「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

線刻象嵌・・焼成がわからない

2009年08月15日 | 陶芸作品

30年近くこの技法を追求してこられた方の素晴らしい大皿の作品を見て、
真似てみようと思い、とりあえず小皿に針で線を彫り、白化粧土を筆でトントンと入れて行く。
ある程度乾燥させて、余分な白化粧土を削り取るのだが、元々浅い溝の周りを削り取るのは
至難の業。深く削れば線自体も消える。浅く削ると周りに白化粧土が残り線がきれいに出ない。
初めての物まねでとりあえず、焼いてみようと思ったが、釉薬をどう使われているのか
焼成方法もまったくわからない!!

放置するわけにもいかず、
周りに薄く透明釉を掛け、象嵌付近を焼締めにしたら、どちらも中途半端。
せめて全体に透明釉を掛けるか、全体を焼締めるか・・・
いずれにしても恥ずかしい程、イメージは程遠いものに。

そういう訳で、小皿で終わり、中皿にも行けなかった失敗作品です。



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コメント (4)
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