吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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老婆心ながら神霊祭祀における心掛けとは No508

2019-02-02 22:28:47 | 神霊界考察
神霊祭祀というものはなんら裏付けのない抽象的なものであるが
それにいかに具体性を持たせ御神霊に生命の息吹を吹き込むかという事は
祭祀者にとって最も根源根幹的なものである。

仏教においては師から弟子へ伝法灌頂によらなければ
本当に仏を動かす力は得られないと説くが
日本神霊界の御神霊は祭祀者の至誠の直き赤心に感応して働きを成すものである。
門戸は開かれており、師から伝授される祭祀の秘密が特別にある訳では無い。
ただしそれは一朝一夕になされるものでは無く積み重ねの継続を求められる。
小さな種に水や肥料を与え芽を出し葉を揃え日々手入れをして大樹に育てるように
丹念に御神霊は祭祀されねばならず
その積み重ねが自らの御魂も、感応力も高め
降臨する神霊の息吹も必然的に大きくなるということである。
常に自分の在り方を糺し試行錯誤の努力が求められる。
そして最も大切なことは遜る姿勢である。
卑屈でなく尊大でなく遜ってはいるものの心願に対しては不撤退の姿勢で臨むこと。
そうであれば夜道を手探りで歩いていても一筋の光が射すものである。
道を踏み外すかどうかの一厘の境目がそこにある。











コメント (1)
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