場水分を確保するためにタップリ雨が降ってほしいのですが、全く降ってくれません。こればかりは自然現象なのでどうにもなりません。

今日は掲題のように農地水事業の今年の事業のスタートで田んぼの用水路の泥上げで共同作業でした。今日は参加者が少なくて高齢者だけで7名だったのは想定外でしたね。若手メンバーは今日はコロナの3回目接種で軒並み欠席でした。若手と言ったって皆60歳以上でほぼ65歳以上なんで何を基準で若手なのやら?

今日は高齢者7名(80代 2名、80歳直前2名、70歳1名、60代1名、40代1名)で作業になるのかなと思ったら意外と作業は進みましたね。今日の作業は濃かったですね。ただ、高齢の爺はほとんど座っていて参加することに意義ありってか?顔を出せば日当は支払われますからね。

午後は自分の田んぼに元肥を散布しました。零細農家の自分はいつものように手振りです。化成肥料を計画では40kg/10アールでしたが実際は33kg/10アール程になってしまいました。午後一杯で2haに元肥を散布しました。残り1haなんで明日で作業は終わりますね。今日も18時まで明るいので目一杯の仕事をしましたね。一人百姓、着実に頑張ってます。

次はT君物語です。以下、読み物ですよ!

今日の共同作業にT君が参加しました。彼の同級生たちは3回目の接種で農地水事業の作業には全員参加しませんでした。なのでT君が今日参加して居るのは一寸、どうしたのという感じですね。

今日はT君は機嫌も良くて農業的には今何をやってるのか聞いたら、稲の播種しているようです。気分転換的に今の現状を聞いてみました。今、現在はトラクターが故障していて農作業の開始が遅れているという事でした。そこで新しくトラクターを得るために近隣市の中古農機店に行って新しい(?)トラクターを注文して来たらしい。4月30日に納車の様です。其れまでは外作業は出来ませんね。

私から中古機のたらい回しでは経営改善しないから、新らしいトラクターを買ったほうが良いよと言ったら本人もその意識はあったようでオニューを買いたいけどJAの農機ローンはJAへの借金が多すぎて新たにローンは組めないという事です。なので新規の農機は買えないという事でした。JAのある筋から聞くとJAの借入金が多すぎてローンを組むには審査が通らないという事でした。本人も審査が通らないから無理だったと言ってました。意識はあるんですね。農機が故障してJAの農機担当に電話しても応答してもらえないのはこのような事態が起こしているんですね。

昨年は田んぼの中でトラクターが故障して半年、田んぼの中に放置していましたが、作業するためにはトラクターをレンタルで代掻き等をやったらしいですが、レンタル料が25、000円/日で春作業だけで30万円は支払ったらしい。無意味の支出です。生産性の無い支出です。リカバリーできない支出の積み重ねで貧乏まっしぐらなのだけど、何に拘っているのかな?良く解らない?

今回、中古農機屋さんで注文したトラクターは32馬力で42万円でローンは組めないのでキャッシュだという事ですがどこから工面するの?聞いてみたら整備されたトラクターなのか聞いたらとりあえず動くという代物で油圧のホースもボロボロでローダーも装着できないらしい。それでもトラクターが無いと農業が出来ない訳で買うしかなかったという事でした。中古農機屋はローンは無くてキャッシュのみなので42万円のキャッシュを何処から調達して、しかも払えるの?

自分では考えられない事態です。貧乏の負のスパイラルです。何でこの状況で水稲栽培に固執しているのか良く解らない?自分だったらこのような状況ならば別の事を考えますけどね?

T君の昨年の水稲の生産は270kg/10アールだったそうです。普通は540kg~690kg程あるんですが栽培自体も最低ですね。「見た目、稲は良かったじゃないか」といったら、栽培時期が自分たちから1か月遅れていて秋に米が完全に登熟出来なくて未熟米が多すぎて収量が極端に少なかったらしい。栽培コストを捻出できたのかな?甚だ疑問です。

キューリで収入を得ているのか?キューリの品質が良くなくてこっちでも良い販売額も出ていないという事でどうやって生活しているんだろうか?不思議極まりないですね。

以上が、今日、本人から聞いた内容をメモしただけです。余りにも明け透けで個人情報をさらけ出しすぎですよね。自分だったら絶対隠すけどね。明日も共同作業で顔を合わせるのでもっと聞いてみましょう。

ある意味面白くなってきた!

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雨雨フレフレ、タップリ降れ!

2022年04月22日 | 岳と登山

令和4年4月22日(曇り)

今日は朝方、5時頃、霧雨で慌てて野菜畑に行ってマルチを切り広げて雨が野菜苗に水分が行くように作業しました。此れは百姓の努力です。此のところ10日以上雨が降らなくて田んぼも畑も乾きに乾いて圃場がぱさぱさなんですよね。

当地も漸く春色になりました。桜が漸く満開になりました。例年よりは時期的には早いのですが今年に関しては一寸遅いかなというレベルですね。

市の公園で桜祭りが開催されていました。出店が出ていましたが人流はありませんでした。明日からの週末は賑やかになるのかな?

農作業的には昨日耕起した小田道Cに回ってみましたら、綺麗に整地したのに獣の足跡が無数についていました。どんだけ獣がいるんだい?この足跡は一直線についているのでキツネですね。その他にタヌキの足跡も沢山あって畑をかなり掘り起こしているところもあります。早くねぎを植えて落ち着かせたいですね。それにしても獣が多いね。

それにしても雨が少なくて畑がパサパサで定植したねぎが可哀そうです。ネギは枯れては居ませんが画像に写らないくらい細くなっています。雨が来れば葉色も上がって太くなるんですが雨が全く無いんで可哀そうです。

この降雨無しのお天気は田んぼにとっては凄く良いので各地の田んぼの耕起などは凄く進んでいますね。自分の田んぼ作業は時期的に全く遅くないので来週にやる予定です。

畑に関しては圃場が乾き過ぎでマルチも張れなくて野菜の定植も儘ならない。

天気予報は雨マークも出るのですが、降水は記録に出る程は降りません。雨雨フレフレ、もっと降れ。もう雨ごいしかありませんね。

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コツコツと百姓三昧

2022年04月21日 | 百姓

令和4年4月21日(快晴)

今日は朝から色んな農作業で超忙しかったね。

先ずはビニールハウスからねぎ苗を全て排出しました。何故なら、ハウス内の室温が上がり過ぎてねぎの葉先が枯れ始めたからです。今年は異常にお天気が良くて、それも毎日快晴なのでハウス内の温度が上がり過ぎるので外気での育苗に切り替えました。なのでハウス内にはねぎ苗は無くなりました。

今年のねぎ苗の残りはこちらです。今年は大部、播種を減らしたんで此れが全てです。近所の婆さん達に売るのが10トレイ程なんでこれは残しておいて後は定植しますが、大分少ない感はありますね。でもこれですべて出荷出来ればコストパフォーンスが良いという事ですね。昨年は価格暴落で出荷を途中で諦めたんで畑にネギが大分残ったので、其の分は投資が回収できていないので今年は高値の間に出荷終了する戦略です。

そこでハウス内の室温上昇が他の野菜苗達にも悪影響が出始めたんでハウスの半分に遮光ネット(遮光率60%)被せました。すると室温が体感でわかるほどに大分改善しました。野菜苗の生育には日光が必要なんですけどにこれだと日光もあたるんでgoodjobかな!

次に軽トラを納車できると車整備工場から連絡があったので引き取ってきました。見た目、新車っぽいですがガッチリ中古車です。走行距離8万㎞だし、外部塗装はDQN車のような変な塗装だったのですが、今回、塗装し直したみたいで見た目は新車。整備工場で代車として利用されていたのを整備して提供されました。車検も2年付けて頂いたんでこれはラッキー!でも、整備工場の社長曰く、5年くらいしか持たないと言ってましたね。この軽トラが駄目になったら自分も高齢なので百姓も終わりですかね?でも、走ってみたら結構、良い感じでしたね。良い買い物だったかな?ただ、代車として使用していたんでたばこ臭いのは一寸、ガッカリでした。仕方ないね!

次に午後は小田道Cに早速軽トラで肥料を運んで散布してから耕起しました。只びっくりしたのは圃場に馬の足跡のような大きな足跡があって、どんな重量動物が来たんでしょうか?自分が歩いても足跡は着かないほど表土は固いのにこれだけの足跡が付くというのはどんな大型の動物が歩いたんでしょうか?考えられるのは熊、日本カモシカ、イノシシなんですけど日本カモシカやイノシシはこういう足跡では無いんで熊かも知れないですね。

夜間活動する動物だと思うんで特に問題は無いと思うので作業継続です。先ずは圃場を柔らくするために耕起します。もう、何時でもねぎの定植は可能です。収穫時期から逆算すると時期的(5月定植で十分)には一寸、早いですけど来週には定植してしまいましょうかね。

次に小田道D圃場も耕起しておきました。元肥を入れない耕起なんで土壌を砕土するだけなんですよね。この圃場には6月上旬の定植でも十分間に合うので雑草対策ですね。

今日はそのほかに、プランターに野菜のビッツを播種してみました。上手く発芽したら圃場に播種する予定です。先にプランターに播種した葉大根(方領大根)ですが芽が出てきません。昨年買った種子だったので劣化したのかな?今はネットで「方領大根」の種子を先週10袋オーダーしたんですが、未だに届きません。何時届くのでしょうか?

今日は内容が濃かったな?午後には電気保安協会の人が来て動力と家庭用のブレーカーで漏電チェックしていきました。其の立ち合いもありました。その後、町内の鎮守のお祭りに参加の可否について役の人が回ってきたので参加という事で参加費を支払いました。

その他に、ブロッコリーの苗が小さくて定植できなかった苗が、大きくなって植え時だったので50株程定植しました。

今日は一日、作業内容が濃かったですね。軽トラが納車されたので明日からは農作業のペースが一気にアップするかもね。

明日の朝方に雨予報なので圃場が濡れたら畑にマルチをかけてサトイモなどを定植する予定です。今は圃場が乾き過ぎてマルチをすると、冠水が欠かせなくなるので雨待ちなんですよね。

明日も百姓頑張るかな?

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