岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

野菜農家に押し掛け研修

2014年04月16日 | 百姓
平成26年4月16日(晴れ)
晴れたんですが、風は冷たいですね。気温は14度位です。
昨夜、雨だったので土が湿っていて外作業が出来なかったので、今日は、野菜農家に押し掛けて栽培ノウハウを勉強してきました。

野菜農家Aさんです。

80歳は当に過ぎているということですが、現役で野菜栽培をしているスーパー婆さんです。
3回通って、漸く、怪しい感が消えてお友達になったのでいろいろと教えてもらったんで記載しますよ。左側はトマトで右側はキュウリです。苗がもうこんなに大きくなっています。




1昨日定植したようですが、トマト苗が元気がないということで水を与えていましたね。苗が寝ているような状況でも水を与えると元気になるから問題ないということでした。



灌水チューブが入っているんですが、この段階では株元に灌水した方が苗には良いということでした。このお婆さんはもう一つ工夫して合って、ハウスの脇にビニールが張ってありますがここにはインゲンを植えているんですね。スペースを空けないで土地は完全利用をしているということでした。
このお婆さんの栽培サイクルはこの時期キュウリ、トマトを栽培してお盆前に終了してトマトやキュウリの栽培したマルチ穴にインゲンを定植して11月まで収穫して11月にホウレンソウを定植して春先までホウレンソウの出荷してその後にトマト、キュウリを始めると言う1年間ハウスやご自分がほとんど休み無しの栽培です。ハウスの遊休が無くて素晴らしい有効利用ですね。最高です!肥料や農薬も教えていただき、ノートにメモしてきたんですが記事が長くなったんで割愛します。




野菜農家Bさんです。こちらも80歳を随分超えています。キュウリの定植作業をしていました。この婆さん、結構、言葉がきつくてずばずば言ってきます。自分的にはいちいち反応しないで話を進めていきます。




定植するキュウリ苗に最後の液肥を与える作業していますが、やかんで与えています。液肥を与えているということでした。この点は農家Aさんと肥料が違いましたね。




婆ちゃん、やかんが作業しやすいということです。50年以上やってきた経験則の様です。なるほどですね。




定植のハウスです。植え穴に肥料を入れます。この時点で肥料は大丈夫か心配しましたが、問題ないようです。



その次に虫対策の「アドマイヤー」を降りかけます。お婆さんどんどん作業していきます。お嫁さん(50歳代)も一緒に作業しているんですが、下働きに使っています。



定植もお婆さんがやります。お嫁さんは言われたことをこなしていくだけです。嫁姑対戦、婆さんの勝ちで主導しています。嫁さんは「愚図で要領得ないんだから」と婆さん、毒づくんですがお嫁さんは言い返さないで黙って従います。婆さん、まだまだ言います。嫁さんが前に勤めていたそうですが、そこが倒産して農業を始めたそうですが、婆さん曰く勤めればいいのに勤めないで農業に入ってきたと言います。自分は80歳もとうに過ぎているんで隠居したいんだけど嫁さんが農業に入ってきたので引退できないと嘆いていましたが、意外と喜んでいるような?息子さんはサラリーマンだそうですので農業とは無関係だそうです。




野菜農家Aさんの栽培サイクルは以下です。

トマト、キューリ栽培(4月~8月)⇒インゲン(9月~11月)⇒ホウレンソウ(12月~3月)

野菜農家Bさんの栽培サイクルは以下です。
キュウリ栽培(4月~8月)⇒キュウリ栽培(8月~11月)⇒ホウレンソウ(12月3月)
ナスなんかも植えていて一年中、休み無しですし、ハウスも休ませる時期は全くありません。凄いね。

野菜農家さんAと野菜農家さんBは隣同士ですが、栽培している野菜も若干違うし、肥料や農薬も若干違う。それぞれ自分流で確立した栽培方法を持っているんですね。
勉強になるなーー!

来春は苗の栽培方法を実践で教えてもらうことにします。接ぎ木も教えてくれるそうです。
また、野菜が大きくなったらまた来てねと言うことで訪問3回目で漸く、お友達になれましたね。しっかり打ち解けてコーヒータイム(カンコーヒーを持っていたんですよ)でいろいろ教えていただいた。ノートにメモしてきたし、写真も撮ってきたしね。良い勉強になったね。有意義な半日でした。

歳も歳だから来年も元気で生きててね。

張っているんで、プチットお願います。
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