岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

ガッキガッキの圃場

2022年04月26日 | 百姓

令和4年4月26日(曇り後雨)

今日は朝から曇り空で暑くなる予報なんだけど、それほど気温は上がりませんでした。

今日も圃場は乾いていてヌカルも圃場はありませんでした。それでも自分的には気になる圃場があって例年、田植機が嵌る個所があってそこだけは対処したいと思って砕石を運んで充填しました。奥の土色が変わってるところです。ほんの小さなスペースなんだけど、ドップリ深いので田植え機が走れないんで、昨年はそこには稲は植えないで迂回栽培したんです。今日は軽トラ1台分の砕石を運んで入れ込みました。このコツコツ感が良い圃場を形成し、秋には一人百姓を後押ししてくれんですよ。このコツコツ感が大事なんですよね!

 

午後は桂清水下圃場に移ったら、今年から70町歩グループが撤退した圃場を借地して稲の栽培するご夫婦が只管、田んぼの穴に砕石等を投入しています。30代~40代のご夫婦ですね。一種懸命、田んぼの轍に砕石を入れ込んでいます。自分が見ている限り1週間程、飽きずに作業しています。まじめですね。かのご夫婦はたばこ農家を辞めて水稲の規模を増やそうという事のようです。此処の圃場は曰く付きで昔Rオジサンが当地で稲の栽培をしていたんですが、その後に亡くなったため60町歩オジサンが耕作をして撤退したのち、70町歩法人が昨年、栽培したんですが、その後、昨年、地主と大喧嘩して契約解除になって今の若いご夫婦になったという事です。

じつはここの圃場は底が固いのであまり砕石等を入れなくても大丈夫なんですが若いご夫婦は判らないでしょうから一生懸命砕石を運んでは轍に入れてるんですが、確かに自分もここの圃場を借用し多時に雪解けしたところ凄い轍で絶望したものですけど、実際は底の硬盤がしっかりしているし田植えはスムーズに出来ましたし秋は苦労しましたけど、排水をしっかりやれば良い圃場に生まれ変わるんですよね。

見た目酷い状況ですね。昨年の秋に70町歩グループが1か月遅れの田植えをして秋の遅くまで水を張っていたし、稲刈りも大型のコンバインで強引に稲刈りしたんで圃場が荒れに荒れているんですね。

だけど、しっかり圃場管理、肥培管理をすればこのように良い圃場に生まれ変わるんですからここの圃場は本田の底無しとは違いそんなには心配することは無いのですけどね。

それにしても今年のお天気は異常で雨が降らない、気温が高いという事で畑の土が囲炉裏の灰のようにぱさぱさで野菜の播種が全くできないのは4月では初めてです。また、田んぼも乾き過ぎて、例年のヌカルム田んぼは何処??

今日も田んぼの耕起を中心に作業していましたけど、圃場が固くてガッキガッキでトラクターのロータリーが跳ね上がります。今までこんな春先の年はあったんだろうか?定年後は全く経験がありませんね。此処は例年、トラクターがヌカルム所ですが地割れしていてヌカルム所かトラクターのロータリーが揺れるし、跳ね上がります。

今年もある意味、トラクターにご難を掛けていますね。世の中、丁度良く、ことが運ばないものですね。

16時には予報通りに雨が降り始めましたが、どの位、降ってくれるのやら?恵みの雨になるのか?この雨で畑には湿り気が入ったので一斉に野菜の定植を開始します。手始めに、小田道Cにねぎを定植してから、それ以外の野菜を一斉に定植します。一気に畑は賑やかになるでしょう。楽しみだな!

田んぼの耕起は後、1ha残っているのでお天気が上がって圃場が乾いたら耕起します。一日弱の工程です。

今年は何故か作業順調です。

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