「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

初めての本焼きエラー

2009年08月06日 | 焼成


この小さな電気窯で自宅陶芸を始めて、初めて本焼き中にエラー表示が出た。
現在の炉内温度を表示する窓に「E-02」のエラー表示。
これまで数回「E-03」のエラー表示が出て、本焼きの開始スイッチが入らないことはあった。
そのたびに電源を切ってみたり、ドアを押してみたり、何とかスイッチが入った。

しかし、本焼き中にエラーが出たのは初めての事。
それも何時、何度の時点で出たのかわからない!
普段は就寝前に温度の上昇を確認するのだが昨晩に限って、
妻の「確認せんでよかと??」の声に「よかろ!」と寝てしまった。
確か昔、こういうのを「マーフィーの法則」とか言うとったな(笑)

昨晩、夜8時にスイッチONで開始して、12時間焼成、うち1時間ねらし。
毎回翌朝、ねらしに入っている朝7時から8時の間に妻が最高温度であることを確認する。

今日は睡眠薬で爆睡中の私に「エラー表示の出とっよ!」と報告あり。
「ううううーーーん」と寝ぼけた返事。まだうつろなのである。
うつろながらも、この時点であわててもどうにもならんと認識はしていた。

我が家の窯には、間違っても銀座で開く個展用の作品や日本工芸展の応募作品や注文の作品が
入っていることはあり得ないのである。
だから、呑気である。

10時ごろ起きて見に行くと、排気ファンは動いていて降温中。
温度表示窓がエラー表示で何度かわからない。とにかく温度が下がるまで待つしかない。
何度でエラーになったのかわからないので、窯を開けてみて釉薬が溶けてなければ
また本焼きをするしかないのだろう。

ほとんどが天然土灰・藁灰を使った釉薬、溶けてるといいのだが!!


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コメント (8)
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