30年近くこの技法を追求してこられた方の素晴らしい大皿の作品を見て、
真似てみようと思い、とりあえず小皿に針で線を彫り、白化粧土を筆でトントンと入れて行く。
ある程度乾燥させて、余分な白化粧土を削り取るのだが、元々浅い溝の周りを削り取るのは
至難の業。深く削れば線自体も消える。浅く削ると周りに白化粧土が残り線がきれいに出ない。
初めての物まねでとりあえず、焼いてみようと思ったが、釉薬をどう使われているのか
焼成方法もまったくわからない!!
放置するわけにもいかず、
周りに薄く透明釉を掛け、象嵌付近を焼締めにしたら、どちらも中途半端。
せめて全体に透明釉を掛けるか、全体を焼締めるか・・・
いずれにしても恥ずかしい程、イメージは程遠いものに。
そういう訳で、小皿で終わり、中皿にも行けなかった失敗作品です。
一日一回、応援のクリックをお願いします
(1)線刻→化粧を塗る→おおざっぱに拭き取る→素焼き後、サンドペーパーできれいに削る。
または、
(2)素地に撥水材を塗る→撥水材の上から線刻→化粧を塗る(この時点で不要な部分にはほとんど掛かりません)→拭き取る→場合によっては(1)と同じ
こんな感じでその時々に合わせたやり方をしています。
参考になるでしょうか。
時々の御教示、本当に感謝です!
新しい工房&ギャラリーでの御成功を蔭ながらお祈りいたします!
この方がきれいにできます。
ただ、撥水剤は油性の方がよいです。
私は水性でやってしっぱいしました。
どんな細い線でもきれいにできると思います。
いろんな人のいろんな経験談をこうやって聞けるのは幸せな事です。
ありがとうございます!