「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

私のカセットテープ(2)

2010年08月12日 | 映画・音楽


私はカセットテープ出現から数年経って音楽を録音すると言う
素人にとっては画期的な方法に出会う訳で、それまで素人は
レコードプレーヤでレコードが聴ければ最高だった。

その時点でプロやさらにお金持ちのオーディオファンはオープンリールテープ
を再生するデッキをもっていた訳で、この写真のテープはオープンリールテープへの
憧れを刺激するデザインで金色、銀色の2巻を飛びつくように買った思い出がある。
大きな映画フィルムのようなドラムが左右でゆっくり回転する様は憧れの的であった。
カセットデッキに入って回転するこのオープンリールテープもどきを
食い入るように見つめては眼が回ったものである(笑)。









例のカセット棚を探していたら、いつ頃買ったものか忘れたが、未使用の封を切ってない
テープが何巻も出てきた。一巻1360円だからまだ高い時代。
初期のオーディオカセットデッキにはドルビーシステムON/OFFとともにテープモードなるものが
付いていて、ノーマル/クローム/フェリクロームの3ポジションが選択できた。
さらにもっと後の時代にはメタルポジションのタイプⅠ~Ⅳ登場した。

後々、ドルビーシステムとかテープポジションなるものが、ミニコンポの時代に入って
未対応の機種ばかりになって、本来の原音再生不可になって苦労した想い出がある。
というか、このカセット音源のデジタル保存を夢見た頃には、大がかりなシステムコンポは
なく、簡単なラジカセで行う事になるのである。

原音再生どころかメロディーとその頃の雰囲気を残すのがやっと(爆)

次回はちょっと重い話(爆)


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コメント (4)
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